反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

9月8日(木)阪神 1  巨人3。金本談話、「ぼくの継投ミスです」←違うな、浅い。投手起用の問題じゃない、野球観がクルッテいる。前回の青柳投手のピッチングを初回の乱調と総括する自己中フォーカス。

承知のように阪神VS巨人の三連戦は、この対戦カード前で1勝9敗だった巨人の3連勝に終わった。その間、広島カープの優勝マジックは一気に減った。
 
甲子園の阪神戦まで巨人は肝心なときに借金を8も作ったことになる。
>この3連戦をみていると巨人の一気に8つも借金した理由がわかるような気がした。
>巨人のチーム力は確実に昨年、一昨年(2015年、リーグ優勝を果たしたがCSで阪神に敗退)。
そして2013年リーグ優勝CS勝利<日本シリーズ楽天と接戦を演じた年)よりも弱くなっている。
 
>そんな巨人に金本監督の阪神はほぼ全試合、力負けに等しい3連敗を喫した。
巨人はリーディングヒッターハーラートップを独走し、長打力もある坂本遊撃手(チームリーダーでもある)を膝の自打球故障で欠いての戦いだった。
 
>坂本選手の先発メンバーの出場があれば、阪神はもっと力の差がハッキリするように、コテンパンにやっつけられていただろう。
三連戦の最終戦の結末は、その坂本遊撃手の(ノーアウト1、2塁。共に青柳投手の死球で出塁)藤川球児投手のアウトコースより高めにスッポけたホークボールを軽打で巻き込んで打ったようなレフトスタンドへの最短距離のHRの一発で一気に3点を入れられ試合は決した。
 
>TVで打者坂本の打撃を注目してみると、バットの芯に当て、最低で1アウト2,3塁のケースを目指していたようにみた。
ペナント最終局面で首位打者独走中、長打力もある坂本選手に、こんなインサイドワークの効いた対応をされると、ソレを力で上回る可能性のある投手でなければ、対処できなかっただろう。
 
>今の藤川球児投手では無理だったと云う事で本人も結果論ではなく、マウンドに歩むときから、直感していたのではなかったか。ソレが初球のアウトコースに外れる力のないストレート表れていた。
マウンドに上がって今が旬のセリーグの三本の指に数えられる打者にこの窮地で投げなければならない、悲しみは中継ぎ、そしてストッパーに回ってからの輝かしい球歴にはなかったものである。
 
藤川球児投手はプロ野球入団後の雌伏の頃の屈辱を、今追認しているといって良い。野球人生は巡り巡って原点に還ったのである。

藤川球児投手を初めて生で見たのは、甲子園の高校野球全国大会だった。
高知商業のエースで4番だった。
センター方向から見た藤川投手の投球フォーム、球筋は素晴らしいと今でも脳裏にネガフィルムのように残っている。体型はいかにもピッチャータイプ。体も柔らかそうだ。
ストレートは140キロを超えていた。
カーブに大きな落差を認めた(高校生にしてはカーブが大きく曲がった)。
高校時代カーブの良い投手は大化けする可能性がある(ソフバン工藤監督~名電高校)
腕の振りが良いのである。
 
阪神タイガースが1位指名したとき妥当な選択だと思った。
 
阪神入団以降、2軍時代の藤川球児投手の投球フォームと球筋を、狭い鳴尾浜球場のバックネット1塁側から、幾度も観察し続けた。
 
彼は野球の天才である。
左打席のバッティングフォームと打撃をみたとき、つくづくそう思った。
 
2軍での雌伏時代(監督は岡田影布さんだった)の投球フォームは、腰高気味で、権藤さんのように、踵を立てて
ワインドアップしていたと想う。綺麗な投球フォームで球筋の角度はあっても球速はさほどでていない様で、相手を圧倒できるほど抑え込めてはいなかった。適度に撃たれて、最後は帳尻を合わせていたと云うところだった。
天賦の野球センスが備わっているのである。
コントロールは2軍投手としては悪くはなかったが、適度に撃たれているところをみると細かい制球力はなかった、というべきだろう。体型は中継ぎで活躍し出した頃と大きな変化はない。
 
今にして想うとこの投げ方では如何に体力をつけても伸び代はそんなに大きくはなかった、だろう、
 
>かれは、何処かで激変し、天賦の才が満開した投手である。
山口投手コーチとの出会いが、その激変のきっかけだろう。
山口投手コーチは、藤川球児投手の天賦の才を引き出したのだ。
 
