反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

関東地方の地震を分析した政府、地震調査研究推進本部の詳しい報告書と読み解く。@地震と日本社会経済の変動を総括すると<社会経済の変動をうまく乗り切った時代>、関東地方に大きな地震の続発はなかった。ハンドル操作ができなくなって世界の流れに追従した時代は<大きな地震が多発した>⇒地震による社会経済のダメージが沈み石となった。

W.一般民にわかりやすく詳しい地震災害情報NHKだった。

能登地震発生直後の女性アナウンサーの「逃げてください!」という絶叫は今想うと地震の災害規模をリアルに表現していた。

W,政府 地震調査研究推進本部のサイトは研究に基づいた情報を一般に知らせる意識で記述されており充実している。

>もっと一般民の関心を引く解りやすい包括的な地震関連の情報がネットにアップされているのが普通の状態と思うが、どこを探しても断片的で中途半端に専門的な情報が多すぎる。

福島第一原発事故発生を受けて米国各地の原発や地域の状況を調べたことがあったが、詳しく解りやすい多様な情報(当地の原発の過去と現状、環境問題、反対運動、その他諸々)が開示されており、読めばだいたい現地の様子が解った。

>フランスの各地の原発のホームページは言い分は一方的だったが、カネをかけているのが一目でわかった。当時、自動翻訳アプリも今ほど洗練されていなくてフランス語が全く分からないので調べるのを中断した。

@日本の各地原発情報はブログの延長のようで何より情報量が圧倒的に少なすぎる。いまでも新型コロナパンデミックの頃、国立衛生研のHPを開くとコレが政府系機関とは思えないブログ状態だった。

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 地震学の研究情報を理解するためには背後にある科学の知識が必要であり、一般民の理解は不十分になりがちだ。情報化社会ではヒトは納得しなければ動かない。

能登半島群発地震(2024年1月1日の大地震災害までの半島地下揺籃の過程)の要因に珠洲市地下の巨大な流体の存在が大きな役割を果たしている、とマスコミなどを通じて情報発信されても、切迫感を持てなかった。

 研究機関、マスコミなどの地震予知情報の発信には限界がある。

統治機構が研究機関の集めた情報を総合し、実効力のある施策を実行していくしかない。

団体、個々人の対策には大きな限界がある。極端に言えば弱いもの年老いたものほどその地域から逃避し安全を守るしかないするが弱いもの年老いたものほどその場にしがみつくしかない。団体についても同じことがいえる。

 

 もっとも戦後日本をキャッチアップさせた高度経済成長期、巨大地震はなかった~新潟地震だけかな~せいかのか、日本では地震対策の戦略的優先順位は経済活動の低位のままだったが、

>その国の潜在的なファンダメンタルズが機能開花するグローバル資本資本制下で状況が変わってきている。

国際金融資本に国境は無く、資源原材料に恵まれた国、耕地面積の広い国、人口の多い後発国に大量の資本が投下され経済発展し先発国になり、

>大地震などの自然災害や戦争、原発事故などの人災に脆弱な先発国で昔ながらの経済発展コースから抜け出せない国(地方の大地震原発事故、大都会の東京五輪、大阪カジノ万博<西日本大震災?>のコース)は停滞したままになる。

日本は歴史上、大地震災害に見舞われながらも復興し発展してきた、と単純には言えない。世界市場の競争に見舞われているグローバル資本主義の時代は産業革命後の資本主義の時代でも特殊な歴史段階に突入している。古い有効需要喚起よりも地震対策の優先順位をもっと上げるべきだ。

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www3.nhk.or.jp

活断層研究19号 200万分の1日本列島活断層図 40km/㎡の活断層の長さ

W。活用できるのは上のタイトルの図だけだった。

首都圏は活断層過疎地帯!首都直下型地震が大地震発生の度にマスコミの話題になっているがその真相を政府、地震調査研究推進本部の報告書を読み取りながら明らかにする。結論は最後に挙げた。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/afr1985/2000/19/2000_3/_pdf

