反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

オスロ合意から20年。パレスチナ/イスラエルの変容と課題 引用前に。

           <目安となる<参考資料>
     ヨルダン川 西岸  
 総面積  5,660 km2~(イスラエル人を除く117万人。人口密度 472 人/km2 農村地帯である。
~千葉県約5,000km2。人口600万人~
~W。西岸地域の入植者人口は見つからなかった。情報を総合すると20万人弱~  
   参考資料 今月の衛星画像 Vol.7-08   2005年08月号
リモートセンシング remote sensing 衛星画像 ヨルダン渓谷 ...
「ヨルダン渓谷縦貫道」 転載禁止なので、ホームページに画像。
<NO1の衛星画像>W。北側から南を臨む変則画像。(南側~死海方面~が衛星画像の上になっている)
    衛星画像の解説記事の引用

ヨルダン川は、アンティレバノン山脈に源を発し、ティベリアス湖(ガレリア海)を経て死海にそそぐ。ティベリアス湖から死海までは約100kmというところ。
川に沿って縦貫道路がイスラエル側とヨルダン側にある。
ヨルダン川の両岸はともにヨルダンの領土であったが、1967年の第三次中東戦争以降、西岸はイスラエルの領土になってしまった。
死海の南西には、ネゲブ砂漠が広がるが、イスラエルはティベリアス湖からここまで水路を引き、農耕地を造成しているという。
 
ところで、死海の北側のヨルダン渓谷をみると、東側のヨルダンでは、矩形の整然とした耕地が目を引く(画像2)。
>現地で眺めると、これらの多くはビニールハウスであった(写真1)。
>ビニールハウスの傍らには、井戸が見られることも多く、沖積低地の豊富な地下水を大規模に汲み上げているように見える。
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     ヨルダン
面積 92,300km2(110位) 総計(2012年) 6,318,000人(???位)W。国内にパレスチナ難民多い。元、イスラエルとともに占領していた西岸地区のパレスチナ人はオスロ合意を受けて、法的処遇に違いを設けている。
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>ところで、ヨルダン川は降水量の多い季節ほど、塩分濃度があがるという。
W。地表は塩分残留度高い。
W。ちなみに巨大な内海、地中海は流入河川少なく塩分濃度は高い。澄んだ水に魚は住まない。漁獲量は少ない。
W。自給自足できなければ、経済交流に頼るしかない。共同体同士の相互衝突を緩和し、広く束ねるためにはW。強烈な宗教政治イデオロギーが求められた。
W。東アジアの風土歴史環境とは、大きく異なっている。
W、コレ等が地中海文明の発展と衰退の大本(とくに東地中海地方)。巨視的にみると、中東の現状のもめごとの遠い原因はここにも見いだせる。
そして①外部介入勢力のさまざまな手口を使った巧妙なコントロールの浸透と反発、②宗教と③油にまみれのもつれきった政治状況。

自力で克服できるのは②である。
 
 
 引用 「フランスにおける脱宗教性(ライシテ)の歴史」 ジャン、ポペロ著 白水社文庫クセジュ。P39。
「大局的見地から云えば、
世俗化に含意されているのは、宗教の正当性が、社会文化面で、暫時的、相対的に失われていくことである
ソレは社会の様々な点に関係していて、宗教はこの動向に参与したり、適合したりする
 
コレに対して脱宗教化は何よりも政策に関わっていて、その目指すところは、市民権と宗教を分離し、国家と宗教を互いに独立させ制度として宗教の社会的重要性を低め(さらに制度的に廃止し)ナショナルアイデンティティからあらゆる宗教的側面を取り除くことである。」
 

これ以上書くと論じる必要がなくなる。
 
   引用文
>この流域の自然の特性をないがしろにした過度の水資源の利用が、徐々に悪影響を及ぼしてくるかもしれないと思えるほど、大規模な農業と見えた。
このあたりの事情をいろいろ探ってみると、幾つもの調査、報告があるようで懸念される状況にあるようだ。
W。農業用の地下水に影響。占領してやりたい放題。→「死海の南西には、ネゲブ砂漠が広がるが、イスラエルはティベリアス湖からここまで水路を引き、農耕地を造成しているという。」
 
W。前回の記事で、ウルトラ、ユダヤ教徒の入植地の環境破壊の報告を取り上げた。
>なお、あのイスラエル人のテルアビブ大学歴史学教授の記事。西岸、植民地規定は、シオニズム建国、難民発生という大本の歴史的事実の巧妙な隠ぺいがある。
イスラエル本国が国民国家を基にした帝国主義であるかのごとき誤解を生み、シオニズム建国、戦争による拡張によって発生した大量の難民の存在を否定している←帝国主義時代の分捕ったモノのものと云う論理、国際法違反である。