藤川球児投手は天賦の才にパワー、そして技術力が伴っていたから、活躍できた投手である。
 
筋肉量をつけてブンブン速い球が投げられるようになった投手ではない。試行錯誤の結果、高いレベルに到達した努力の人でもある。ある野球理論に基づいて、鍛錬して結果を得た投手である。

以上のように藤川球児投手の過程を垣間見ているモノとしては、彼は阪神にとって今後とも得難い人材であると想う。大リーグ挑戦も自分の野球人生の中でチャレンジの機会を生かした有意義な機会だったと考える。
そのような機会を与えられるものは実際のところ少なく、結果は問題でない。
 
現状は藤川球児投手の渡米前、渡米中、渡米後、を精査すると、物理的現象としての力の衰えであり、仕方がない。
藤川球児投手の、こういった一連の事象を正確に捕らえられなかった、モノどもの浅はかさが2016年のシーズン前、シーズン中に露呈しているのであって、グローバル資本制の下では、特殊市場における自らを共同幻想じみた付加価値付きの労働力商品化せざる得ない選手側に、責任はない。
 
労働力商品の等価交換を実現できない雇用する側、労働力力商品の価値に見合って使う側の問題を問わなくてはならない。
 
今回のテーマでは前者の問題には立ち入らないが、監督金本、作戦バッテリーコーチ矢野、付随しこう云った輩に追随する香田コーチの責任は重い。金本「縁故」採用のブルペンコーチ金村は論外で初歩的なハードルもクリアーしていないと見る。
 
一般論を語っても「反俗日記」の記事にする意味がない。具体的に指摘する。
 

阪神VSヤクルト 8月27日(土)
試合結果
阪神2 ヤクルト5 
安打数阪神6失策1  ヤクルト5失策1
戦評
ヤクルトが4連勝。ヤクルトは初回、無死二三塁から山田の内野ゴロなどで2点を先制する。その後2-1で迎えた6回表、バレンティンの3ランが飛び出し、追加点を挙げた。投げては先発・石川が通算150勝を達成。敗れた阪神は、先発・青柳が試合をつくれず、打線も振るわなかった。
 
勝ち投手 石川←通算150勝を高校時代の想いでの甲子園で飾った。(秋田商業
負け投手 青柳
 
W。このは戦評の赤色強調部分は、間違っている
青柳は1回は乱調であったが、レフト高山がとんでもないエラーをして窮地を広げている。
この日は地上波の中継放送があった。解説は江本、金村義明だった。

1回表 ヤクルトの攻撃

  • 1:試合開始
  • 2:坂口 一度もバットを振ることなくストレートのフォアボールを選ぶ 1塁
  • 3:三輪 レフトへのヒットで出塁
  • 4:高山(左):ファンブル 2,3塁
  • 5:山田 サードゴロの間にヤクルト1点をあげる 神0-1ヤ 1アウト3塁
  • 6:バレンティン ショートゴロの間に三塁ランナー三輪が本塁生還 神0-2ヤ 2アウト
  • 7:今浪 ど真ん中のツーシームを打つもショートゴロ 3アウトチェンジ
得点: 2、 ヒット:1四死球:1
 
1回のヤクルトの攻撃は地上波では時間外だったが、金村いわく、1回だけみたら、どれだけ長い試合になるかと思った。金村は金本ヨイショにためにお呼びがかかった、受け狙い露骨な3流タレント野球解説者である。このヒトことは金本矢野等のこの試合の青柳の投球に対する間違った総括に繋がるものである。
 
>青柳は、得点力の極端に弱い阪神からみると、先発・青柳が試合をつくれず、になってしまうが、5回まで初回の2点だけに抑えており、阪神は1点を返しているのだから、試合は作っているのである。
 
問題は6回の3点を取られて経過である。
 
6回表 ヤクルトの攻撃
 1:坂口 レフトへのヒットで出塁 1塁
2:三輪 見事送りバントを決める 1アウト2塁
3:山田 デッドボールを受ける 1,2塁
4:バレンティン 1アウト1,2塁の3-2から左中間への3ランホームラン 神1-5ヤ

