反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

東アジアの人々との繋がり

核心は1)時代情勢の推移をどう見るか?コレに対する2)戦いの大きな方向。市民運動派ソウル市長誕生の詳しい事情。

IWJの宇都宮都知事候補単独インタビューにおける宇都宮発言の核心は1)時代情勢の推移をどう見るか? コレに対する2)戦いの大きな方向3)希望はどうなるのか?につきる。 1)については前回2014/2/1(土)記事「<地の群れ>の一人として精一杯、生き…

第二回。中国史、理解のキーポイント。松本徹さん「世界史研究」。<前振りNO2>近隣諸国、民族への敵対心を煽る連中が支配中枢から末端まで大量集住しているのは先進国で日本だけ。

松本徹さんは戦前、敗戦直後の中国史の先達、内藤湖南の中国史理解の踏み込んだ視点を踏まえたヒトと理解する。用語で言えば内在的<批判>(当該国の歴史に一端踏み込んで客観的事実を押さえて、歴史評価の基準を提供する)という立場である。 >歴史に立ち…

第一回。中国史理解のキーポイント。:松本 徹さん作成の「世界史研究」に対する<前振り>。次回から順を追って、取り上げる。

世の中は広いと、つくづく思う。 つい先日まで、松本徹さん、というヒトをマッタク知らなかった。 松も徹さんはグーグルによると、次のような経歴の方らしい。 「1933年8月19日 - )は、日本の文芸評論家。近畿大学、武蔵野大学の教授を経て、山梨県の山中湖…

欧米中心史観からの脱却、東アジア史観構築へのチャレンジと止めようのない世界史の趨勢。

欧米中心の世界史観の払拭を課題としている。コレがTPP的事態を根底的に見据える視座であると理解する。 東アジア史というトータルな歴史の流れの中に、日本史を位置づけ再構成する。 東アジア諸国の歴史認識の相違云々を云う前に、東アジア規模の大きな歴史…

北朝鮮核実験と東アジア、世界の激動情勢はIt's no use crying over spilt milk。(昔の受験英語。BC11Cの中国の故事より、零れたミルク。)世界の支配層は同じ穴の狢。

北朝鮮核実験!ニホン、マスコミどもはここぞとばかり、大騒ぎしているらしい。 先日、近所のタバコ屋の前を通りががった際、新聞スタンドに太目をやると、黒抜きの毒々しい見出しが躍っていた。一紙をヒョイと引き上げて、チラッと視線を注いだだけで、元に…

書評、第一回。「中国史概説」熊本崇編。「専制国家史論」。「1932年春」「刻々」宮本百合子。「日本の知識人」小田実。明石書店「最新フランス事情」。同「ドイツ」「イギリス」「メキシコ」。

1、「中国史概説」。 現在は過去の集積であり、将来は基本的にその延長線上からは出ないものなのである。 北方征服騎馬民族(匈奴ーモンゴル族ー満州族など)による、中国基幹民族である漢民族支配の頻発してきた歴史にもかかわらず、中国史におけるファン…

自民党憲法改正草案の前文にある<和を尊び>の<和>の用語を辿れば、古代朝鮮半島を統一した新羅の<和白>の<和>に至る。

自民党の憲法改定草案の注目箇所。 <前文> 「日本国民は、国と郷土を誇りと気概を持って自ら守り、基本的人権を尊重するとともに、和を尊び、家族や社会全体が互いに助け合って国家を形成する」 >ここで云う<和>の元々の意味を遡ると<和白>に辿りつく…

自衛隊に破壊措置命令=野田首相「万全な態勢を」―北朝鮮ミサイル。日米韓中、当局による師走、総選挙向けた<軟な日本国民への揺さぶり>。果実の一杯実った木は下から揺すぶると熟した果実は簡単に落下する。

時事通信。12月7日(金)9時4分配信。 「政府は7日午前、首相官邸で安全保障会議を開き、北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射に備え、自衛隊法に基づく破壊措置命令を発令する方針を決定した。北朝鮮が10~22日とした予告期間を目前に控え、迎撃態勢の構築を急ぐ。…

明治初頭の一揆、内乱内戦、騒擾事件メモリーから、第1回の補足。植民地化過程の朝鮮側の主体的問題点は長く続き過ぎた李王朝の両班特権官僚支配層の民間への肥大化。日本韓国朝鮮の共通の歴史認識を探る。

第1回の記事を書いたあと少し振り返ってみると、修正すべき点が出てきた。自分の基本的な考え方の根幹部分を蔑にしている。メモを見ながら書き飛ばしているから、どうしてもそういう雑なところが出てくる。 「1858年、日米通商条約の関税自主権の放棄、…

3秘書反動判決に見られる小沢排除は東アジア新「冷戦構造」の妄想に国民を引きずりこむ日米支配層の政治軍事路線画策の一環。

東大のセンセイをしている、カンサンジュンさんの「政治学入門」をざっと読み終えた。 さすが東大に招かれただけあって、今の政治学者でここまで「仕分け作業」?をできる人はいない。 在日韓国人としての、アウトサイダーの目、アジアから見通せる目、自身…

1951年、丸山真男「日本におけるナショナリズム」の認識から60年経過した現在。当時の問題意識、課題を再検討してみる。

「阿修羅サイト」において思想雑誌、月刊日本に発表された亀井静香さんの発言が採録されて、最近では珍しいほどの膨大ともいえるコメントが寄せられて居た。 ただ、気になったのは、亀井発言のトピックとでもいうべき彼独特の歴史哲学が披歴された冒頭部分へ…

靖国神社に大挙して国会議員が参拝しようが自由だが、アメリカに従属し覇権を内外に求める日本帝国主義支配層のイデオロギーとその体制の正当化は許さない。

靖国神社に国会議員が大挙して、8、15に参拝しようが、本人たちに政治的自由がある。 その行為を毎年薄っぺらなリトマス試験紙の様にマスコミが大々的に報道するから、問題点が矮小化される。 いっそ、無視したらどうだろうか?なにも報じない。 そうする…

なにせうぞ くすんで 一期は夢よ ただ狂へ!

日は東に昇り、西に沈むが、傾いた命の夕日が沈むと、再び東から昇ることはない。ヒトの生は一回限り。 宇宙、大地の永遠の輪廻からすると、ヒトの一生は瞬きのごとく、無きに等しい。瞬間の様な一生ならば、死ぬも生きるも大した違いはない。 前の記事、「…

沖縄の最北端、国頭郡一帯がヤンバル。2万2千hの30%が米軍演習地。20以上の米軍ヘリポートがあり、さらに高江地区に新たなヘリポートを建設中。住民が反対している。

沖縄県国頭郡東村高江。ここに米軍が新たなヘリポート建設に画策し、日本の防衛省施設局が人員を動員して、米軍の代わりに建設反対の地元住民を強制排除し建設を強行しようとしている。 那覇から約、70キロ北上した太平洋側に普天間基地移設先と日米両政府…

日本は世界の工場、中国。新興急進主義輸出工業立国韓国。凶暴化した軍事大国アメリカに囲まれて揺らいでいる。

感覚的な事を書くが、日本では地政学という分野がこれまで軽く見られ過ぎてきたと思う。この分野で近年、論陣を張る学者評論家が出てきているが、ほとんどすべて、凝り固まった保守の論客であり、本当の日本国民の利益よりもアメリカの利益、アメリカの観点…