>あのような微妙な論法を使って相手を錯覚させ、真の問題の所在をごまかすのだと改めて知った。オスロ合意もそういうところがあった、と研究論文を読み込むことが可能。まんまと騙されたのだ。
>以上、今回取り上げる研究書のパレスチナ難民問題に対する正論によって、啓発された。
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      画像2 ヨルダン川下流域の農地 LANDSAT ETM+ RGB:321, 2002/3/8
  解説文
「蛇行するヨルダン川のヨルダン側(右)は整然とした農地が広がる。灰色の矩形はビニールハウス。
ヨルダンの縦貫道にくらべ、イスラエルの道路は太く整備されているように衛星画像からは見える。
W。隔離壁、入植地、検問所 専用道路は西岸A、B、C(約半分の面積である。イスラエル完全統治下)地域分断の治安維持の柱。
      写真1 ヨルダン川東岸のビニールハウス群
      写真2 ボーリング作業現場
断層崖から少しヨルダン高地側に入った低地で見られたボーリング掘削現場。地下水のくみ上げ井戸だとしたら、ずい分大掛かりなボーリングだ。
W。浅い地下水は塩分濃度高い。

      写真3 街道沿いの町
右は野菜や果物、左は履物を売る店。ヨルダン渓谷の農地にはバナナ農園も見られた。街道沿いにはこのような町がいくつかある。<その間には検問所も>。
      写真4 ヨルダン渓谷縦貫道
日干し煉瓦の遺構丘から眺めおろした。左側の高い木に囲まれた果樹林はかんきつ類。街道は農作物を満載したトラックが行き交う。
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      Vol.17-06   2015年06月号
画像は転載禁止なのでホームページ参照。
      
 
   画像と写真の解説文引用
「ユーフラテス中流左岸のスコリア丘 シリア,<ラッカ>W。IS拠点 近郊にて」
先月号で扱った地域を北へ行くとシリアに入る.ユーフラテス川流域のこの地域は,現在ISの支配下にあり私たちは立ち入ることができない.

2007年,ラッカで雇った運転手の車でこの地域を走り回った.衛星画像で広範にわたって暗い地表が見える地域がある.
最初は湿地かと思ったが鮮明な画像を入手してみると,どうやら火山らしいことが判った.
W。地中海地方の地殻変動の影響を受けている。
ところが,当時は入手できる情報も限られており,とにかく行ってみようかということになった.
 
前日はマツダのピックアップでやってきた運転手は,この日タクシー(韓国製の小型車)で迎えに来た.彼は知り合いの車を借りまくって小銭を稼いでいるらしい.
ラッカを出て東へ.黒い山が見えてきたところで「あそこへ行ってくれ」と指さすと,道路を外れてひたすら荒野を走り始めた.
それでついたのがここ.どうみてもとても新しい.スコリア丘の断面が見える.足場は悪いが,なんとか上まで行ってみた.そこで撮った写真を何枚か載せる.
地形図は,旧ソ連が作成したもの.これはWebでDLたものだが,もっと上等な地形図はシリア製のものがダマスカスで容易に購入できた.
 
イタリアが作成した大縮尺の地形図もあるという.複製品の送付を博物館員に正式なルートで依頼したら,
彼は誰かに密告され秘密警察に数日拘束されたと帰国後に人づてに聞かされた.日本人と適当に付き合っていい思いをした と勘違いされ密告されたという.
数日の拘束は本当に気の毒ですまなかったが,いまの状況はそれどころではないだろう.彼をはじめ,世話になった方々はどうしておられるか.
 
W。対イスラエル国境線の4国(エジプト、ヨルダン、レバノン、シリア<ゴラン高原帰属問題>)のうち、臨戦態勢を維持してきた唯一の国だった。ソレが今、こう云う事態になっているということはどう云う事?

帰国後に,この火山のことを調べてみたが情報は無かった.写真をアップするので,数年ぶりに情報を探してみようかという気になった.
複数の火山データベースやこの地域の地質誌をあたったが時間切れ.相変わらず情報は少ない.またこんど.

