反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

各種の浚渫(しゅんせつ)船と機能、作業内容~機雷残存海域で浚渫できる機種もある~。タグボート、着岸離岸作業込みで1回20万円、スクリューは他の船にない特殊製。

 浚渫船(難しい漢字。しゅんせつ。他に適当なのはなかったのか。dredger=浚渫船。浚渫作業員.。Dredging=浚渫)。)
台船の隅の四角柱が異様である。水底に差し込んで浚渫作業中の台船の安定を図るのだろう、程度は想像できたが、実際の浚渫船の構造と現場作業の様子を知っておきたい。
 
浚渫(しゅんせつ)船 解説
引用
「浚渫工事に用いる浚渫船には、グラブ浚渫船 、ポンプ浚渫船、バックホウ浚渫船等の船種があります。」
W。良く解らないので詳しく解り易い解説を
  ↓
 
引用  社団法人 作業船協会 http://www.s-jwa.or.jp/workvessels/set06.html
イメージ 1バックホウ浚渫船 
2. バックホウ浚渫船
「 バックホウと呼ばれる油圧ショベル型掘削機を搭載した硬土盤用浚渫船。バックホウは、掘削深度および半径を大きくするために台船の船首端の低い位置に据え付けられています。
 船体を保持するためのスパッドが通常3本装備されていて、前部の2本が掘削中の船体を保持し、後部の1本を移動用に使用しています。」 ←W。3本のスバットで後部1本は移動用というところに注目。四隅4本では作業中船体に負担がかかる。
 
 
 
イメージ 2カッターレス浚渫船
砂吸入管を海底に設置させ水底土砂を水ジェットで掘削浚渫ポンプで吸い上げる浚渫船 です。
 
本船は、ラダー先端より噴射するジェット水で海底土砂を切り崩す方式を採用しており、
 
残存機雷水域でも安全な浚渫が可能である。また、通常のカッタ装置への取り替えも容易である。
W。凄いことが書かれている。戦乱海域に出動できる。
W。ポンプ系浚渫船の特徴は、先端の三角柱だ。最初の解説の写真では、三角柱とつりさげ装置の関係は不明だった。
 
 
イメージ 3グラブ浚渫船
グラブバケットによって水底土砂をつかみ揚げ、泥倉または舷側の土運船に積載する浚渫船で自航と非自航があります。作業時の船体固定及び移動方式により、①アンカー方式と②スパッド方式(アンカーレス方式)等があります
 
イメージ 4
 
 
 
 
 
 
YOU TUBE 動画
浚渫ってナニ? 船の安全を守るお仕事   港湾空港部近畿地方整備局
2016/05/17 に公開
神戸港六甲アイランド地区航路・泊地(-16m)浚渫工事(三工区)
https://www.youtube.com/watch?v=dH539lWLOJk
W。後方に見えるキリンが突っ立ったようなガントリー。クビが水平になっている状態がクレーン作業中。
数えると11機であり、少なすぎる。岸壁の長さ、広さが足りないのだ。上海港はガントリー32機を岸壁に一列に並べられる。大型コンテナ船の接岸離岸に手間取らない。

 大型化するコンテナ船に対応し、国際海上コンテナ貨物輸送のコストを低減するため、神戸港六甲アイランド地区において国際海上コンテナターミナルの増深改良を進めてきました。
 この工事では航路・泊地を水深16mまで浚渫します。←ココ重要!W水深16mは超大型コンテナ船が航行停泊する最低の深度。航路を掘削しているようでは、東アジアの最新港湾施設の国際競争では苦しい。
以前の特集記事で示したように、日本の港湾施設では超大型コンテナ船の航行停泊に手間とコストがかかり過ぎて敬遠されハブ港失格。
 
>港湾の歴史(古代中世近世)をみると、衰退の大きな要因の一つに流入土砂による航路、停泊地の水深の不足が挙げられる。
巨視的にみると日本の港湾もこの港湾衰退史の流れの中にある。傾斜度の大きい日本の河川は土砂を短期間に大量に運ぶ。四方海に囲まれているが、現時点で世界的良港は限られている。
浚渫費用は結局、停泊料金などに転嫁されるのではないか。
 
>浚渫で引き上げられた泥土の行方は埋立地ということらしいが、こんな軟弱組成の混入(化学処理しても本質は変えられないのではないか)している埋立地が急速に沈下するのは当たり前だ。軟弱地山だけの問題ではない。
 


次に興味の向かった先。
「動力は自身の船体を動かすだけでなく、自身よりはるかに大きく重い他船や構造物をも動かす必要があるため、自身の船体サイズには不相応な強力なエンジンを搭載している(たとえば、2000トン級では10000馬力程度のエンジンを搭載していることが普通である)。ただし、エンジンやスクリューは速度よりもトルクを重視した低速型のセッティングになっており、馬力の割に速度は出ない。 」
 