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    地震本部の紹介 | 地震本部

相模トラフ沿いの地震活動の長期評価(第二版)について

https://www.jishin.go.jp/main/chousa/kaikou_pdf/sagami_2.pdf

東京以東の関東地方活断層の密度は低い(上の図)この図から阪神淡路大震災(横ずれ活断層地震)のような直下型活断層地震発生確率は低い(震源の深度が浅いので家屋ビル構造物倒壊、火災発生するかもしれないが)。

~~~①相模トラフ震源地震 M8クラス(太平洋Pのフィリピン海Pへの沈み込みプレート境界が固着していることにより、沈み込みに伴って、両プレートの間にはひずみが蓄積~~~

さらに②房総沖地震 相模トラフ系地震よりも一回り小さいM7=「南側から沈み込むフィリピン海プレートの下に、東側の日本海溝から太平洋プレートが沈み込んでおり、非常に複雑な地下構造」

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   ①相模トラフ系地震の評価

Ⅰ.相模トラフ沿いのM8クラスの地震
相模トラフ沿いのM8クラスの地震については、以下の三つの手法により発生間隔を推
定した。
(ⅰ)地形・地質データ浜堤列、海岸段丘、津波堆積物)では約3000年の間に9回のM8クラスの地震の発生が確認されている(図6)。

この間に地震の見落としがないと仮定し、発生間隔のばらつきを考慮して平均発生間隔を推定すると約390年となる。

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(ⅱ)歴史記録から確認されるM8クラスの地震は、

永仁関東地震(1293年)、

元禄関東地
震(1703年)、

大正関東地震(1923年)が知られている。これらの地震の発生時期より、平均発生間隔は約320年と推定される(図6)。

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(ⅲ)測地データから推定されるプレート間のひずみの蓄積速度大正関東地震(1923年)の推定すべり量から、平均発生間隔を推定すると200~500年となる。

>発生事実が明らかである地震の実際の発生間隔は410年、220年とばらついている。次に発生する地震を評価する上で、発生間隔のばらつきは重要であり、

これを地形・地質データから推定すると180~590年となる(説明文第4章参照)。
この発生間隔と最新活動(大正関東地震(1923年))からの経過時間90年を用いて、
相模トラフ沿いのM8クラスの地震今後30年以内の地震発生確率をほぼ0~5%

今後50年以内の地震発生確率をほぼ0~10%と推定した

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   Ⅱ.プレートの沈み込みに伴うM7程度の地震

  W。平均し27.5年に1回の頻度でM7程度の地震が発⇒0.3~71年と大きくばらついている。

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平均し27.5年に1回の頻度でM7程度の地震が発生(東京方面は関西に比べて地震だ度々あるという感覚は

>②房総沖地震地震フィリピン海Pに太平洋P沈み込みの特殊形態)のためである。

平均して27.5年に1回の頻度でM7程度の地震が発生ししプレートの沈み込みに伴うM7程度の地震として、

嘉永小田原地震(1853年)や、

安政江戸地震1855年)、

明治東京地震(1894年)等、

9個の地震を対象とした。

地震活動に静穏期と活動期があるように見える。

元禄関東地震(1703年)4年後⇒~~~W.南海トラフ系の1707年宝永地震⇒富士山宝永噴火口!火山灰大量降下堆積=神奈川農業長期不能~~~と大正関東地震(1923年)の間の220年間でみると、地震活動は前半は比較的静穏で、後半に活発になっている。

また、大正関東地震(1923年)以降現在に至る90年間でみると、
M7程度の地震千葉県東方沖地震(1987年)のみであり(W。それ以前は頻発)、静穏な期間が継続している。今後、次の関東地震の発生に向かって、地震活動が活発になる可能性がある。

 

短期間内に連続して発生する場合がある例えば1894~1895年にかけて3個、1921
~1922年にかけて2個発生している。

③実際の地震の発生間隔は、0.3~71年と大きくばらついている
元禄関東地震(1703年)と大正関東地震(1923年)の間の220年間でみると、平均し
27.5年に1回の頻度でM7程度の地震が発生している。

これを平均発生間隔として確率を計算すると、

象領域内でのM7程度の地震の今後30年以内の発生確率は70%程度

今後50年以内の発生確率は80%程度と推定される(表2)。 

 W。詳しい地震年表は末尾に挙げた。確かに地震多発地帯である。その理由もはっきりしている。

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地震の発生する場所と大きさを模式的に示す。また、深さの目安も示す。
① : 活断層等で発生する浅い地震(深さ0 ~ 20km)
② : 陸のプレートとフィリピン海プレートとの境界付近で発生する地震
(深さ20 ~ 50km)
③ :フィリピン海プレートの内部で発生する地震(深さ20 ~ 50km)
④:フィリピン海プレートと太平洋プレートとの境界付近で発生する地震
(深さ50 ~ 100km)
⑤:太平洋プレートの内部で発生する地震(深さ50 ~ 100km)

W.難しく込み入った個々の解説をざっくりとまとめると下図、

①は北米Pの末端

②はフィリピン海Pは伊豆半島を突端にユーラシアPにぶつかった地点(ホッサマグナ地帯)

③はフィリピン海P

⓸は太平洋P~~複雑なプレートの交叉地帯は地震を多発しながら貯まったストレスを解放している。

>関東地方の地層は地震を多発させながらバランスをとっている。

@ただし、明治維新以降かなり長期に渡ってM7クラスの地震はなかった

 

>大正地震関東大震災)以降、1930年代から太平洋戦争まで大規模地震が多発した。

 

高度経済成長期に大きな地震はなかったが、

 

日本資本主義が本格的なグローバル資本制に踏み込み日本社会の編成が変わり経済停滞が続く2000年以降、地震が続発している。

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地震と日本社会経済の変動を総括する

<社会経済の変動をうまく乗り切った時代>、関東地方に大きな地震の続発はなかった

 

ハンドル操作ができなくなって世界の流れに追従した時代<大きな地震が多発した>地震による社会経済のダメージが沈み石となった。

社会経済の変動の激しい歴史の曲がり角での地震後の復興は容易ではない

物理的な意味だけではなく精神と政治が固くまとまってしまって狭路にはまってしまうのだろうか?起死回生の一発勝負に出る。それが裏目にでて~~。

 

地球の中心"コア"への旅 - YouTube 28分の要所を23枚の解説と感想付の静止画像に。【全記録】過去に発生した南海トラフ巨大地震を全て集めてみた(684年〜2020年) - YouTube⇒参考になるコメントを載せた。。

W。今回の記事の本編(地球の中心"コア"への旅 - YouTube)

⇒最近の地震関連記事の続編

地球深部の水の循環を担う鉱物の性質解明 | 東工大ニュース | 東京工業大学

W。動画は下図の解説のはずであるが、

図右端の最新研究の島弧火山の部分(プレートの沈み込み⇒H層による水の輸送)には一切触れられていない。

        ↓        ↓

プレートの沈み込み帯の短期的な流体移動の痕跡を
上盤マントルで発見
沈み込み帯における地震活動と流体との関係を示唆―2023 年 4 月 6 日 

https://www.kek.jp/wp-content/uploads/2023/04/pr20230406.pdf

引用

「過去に沈み込み帯の上盤を構成したマントルの岩石から、特徴的な反応帯(注 2)を伴う鉱物脈(注 3)のネットワークを発見しました。微量元素分析により、この鉱物脈は沈み込むプレートから供給された流体の痕跡であることを示しました。

 さらに熱力学的解析及び物質移動モデリングにより、

>その流体活動の継続時間が非常に短期間(数ヶ月~数年)であり、流速が大きい(秒速 0.1~1cm)ことを見出しました。

 本研究で明らかにされた流体活動は、

>現在の沈み込み帯で観測されている微小地震の継続時間震源の移動速度とも類似し、沈み込み帯における地震発生過程と流体活動との関連を示唆しています。」蛇紋岩

かんらん岩などが水と反応し、蛇紋岩化作用(もしくは蛇紋石化作用)を受けることで生成する。蛇紋石化作用は主に超塩基性岩類中のカンラン石で起こり、カンラン石と水から蛇紋石と磁鉄鉱が生成される反応で表される。蛇紋岩化作用の程度は岩体により様々で、作用の弱いものは原岩を構成する鉱物が多く残り、作用の強いものはそのほとんどが蛇紋石化している。かんらん岩はマントル上部を構成する岩石の一つであり[4]、そのほとんどが地下深くに存在。

低圧では斜長石かんらん岩、中圧ではスピネルかんらん岩、高圧では柘榴(ざくろ)

能登半島地震の要因⇒珠洲市地下の東京ドーム24杯分の流体の存在(群発地震⇒流体の移動⇒2023年5月地震⇒2024年1月1日能登半島活断層の一気の逆ズレ。下流体と地震の関連の研究は最近のもの。流体の半島北部への移動も観測されていたときに2023年5月地震が発生し、コレによってストレスは解放されたという予測もあり、半島沖の活断層地震に直結するという予測はなかった。地盤、水、圧力の関係の地震研究が進められているが、熱力学では観測の始めと観測の終わりの間の途中経過は法則的に明らかにできない。データによる経験則による大雑把な予測しかできない。


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プレートの下部マントル到達以前に

プレートに含有水分が上昇地下に貯まったマグマを刺激膨張させ火山噴火を起こす火山のマグマの揺らぎは地震と連動する

 能登半島地震の特異な要因とされる珠洲市地下8kmのTドーム24杯分の巨大な流の半島北部への移動(岩盤のスロースリップ、流体圧力による剥がれて浮き上がった状態)による23年24年の続発地震太平洋側の東日本大震災を含むプレートの沈み込みによるマントルHによる水の移送(解説を素人ながら解釈する限りは)とされている。

地球内部構造と地球深部への水の輸送

引用

H相マントルと核の境界付近の2900キロメートルまで水を運ぶ可能性を持っています。

水の存在は岩石の溶ける温度を下げるためマントル最下部でのマグマの発生を引き起こし

これによりマントル最下部に観測される超低速度層や、この付近に起源を持つマントル上昇流(プルーム)などの原因になる可能性があります。

また、地球中心核の主要物質である溶融鉄への溶け込みなど、地球深部の物質や運動(ダイナミクス)の解明において、重要な影響を及ぼすものと考えられます。

今回決定されたH相の弾性的性質は、このような地球深部の水の循環経路を調べるうえで非常に重要な情報となるでしょう。⇒W。過去の能登地震記事で珠洲市地下のTドーム23杯分の流体はどこから来たのか?という問いがあり、東日本大震災時からの水分含有Pの沈み込みの結果、という情報があったが、巨大流体は大震災以前からの太平洋Pのもぐりこみによってもたらされた、とすれば納得できる

東日本大震災による日本列島東の太平洋側への反発は、

②西日本列島のフィリピン海Pの沈み込み西進圧力との、

③ホッサマグナの西の端、丁度能登半島辺りでの捻じれ現象となって半島沖の活断層の巨大な逆ズレ、ストレス解放になった。

であれば①東日本大震災はは巨大なトリガー、②能登半島地震は東と西の捻じれの部分的ストレス解放にすぎず、③の南海トラフに貯まりに貯まったストレス一気解放に結果する、との予想も成り立つ。

>①と②の間の熊本地震

下図は中央構造線ができるまでの日本列島の内帯(北に位置)外帯(中国南部に位置)トイザナギPの状態を示す。従って熊本地震を引き起こした活断層は広い意味で中央構造線の残骸である。そもそも阿蘇山のような巨大火山がある地域は巨大地震警戒区域

錦江湾はどうやってできたのですか?桜島の前に広がる錦江湾は、実は火山の噴火でできた海なのです。 約29,000 年前、現在の錦江湾奥部で巨大噴火が起こり、大量のマグマが噴出して地下が空っぽになり、地表が崩れ落ちてへこんでしまいました。 
 
 
 
 

地球内部構造と地球深部への水の輸送

 

W。大陸P(一つが分割した大陸)と海底P(海嶺で新規生成P、地球内部に沈み込み、あるいは分裂~インド洋、インドネシア沖~~、横滑り~カリフォルニア沖~~)。

>海嶺で地底から浮上したPが日本列島周辺で地球の底に沈み込んでいる。

大陸P側の島嶼部日本列島は海底Pの激しい沈み込み(地質年代でいえば)に引っ張り込まれ(1億数千万年前のイザナギPは地球の底に沈下)、

>その逆作用で地殻沈下(日本海誕生)。

>一気反発(東日本大震災)による東北地方の太平洋側への東進と西日本の大陸側への引っ張り込みストレス。⇒列島の捻じれ(ホッサマグナは日本列島が大陸から分離するときの南海トラフ日本海溝の捻じれによって真っ二つに割れた痕跡。

  解説⇒「ここが地球内部への入り口です」

⇒W。入口があれば出口がある。地球内部のマントルは循環している。ソレが動画のテーマ。

「地球全体から見るとプレートは卵の殻のような薄さ。」⇒W大きさ比較だけの紛らわしい説明。

       硬い岩石でできたマントルの世界
 高温熱放射の現象でマントル以下は輝いて見える

>熱放射を取り除くことができれば(W.無理。人間は12kmしか掘れない)

@本来の色を見ることができる(火山噴火によってマントル内部の物質は回収されている。)

  かんらん石 ガーネット、ダイヤモンド、など。

 ゼノリス 数百年前に火山活動によって噴出した石(かんらん石、ガーネット、その他)

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 W参考資料~高温であるはずの地中深部のマントルが個体状態なのか、?この動画は肝心なところに答えていない・

マントルの主組成がゼノリス状態(固形カンラン石、ガーネット状態)でなく、高温高圧の液状であれば、地球の大きさと比較すると卵の殻ほどの厚さしかないプレートの規則的な運動はない。

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 物質は温度と圧力に応じて何になりますか?
物質は,温度と圧力に応じて固体,液体,気体のいずれかの状態をとります。 状 態が変化しても,その物質であることに変わりはありません。 そして,このような物 質の三態の変化が起こるのは,粒子の不規則な動きである熱運動があるからであり, 粒子間の力があることから,粒子どうしが離れたり離れなかったりするのです。」

********

地球深部のマントルは高温、高圧状態で粒子の不規則な動きが抑えられ固体状態を維持する。

ダイヤモンド 800度C

マントルは深くなっても組成の物質は変わらないが押しつぶされることによって色が変わる。下図は超高圧実験結果。中心部の色の変化。


*************文系なものでコレ以上詳しく深堀しない****

 下部マントルマントルの大部分を占める広い場所。深さは2,000キロ以上。

深さ550キロ以上。ゼノリスのような物質が上がってこないので今まで実態不明

           ↓

 地震波を調べることによってレントゲンで診察するように下部マントルの状態が解るようになった。

 赤い部分ー温度が高い部分。青い部分ー温度が低い部分

W.いよいよ、グロテスクなハイライトシーン登場!大きさ数千キロメートル!

「最も変化の激しい場所はマントルの底にありました」

マントルの底から温度が高い塊と低い塊を見上げた絵図。下降する塊はプレートの沈み込み(太古のイザナギPもこうしてマントルの底に沈んでいった。上昇する塊はマントルの底で熱せられ上昇する塊=大海の海底海嶺から新生プレートとして誕生(前々図、フィリピン海Pが発生した場所にまだ熱い塊がある)~~伊豆半島フィリピン海Pにほって日本列島にぶつかった~~。

 マントル内の温度変化を表した図。左の板状の塊は<スラブ>と呼ぶ。

     マントルの底はスラブの墓場」

   「長いスパンで見るとマントルは滞留している」1年間に50センチ動く。

マントル対流を見る時間は1億年以上。

>W。学者の説明では下の疑問はサラリと流している。素人には難しすぎるからだろう。

物質は温度と圧力に応じて何になりますか?
物質は,温度と圧力に応じて固体,液体,気体のいずれかの状態をとります。 状 態が変化しても,その物質であることに変わりはありません。 そして,このような物 質の三態の変化が起こるのは,粒子の不規則な動きである熱運動があるからであり, 粒子間の力があることから,粒子どうしが離れたり離れなかったりするので

外核2000キロ以上ー溶けた鉄ー水のような非常に流動性のある状態。

マントルは比重の高い鉄の海に浮かんでいる。W.地球物理的自然は上手くできている!地球上のプレートの分割、沈み込み、マントル対流外核の鉄の海、地震火山活動地球の生命体の生成発展消滅はトータルで超巨大な無常の循環であった。

鉄の流れから電流が作り出され、磁場が生まれる。外核の流れ1時間に1メートルは熱をマントルに逃がすため。

内核は鉄の塊。緑と茶色は同じ物質圧力によっての色の違い=マントル、銀色外核=鉄の流動体、内核=鉄の塊。巨大なシンプル構造。

 内核の大きさ月の三分の二ほど。

>先ほどからの課題にココに至って答えている。

物質が液体から個体に固まる条件というのは、温度と圧力で決まる。

>地球は内部に行くほど温度が高くなるが、圧力の方が上回って地球の中心部から固まって内核ができた。

    内核は約10億年から20億年前にできた。

約40億年前に誕生した生命は徐々に進化し、まずは細菌古細菌に分かれ、その後真核生物が誕生し3つのドメインが形成されました。「細菌と古細菌に分かれ」る直前の細胞は、現在の全ての(細胞性)生物の共通祖先であることから、LUCA (Last Universal Common Ancestor)と呼ばれています。はっきりとした年代はわかっていませんが、おおよそ、35億年以上前の存在と考えられています。

W。ウィルスは生命体と非生命体の中間的存在で上記とは別系統。宿主に寄生してRNA遺伝子を継続。変異が常態であり進化しなかった。恐竜絶滅以降⇒新生代、以前中生代。ヒト新生の時代などと云うカルチャー教室的見解もあるがそれよりも「猿の惑星」が相応しい。原作ピエール・ブール - Wikipedia」

特異な経歴に注目。最後のシーン、禁断の海岸に埋もれた<自由の女神>発見はフランス人らしいオチとみる。映画化したフランクリン・J・シャフナー - Wikipedia1920年生まれ)監督は6歳まで日本で育った(宣教師の息子)。

地球の歴史

内核の表面。100メートルほどの鉄の樹が生い茂っている。W。個体が流体になろうとしている。磁場の影響も大きい

外核には硫黄、炭素、水素などの不純物⇒泡粒のように外核に立ち上って光を発している。実験の結果外核の不純物が要因

外核の滞留はマントルに熱を逃がすために起こっている。

マントル(緑と茶色ー物質は同じ、圧力がかかって色が変化)。外核内核は組成の違い、比重の違いで混じり合わないまま、内から外(地表)に熱を逃がしている(海嶺と火山)。海嶺で地表に現れた新生海洋プレート押し出され移動しは古い大陸プレートに沈み込んでいる。

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【全記録】過去に発生した南海トラフ巨大地震を全て集めてみた(684年〜2020年) - YouTube

    コメント欄 

これだけの記録が残っていることに驚きです。日本のご先祖様ありがとうございます。

