反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

2011-08-04から1日間の記事一覧

「隠者の文学」石田吉貞は革命的名著。虚しくなって(無常)出家し絶対的孤独(サビしい)を選択するも、物的貧困(ワビしい)になる。西行、長明、兼好等はその苦悶の世界に、「ワビサビ」の原点を見出す。

大学で国文学とかその関係方面の学問を学んだ方はタイトルの様な観点を多少知っているかもしれないが、私が習った高校の古文の教科書では、タイトルの様な観点からの説明は一切なかったように想う。 グーグルで「ワビ、サビ」を検索してみるとさすが、「ワビ…