写真は出光ホームページ転載
タグボートの典型的な接岸補助作業                                     珍しい光景、5隻のタグボートと巨大タンカー
イメージ 5イメージ 6
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 7        タグボートのZスクリュー
日本ではZ-pellerが圧倒的なシェアを持っており、その影響で韓国・中国でもこのタイプはZ-pellerを搭載することが多い。」
 
タグボートの作業料金はどのくらいなのか、などという妙なことが気になった。
W。面白かった。
TBS
儲かる場所 日本の港 名古屋港
 
「まずは接岸する時。船の後ろ側を直接押す!」←W。良く調べている。本船は船首を岸壁に接近させ、<モヤイ>ロープを小船に渡し<モヤイ>取りの船は岸壁待機のヒトにロープの先端を渡す。本船は岸壁と結ばれたモヤイロープをぴんと張った状態を維持しながら、タグボートが船尾側面を押し続け徐々に巨大な船体を岸壁に近づけていく。もっと大きな本船の接岸作業では、船首と船尾の両方からタグボートで押さなければならない。
もちろんもっと多く出動しなければならないケースもある。
>大型輸送手段は各種あるが、こんな光景が見られるのは船舶だけである。
 
2隻のタグボートで押しても、接岸作業に40分以上はかかる。この時間プラス港湾内のスロー航行の時間。
という事で大型コンテナ船は条件のそろった岸壁を選ぶ。
 
引用
「このようにしてタグボートが手助けしないと、巨大船は接岸する事が出来ないのです。
スタッフ:カッコイイですね!

三洋海事(株)曽根功次船長:ハハッそうですね。
港の中の作業でも、こういうボートはなかなかいませんからね。

現在名古屋港では、20隻ほどのタグボートが活躍しています。

W。タグボートの仕事する時間帯は不規則。港に係留されている姿をみるときが多い。
 
加藤:スザンヌタグボートもびっくりしたでしょ?

スザンヌさん:びっくりしました。
でも、あれ一生懸命押しててかわいい感じがしますよね。
親近感が持てました!

森永さん:接岸と離岸のセットが1回で、どうやら20万くらいなんです!
付録
▼港のお仕事 水補給船
港に停泊中の一隻の船。その船内のタンクにすんごい勢いで入れられているのは…お水?

スタッフ:これ、特別な水なんですか?

(株)ナゴヤシップサービス 辻義樹さん:いや、普通の水道水です。

水道水が満タンになったら出航!
で、何をするのかというと、外国から来た船に水を補給する、という商売。
一回で200トン以上の水をポンプで送り込む!
で、このお水、いくらで売っているのかというと…

辻さん:1トン、作業料込みで970円くらいですね。

ん…1トン約1000円。
ところで、元の値段はおいくらなんでしょ?

辻さん:原水料は397円です
W。参考資料 ~~気ガスが大口利用者を安くして、そのしわ寄せを小口利用者(一般家庭)に押し付けているが<ちなみに日本の一般家庭のガス料金の設定は、世界有数道水は逆算方式なんだな
>民営化すれば、民間運営会社は自動的にカネが入ってくる仕組みを手に入れると云う訳だ!
 
名古屋市の水道料金は基本料金と従量料金からなっています。
基本料金は、水のご使用量に関係なく必要となる経費(例えば検針やメータの維持管理に要する費用など)に対するもので、水道をご使用になる目的や給水管の口径に応じて料金を設定しています。業務目的でのご使用や口径が大きくなるほど高くなります。
従量料金は、水のご使用量に応じていただく料金で、ご使用になればなるほど単価が高くなる逓増方式(ていぞうほうしき)となっています。
なお、口径が13~25ミリまでの主に一般のご家庭のお客さまが、生活に必要な水を確保していただけるように、2か月で12立方メートルの基本水量を設定しています。そのため、2か月で12立方メートル以内であれば、従量料金はいただくことなく基本料金のみでご使用いただけます。

1トン400円の水道水を1000円で販売!!
こりゃ、儲かりそうですね~!

辻さん:いやぁ~、船の維持費などを考えると割が合わないですね。

ホントですかぁ~!?
でも、これも港になくてはならない仕事なのです。
W。重油、潤滑油など油の補給船も港にはたくさんいるよ。
 
▼港のお仕事 水先案内人
69歳!?熟練の技術が必要なため、パイロットの平均年齢は65歳(伊勢三河湾水先区水先人会)。
70歳を過ぎてなお現役の方もたくさんいらっしゃるのだとか。

八木さん:自分が寄港する港の事情を、船長が隅々まで知るというのはほぼ不可能に近いですから。

現在、日本の港では650人のパイロット、水先案内人が活躍しているそうです。
ん~、かっこいい!!