資料を遺してくれた昔の人々に感謝しきれないよね、起きるのがわかるだけでも有難い。絶望せず諦観せず対策しとかないと!

南海トラフ辺りの大地震は、ほぼ先に東側半分が揺れてから西側が揺れるパターンが多いようですね。同時に起こる場合も何度かあったようですが…。これは本当に貴重な記録だと思います。
1000年以上前の地震記録が残ってるって凄いなこれらの地震に耐えてきた法隆寺すごい

周期として、だいたい100年に一回ぐらいは来てると思うと本当に来るんだなと実感しちゃう。

昭和東南海地震昭和南地震って結構ヤバい地震なのにあんまり触れられてないイメージあるよね 東南海の頃は戦争真っ只中だったのもあってその存在が秘匿されて被災地への支援すら全然なかったとかいうすごい地獄だったらしいし南海地震も戦後の混乱期へ追い討ちをかけるように地震発生という両者とも結構悲惨なやつなんだけど

過去に発生したこれら地震を書いた歴史書や古文書などを紹介するまとめ動画とか無いかな?個人的にすごく興味のあるテーマです。

こんなに昔のデータが残っているとは…凄いとしか言えないよな

地層じゃね

何度も立て直し復興させてきた先人達は本当に凄い。思いやりに欠け、ネットで他人を攻撃する事に喜びを覚え、自分の事しか考えない人が増えた今の日本人に果たして先人達のように復興が出来るのでしょうか…

記録残ってるのすごいな。具体的にどういう感じで記録に残ってるのかに興味ある。当時の偉い人の日記とかかな。

地震は過去の文献もそうですが、津波により打ち上げられたものが地層に残されるので、数mの地層を垂直に取り出してその時期を分析することで文献と比較出来ます。これによって地震の存在が明らかになります。

今から4年前、熊本地震がありましたが、友達と熊本って大きい地震とか起きる事ないよね〜熊本って本当に安全だよね!って話を学校帰りにしていました その話をした当日の夜にあの地震が起きました。内心、私がこんな話をしたからなのではないかと思っていましたが、大きな地震はいつ来るかどこで起きるかわからない。常に準備をしていつでも逃げれる状態にしておく事が大事、たわいもない1日がどれだけ大切か思い知らされました。  いやー、今思えば地震の話をしたその日の夜に地震は恐怖でした。

間違いなく来ますね!! 悲観しても仕方がないので楽しみに待ちましょう!

宝永地震で富士山が噴火したのか‥‥こう見ると‥‥確か‥‥富士山噴火も1707年(W.斜面に噴火口=宝永火口。火山灰、東に流れの農作被害甚大~神奈川~。)だったよな

じゃあ南海トラフ来たら富士山噴火するかもしれんって事?(>д<*)コワイ

南海トラフは来るのが遅くなるほど規模でかくなるから来るなら早く来て欲しい…

こんだけ巨大地震がえぐい頻度で来てるのに滅んでない日本最強🇯🇵

文字での記録は無いけど、約2000~2300年前と約4000年前に起きたらしい南海トラフ超巨大地震(津波)をいつか解説して欲しいです。

津波堆積物は70センチだった方そうですね 宝永地震津波堆積物が30センチなので  いかに巨大だったか分かりますね mは8.8〜9.3程度?

プレート地震である「南海トラフ地震」は、「必ず発生する」「前回との間隔が長いほど、規模も大きくなる」が特徴、、だよね

3:11安政東海地震1854年におきて3:50昭和東南海地震が1944年で1854+90で1944年になる計算だから今が2021年だから90年ぴったりに南海トラフ地震がくるとしたら1944+90で今から13年後の2034年が丁度90年後になるね。

日本はこれを乗り越えてきてるってことは今回も大丈夫ということ。 ただ昔と変わったことは高い建たしかに2000年以上天皇陛下万歳でいれてる国ってスゲェよな。物が増えたこと。 よし田舎に住もう

山が崩壊して川を堰き止め、それが決壊したりなんてこともありますからね。 by長野県民

南海トラフ地震のときダム湖ができて海なし県だけど海の地名がついてるんでしたっけ

私の記憶が正しければ、887年に南海トラフで巨大地震が発生し、海から100km以上離れている八ヶ岳山麓で大規模な地滑りが発生千曲川をほぼ1年間堰き止め、恐らく日本史上最大の天然ダムを形成しましたが、翌年888年に決壊し(W、前回の黄河上流青海省の中国BC4000年のポンペイ記事。地震でできた天然ダムの決壊⇒大洪水!住民は逃げる間もなかった。)記事かなりの被害が出て当時の朝廷にも報告される程の大災害だったようですね。 恐らく、地名については八ヶ岳のすぐそばにある小海町だと思います。 余談ですが、この小海町は「君の名は」や、「天気の子」を作った新海誠監督の出身地でもあります。


地震ってかなり事件だと思うけど、歴史の教科書にあんま載らないよね

大きな地震を全部載せてたら歴史が地震だらけになるからでは? まぁ、歴史の教科書って割とどうでもいい内容が多い気もするな。

歴史を学ぶことも大事だと思うけど、偉人が亡くなった事件とかより過去の災害の記録の方がずっと役に立つと思う

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鎌倉の大仏がなぜ外に有るのか? それは大仏様が納められていた大仏殿が、南海トラフ地震の大津波で吹っ飛んでしまったからです。 恐ろしいです。

W。鎌倉は日本の都市で一番好きな場所。周囲ぐるりと里山風の山系に囲まれ、前には由比ガ浜海岸が開け(ここで辺りが真っ暗な夜、友人と泳いだことがある。沖まで泳いで行って不気味な思いをした。)、海岸は江の島まで続く。勘違い!江の島は逗子方面。

江ノ電に乗らず、海岸沿いを腰越まで歩いたこともあった。寺の山門に登る階段は長い年月と人跡で風化し角が取れて丸まっている。こんなの京都には見られない。あの鎌倉の小世界は鎌倉武士たちの争闘があった、と思いをはせるには丁度良い。大仏殿は興味がなかったが行った。大仏の背後には寄進した近在の豪農や商人の名前が刻まれていた。奈良東大寺の大仏よりも人間の営みが背景に伺われ親近感がわく。

>大仏殿が大津波で崩壊したというのはピンとこない。鎌倉の大仏は海岸からかなり高いところにある。川倉の背後をぐるりと取り囲む低い山系を北鎌倉の紫陽花寺から尾根伝いに歩いたことがあった。そのとき鎌倉市街を眺望し由比ガ浜から次第に山系に高くなっている地形を確認している。ということで大仏が安置されていたという建物が大津波で流されたなんて想像できない。

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    鎌倉の明応津波〜大仏殿は流されたのか?
                    萬年 一剛(神奈川県温泉地学研究所

https://www.onken.odawara.kanagawa.jp/files/PDF/tayori/63/onkendayori63-02.pdf

鎌倉大日記くらいしか、検討に値する文献が無いのです。

「鎌倉大日記は、誰かの日記のような名前の文献ですが、基本的には年表の類で、治承四 (1180) 年から天文八 (1539)W三好長慶(みよしながよし)が上洛応仁の乱 (1467)年から文明9(1477)主に東国で起きた事件を記した書物です。

南北朝時代の頃から書き継がれてきたと考えられていますが、執筆の経緯や著者は不明、原本も残っていません。

明応の津波について取り扱っている書物はこのほかにいくつかありますが、ごく最近まで江戸時代の文献しか知られてきませんでした。

 現代語に訳すと、「明応四年八 月 十 五 日(1495 年 9 月 3 日 )

「大地震と洪水があった。鎌倉由比ヶ浜の海水が千度壇に至った。水の勢
いが大仏殿の堂舎屋を破った溺死人は二百名あまりを数えた」

 

      大仏殿は津波で流されたのか?

 歴史学者や、歴史地震に詳しい地震学者はほとんどいないのです。むしろかなり自信を持って大仏殿が津波に流されたというのを「俗説」として退けているのです。

なぜかというと、鎌倉大日記が津波発生日としている明応四年八月十五日(1495 年 9 月 3 日 )の前に、大仏殿はすでに無かったという文献があるからです。
その文献は万里集九が書いた「梅花無尽蔵」です。作者は室町時代の禅僧。

鎌倉大日記に比べる書かれた時期や著者がはっきりしていて歴史のプロは梅花無尽
蔵の方が鎌倉大日記より信頼性があるだろうと考えているのです。 

*****

>W.以下実に庶民的な光景が描かれている!

今のヒトよりも室町時代のヒトがアッケラカンとしている。風通しが良い。日本庶民が歴史の舞台に登場したのは室町時代まで。これが民衆史観にたつWの想い。戦国時代なんてほとんど興味が湧かない。

明治維新まで今は宮内庁管轄で絶対立ち入り禁止の古墳を庶民は遊山の場所としていた、という記録がある。禁断の古墳掘り起こせなくて何のための日本考古学なのか!(もっとも盗掘で何も出てこないよ!)なぜなら禁断の場所になったのは「いしん」洗脳の後だった。

それなのに他所の国にって王家の墓を暴いている。恥ずべき精神構造である。一種の山師根性だな。

 

「「長谷観音の古い道場を見て、数百歩行くと、二つの山の間にある銅で出来た大仏に逢う。高さは7〜8丈。腹の中は空洞であり、数百人は入れる。後ろに穴があって、わらじを脱 いで腹の中に入る。みんなが言うことには、この中に往々にして、ばく
ち打ちが昼日中からいて、サイコロをふっているというお堂は無くて、露座である

梅花無尽蔵の記述の注目点は、この時代、大仏は見る影も無くさびれていて、お堂も無いような状態であった、ということでしょう。⇒W。庶民にとって風通しの良い時代下剋上はわかる。

大仏殿が流されたと読むのは間違えですよ、というのが通説になっているのです。

じつは、当の鎌倉大日記も、応安二 (1369) 年の記述として「大仏殿転倒」、としているのです。。

なぜなら現在の大仏がある地点の標高は 14m ほどあるので、もしこの高さで津波が来たら鶴岡八幡宮の前も津波で浸水していなくてはいけないのです(図 2)。要するに鎌倉市街は大半が浸水してしまい、そうであれば「鎌倉大日記」の記述もそれなりのものになるはずです。

***

 ごく最近になって伊東市教育委員会の金子浩之さんの研究によって、明応四年の地震は、明応七年の南海トラフ地震とは別に確かに存在し、しかも南関東に甚大な被害を与えたかもしれないということが明らかになりつつあります。

決定的なのは、「熊野年代記」という熊野三山の社家が記した記録で、

>これには明応七年の南海トラフ地震について詳しい記述があることに加え、

「明応四年八月十五日乙卯、鎌倉大地震」という記述があります。

ようするに、明応七年と別個に、明応四年に鎌倉で大地震があったことが明らかになったわけです。


>また、静岡県伊東市にある宇佐美遺跡では標高 7.8m のところに、津波堆積物がみつかりました。⇒W。現代の大地震周期研究は故文献と津波痕跡の地質研究(専門用語がある)の「両方をすり併せて確証を得ている。

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>宇佐美は伊豆半島の東岸なので津波を引き起こした地震南海トラフでは無く伊豆半島より東側の海域、つまり相模灘で発生した、と考えるのが妥当でしょう。

ちなみに、宇佐美での津波高は大正関東地震で4〜7m 程度とされていますから、標高 7.8m のところに津波堆積物というのは、大正関東に比べてかなり大きい津波と言うことになります。 

     相模トラフ系地震の系譜

W.。明応四(1495)年に発生地震⇒元禄地震⇒大正関東大震災~~相模トラフ震源地の地震200年周期である

前回の記事で首都直下型地震の信ぴょう性を疑う記事を載せた活断層はあるが関東平野の地形から首都直下型大地震短いスパンの発生確率は低いとみる。   以下省略

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>大地震情報が古文献に残されているのは統治者の文書(記録された場合は詳しい情報である)ではなく、

>神社系が自然神崇拝を根本にしているので大地が揺らぐ地震情報に敏感に反応するためと思われる。

>寺も地震による破壊を寄進によって修復する関係から記録に残す必要があった。

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          コメント続き

亡くなった祖父母は昭和東南海地震浜松市中心部で遭っているはずなんだけど、戦争中で余り記憶がないって言ってた。艦砲射撃と空襲の方が恐ろしかったらしい。対戦レベルだと人災>天災なのかな

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親が大阪市で二度の南海トラフ地震に遭いました・・が記憶に殆ど残っていません。十代の終わり頃ですから記憶は確かな筈なのに、 室戸台風の記憶は鮮明で後の地震については「確か東海地方や四国で大勢が亡くなったらしい」と言うだけです。 次の地震に備えて東海地方と四国の方は特にご注意を。

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その地震の時に和歌山に住んでた方がいて、当時胸まで津波に浸かったと聞きました。

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100年に一度ならあと30年位あるから居住地を海側から山側に移動させろと思う

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阪神・淡路大震災が起きた時、朝方のまだ寝ている人が多い時間帯に発生して瓦礫に埋もれた人が多かったというのを聞いたけど、も南海トラフみたいな化け物が2時3時くらいに発生したらと考えたらもう助かる確率3割きるよね

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経験者ですがまだ子供でしたがみんなパジャマ姿とかでした、、あと冬だったのでストーブつけてた家が多かったせいで火災も多かったとか、、

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南海トラフが来る前に早死にするか、長生きして南海トラフに遭遇するか、で考えると 長生きして南海トラフに遭遇する方が幸せだよな。当たり前だけど。 待ってろよ!南海トラフ!(震え声)

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地震の後にもそこに住み続けるメンタルが理解できない…。怖くてムリ。

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本当に機械のようにほぼ正確に決まったスパンで来てるんだね…こりゃ予測もしやすいわけだ… やっぱ地震大国だから慣れてしまっていることもあるけど、日本全体でまだ防災の意識が低いとは思う

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先に東側だけ揺れたら西側も後からきっちり揺れるんだなとよくわかりました

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逆にいうと本来住めない場所なのかもしれない、日本は地震が多すぎる。関東もいつくるんだ

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不謹慎ではあるがこういう歴史的に定期的に打撃を受けるとわかる地域に今も住んでいる人が居るのはなぜなんだろう

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サイクルが長くて忘れるから。 例えばAという県があってそこに10年〜20年に一度ぐらいの間隔で大地震津波きてたら流石にそこには人住んでないと思う

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東だけ揺れたら必ずすぐ西も来るんやな これはいい情報知ったわ

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今の日本にでさえ経済がボロボロなのに南海、東南海地震が起きたらヤバいな。
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記録に残る地震では、東海、東南海、南海地震は必ず同時か時間差で連動する。全て同時に起きたら東日本大震災を遥かに上回る大災害になる事は間違いない。3・11の津波では20分の猶予があったが多数の死者が出てしまった。南海地震では地震発生から数分で津波が襲う。まして夜間なら逃げる暇も無く死者は数十万単位で出る。オリンピックや万博などやってないで備える必要があるはずだが

再録、大地震と「地盤と水」、(そこにはたくさんの水があった)。参考資料一覧⇒人類史。二酸化炭素地球温暖化。気温周期、離心率、地軸の傾き、揺らぎ。列島縄文人弥生人度合い。水循環に伴う鉱物の変化。

 反俗日記 過去記事 

W.下の長ったらしいタイトル記事に載せた能登半島地震の絵図がやっと理解できた。⇒W。難しすぎて一知半解だった。その後、記事を重ねるごとに解りかけてきた。

スケールの大きなことは自分も含めて想像力が及ばない。学習が必要だ。

常識、情動の範囲を大きく超えているところに科学は成立している。

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      タイトルを論点ごとに分解する。

地底の東京ドーム23杯分の流体岩盤の隙間に流体が入り、浮力や圧力が高まって岩を破壊することでゆっくりとした地殻変動を引き起こして断層がずれ、次々と地震を起こし、

地震発生源の活断層のある能登半島沖に拡大

2023年、6月27日~7月3日、週間ウィークリー地震ニュース。同年5月に能登半島地震

>研究グループは珠洲市地下に巨大流体あり、の情報発信。能登半島先端部の地殻は特異な動き。特異なケース。2024年1月1日にその結果能登半島地震として判明。

 

W.なぜか南海トラフ系の巨大地震の周期は40年後発生確率90%とか聞いたことがない数字を挙げてごまかしている。説明は上手くても流石、読売系日本テレビ。キチンと数字のトリックを使っている。どこから40年後という数字が出てきたのは聞いてみたい。南海トラフ系大地震発生周期は90年。長く見積もっても100年

>歴史的文書や沿岸の隆起と沈下の周期(専門用語がある)で90年周期が出ている。

>加えて今回の記事で地下水が周期を確実にする役割を学んだ。1946年南海地震+90年⇒2035年+ー5年。⇒2030年~2040年に間に南海トラフに貯まった地殻のストレスは大解放される。

一人一人の自助で対処しましょう、国や地方自治体はオリンピックや万博の飽きもしない一点集中巨大開発、限界の地方公共事業に替わる宿泊観光、米国世界戦略の2軍の任務、台湾有事(中国分割)のためにある、ということ。日本支配層の国民統治支配と利権の立脚点はココにある。

清澤洌 暗黒日記青空文庫

W.読んでいて嗤えて来るほど戦中の精神主義振りはブラックユーモア。国民の抵抗はなかった(極一部を除いて)。ナチスに対し暗殺、海外亡命などで抵抗した人たちなどはいた。イタリアにパルチザンが生まれた。

 嗤えるほどの支配層に従順だった日本人の本質が変わったとは思えない。長期経済停滞で新しい装いの支配追従、体制順応メンタリティーが社会の随所に台頭し大勢を占めるに至った。

若者の保守ぶりは凄いな。世界一じゃないかな。日本一番の世界に誇れる産業は従順な若者を育てる教育生産工場。
   

活断層が隣にあるということは、隣で火事が起こっているのと同じような危ない状態であることは間違いない」

   

 だったら付加体列島住民の地の底は火事だらけ

   

五輪だ!万博だ!と華美に走るのは地歴忘却本能列島原住民の宿痾。

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  資料1

迫る南海トラフ地震!「予知」のカギを握る「地盤と水」の意外な関係(中川 隆夫,ブルーバックス編集部) | ブルーバックス | 講談社(3/7)

W.トラフに水が溜まっているから地震は周期的に発生する、という解釈!

  延岡の海岸に残された“痕跡”

