反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

2014-02-06から1日間の記事一覧

第二回、幕末甲州天保一揆への道。~一揆、騒動の理論編終了~

第二回、幕末甲州天保一揆への道。ー公的正当性と民衆の正当性ー 百姓一揆と変革 W.ここで佐々木潤之助の語っていることのキーポイントは理想とする変革運動のパターンが日本にあって初めて成立する話。 それがないならば、どうしたら、作っていけたのか…

第一回、幕末甲州天保一揆への道。ー公的正当性と民衆の正当性ー

本論の目的 佐々木潤之助著「江戸時代論」に沿って、幕末の村方町方の階層分解を基盤として戦われた暴力一揆、を 江戸時代論の真ん中に位置づける。 幕藩鎖国体制は、日本人を政治的経済的思想的に閉じ込めた長期停滞社会だったと総括。 日本が鎖国しなけれ…