5:今浪 内角の真っ直ぐを見送りフォアボールを選ぶ 1塁
6:鵜久森 高めの真っ直ぐを打つも6-4-3のダブルプレー 3アウトチェンジ
 
得点: 3、 ヒット:2、 四死球:2
 
6回のバレンティンの3ランHRの後、7回に降板した青柳の談話のレポーター紹介は「一回の2点を取られて乱調」を反省材料として挙げるだけだった。
 
>このレポートを受けて解説江本は「間違った反省、周りが云って聞かさなければ~。コントロールの悪い投手に初回の乱調はよくあること。それよりも、6回の投球をおおいに反省してもらわなければ~」
 
 
確かに、江本は6回を青柳の試練と見た解説をし、金村も試合の流れから江本節に追随していた。
野球のセオリーからして5回まで2点に抑え、自軍が1点反撃し、青柳が5回のマウンドを0点に抑え、6回のマウンドに上がった時点で、OKとしなければならいのである。
6回~7回を3点以内に抑えたら、先発投手の責任は一応果たしているのである。コレが長いペナントレースの基準点である。各チームの防御率をみると、先発投手がこのラインに踏みとどまれば、長いペナントレースの視点で見ると、チームは勝ったり負けたりできるのである。
 
したがって、問題は6回の3点取られた青柳の投球にある。
 
 
その後、香田コーチの談話がレポートに追加されたが、<6回については、一言の言及もなく、1回の乱調を反省材料としていた。
 
 
ココに阪神の後ろ向きの汲々とした野球の本質が表れている
コレは投手陣だけでなく打線のフレキシブルさを欠いた対応にもあられているとみる。
もっと詰めて云えば、金本矢野等の野球観の行きつこところを端的に物語っている
 
一見、若手を登用しフレッシュな野球に見えるが、実は自らを小さく小さくする<委縮野球>である。
結果として、そうなってしまうのである。
したがって相手との勝負に負けるのは当たり前だ。
 
和田豊野球の絶対批判者が、その上を行く委縮野球をやっている。
 
過程として結果として、そうなってしまうところが勝負事の奥深さである
 
この症状にはどんな手当てもできない、薬もない。
自分の分を悟って、勝負から降りるしかない。ソレができない環境を監督金本を構想した段階から、阪神球団サイドオーナーは作ってしまったのである。
金本側から勝負を降りることはない。無責任に想いで作りのために監督を受諾したのだから、結果についての苦悩は自分が他人にどう思われるか気にすることだけである。<今だけ自分だけ>そして3年契約のカネだけのお気楽金本である。
勝負を張る軍資金は球団サイドから3年契約、関西マスコミの支援、として与えられているからだ。
 
更に関西マスコミは、政治的理由もあり、金本批判をタブーとせざる得ない。
批判を徹底するとその核心に迫らざる得ない。
*****
おそらく1回の青柳の投球は、球数を使ってヤクルトの攻撃時間が長く、汲々としたもであったのであろう。
 
しかし、文章化すると、高山のエラーが得点経過で大きな比重を占めることは明らかである。
 
解説者江本は、自らノーコン投手の経験を持つので1回の青柳をドライに語れるのであり、ソレが青柳にとってむしろ正解の指導的視点である。
 
根本的な問題を抱える制球力の悪い投手は是正できない。
青柳投手がコーナーワークを会得できるとは想像できない。
 
江本さんは毎回、青柳の踏み出した足の開くのが早すぎると指摘しているが、スリークォーターからサイドに腕の軌道を描く独特の投球フォームで修正が可能なのか、疑問である(サイドスローに限定できない腕の振りである))。
あの独特のフォームがあるから、打者は打てない、とみる。
 
>こんな首脳陣の戦況の見方は打線に反発力のない阪神の異常な狭苦しい受け身の野球の目玉でしか、戦況をみれない、総括できないし、投手にもその範囲でしか指導できない現状をモノがっている。
 
繰り返すが、この試合で青柳の反省点は、6回に崩れ、3ランHRという決定的な5点を献上したその過程、そして結果である。ココが改善点というか、突破すべき課題である
 
金本等の視点に立てば、青柳の球数に敏感になり、突如崩れることを想定し、救援投手の段取りをしておくべきであったが、ソレが藤川だったことを、金本は継投ミスとしているのだろう。
 