~~~そこにはたくさんの水があった~~~

数千万年前当時南海トラフ地震クラスの地震が起きた跡

延岡衝上断層の地図と延岡衝上断層に残る石英脈の写真

地震が起こる地下8kmから10kmでは、200~250℃という非常に高い温度環境においてシリカケイ素=  シリコン Siのこと、原子番号14の酸化物 SiO2=石英、水晶 が水に溶け込んでいる

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シリカ石英として沈殿して隙間を埋めていきます
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つまり、石英脈の存在は、地震が起きた際に生じた亀裂に水が通ったことを示している。

 そして、

大きな地震が起こる場所には、水がたくさんある

W。地球上の地震多発地帯はごく限られたエリアでしかない!地震多発地帯で古代文明は起こらなかった⇒メソポタミア文明BC9000年小麦農耕~~後記事で取り上げるセルビア、レベンスキービール遺跡はドナウ川沿いの漁村<狩猟>~~BC5000年都市)・エジプト文明定住農耕は紀元前5000年ごろインダス文明BC2500年頃から1500年頃まで都市文明)・ 黄河 文明紀元前5000~1500年頃まで長江 文明をふくめて中国文明

もっと遡ると地震多発地帯は現生人類の起源と発展の末端であった。絶えず揺れ動く大地は人類共通の普遍的価値観を生み出せる土壌ではなかった。

イメージ 11

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喇家遺跡 - Wikipedia

らつかいせき、ラーチアいせき、

W。黄河上流。乾燥した高度地帯の丘陵に横穴を掘った今でも現存する住居スタイルの集住地が地震による黄河の氾濫W?事情不明!のために一瞬にして泥水の底に埋まった。発見は厚い堆積物のため2000年、と遅れた。「東洋のポンペイなどと称されているが 紀元79年8月24日、とBC4000年では文明史的価値がまるっきり違う。また遺跡の規模はラーチアはあまりにも小さすぎる。災厄の原因火山爆発火砕流地震による洪水と違いすぎる。

、青銅器文明。

出土した麺 BC4000年 アワと雑穀混合の麺(W.乾麺にして保存食?だから遺物として残存)

回族, トゥ族自治県

 回族

中国最大のムスリム集団。言語・形質等は漢民族と同じ(イスラーム)を信仰。中国全土に広く散らばって住んでおり、人口は約1000万人で、中国に住むムスリム人口のおよそ半数。鄭和ムスリム。唐時代に中東より移住。

 

海東市中の民和県の位置

 

安史の乱 - Wikipedia

節度使安禄山とその部下の史思明、およびその息子たちによって引き起こされた大規模な反乱。 禄山・思明両者の姓をとって、「安史の乱」

   W。安史の乱の戦域は中国内陸北西部。乱鎮圧とその後はウィグル、チベット軍と唐軍の外交関係を緊密化させた。地政学的な関係は古代から今日まで続いている。さらに大陸正面の台湾島(面積九州、人口2800万九州の2倍~この当たりを踏まえて台湾の人々が独自にどういうリアリズムの自画像を獲得するのかが課題。台湾は表面を取り繕った米国製民主主義)を契機として中国分割の目論見もある。

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「821年ウイグルチベット・唐の間での三国会盟が締結された。一部の学者は当時の国税調査の記録などから、安史の乱の死者数が唐の人口の3分の2にあたる3600万人に上ると概算ヨハン・ノルベリは著書にて死者数は8世紀の世界人口の約5%を占める1300万人に及ぶと述べた.」

⇒W。朝廷を支える貴族層が一掃され中国専制国家体制が成立していった。

唐宋変革 - Wikipedia

引用

魏晋南北朝・隋唐は門閥貴族層を中心とする律令政治が行われていた。皇帝権は弱体で、簒奪が多かった。宋代になると貴族制が崩壊し、後世に「君主独裁」と呼ばれる体制が構築されることとなる。また官僚は「士大夫」と呼ばれる知識人層が中心となり、新たな政治の担い手となった。」宋代に科挙殿試が導入されると、官僚の出自は大きく変化し、旧来の貴族は一掃された士大夫と呼ばれた知識人の実家は地主や富裕な家庭であり、儒学などの教養の専門家だった。」

 

******************************************************************************* 雨の日にタイヤがスリップしやすい理由

岩どうしの圧力だけではなく水圧というまた別の現象による影響にも、地震を引き起こす可能性がある

  ポイントは圧力

パックがあれほど勢いよく滑るのは、台の下から空気を出して、パックを浮き上がらせているからです。強力な空気の圧力で浮き上がったパックは、台との摩擦によって減速することなく勢いよく滑る。パックが揺れる地盤、空気の圧力が水圧にあたる。

ぴったりとくっついていた断層を引きはがすような力、すなわち水圧が大きな地震を引き起こす一因を担っている。

水圧が高く、岩と岩のあいだが開くほどの水圧が効いていた──。その痕跡が、石英として残っているということが、今回の私たちの研究の要点です」

従来のモデルでは、水圧は地震発生後に、いったん大きく下がるだろうと考えられていたんです。エアホッケーの例でいえばパックがいったん浮いて滑った後は、空気による圧力を失って、パックが台上にペタンと落ちるイメージです。

断層が動いた後も、水圧はある程度、残ったままになっているのではないか

もし、地震の後の水の圧力の変化が大きくなるようなら、残った石英脈の幅が広かったり、長さのばらつきが大きくなっていたりするはずです。しかし、それがある程度の長さや幅に収まっていたり、方向がそろっていたりする。

水圧の変化図

****W。もう一度読み込んでみるとこの時点の反俗日記の以下の部分の解釈にはハッキリしない部分があった。

つまり、正しい解釈は

2023年5月の能登半島地震震度6弱)と2024年1月1日の関連性において

半島地下、7km8kmのTドーム24杯分の流体(シリコンが溶けた高温流体~当然にも岩盤に対して滑りやすい、圧力もかける⇒スリップし易くなる)⇒流体の半島北部への移動検知半島沖の眠っていた活断層刺激一気の逆断層地震(漁港海底隆起は逆断層型地震の証拠)

  間違った解釈

南海トラフの底に水が入って浮き上がった状態のまま、という仮定はこの説明から明らかになっているが、それは周期性(約100年であり200年という歴史記録はない)の短縮ではない、と反俗日記は漠然と指摘しているだけだった。

>その状態を厳密に言えば、

歴史文書や海岸露出岩の隆起沈下の周期で明らかになっている周期性をより堅実にする要因になるということ

今まで接着面が浮き上がった状態だったので100年周期で南海トラフ地震は「確実に」発生してきたということだ。

 

@日本列島の周辺で南海トラフのような巨大地震を短い周期で発生させている地震の超巨大な巣はない。

 

大正関東大震災相模トラフを発生源とする地震であり、その前の同トラフ発生源の地震元禄地震だった。周期性は約200年以上。

>首都直下型地震がよく言われているがコレは海溝型地震ではなく、阪神淡路大震災型の活断層のずれが引き起こす地震だが、

>東京を中心としてみた場合の関東平野の山系までの後背地が広大で平坦な形状は、巨大な直下型地震が発生する可能性が高いとは思えない。

@ 関東大震災は相模トラフ震源地の平野部の活断層連動型の地震

阪神淡路大震災型の活断層地震の記録はない。迎える大地震に対する切迫度において東京、関東地方と西日本太平洋側では違いが起こって当然である。

なのに大阪準キー局は~~。住民レベルからもカジノ万博と来るべき南海トラフ地震を関連付ける情報は少ない。

   引用

平安時代の878年鎌倉時代の1293年に起きた地震は、関東大震災と同タイプの地震と考えられる。 有史以前も含め、この地震200~400年間隔で起きてきたようだ」 産業技術総合研究所活断層地震研究センター

>それと関東地方は軽震度地震が西日本に比べて多いことも活断層に貯まったストレスが軽度に度々解放されている証拠とみなすこともできる。

@東京キー局発の首都直下型地震の報道は非科学的な部分がある。

>この手の根拠の薄い報道を受けて「悪戯に不安を煽る」という発言が起こってくるのか?

 

@ソレに対して「西日本大震災は必ず起こる、」という大学名誉教授の発言。

自分自身、その発言を知る直前に他人に南海トラフ震源地とする巨大地震は必ず起きる、と見ず知らずの人に断言していたのでびっくりした。

@その名誉教授は一歩踏み込んだ勇気ある発言をしている

地震学者(地球環境学火山学)、普通、逃道を用意した発信をする

先ほど引用した学者さん南海トラフは発生源の地震の周期を100年~200年としている。歴史文書、データから周期200年という数字は出てこないはずだ。

100年と200年では大いに違う。

1946年から200年あとなら21世紀が終わって22世紀になっている。

現時点から想像できる22世紀地震がどうこうというよりも、世界がどうなっているのか今の状況から考えが及ばないそれくらいあらゆるものの時間経過が急スピードである。

産業革命以降の資本主義の時代はそれまでの歴史推移と別次元で考えた方が良い、と無機質なデータやグラフを物語っている延長線上で考えてしまうのは<歴史の罠>である。

   「悪戯に不安を煽る」などという見地も実に日本人らしい見地。

 OECD諸国で日本だけが度々大地震に見舞われている

優先順位をキチンとつけ対策をうったうえで「いたずらに不安を煽る」とけん制するのは頷けるが、オリンピックや万博に走って「悪戯に不安を煽る」とは~~~。

日本の高度経済成長期に巨大地震などの災害はなかった

近代化以前の地震災害記録(文書、文学)もその精神はあまり参考にはならない

>しかし、鴨長明方丈記」の災害の世界の記述が今もリアルに迫ってくるのはなぜか

日本的イデオロギーは社会も自然の延長のような感覚でとらえる傾向がある。天変地異、激しく地政学的周囲に陸続きで攻めてくる敵がいなかった列島を取り巻く環境がそういう温和な社会観を育んできたが全球一体化するグローバル資本制の拡張性とソレに対する反撃の時代の趨勢に対処するためのは、またしても同調圧力を列島中充満させての一丸となって一つの狭い道を歩んでいくほかない。

「暗黒日記」を読んでいて意外だったのは、戦時中のマスコミ状況報道でも<事実>は全く大本営発表一色で塗りつぶされていたわけではないということだ。歪曲されていても大事な事実の報道はあった。したがってそれらを繋ぎ合わせて状況を察知することはできた。その一方で多くの人は事実の直視にかえて情動報道に心の救いを見出した。コレも窮地に陥った人間の集団心理である。共同で絶望することは人間本能としてあり得ない。何とか希望を見出そうとする。もう一つ、物資不足や物価高騰で人心が荒廃しコソ泥能な類が増える一方で精神主義が社会に横溢する。

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以下の解説で能登半島群発地震特に2023年5月の大きな地震(この時点で珠洲市地下深くに巨大な流体の存在は検知されていた~電気の伝導率の違い~~半島北部への移動も解明されていた~~~)と2024年1月1日の半島北部の東京D24杯分の流体の役割が理論上は明らかになった~~半島沖の活断層を刺激~~この活断層震源地となった。

──なんだか恐ろしい話ですね……。それはつまり、南海トラフ地震の周期が短くなるということですか?

「そうではありません。地震発生の周期は、古文書にも残っているように、100〜200年ごとに起こることに変わりないんです。

今回の研究からいえるのは、

>一般的に、大きな地震の後には(W.能登半島群発地震、2023年5月⇒2024年1月1日のケース、)滑った地中の水はパッと散ってしまって水圧が大きく下がると考えられていたのが、

>じつはそうではなかったということです。

先ほどのたとえでいえば、地震周期のあいだ、エアホッケーのパックはずっと浮いたままだった。つまり、ちょっと押してやるだけで、すぐにまた滑り出すことがわかったのです」(大坪さん)⇒W.能登半島の続発地震のケース。******南海トラフのケース(過去の記録)で南海トラフ巨大地震の発生前に、内陸部で予兆の地震発生安政地震は奈良で地震。戦中の2度の南海地震言論統制で首長だけに内務省から通達だった。新聞には小さな記事。1946年の南海地震も余震はあったはず(調べていない)海溝Pが事前にスロースリップしているはずだから、内陸部の活断層が先に反応する。

──水圧がかかりつづけていることが、地震の周期に関係しているわけではない、と。少し安心しました。

水の圧力の変化の大小によって、地震の周期が長くなったり短くなったりすることはないだろうと予想しています。100年だろうが1000年だろうが、地震が起こる断層のまわりの水圧自体には、さほど

──水圧があまり下がらない状態で100年もつづく100年も水圧が変わらない、圧力計付きの計測器をトラフ地中心部に埋め込んだのは2018年(予定より埋め込む深度が足りなかった)。それ以前の観測データはない。)

いうことは、私たちが日々暮らしている足元の地面は、想像している以上に不安定ということですね。⇒W.日本列島の地質学的形成史からいえば、当たり前。地学のみならず文化、芸術、思想、政治、風俗に影響を与えている。

「そのとおりです。私たちを含む地球科学の専門家たちもいま、地面はものすごく不安定なのではないかと考えはじめています

古文書に残るような大地震だけでなく、

もっとひんぱんに、小さな地震とかゆっくりした地震(スロー地震)が観測されるようになってきています。⇒W.能登半島震度1の地震は計算上、1週間の半分ぐらい発生。大きな地震もあって明らかな強度な群発地震発生中だった。

大きな地震が起こるようなエネルギーの蓄積には、

面の変形がともなわなければいけないので、そのためには時間がかかるそれが100年とか1000年の周期につながっているんでしょうね」(宮川さん)

たとえばば南海トラフの場合には、海底からどれくらい掘るイメージですか?