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        ガザ地区    
総面積  約360 km2ほどの地域に150万人~大阪市226km2、260万人。名古屋市320km2。226万人>
 
W。現状、物流の動脈であったエジプト側の地下通路は軍のクーデターにより閉鎖。イスラエル側は厳戒検問体制。
イスラエル側はガザ地区への閉鎖状況を維持して、パレスチナ政治勢力の分断、屈服と暴発を誘発する戦略。IS、アルカイーダ系を謀略的に利用する手もある。

テロとの戦い、においてテロリズムの見本は人々の眼前に常に展示されていなければならない。
また、国家ーグローバル資本複合体の世界戦略は<低強度戦争>と<ショックドクトリン>。
>世界が平和になってもらっては、その戦略が通用しなくなる。イスラエルは最右翼(古代ギリシアの縦列歩兵集団の盾でカバーできない最右翼から出た用語だと思う)の手先である。 もっとも、いつの間にやら、最右翼でもなくなっている。 
 
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        <イスラエル>   
総面積  22,072km2  8,157,300人 人口密度 369.58人/km2←約370人/Km2  大阪市  人口密度 11,960人/km²
四国地方 18,800 km2 推計人口 3,850,624人  人口密度 204.7人/km2~ 
 
>人口過密になるほどの移民→ソ連崩壊。ロシアからの移民150万人、政治勢力化。
>2011年のイスラエルGDPは2,582億ドル(約20兆円)で、<埼玉県とほぼ同じ経済規模>である。
        ギリシャ国内総生産 (GDP) は2,418億ドル。
*特殊軍事国家。
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イスラエルの参考資料   
 
  ジェトロ経済研究所      
①第7章 イスラエル:社会経済的規範型の移行/ 池田 明史
http://d-arch.ide.go.jp/idedp/KSS/KSS041100_009.pdf  通読済み 
第三次中東戦争を契機に政治地図が変容がエスタブリッシュメントの上位は今でも東欧出身ユダヤ人(1967年までの政治理念は労働社会主義キブツシオニズム共同体、~)
テルアビブ大学の歴史学教授の論法も許容される社会体質。第三次中東戦争まで戦争では人の要素が戦争結果に影響を及ぼし、イスラエルとアラブの政治イデオロギーの差異が、戦争の結果に影響を与えたとみている。
イスラム教の本質は、極めて世俗的宗教(政治イスラムムハンマドの始原的闘争性を過大視しているだけ)で、人々は宗教フレームの中で牧歌的に暮らしてきた。
他方、乱入してきた自称離散ユダヤ人はユダヤ教選民思想を民族性の指標に、シオニズムという西洋近代の建国イデオロギー理論武装していた。
したがって、パレスチナ地方では最初から、地方の牧歌的政界共同体に乱入して排除するものと、される者の関係が、政治思想として存在していた。
 
②第1章 イスラエル占領地の社会経済構造/ 臼杵 陽
 ジェトロ アジア経済研究所
http://d-arch.ide.go.jp/idedp/KSS/KSS041100_003.pdf  ←未読!中東関連でこのヒトの名はよく目にする。
 
                                           
            
                                               ↓
                 [Part1] 日本の体験、17万冊の母子手帳に。離陸待つ「平和と繁栄の回廊」
                http://globe.asahi.com/feature/090316/03_1.html
「外務省は、JICAが西岸のヨルダン渓谷で計画していた農産品加工団地を中核に、地域経済のかなめであるイスラエル、ヨルダンを巻き込んだ共同プロジェクトを練り上げた。 「平和と繁栄の回廊」と名付けられ、06年7月、パレスチナ入りした首相の小泉純一郎鳴り物入りの構想としてぶち上げた。」
 
加工団地から加工品をヨルダンに運び出すためのアクセスは、テロを警戒するイスラエル側の理解が難しい。治安が回復しない限り、民間投資も当てにできない。」

W。臼杵 陽はシビアーな見方ができる→  「ヨルダン渓谷は、イスラエルにとって安全保障上、重要な場所。パレスチナ側に返す可能性は低い。長期的にはイスラエル側を利するのではないか」と、現地事情に詳しい臼杵陽・日本女子大教授は懸念を隠さない。
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 引用。ウィキペディア

>「ソビエト連邦アメリカに次いで2番目(建国から2日後、W。1948年)にイスラエルを国家承認した国である。W。体制イデオロギーには、反ユダヤ思想はなく、東欧シオニズム労働社会主義に親和性がある。
南北には470kmあるが、東西は一番離れた地点間でも135kmである。
 
        
 
        経済
IMFの統計によると、2011年のイスラエルGDP2,582億ドル(約20兆円)で、<埼玉県とほぼ同じ経済規模>である。W。後で示す米国援助の額は相対的に大きい。
一人あたりの名目GDPは33,433米ドル(2012年)で、ニュージーランド、イタリアなどと同程度の高水準である。イスラエルOECD加盟国であり、いわゆる先進国である。
 