確かにそれは結果をみれば間違いのない反省材料だが、それ以前に上記に指摘した大間違いの青柳の投球に対する委縮した金本阪神野球の見方がある。
 
この間の試合の結果を踏まえた、ブルペン投手陣の序列もハッキリしていなかった。
 
なんとなくの感覚で藤川投手の現状が見えていなかった。以前の矢野の「大分雰囲気が出てきた」などという情緒的矢野発言を読んで、素人感覚でもおかしいとおもった。
 
この試合の記事を受けてのコメントに防御率4点云々があるが、先発時代の失点もかなり影響してのモノで、救援に回ってからの防御率が肝心で、多分、金本等は救援に回ってから、なんだかんだいっても抑えているから、藤川の経験にかける情緒もあった。
しかし藤川の登板内容まで立ち入って、ブルペンの序列を明確にできないところに奥深い資質欠落を感じる
 
>いずれにしてもコメントを寄せたファンの方が、冷静にブルペン投手陣の序列をつけていたと云うべきだ
素人にも劣る首脳陣に付ける薬はない。
一事が万事、失態はイロイロな形で繰り返される。来シーズンも。
 
資質なき不適格者来シーズン<不合格者><落第者>になる
 
>金本等の批判をしないで叱咤激励すべきが<真の阪神ファン>らしい。
<真の阪神ファン>とは一体何ぞや?そもそもプロ野球とは何ぞや?
 
>自分こそは暗黒時代を知る阪神ファンで、今の現状を騒ぐのは、未熟者などという見解もよく見受ける。
自省足りず、対象に対する分析力の欠落した見解である。
 
>ソコに野球があるだけ。コレに尽きる。
 
対象にどう接しようが各々の勝手。
 
自分の立場から言えば、言論の批判よりも、甲子園でグランドの試合内容にかかわらず大騒ぎしているファンの方が、一部のファンに迷惑をかけているとみる。
 
プロの野球はあんなに大騒ぎして観戦するものではないと想うがーー。
 
最初からそうだったのではなくある時期からその傾向が激しくなった。
悪貨が良貨を駆逐した、と云えば云いすぎか。
 
鳴り物入りの集団応援スタイルに付和雷同するのは、球場での個人の自由な野球観戦スタイルの放棄である。
 
プリ野球特定球団のファン~~基本的に個人であり個性である~~に同じ、ファンの立場のモノが特定の共同性を扇動するのは間違いである。
 
野球の本質にも反している。
 
一端やり始めたら元どうりには自制できない。
マスコミや球団も易きに迎合する。その究極は小銭を積み上げ金も儲けをするためである。
 
丁度、広島カープの優勝も決まることだし、付け加えておく。

9月8日(木)神 1vs. 巨3
 
10日前の間違った教訓の付けが劇的に回ってきた試合だった。 
 
金本等の根本的な野球観、資質が問われているのであって、「ぼくのミスでした」などというのは、監督として己を知らいないヒトの云う言葉である。
 
反省も一面的、その場限りになる。
藤川はこんな場面で使えない、余りにも遅きに失した反省、ただそれだけである。
そして別の適材適所の使い方もできないのである。(阪神ブルペンの現状では藤川は欠かせない戦力)
交換価値はないが使用価値はあるレベルだが。
 
ソレができればコレほどまでの借金はなかった。
首脳陣の想いこみの期待値が現状とかけ離れている。
 
鳥谷選手に対する態度にソレは劇的に表れた。
キャンプ前の超変革キャッチコピーに踊る金本 「鳥谷が変わらなければ、阪神は変わらない
ソレを受けて鳥谷選手 「ぼくはもうおっさんですから
~金本のことだから、公式戦が始まって鳥谷の不調が続くと鳥谷、憎しが始まり、金本ー鳥谷も個人的対抗軸をチーム内につくり、勝負の妨げとしてしまった。実に解り易いヒトである。
 
次の対象は藤浪晋太郎で、此方も対抗軸を作ってしまった
ようするに監督の自己責任の有力選手への転嫁である
 
先発で調整してきたひじ故障手術のベテランの実績のある投手を間を置かないで救援に回す配慮のなさには驚く。
故障明けのルーキー高山選手も2軍でもっと調整すべきだった。
坂本捕手は2軍で鍛える期間が短すぎる。
 
他所の強い球団がそうしているから云うのである
阪神は拙速で有能な人材を毀損してきた。
 
金本等の体質では、試合を積み重ねる毎に、大切な記憶は上書きされて、消えてなくなる
ショートカットの首脳陣たちが仲良くやっている。