海底から6kmくらい掘り進んで設置する必要がありますね。じつは、こういったプロジェクトはすでに進んでいます。掘削船『ちきゅう』南海トラフ地震が起こるような海底を掘り進んで岩石を採りながら、そこに水圧に限らず、さまざまなセンサーを設置しようという研究が進められているんです」(大坪さん)⇒W。日本国って変わった国だ。先にやるべきことを後回しにする。コレも国民性なのか。小林秀雄は日本人は「方丈記」(天変地異)と「平家物語」(戦争ー敗戦)の感性のままだといった。

──2018年から19年にかけて海底下2800mまで掘ったプロジェクトですね

「そうです。そのときは予想以上に海底下の岩盤が固かったりしたことで、目標地点まで掘り進めることができなかったのですが

次のプロジェクトが立ち上がれば、水圧計測についても提案できるのではないかと期待しています」(大坪さん)

W。予算措置の優先順位に問題がある。

「地球の息づかい」をとらえる

──大坪さんは「地球の健康診断をしたい」と仰っています。水圧の変化をモニターする試みは、まさに健康診断といえますね。

「ええ。水圧に限らず、何かしらの変化というのはすべて、『地球の息づかい』だと考えています。だから、その1つの候補がとらえられたというのは、私たちが長年、手がけたかったことの1つではありますね。

私たちは地球の上で生活していますが、多くの人が日常で考えていることは、経済や政治、生活そのもののことだと思います。⇒W。地震(火山噴火)の活動期に突入中。対策が遅れると消費意欲にも影響する時代に待ってきた。

でも、地球の息づかいを知ることは、地上に暮らす者として欠かすことのできない重要性をもっている。特に、日本のような地震大国はなおのことです。

そうすると、どうしても精度の高い地震予測を期待されると思いますが、残念ながらなかなかそこまでは到達しない。水圧がどこまで高くなれば、地震が起こる条件が揃うといえる可能性は高まりましたが、それが『いつ起こるのか』を予測するのは、まだまだ難しいというのが正直なところです」(大坪さん)⇒W.いつ大地震が起こるか、なんて予知を地震学に期待するヒトは!?

>W、日本は国土の3分の1が海抜0以下のオランダに学んだ方が良い。華美なことは慎み、質実剛健、政治経済文化風俗に進取の合理主義精神がある。

>W。自らよって立つ足下のぐらつき対策が遅れている。足下が決まっていないと今後、ファンダメンタルズの在り方がものをいうグローバル資本制下で良い仕事はできない。

>W。「先進国」で地震大国なんていう国は日本だけだ。だったら、対策は相応しくやらないと。

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        今後の記事作成のための参考資料一覧

 素人は地質学、地学(地球史)と人類史、世界史、日本史と一体に考える。

資料① ヨーロッパ中心思考。現生人類が北アフリカ中近東から北上して西に進む方向しか取り上げていない!調べると米国系ユダヤ人の粋の出の学者だった。

David Reich (geneticist) - Wikipedia

日本版ウィキは書くべきことを省略。「父親は米国ホロコースト記念博物館の初代館長を務めたジョージ・ワシントン大学教授のウォルターライヒです。

www.nikkei.com

W.中国の最新研究。東に別れた現生人類~~以上を中国の北京原人以来の研究を継承しようとしている。無理があるようだ。出アフリカ、中近東の旅がヨーロッパに向かったのは距離的に近いという事実もある。ドナウ川などの大きな河川、地中海伝いは北上し易い。

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資料2。

忘れられた大陸 | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio

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クロマニヨン人

解剖学的に現生人類とされているいろいろな断片的情報ネアンデルタール人と共存していたが遺跡出土数が少なく論理的脈絡なくネアンデルタール人の情報に飛び移る。)を総合するとヨーロッパ人の祖先とするのが素直な見方

コーカソイド - Wikipedia

の祖先という考え方もあるが、「近年の国際的な学会では、人種分類としてのコーカソイドという名称から、地域集団の一つとしての西ユーラシア人」(過去記事でに和訳のコーカソイドの分類を図の英語分類では西ユーラシアンと表記)腑に落ちなかったのはそういうことだったのか!という名称が一般的になりつつある(詳しくは人種を参照)。それは後述のように、コーカソイドには濃い目の肌の色を持つ人々もいるためである。「コーカソイド」は、日本語中での用法は白人・白色人種のヨーロッパ風の表現として認識されることが多い。」

******W.ヨーロッパアメリカでこの方面の研究先行**一歩戦前日本では皇国史観。最後は鬼畜米英(新聞で堂々と一面)。**研究はマイナスから始まった**
******

資料3 

メソポタミア文明よりも古い、という触れ込みだが、ドナウ川峡谷に面した半漁業半狩猟の原始的集落の遺跡にしか見えなかった。セルビア民族主義が根底にあるユーゴスラビア連邦の反ナチパルチザン国家形成の時代に頂点を迎えたのではないだろうか?

ドナウ川を北上するとヨーロッパ中央に達するルート。グレートジャーニーは以前計算したところによると1か月に4km、狩猟採取しながら進めば達成できる当たりのモノを食い尽くして別のところに移動する何のことはない当たり前の狩猟採取民の営み。

氷期でなければ植物、河川などが遮って移動は困難。現生人類が移動してきたのは氷期間氷期に定住した。マンモスを負って陸続きベーリング海を渡ったというのは真相に近い。

ameblo.jp

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資料4.

よく言われる二酸化炭素温暖化はない、論へのデータを用いた治験。

本当に二酸化炭素濃度の増加が地球温暖化の原因なのか | 地球環境研究センターニュース

W。小氷河期は地球地軸の揺れによる気温低下である。本物の氷河期は約1万年以前に退潮。人類の農耕定住文明が開化した。

過去1000年の気温変動:太陽活動の低下が原因といわれる300年前ごろの小氷期の気温低下は1°C未満。気候モデルによるシミュレーションで再現できる。

 

だから、二酸化炭素排出量急増⇒温暖化、という結論。

グロ資本が率先して叫ぶ地球温暖化への反論に魅かれてもデータは尊重することにしている。自分らで勝手に地球を汚して金儲けにまい進する一方で、民には節制を強いる。

技術開発に先行している先進国が優位に立てる。

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資料5 この論文は前記の情報の氷期の気温低下1度C未満とは違う。

本物の氷期

人類誕生前「異質」の温暖化が起きていた【脱炭素社会への「本質」理解 第7回】

W.下図は氷期間氷期を理解する上で大事な図。E。T。P。3要素によって氷期が周期的に訪れる。現在は間氷期。小氷期(鎌倉中期~江戸時代)は気温1度Cしか低下していない。W.ミランコビッチはセルビアの学者さん。

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資料

縄文人の痕跡を現代人に探る ゲノム科学で迫る先史時代 - 日本経済新聞

渡来人、四国に多かった? ゲノムが明かす日本人ルーツ - 日本経済新聞

ヤフーが2020年まで実施していた遺伝子検査サービスに集まったデータのうち、許諾の得られたものを解析した。1都道府県あたり50人のデータを解析したところ、沖縄県縄文人由来のゲノム成分比率が非常に高く、逆に渡来人由来のゲノム成分が最も高かったのは滋賀県だったW,滋賀県安土の神社の伝説では武士は船に乗って渡来してきて、やがて地元豪族と融和し荘園経営支配層となったと記されているとのことだった。出自と解釈すれば納得できる。典型的な渡来系苗字、秦氏が多いのも滋賀県

沖縄県の次に縄文人由来のゲノム成分が高かったのは九州や東北だ。一方、渡来人由来のゲノム成分が高かったのは近畿と北陸、四国だった。特に四国は島全体で渡来人由来の比率が高い。

大橋教授は「九州北部では上陸後も渡来人の人口があまり増えずむしろ四国や近畿などの地域で人口が拡大したのではないか」と話す。

近年の遺伝学や考古学の成果から、縄文人の子孫と渡来人の混血は数百~1000年ほどかけてゆっくりと進んだとみられている。弥生時代を通じて縄文人と渡来人が長い期間共存していたことが愛知県の遺跡の調査などで判明している.⇒W。愛知だけが特別ではない。稲作環濠集落の遺跡と1kmほどの近所に同時代の縄文遺跡があった、しかも交戦したような跡が一切ない、弥生式の埋葬スタイルを掘り出すと縄文人の人骨が出土した、と地方史に載っている。

共同体の富の「私的所有」を巡って階層分解しないと他の共同体と戦争はしない。コレが原則。

農業ほど生産手段の進歩が遅い分野はない。

日本の農村では高度経済成長前期まで牛や馬に引かせた農具で田畑を耕していた。需要が一定レベルのままであれば、生産用具の改良の必要は生まれない。

日本の経済低成長の要因は労働の末端で未だに労苦が幅を利かせ、後発諸国の低賃金労働と対峙しているからだ。キャッチアップの切っ掛けがない。

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資料  未検討。難しい研究成果。反俗日記で繰り返して取り上げてきた地下の巨大水と地震との関連問題。

www.titech.ac.jp

地球内部構造と地球深部への水の輸送

 

よって立つ足下のぐらつき対策が遅れている。足下が決まっていないと今後、ファンダメンタルズの在り方がものをいうグローバル資本制下で良い仕事はできない。 「先進国」で地震大国なんていう国は日本だけだ。だったら、対策は相応しくやらないと。

地球プレート図  プレートテクトニクス  大陸が移動する 地震発生源

イメージ 11

W,世界の地震地帯(国)⇒南北アメリカ大陸8チリ、ペルー、エクアドル、中米諸国南から(コスタリカニカラグアエルサルバドルグアテマラ)北米カリフォルニア。

キューバを除くカリブ海諸国(ドミニカ国ドミニカ共和国トリニダードトバコ。)

ドミニカ国 奄美大島  英語 (イギリスより1978年に独立)アフリカ系86.6% 混血9.1% カリブ族2.9%

ドミニカ共和国九州+高知県~~台湾は九州よりやや狭い人口2300万、九州1400万日本の人口密度の2倍~~ スペイン語 (スペインより1865年に独立)混血73% ーロッパ系16% アフリカ系11%。日本フィリピン台湾インドネシアニュージーランドトルコギリシャアイスランド。アフリカが人類発祥の地であった要因は「天変地異」の日常生活及ぼす影響が少なかったらだ。

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    宇宙史-地球史ー人類史(切り離して考えられない)地球史から記事を始めようとしたが断念。いづれにしても地震系の情報は一般人にとってその規模が一生を超えるスパンを問題にしているので想像力を駆使して対処する必要がある。地震列島の歴史を背負ってきた日本人は列島の宿痾を直視しないようにしてきた。鴨長明方丈記」を超える境地はなかった、という不思議。

*********人類史のしてんをリアルにするためにクロマニヨン人をとりあげる****自分にとって新説だった。*****

クロマニョン人 - Wikipedia

  引用

「現在ではクロマニョン人を、現世人類と合わせて解剖学的現代人英語anatomically modern human (AMH) と呼ぶことがある.

後期旧石器時代に属し、約4万 - 1万年前のものと考えられる。

⇒W日本列島であれば縄文人の時代と重なる。もちろんクロマニヨン人はヨーロッパなのだが。***

「骨格が頑丈で多くの点で現代人と似ている。コーカソイドの直接の祖先である可能性が高い。⇒W初耳だ。

「180センチメートル前後の長身、頭が大きく、直顎で、頤(おとがい)が見られる。」

⇒W.言語を操った、ということかな?

なお、下図の時期と今では気候や地理的条件が違う。「第四紀の氷河時代約200万年前より約1万年前まで地球温暖化と共に大型動物の狩猟ができなくなって滅びた、という。現生人類と共存していた可能性がある。なのでコーカソイドに遺伝子継承となっているのか。

W。下図によればネグロイドとアジアのモンゴロイドとは遺伝的に遠い。骨格が違う。

遺伝的近縁図

変動ゲノムワイドパターンから求められる51集団の遺伝的系統樹 Science vol319(22 FEBRUARY 2008)

変動ゲノムワイドパターンから求められる51集団の遺伝的系統樹 Science vol319(22 FEBRUARY 2008)

Y染色体ハプログループの拡散と人種褐色がネグロイド青色がオーストラロイド黄色がモンゴロイド桃色がコーカソイド

W。日本語の解説と下図のアフリカン(アフリカ南部)、東ユーラシアン(モンゴロイドと東南アジア⇒オーストラリア大陸、南太平洋、西ユーラシアン(中東、ヨーロッパ)の3大分類とは違っている。

 

 

 

 

第3回】ヒトとはどのような存在か?