 
貿易収支は慢性的な赤字となっている。
 
建国当時は産業基盤もない上に周辺アラブ諸国との戦争状態にあるという悪条件であったが、
>ドイツの補償金やアメリカのユダヤ人社会から送られる寄付金など海外からの多額の資金援助を受けて経済を発展していった
←W。初期イスラエルの経済規模を想定すると巨額。「ホロコースト産業」。
>またイスラエル経済の発展にはアメリカ政府からの累計で300億ドル以上という多大な経済援助が大きく寄与している。W、年間累計の意味。仮に当時のGDPを1500億ドルとすると巨額な援助。
>しかし、この<経済援助>は2008年以降は行われていない。
  
 
  W。食糧の確保はできている!どこかの国とは全く違う
イスラエルの農業技術は先進的で、国土のほとんどが砂漠または半砂漠で降雨量も少ないといった農業には厳しい環境ながら、
>食糧のほとんどを自給でき農産物の輸出も行う農業大国である
W。ヨルダン川西岸地区の入植者の生活水準が国内よりも高いのは、生産性の高いパレスチナの土地を入植者が占領していることも原因。
 
少ない水資源を有効に活用するため、水のリサイクルに力を入れ、リサイクル率は70%を超えているという。
>また水の利用効率が高い点滴灌漑 - Wikipediaを行っている。設備の制御は携帯電話などのモバイル機器からも可能であるという。
 
>取水も効率的であり、ヨルダン川の流域は3%しかイスラエルを通っていないのに60%を国内需要に充てている。
W。占領地の恵まれた水源から自国本位で勝手に取水しているということだ。少ないものを分け合うという理念がない!アラブにはある。
 
>国際平和研究所(SIPRI)によればイスラエルは2008年から2012年のデータにおいて兵器の輸出元として世界10位となっている。
>またエルサレム・ポストは、2010年度の武器輸出額が72億ドルに上り、世界4位になったと報じた。2010年の時点では兵器製造企業は約200社ほど存在する
 
       貧困問題
>特に4人以上の子供がいる家庭には手厚い福祉が施されている。←ウルトラ正統派ユダヤ教徒ヨルダン川西岸入植へ。
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~ウルトラ正統派ユダヤ教徒の実態について詳しい現地解説~W。ユダヤ教移民イスラエル社会の知られていない顔である。多産系家族は西岸植民地拡大の先兵へ。
参考資料 
 [PDF]イスラエルにおける ユダヤ教超正統派の思想と行動 - 中東協力.
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イスラエルの全人口のうち、およそ177万人が貧困状態にあり、うち85万人(総人口約800万人)は子供であるという。W。少ないものを分け合うという理念がない!アラブにはある。
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重要参考資料
イスラエル市民権を持つアラブ人の多産傾向が、やがてはイスラエルユダヤ人国家からアラブ人国家に変えるのではないかとの懸念を、ユダヤ人は、そして期待をアラブ人は長年抱いてきた。
ところが最近になってアラブ人の特殊出生率が急速に低下している。
イスラエルのアラブ系市民の間の特殊出生率の低下は、ある意味ではアラブ世界あるいはイスラム世界全体での低下傾向と同じ流れの中にある。たとえばエジプトでは1960年代には平均で6.5であった出生率が現在では半減して3以下になっている。レバノンでは5.5から 1.5まで低下している。
ヨルダンとシリアでも数値は7.5~8程度から3.5~3にまで低下している。
 
>アラブ世界の外側のイスラム諸国でも同じような傾向がある。
>イランやバングラデシュでも7から2.5程度まで急落している。
>こうしたイスラム世界の大きな流れから見れば、イスラエルのアラブ人の出生率の低下は驚くべき事実ではないだろう。
 
*驚くべきはイスラエル女性の特殊出生率の上昇である。
現在3程度であるが、これはドイツ、ロシア、ポーランドなどの2倍であり、先進国としては異常とも見える高さである。
 
*これに貢献しているのは、ウルトラ・オーソドックスと呼ばれる超保守的なユダヤ人の間の出生率の高さである。W。橋下徹の家庭のように7人8人の子だくさんは以前は普通で、親は子育て援助金で仕事をしなくても食っていけたが、その後政策的に修正された。
 
*だが、世俗的なユダヤ人の間でも出生率が上昇している。
*特に占領地の入植者の間での出生率の高さに注目が集まっている。←W。ウルトラユダヤ教徒が子だくさんの政策的是正によって、占領地に送り出されていることも原因とおもわれるが、占領政策によるものであろう。