 

 

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インド洋でプレートが分裂中? | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio

W。難しい理屈ではない。当たり前の現象。インドネシアスマトラ島で巨大地震が起こる要因が解る。

インド・オーストラリアプレートの内部で少なくとも4つの断層が同時に破壊され、マグニチュード8クラスの地震が2時間の間隔で2回発生した。⇒W。反俗日記過去記事。横ずれ断層は4分割する応力がかかる。それがプレート規模で発生中なのでインドネシア地震源は4プレート列島集合の日本と同じくアブナイ。

ンド・オーストラリアプレートの内部で変形が始まったのは約1000万年前だった。

このプレートは北に向かって移動しているが、

インド側部分ユーラシアプレートに激しく押しつけられており、

ヒマラヤ山脈が隆起してインド亜大陸動きも遅くなっている

*****

>一方、プレートのオーストラリア側部分は、何の障害も受けずに前進を続けている。

@このようなアンバランスのため、インド・オーストラリアプレートには張力によるねじれが生じ、中間のインド洋部分でプレートが引き裂かれつつある、と考えられている。⇒W.大きな視点から見ると横ずれ断層ではなく捻じれだが、部分で見ると時間差で横にずれている。

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キーワード 1億3000万年前 イザナギP(北進)

>すでに1億8000万円1億3000年前から日本列島構成陸地は大陸Pと海洋Pの境界線上にあった。地震多発。周囲が浅い海の南部日本列島組成(島!である。)が北方向に移動。

 キーワード 7000万年前 中央構造線 

  ↓       ↓

***********W。右から左に地質年代経過。

W。日本列島から恐竜の化石は出土。日本海側が多いのも上図(1)から頷ける。太平洋側は付加体が多い。

  1億6500万年もの間続いた恐竜時代

ジュラ紀・・約2億1200万年前~1億3000万年前    

白亜紀・・・1億3000万年前~6500万年前 6500万年前、恐竜は忽然と地球上から姿を消してしまった。小惑星衝突説が有力。イリジウムは地球外起源物質。衝撃は核兵器数千個分であったと推測

     ↓    ↓

フォッサマグナ - Wikipedia

引用

「    フォッサマグナの誕生

この地域は数百万年前まではであり、地殻が移動したことに伴って海の堆積物隆起現在のような陸地になったとされる。

原始の日本列島は、

現在よりも南北に直線的に存在して、アジアに近い位置にあったと考えられている。

>約2000万年前にプレートの沈み込み

に伴う背弧海盆の形成が始まった。これによって日本海が現在のように広がり日本列島もアジアから離れていった。

  背弧海盆の形成

海溝にプレートを巻き込む力に対する巻き返しの反発力で生じたもの

https://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20180226/」

W。能登半島地震東日本大震災の関連を指摘した解説文を挙げた。下図①②の能登半島地震の応用編。能登半島珠洲市地下深部の東京D24杯分の巨大流体の発生理由。富山湾の海水浸透。東日本大震災を契機とする水分含有のプレートの長い年月をかけた能登半島地下への進出から下の原理による水分発生。

図3

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         ホッサマグナの説明の続き

@ドラステックな構図だ!

                   ↓      ↓

 ただ、日本近海の海溝は向きが異なる南海トラフ日本海溝の2つだったため、

>日本列島は中央部真っ二つに折られる形アジアから離れた

折れた原始日本列島の間には

日本海太平洋をつなぐ海が広が

新生代にあたる数百万年間、などが堆積していった。

******

>そして数百万年前、フィリピン海プレート伊豆半島を伴って日本列島に接近した時に、真っ二つになっていた列島が圧縮され始めた。

>この時、間にあった海が徐々に隆起し、新生代の堆積物は現在陸地で見られる地層になったと考えられている。

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 以下大事な箇所。

南海トラフ地震の90年~100年周期説を裏付ける根拠。

>ほかにも大学退官のセンセイが指摘する高知県の漁港の古文書などで検証できる。

 

 

 

紀伊半島は約100年ごとに大きな地震がある。
地震の度に2mほど隆起しては元に戻ることを繰り返しているという。

⇒W。上記の現象には専門用語がある。古文書の参照だけで南海トラフ由来の地震、周期説を唱えているわけではない。

⇒w。予測では1946年南海地震から沈黙。ストレスたまり解放される時期は2030年+ー5年。南海トラフ由来地震は東海、西日本一帯は古来から人口多く、歴史地帯。一番、様々な古文書の記録が保存されている。それの重複する漁港のなどの上昇と復旧沈下周期性の間隔もほぼ同じ。

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W。以下は非常に興味深い、説得力のある学説。反俗日記の過去記事で取り上げたときは簡単説明過ぎて地盤と水、圧力の関係の原理が解らなかった。

能登半島で2024年1月1日大地震以前に現地調査が進行していたが、強い警告を出すまでに至らなかったようだ。南海トラフ現地の現地調査は2018年から開始されているが海洋地下深度の確保に苦労しているようだ。

www.aist.go.jp

W.下の長ったらしいタイトル記事に載せた能登半島地震の絵図がやっと理解できた。

地底のTドーム23杯分の流体は岩盤の隙間に流体が入り、浮力や圧力が高まって岩を破壊することでゆっくりとした地殻変動を引き起こして断層がずれ、次々と地震を起こし、大地震発生源の活断層のある能登半島沖に拡大。「活断層が隣にあるということは、隣で火事が起こっているのと同じような危ない状態であることは間違いない」だったら付加体列島住民の地の底は火事だらけ。五輪だ!万博だ!と華美に走るのは地歴忘本能の列島原住民の宿痾。

W.能登半島の南側でスロースリップ。下の絵図、解説文では理解できなかった。

それで下図でなんとなく解ったような気になった。

W。下の詳しい理論を知って初めて解る絵図と解説文だった。解りやすく書くのは難しい。

      延岡の海岸に残された“痕跡”

──このほど、地震と、地震が起こった場所にある水圧の関係について、論文として発表されました。地震と水の関係」に着目するというのは、地震学の素人には意外な印象があります。

──調査をおこなった宮崎県延岡(のべおか)市の海岸には、その“痕跡”が残されている。

「はい。数千万年前というたいへん昔のことですが、当時南海トラフ地震クラスの地震が起きた跡であると、多くの研究者によって支持されているのが『延岡衝上(しょうじょう)断層』です。延岡の海岸に露出しているこの断層は、南海トラフ地震のような地震が当時起こったプレート境界付近でできたものだといわれています。

現場に行ってみると、石英脈』石英によってできた鉱脈)がたくさんあるのがすぐにわかります。石英脈がたくさん残っていることから、水の研究をするのがいいのではないかと考えたのです」

「延岡衝上断層の、特にメインとなる断層の周辺を調査すると、白い筋がやたらめったに見える。それらすべてが石英脈ですから、そこにはたくさんの水があったということを示しています」

延岡衝上断層の地図と延岡衝上断層に残る石英脈の写真

白い筋が石英ですが、石英は、岩石がパカッと割れたところ石英入ったことを示しています

ズレているのではなく、パカッと割れるということが、断層の物理学では非常に重要です。そういう箇所が数多く存在するのが、延岡衝上断層の特徴なんです。

シリカでできているクオーツ(石英)は地球の地殻の70%ほどをつくっている鉱物ですが、

]地震が起こる地下8kmから10kmでは、200~250℃という非常に高い温度環境においてシリカが水に溶け込んでいます

ここで地震が起こると、まわりの岩石が割れて、シリカが溶け込んだ水がその割れ目に入り込んでくる。そして、水が通る際には、シリカ石英として沈殿して隙間を埋めていきます

つまり、石英脈の存在は、地震が起きた際に生じた亀裂に水が通ったことを示している。

>そして、大きな地震が起こる場所には、水がたくさんあることがわかっています

 

     雨の日にタイヤがスリップしやすい理由

雨が降ると、道路がスリップしやすくなりますよね。それが示すように、水は摩擦を小さくします。

地震の場合も同様で、岩石と岩石のあいだの摩擦を小さくする水の存在が関連している

地震を起こしやすい地下8〜10kmの場所に水が多く存在していたことがわかります」

 

地震はもともと、『地中で岩と岩に力がかかってズレる』ことからスタートする現象です。

一方で岩どうしの圧力だけではなく水圧というまた別の現象による影響にも、地震を引き起こす可能性があることに考えがいたると、力の研究というのは、岩石と水圧の両方に取り組む必要がある。

そのことに、現場の石英を見て気づいたので、水圧を見ていこうという方針が生まれました」⇒W。南海トラフ観察では圧力計もトラフに埋めている。

      ポイントは圧力

W.ここから先は常識では推し量れない科学の分野。

「もう1つ、別のたとえでご説明しましょう。ゲームセンターなどにあるクラシックな遊具『エアホッケーはご存じですよね。エアホッケーで互いに叩き合う『パック』は、なぜあんなに勢いよく滑っていくか、わかりますか?」

パックがあれほど勢いよく滑るのは、台の下から空気を出して、パックを浮き上がらせているからです。強力な空気の圧力で浮き上がったパックは、台との摩擦によって減速することなく勢いよく滑る。

もうおわかりですね。これを地震に置き換えると、パックが揺れる地盤、空気の圧力が水圧にあたるということです」(宮川さん)

──えっ! 水圧で地盤が浮いてしまうんですか!?

ぴったりとくっついていた断層を引きはがすような力、すなわち水圧が大きな地震を引き起こす一因を担っているのだろうと考えています。

水圧が高く、岩と岩のあいだが開くほどの水圧が効いていた──。その痕跡が、石英として残っているということが、今回の私たちの研究の要点です」(宮川さん)

  地震発生後の「水のふるまい」

「概念としては、地震に水を絡めたモデルは古くからありました。しかし従来のモデルでは、水圧は地震発生後に、いったん大きく下がるだろうと考えられていたんです。エアホッケーの例でいえばパックがいったん浮いて滑った後は、空気による圧力を失って、パックが台上にペタンと落ちるイメージです。

ところが、断層のまわりに染み出した水の痕跡=石英脈を、長さや幅、向きなどからたんねんに調査してみると、断層が動いた後も、水圧はある程度、残ったままになっているのではないかということがわかってきました」(大坪さん

もし、地震の後の水の圧力の変化が大きくなるようなら、残った石英脈の幅が広かったり、長さのばらつきが大きくなっていたりするはずです。しかし、それがある程度の長さや幅に収まっていたり、方向がそろっていたりする。

すなわち、石英脈の厚さや長さ、向きによって、『過去の地震でどういう力が働いたのか、どのくらいの水圧があったのか』を追跡することができるのです。それをモデル化していきました」(宮川さん)

           水圧の変化

水圧の変化図

以下の解説で能登半島群発地震特に2023年5月の大きな地震(この時点で珠洲市地下深くに巨大な流体の存在は検知されていた~電気の伝導率の違い~~半島北部への移動も解明されていた~~~)と2024年1月1日の半島北部の東京D24杯分の流体の役割が理論上は明らかになった~~半島沖の活断層を刺激~~この活断層震源地となった。

──なんだか恐ろしい話ですね……。それはつまり、南海トラフ地震の周期が短くなるということですか?

「そうではありません。地震発生の周期は、古文書にも残っているように、100〜200年ごとに起こることに変わりないんです。

今回の研究からいえるのは、

>一般的に、大きな地震の後には(W.能登半島群発地震、2023年5月⇒2024年1月1日のケース、)滑った地中の水はパッと散ってしまって水圧が大きく下がると考えられていたのが、

>じつはそうではなかったということです。先ほどのたとえでいえば、地震周期のあいだ、エアホッケーのパックはずっと浮いたままだった。つまり、ちょっと押してやるだけで、すぐにまた滑り出すことがわかったのです」(大坪さん)⇒W.能登半島の続発地震のケース。******南海トラフのケース(過去の記録)で南海トラフ巨大地震の発生前に、内陸部で予兆の地震発生安政地震は奈良で地震。戦中の2度の南海地震言論統制で首長だけに内務省から通達だった。新聞には小さな記事。1946年の南海地震も余震はあったはず(調べていない)海溝Pが事前にスロースリップしているはずだから、内陸部の活断層が先に反応する。

──水圧がかかりつづけていることが、地震の周期に関係しているわけではない、と。少し安心しました。

水の圧力の変化の大小によって、地震の周期が長くなったり短くなったりすることはないだろうと予想しています。100年だろうが1000年だろうが、地震が起こる断層のまわりの水圧自体には、さほど

──水圧があまり下がらない状態で100年もつづく(W.周期には関係がない!)100年も水圧が変わらない、圧力計付きの計測器をトラフ地中心部に埋め込んだのは2018年。それ以前の観測データはない。はまだ検証されていない。)

いうことは、私たちが日々暮らしている足元の地面は、想像している以上に不安定ということですね。⇒W.日本列島の地質学的形成史からいえば、当たり前。地学のみならず文化、芸術、思想、政治、風俗に影響を与えている。

「そのとおりです。私たちを含む地球科学の専門家たちもいま、地面はものすごく不安定なのではないかと考えはじめています。古文書に残るような大地震だけでなく、もっとひんぱんに、小さな地震とかゆっくりした地震(スロー地震)が観測されるようになってきています。⇒W.能登半島震度1の地震は計算上、1週間の半分ぐらい発生。大きな地震もあって明らかな強度な群発地震発生中だった。

大きな地震が起こるようなエネルギーの蓄積には、

面の変形がともなわなければいけないので、そのためには時間がかかるそれが100年とか1000年の周期につながっているんでしょうね」(宮川さん)

たとえばば南海トラフの場合には、海底からどれくらい掘るイメージですか?

海底から6kmくらい掘り進んで設置する必要がありますね。じつは、こういったプロジェクトはすでに進んでいます。掘削船『ちきゅう』南海トラフ地震が起こるような海底を掘り進んで岩石を採りながら、そこに水圧に限らず、さまざまなセンサーを設置しようという研究が進められているんです」(大坪さん)⇒W。日本国って変わった国だ。先にやるべきことを後回しにする。コレも国民性なのか。小林秀雄は日本人は「方丈記」(天変地異)と「平家物語」(戦争ー敗戦)の感性のままだといった。

──2018年から19年にかけて、海底下2800mまで掘ったプロジェクトですね

「そうです。そのときは予想以上に海底下の岩盤が固かったりしたことで、目標地点まで掘り進めることができなかったのですが、次のプロジェクトが立ち上がれば、水圧計測についても提案できるのではないかと期待しています」(大坪さん)

「地球の息づかい」をとらえる

──大坪さんは「地球の健康診断をしたい」と仰っています。水圧の変化をモニターする試みは、まさに健康診断といえますね。

「ええ。水圧に限らず、何かしらの変化というのはすべて、『地球の息づかい』だと考えています。だから、その1つの候補がとらえられたというのは、私たちが長年、手がけたかったことの1つではありますね。

私たちは地球の上で生活していますが、多くの人が日常で考えていることは、経済や政治、生活そのもののことだと思います。

でも、地球の息づかいを知ることは、地上に暮らす者として欠かすことのできない重要性をもっている。特に、日本のような地震大国はなおのことです。

そうすると、どうしても精度の高い地震予測を期待されると思いますが、残念ながらなかなかそこまでは到達しない。水圧がどこまで高くなれば、地震が起こる条件が揃うといえる可能性は高まりましたが、それが『いつ起こるのか』を予測するのは、まだまだ難しいというのが正直なところです」(大坪さん)⇒W.いつ大地震が起こるかなんて予知を地震学に期待するヒトは間抜け!

>W、日本は国土の3分の1が海抜0以下のオランダに学んだ方が良い。華美なことは慎み、質実剛健、政治経済文化風俗に進取の合理主義精神がある。

>W。自らよって立つ足下のぐらつき対策が遅れている。足下が決まっていないと今後、ファンダメンタルズの在り方がものをいうグローバル資本制下で良い仕事はできない。

>W。「先進国」で地震大国なんていう国は日本だけだ。だったら、対策は相応しくやらないと。

大型木造?ドームは全国各地にいっぱいある。 >大阪万博木造リングの着想は設計者の独創的発想ではなかった。

      日本で最大の木造建築は?

日本最大・世界最大の 木造建築は?? 日本の大型の木造建築と言えば奈良の「東大寺大仏殿(正面57m、奥行51 m、高さ47m)」が有名ですが、日本最大の木造建築は当市の「ニプロハチ 公ドーム(大館樹海ドーム/長径178m、短径157m、高さ52m)です。」

大館樹海ドーム

   ニプロハチ公ドームの建設費はいくらですか?
 
平成31年には、ネーミングライツを導入し、 (株)ニプロに施設命名権年間 330万円で購入してもらい名称を「ニプロハチ公ドーム」に変更した。 ドームの総事業費は、100億792万3千円で、 指定管理料は、年間1億5 万7千円で運営をしている。

伊東豊雄 - Wikipedia

建築設計事務所・竹中工務店

菊竹清訓設計事務所勤務時に、大阪万博の近代建築物に携わったが、観衆がそれらには大して興味を持たず、太陽の塔  が人を集める様を見て、近代建築に対して疑問を持ち始める。」⇒岡本太郎 - Wikipediaはマスコミを賑わす有名人で画家。建築設計とは無関係のヒト。

東京大学工学部建築学科に進学。全く建築家を志しておらず、点数が低くても入れたため、消去法で進学した。当時の建築学科は工学部の落ちこぼれと揶揄されていた。ここで建築に興味を持った」⇒w。本当かな?高度経済成長の時代どこの大学でも建築学科はエリート(今は違う)。学卒で2級建築士の資格。1年の中ほどから実習がある学科はどこにもなかった。単位数も多かったはず。他の学科をばかにする学生を目の前で見た。東大だけ事情が違ったか?大阪万博木道リングの設計者のウィキも若いころニートだったとか。

Letter from Home: 大館樹海ドーム 設計:伊東豊雄

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   反俗日記 
 2023年度の予約状況の借り手側を一覧すると、収容人員を満杯にしてしかも高額入場料を設定できる団体は一切見当たらなかった。地元軟式野球だとかグランドゴルフ(これ非常に多かった)。そのものズバリの名称は使っていないが地元草野球試合も多すぎた。広いグランド使わない<会議室使用>なんてのも多かった。ネーミング料金が年間300万円?あり得ない。管理料1億円余り

あきた北新聞社/デスクの独り言/第47回

           赤字と血税
 
  昔、当時人気絶頂のモーニング娘を呼んで(事業団が)チケットの半分しか客が集まらなくて呼んだ側の事業団が赤字を背負い込んだ有名な話があったという。
地の利なく地方財政困難な地方自治体にこんな摩訶不思議な巨大木造屋根とテント張りのドームが必要だったのか、いったい何を考えていたのか、という話。
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  一部引用だがピント外れな長話が多い。事業団が呼び屋をしている摩訶不思議。
あるテレビ局の事業部長はいった。「興行は儲からない仕組みになってるんだよ」。その見解は正しい。儲かるのはアーティストが直接所属している事務所と、関連会社の営業プロダクションだけだ。今回モーニング娘を事業団に販売したイベント会社のような企業もそれも属する。ステージを買い取った地方の現場は、苦労のわりに儲からぬばかりか、失敗したら大打撃という恐怖が開催前から終始つきまとう。(需要乏しいのにキャパだけは整っている)」
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   大型木造?ドームは全国各地にいっぱいある。
大阪万博木造リングの着想は設計者の独創的発想ではなかった。この点を反俗日記はつい最近まで知らなかった。設計者のアイデアを評価するところはあった。
真似して350億円、半年館の展示
 
>CLT工法を宣伝するが
構造物のほとんど集成材の柱と梁の建て方だけの構造
(CLT工法の基本は集成材柱梁とCLT直交集成材の壁で強度確保)。
天井だけが直交集成材(通称コンパネ)のリングをCLT工法と言い切れるのかどうか。
CLTで血放送性をする議員連盟会長、石破茂。W。本物のCLT工法を日本で実現するのは簡単ではない。耐震基準を満たすため建築価格高い。普及すれば単価が下がる、という話。
大阪万博の木造リングなどはCLT工法の論外!
>抜き工法の柱とコンクリ地面の接合は柱の中をくり抜いて金具で固定梁(柱内部くり抜きなので外からは見えない)と柱の連結部分にも金具。
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   鹿島建設は大阪木造リング建設(竹中工務店大林組清水建設)に参加していないが、木造大型ドーム建設をいち早く全国各地で手掛けた実績がある。
  引用
 「鹿島では、それまでも瀬戸大橋博覧会四国イベントプラザ空海ドーム)横浜博覧会横浜館、東京キリスト教学園礼拝堂、鹿島建設技術研究所振動台実験棟などの木造ドームの建設実績があったが、出雲ドームの建設にあたっては古代最大の木造建築・出雲大社を有する出雲市に木造の大空間構造を蘇えらせることがコンセプトとされた。」
⇒W。鹿島建設はここ四半世紀、1996年の長野冬季五輪を最後に大型木造ドーム建設工事を手掛けていない!
@大型木造構造物は基本的に日本バブル時代のものである。
構造上いろいろ問題もある。さらに無垢材はクラック、虫食い、乾燥隙間など諸問題。集成材は接着面の経年劣化による剥がれも懸念される。
鹿島建設が手を引いているのも理由がある。
大型模造構造物には諸問題をクリアーした実績がない。
普通に考えると大型木造ドームは建設後、いろいろ不具合が出てきている、と思う。


 引用  狭すぎて高校野球の公式戦さえ開催できない。
出雲ドームでは開場当初、中国地区高等学校野球大会など高校野球硬式野球)の公式戦を1992年春季に開催したことがあるが、フィールドの野球使用時の規格は両翼90m、中堅110mと狭隘な上に天井も低いため~W.天井低すぎが最大の難点かな?高い天井は難易度高すぎる。野球にならない!~~打球が飛び過ぎる~飛球が天井に当たることが度々~~という指摘が相次いだ事から、その後はアマチュア硬式の公式戦は行われておらず、練習試合や雨天時の練習などで使われている。」
2,500人(座席)、最大:5,000人、グラウンド内使用:10,000人。
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                      ヴェーラ、フィグネル「ロシアの夜」

 「10時にフロレンコがわたしのところに来た。

彼が包みの中からソーセージと赤葡萄酒の瓶を取り出し、机の上に置いて食事の支度をしたのを見てわたしは驚いてしまった。

決定が下されて、不眠の作業の後だったから、わたしの気持ちは高ぶっていて、食べることも飲むことも不可能なような気がした。

「どうしたんです」爆発のためにがれきの下敷きになって死ぬことがほとんど確実このヒトの唯物論的な意図をみて、わたしは恐ろしくなって尋ねた。

「力を蓄えておく必要がありますからね」とその人は静かに答えて落ち着いて食べ始めた。

ありうべきことを考えないで、自分に課せられた義務を果たすために力を蓄えておくことだけを考えいるこのヒトの態度に、わたしは黙って頭を下げるばかりであった。」

******

                   フロレンコ(1848~1938)
 
 

大阪カジノ万博に反対する集会。会場の笑いに大いなる違和感。まったく笑えなかった。むしろ笑う(嗤う)人々との差異に愕然。自分は笑う余裕さえないのか、と。もちろん余裕はないのだが~~。

「大阪カジノ万博に反対する集会に行ってきました。講演話者の講演ユニットは笑いを取ることを意識しすぎ。笑って応じている多くの聴衆の感性にも違和感。 大阪カジノ万博。現在、将来近未来、笑って済ませられることなのか!質疑コーナーの会場意見は予めメモ記載を集約し発言させる段取りなので、退場」
 
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 講演者は直近の参議院選挙、東京地方区改選数6名のところ、野党系3名当選を大阪と比較し、大阪もこうありたいとしているが、
対立候補を嘲笑する政治傾向ではこの結果は生まれなかった。
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    大阪の「いしん」跋扈やその関西圏への進出の背景には
庶民が肌身で感じる(マスコミや街の中心部目につくポイント浄化が何と粉飾しようが)大阪や関西経済の地盤沈下があり
それを何とかしたいという素朴な願望ステップボード
庶民感覚では実証できるはずがない耳触りの良い改革見た目と心をくすぐる政治アドバルーンを掲げ、
   
  嘘をつくならできるだけ大きな嘘をつけば庶民の判断力はマヒ
 
足元の現実から政治共同幻想の世界へと脳内誘導し、
東京中央に対して経済面で後退し続け、
文化面でも枯渇し低次元のお笑いタレントしか起用できない大阪準キー局の悪足掻きに「いしん」は乗っている。~~地元タレントの笑いは関西文化圏外のモノには濃厚、卑近すぎて違和感だがTV局と資本関係にある<よしもと>の力で東京進出、劣悪が普通になって日本放送文化の退潮の牽引~~
 
以上の文脈の中でしか横山ノック大阪府知事再選破廉恥スキャンダル辞任は理解不能。だとしたら神輿を担いでいるのは大阪準キー局横山ノックから橋下徹の系譜橋下の東京弁微妙な東京コンプレ抱え銭実利の宿痾マスコミと庶民に正義を語る波及効果発揮大阪弁では浸透力限界。>
 
 大阪準キー局の低制作コストの番組を見続けると知らず知らずのうちに「いしん」の政治文脈が脳に刷り込まれる。
発信者の芸人の所属は経営騒動を解消するために創業者優位の株式公開を非上場にするためTV各社はこぞって公開株の買い付けに出資した。吉本とTV各社は露骨な資本関係にある。当然、所属芸人を優遇する。東京キー局も連動する。
 
 東日本大震災に関連して福一原発事故報道が関西圏の真面目なラジオ報道番組の女性キャスターを通じて流れたが、その女性の報道の最後に橋下徹のその場限り変節必至の反原発意見が絶妙のタイミングで流され結語になっていた。
直近でもネット界隈で橋下は能登半島地震を受けて万博中止を言い出している、とかのキャッチコピーが載っていたが、
要するに機を見るに敏、言いっぱなしやりっぱなし、あとは野となれ山となれ「いしん」政治手法の本質を知らなすぎる。
準キー局のある大阪は「いしん」の劇場型政治と吉本の笑えないお笑いしか存在の余地がない文化飽和の地。経済は飽和しているが文化もキャパ無し(人材無し)
 
 結局はカネの多寡と実利で人間の価値を決める人生観が根底にある。それと後で紹介するが<軽いノリ>。
 
 政治思想や品格の価値への判断は希薄になるので「いしん」政治路線を推し量る尺度を持ち合わせていない。
港横浜の象徴、山下ふ頭カジノ構想に対して港横浜を担い汗と血を流した歴史と職業倫理が敢然と立ち塞がった。大阪では絶対こんなことはない。港神戸は横浜とは環境が全く違う。
~~カネの多寡と実利で人間の価値を決める人生観は歴史的に形成されたナニワの庶民文化である。
良い面でいえば権威はカネと実利の前で相対化する~~~したがって大阪的保守層には政権党の大阪自民ではなく政権批判ポーズで自民以上の開発アドバルーン政治~~破廉恥粋~~の「いしん」が似合っていた。
 その一方で、政治思想や品格の価値への判断は希薄になるので庶民には検証不可能な実利を掲げる「いしん」アドバルーンを推し量る尺度を持ち合わせていない。
*****
井原西鶴「日本永代蔵」本人の作ではないといわれているが、
そうであればなおのことナニワ町人文化の典型、粋(スイ)の極致を描いた「好色一代男」の世界と違い過ぎて
当時の銭と実利、商売繁盛繁の商人感覚=商人主導の街なので庶民も染まる~をリアルに描いている。ソレが300年にわたって封建、近代化、現代化を通じて刷り込まれると不気味というか宿痾になる)。
******
この300年を理解するためには次の要素がブレンドされた。
①日本的封建制は商品経済に浸透にも拘わらず最後までコメ年貢制に拘った~~東アジア東端列島の地政学故~~(中国清朝金納年貢との比較)当然、幕藩体制期間はムラの自給自足とコメ年貢財政規律が足を引っ張る経済停滞によって人口停滞した。大阪は幕藩体制米相場によって年貢村請負から収奪した年貢米の換金場所であり封建軍事貴族大阪城駐屯、東西奉行所役人、等々で全人口の約2%。
一方、西洋に比べて多すぎる封建支配層と農民町人等に封建分権と中央集権の微妙に混合する社会の構成員個々に規律性を与えた⇒明治いしん近代化

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参考文献:「武士の町大坂」薮田 貫著

江戸時代の大坂の武士の数 - ROSSさんの大阪ハクナマタタ

7710~8105名、江戸時代の大坂の人口は、約40万人とされていたので武士の比率は僅か約2%程度⇒W西洋の貴族の割合もこの程度!日本列島は他所から攻めてこないので武士のリストラは遅れた。武装制圧する側の人間が多すぎると被支配層は委縮し続ける。反乱しても逃げ場がない。