*新たな人口動態が、あるいは人口動態の認識がイスラエルの将来の国家像の議論に大きな影響を与えるだろう。

>W。産めよ増やせよ、で子だくさんになるということは、やはり、現在のイスラエル社会は、帝国主義国民国家の状態になっているのか?
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貧困状態にある世帯の約75%は日々の食料にも事欠いているとされ、極めて深刻な実態が浮き彫りとなった。
イスラエルの中央統計局と福祉省の調査によると、2011年に福祉省に助成を求めた世帯の割合は28%で、これは1998年と比べて75%の増加に当たるという。
また、中道左派政党「労働党」の議員であるシェリー・ヤシモビッチはイスラエル国内でのワーキングプアの増大を指摘している。
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参考資料 世界は広い。
また、左派政党 メレツ - Wikipediaのハイム・オロン党首は「政府は(資本主義における)結果的格差を肯定しているが、貧困の根本原因を取り除かなければならない」と指摘している。
 
W。左派政党 ハダシュ - Wikipedia 
社会主義環境保護、アラブ系住民とユダヤ系住民の平等を党是とし、また、パレスチナ国家設立の支援、イスラエル政府によって作られた全入植地分離壁解体、パレスチナ難民帰還、ガザ地区封鎖解除などを主張している。
2006年レバノン侵攻にも反対した。ただ、ハダシュから分かれた新左翼組織「マツペン」とは異なり、イスラエル国家そのものは否定していない。
>ハダシュの主張するイスラエルの領土は、1967年の第三次中東戦争で提示された停戦ラインに基づくものであるべきとしている。
なお、ハダシュの一翼を担う政党にイスラエル共産党があるが、ハダシュの全議員がイスラエル共産党員というわけではない。」
 
イスラエル共産党 - Wikipedia 「2015年現在、イスラエル共産党所属のクネセト議員は3人いる。いずれもハダシュに参加」

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>2010年8月、(シャス - WikipediaW。ウルトラ正統派ユダヤ教の政党)の精神的指導者であるヨセフ師は「マフムード・アッバースパレスチナ人たちはこの世界から消え去るべきだ」と言う趣旨の発言をした。
*W。テルアビブ大学歴史学教授の記事では、彼らは宗教に異常に帰依しているだけの非政治的存在のごとく描かれている。
 
「2003年には宗教省がシャロンの手で廃止される(2008年オルメルト政権下で復活)。2009年2月の総選挙では、11議席を獲得し、ネタニヤフ政権と政策合意を交わした。
2015年それまで、野党であったネタニヤフ政権へ入閣することとなった。」
>また、同年10月に発表されたイスラエル中央統計局の報告書では、イスラエルの全人口のうち31%が貧困線以下の生活をしているという。
>また、同報告書ではイスラエルの子供の40%が貧困に直面しているとしている。
また、2013年に入ってから多くのイスラエル人がアメリカ合衆国やドイツなどへ経済的理由から移住しているという。
ヘブライ大学のモミー・ダハン教授は、この問題の背景として、イスラエル政府が社会保障や児童予算を削減し続けていることを指摘している。
W。軍事国家の軍事の負担は国民に転嫁。

    民族と言語と宗教
 2013年のイスラエル中央統計局のデータでは、総人口は802万人である。
>そのうちユダヤ人が604万人(75.3%)、
>アラブ人が166万人(20.7%)、
その他32万人(4.0%)となっている。アラブ人の大半はムスリムで、2009年のデータではアラブ人の78%がムスリムである。
 
>W。ユダヤ人の定義によれば、日系ユダヤ人もOK!
そもそも、2000年前にパレスチナにいたユダヤ人とシオニズムで移住してきたユダヤ人は別種。万世一系天皇家でさえ怪しいのに、まして。
 19世紀の半ば頃のパレスチナ在住ユダヤ人人口は1万人未満。イスラエルユダヤ人問題は西洋の生み出した問題。               
         ↓
*なお、イスラエルでは1970年に改正された帰還法により、ユダヤ人の定義をユダヤ教を信仰しているか、母親がユダヤ人のものとしている。
イスラエルは移民国家であり、
*出身地ごとに欧米系を アシュケナジム、←W。世界のユダヤ人人口のうち東欧系が80%を占める。エチオピア系など黒人系も存在する。
アジア・アフリカ系を セファルディムイスラエルでは比較的多い。

*オリエント系をミズラヒムと呼び、同じユダヤ人でも異なる人種の場合もある。
>1990年から2009年までの統計によればユダヤ人の人口は減少傾向にあり、対してアラブ人は増加傾向にあるという。
>これはユダヤ人移民の減少によるものとイスラエル中央統計局は推測している。