 W。江戸の町人人口の上昇と大坂の1770年ごろからの町人人口の減少、大阪の市中の経済力の低下、多分郊外のムラの商品経済の発展。江戸の化政文化に上り詰める経済力と文化の発展。

 

****②厳しく書こうと思ったが、前向きに行く。***サイト主人は大阪オリンピック推進だった。今は多分、万博カジノ賛成かな。
何でも見てやろう、体験してやろうのバイタル値高い不動産屋さん、多くの賞受賞歴ある市役所にも顔の効く有名人のようだ。
「いしん」にはこういう側面もある。住民セットの経済飽和地域の再開発だから一筋縄では片づけられない。
地方自治体は基本的な役目を手厚く果たして、その他は民間の自由にやらせ行きすぎたら強力規制の方が良い。財政による有効需要の創出には限度がある。オランダ方式が良い。
(1)コリアタウン生野区桃谷御幸通)
(2)鶴橋駅(コリア)
(3)堺筋本町(インド)
(4)川口・旧中国人雑居地
(5)九条駅周辺(旧満州系中国商店)
(6)中国総領事館
(7)関帝廟
(8)四つ橋線沿線(中国関係航空会社、銀行)
(9)弁天町(ブラジル)
(10)日本橋駅北側(タイ、中国、コリア、米国・・)
(11)大正区(オキナワ)
>W。USA無関係の通称アメリカ村って若者集合雑貨店街もある。この前野球グローブのワックスを買いに行った。その命名センスどこからきたの?鶴橋界隈に次いでその名が大阪中に通っている。
     嘘をつくならできるだけ大きな嘘をつけば庶民の感性はマヒ
足元の現実から政治共同幻想の世界へと東京中央に対して後退し続け文化面でも枯渇し低次元のお笑いタレント性しか残存しない大阪準キー局の足掻きに乗って誘っている。
この政治に対して嘲笑は彼らと分別と知識ある自分を区別しているだけの斜に構えた行為になり、幅広い伝播性を獲得する性質のものではない。

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 この会場の笑いとはどのような笑いなのか?
 
パワーポイントの画像に沿って順次話題を提供する講演者は作者、編集者であり笑いに導く各話題を提供しているだけであり、自らは笑っていない。各話題事に会場の各所から必ず失笑、嘲笑の類の嗤いを予定通り何回も誘発させている。
吉本芸人風に言えば<笑いと取っている>したたかな話者であり反「いしん」「カジノ万博」の芸人風である。
>ちなみに講演最後のオチ講演のタイトル<カジノ目当ての大阪万博>にかけ
賭)<万>博、博覧会。そこでまた会場に最後の笑い、講演終了。
①笑いには本質があり、 ②いろいろ種類がある。
③そして会場の嗤いに流れてしまう傾向に潜む大局観の問題性について指摘する。
~~大阪や関西圏の「いしん」情報にくぎ付けにされている感がする。
当然、状況認識は狭い。その延長で、国政選挙レベルの状況認識がでてくるだけであり、肝心な今の日本の世界での立ち位置の歴史的傾向を踏まえていないので大局観に危機感が欠如。
いしん」的存在の登場は東西冷戦体制崩壊後の米一極世界市場循環破綻の世界同時経済危機、日本の政権交代東日本大震災を通じて日本経済の相対的後退鮮明になった時期。改革願望は大阪の地の利を得て「いしん」的政治に集約された。旧民主党の支持層と自民利権を食って「いしん」は急成長した。
 
 グローバル資本制の上部構造におけるポピュリズムの台頭=「いしん」は今様ファシズム。強固な支持者はファシズム大衆である。
トランプ元大統領が共和党大統領候補者戦で圧倒的リードという。コレはトランプ個人の政治内容がどうこうよりも米国社会の現状とその社会勢力の反映。
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その一日は①驚愕事態で始まり、②道中の突発「事故」に抗議し、③違和感だらけの集い講演会の質疑コーナー前に退場し⓸有名な繁華街散策から帰還した。
 
①はグーグルクロームブラウザーに使っている者に対してマイクロソフトEdgeをブラウザーに使うように誘導するポップ画面で~~強力検索サイトではないEdgeをブラウザーに使えるわけがない!~~~PCを買い替えたとき情報を移した先のPCがedgeブラウザーとは、そこまで考えが及ばなかった!
おかげでGoogleブラウザーの反俗日記はEdge使用期間が長すぎてGoogle検索サイト各ジャンル随所に散らばっていた記事が一か所に整理されていた。誰がすき好んで反俗日記のようなひねくれ自己本位のiハンドルネームにまとめられた記事をわざわざクリックしてよむか!
>PC間の情報移転の際に製造会社に埋め込まれているブラウザの違いは知っておいた方が良い。
~~~
~~消去する×印などが探してもどこにもなく、仕方なしに強制シャットダウンしかないと判断し念のため電源まで抜いたが甘かった。
また同じポップ画面がPCのTVモニターに登場。
今度は、電源オフとアンドロイドソフト使用の安物TVモニターとの連結ケーブルも外しかなり時間をおいてほとぼりを覚まして再チャレンジするとウィンドウズの画面がやっと出てきた。
>それで最終措置としてググってウィンドウズのアプリEdgeをオフにした。コレでもう二度とどこにも操作点がないポップ全面画面がでてくることはない。
>操作が完了していません、とはオフにすることで完了するという意味だった。
@最近のマイクロソフトハッカーの誘導みたいな真似をする。
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②巨大ターミナル駅ホームに設置されている発車間際の頭上、70cm程から降りてくる5本のワイヤーロープ~~~電車のドアとホーム設置の開閉扉はまだ開いた状態なのに先行して上からワイヤーロープは下降!~~~に駆け込み乗車気味で電車とホームの足元だけを気にし、加えてダウンジャケットのフードが上方の視界を妨げていたので、思いっきり顔面をぶつけた。一帯何事が起ったのか、交通事故のような感がした。
>付近に若い女性駅員~ホーム整理係~~がいた。傍には車いすの方がいて電車に車いすが乗っかるように措置。
>様子を見て躊躇ったが、抗議することにした。一応、言っとかないと。
「イラナイことをしないでもらいたい」「上からロープが下りてくるのを知らない人はケガをする」
その後観察すると、ロープ設置は幹線だけであった。新幹線ホームも多分設置されているのか?
ホーム側のドア、電車側のドアの始動前に上からワイヤーロープが一気に入りてくる。
この現象は当たり前におこる。同時にスイッチオンの際、締まる動作よりも落下させる動作が機械的に早くなる。
結果、両者がまだ締まる動作を開始していないのに上からロープが一気に落ちてくる。ホーム整理員の労働は合理化されても事情を知らないモノにはアブナイ。
>3重にホーム整理をする必要があるのかどうか?結局、ある時の事故からこういう措置が取られた。
***
大阪万博も警備費を運営費外として多額の予算を計上しているので入場整理に長蛇の列を作ることになる。
大量チケット購入の自治体の学校の生徒は一般の行列をしり目にスイスイ入場する光景が目に浮かぶ。
大阪万博はチケット無理やり購入の団体客主体の万博。餓鬼どものざわめきの喧騒の中に出かけるヒトはモノ好き。
オリックス系は京セラドームのプロ野球の初期はアメリカ並みの厳重チェック体制を敷いていた。そういう米国に右へ慣れい!の体質の会社だ。のちに安心したのか形式だけになったが。
飲食持ち込み禁止を謳って、吉村知事が修正意見をしたとの報道があった。
****
南京町、元町~三宮センター街散策。
>景気の悪さを肌で感じた。
ヒトは一杯出てほぼ一方向にそぞろ歩き。服装は総じて黒っぽい。華やかな語らいやムード無し。飲食店は行列ができるほどだが全部ありきたりのポピュラーな安い定番の食い物を売る店ばかり。まるで縁日の屋台だな。本物の中華料理はやはり高い。もちろん行列一切無し。
 三宮センター街駅が近いのにシャッターおろした空き店舗がチラホラ目立つ。
パチ屋が一軒もなかったのはさすがだ。
>古本屋に入ってみた。
購買意欲誘う本があった。2割~3割安くすれば売れる、とみたが店頭販売の古本の動きが悪いので値下げしないのだろう。
 ネットでそんな値段が付くはずもないと思うが。
>「防衛省戦史編纂室編」
日中戦争、太平洋戦争の戦史を防衛省の専門家が分析している。
一冊¥7,500
当時のソ連を日本軍がどのように分析していたか、の資料もある。
ノモンハン事件だけで5センチぐらいの厚みがある本。こういうのを手元においてジックリ、コツコツと読んでみたいがカネと暇がない。
@アマゾンの上記の中古本!1冊 ¥2300~¥3000
>今日の巷でそんな本に興味があるのは研究者か軍事オタクの極一部。
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丸山真男の本は今、意外に人気がある
全集は図書館の書庫に眠っているが(借りだしたが専門分野の研究は難しすぎてギブアップ)、三宮の古本屋に出ていたのは、丸山の貴重な研究本の6分冊⇒¥13000。
@三宮の古本屋の店頭に出ていた分冊は見立て通り貴重本だったようだ。
アマゾンに出品されているのは丸山の文庫本や有名な本(¥4300ほぼ当時の定価)ばかり

丸山眞男集 全17冊セット(全16巻・別巻1) 大型本 – 1997/9/1

                        岩波書店  ¥23、219

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レーニン10巻選集 全10巻+別巻2巻セット 単行本

  全集はアマゾンに出品されていないようだ。
大きな図書館の書庫にはあるが肝心な巻が行方不明の場合があった。
レーニンロシア文学でもあった
ロシア文学本は深遠な描写から一転して肝心なシーンが続くと非常に簡潔な表現で読者をぐいぐい引っ張っていく。ココはその他の外国文学にはない点。
なぜ何かな。
ロシア語という文体によるものか。精神文化の在り方によるのか。
 
今、ヴェーラフィグネル「ロシアの夜」~一婦人革命家の回想~をもう一度読んでいる。文章表現に気どりが無く簡潔で、そのシンプルな精神性にうたれる。この手の本にありがちなアジテーションが無いんだよなしかも信じられないほどの苛烈な行動に裏打ちされた文章表現である。
 
①笑いには本質があり、 ②いろいろ種類がある。
③そして会場の嗤いに流れてしまう傾向に潜む大局観の問題性について指摘する。

笑い - Wikipedia

 

「嗤う」の意味とは? 使い方や「笑う」との違い、類語・英語表現などを解説 | Oggi.jp

 

嘲笑(ちょうしょう)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

 

>集会に参加する人はたった200人ほど。ヴェーラフィグネル流に言えばみんなのお手本にならなければいけない人たち。

第2回、能登半島地震、大阪カジノ万博をうけて日本列島と地震の周期を具体的に明らかにし「方丈記」を解題する。1,18記事追加編集(藩札、西郷札、購買力平価に基づく一人当たりのGDP~インフレ率とGDP成長率~)。

         方丈記(原文・現代語訳) - 学ぶ・教える.COM

           

また、同じころかとよ…』 : 元暦の地震

****************この項の本文引用前に、災害古典文学としての「方丈記」を今に蘇らせるために元暦の地震を調べることにした。この観点から「方丈記」を読んだことはなかった。

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 W。参考資料 文治地震 - Wikipedia

地震元暦年間に発生したが、この天変地異により、翌月の8月14日文治改元されたことから、一般には、元暦ではなく文治を冠して呼ばれることが多い。」

⇒W.大地震被害による改元にも拘らず、さらに上回る大地震が発生する日本付加体列島の極致。

元禄地震 - Wikipedia

元禄16年11月23日(1703年12月31日)午前2時ごろ、関東地方を襲った巨大地震。」

震源相模トラフ沿い房総半島南端の千葉県野島崎付近。M7.9〜8.2と推定

大正12年(1923年に起きた関東地震関東大震災)と類似のタイプの海溝型地震である上に、震源分布図も類似することから大正関東地震以前相模トラフ巨大地震と考えられている。ただし、規模や震源域、地殻変動などは大正関東地震よりも大きい。」

>「相模トラフ沿いで発生するM8クラスの地震およそ200~400年間隔で発生している。」南海トラフ地震よりはるかに巨大地震発生の周期は長い。(90年~周期~~直近巨大地震は南海地震1946年!+90年2036年。軽くて若く熱いフィリピン海プレートの粘着、大陸Pへの滑り込みなので巨大ストレス解放は必至)

   ↓ 元禄地震の4年後の宝永4年(1707年)にはM 8.4-8.6

  宝永地震、および宝永大噴火 

東日本大震災に匹敵する歴史的大地震富士山大噴火(宝永火口)⇒福一原発事故ってどう解釈したらいいのだろうか?<天災>⇒<人災>

1号機の原子炉への冷却水の循環が止まった原因は津波による電源喪失ではなく、地震による配管系統の欠損である、という説もある。

付加体組成+4つのプレート集合の日本列島に原発化石エネ源無しのジレンマ

今回の能登半島地震の大きな要因は太平洋Pの沈み込みによる半島地下の巨大流体の存在、との説もある。

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****地震の続発悪政、民生の疲弊、歴史の結節点が重なるのも日本歴史の特性である。

 

徳川綱吉 - Wikipedia

綱吉の治世の前半は、基本的には善政として天和の治と称えられている。

しかし、

  悪政、失政。

「貞享元年(1684年)、堀田正俊若年寄稲葉正休に刺殺されると、綱吉は以後大老を置かず側用人牧野成貞柳沢吉保らを重用して老中などを遠ざけるようになった。また綱吉は儒学に影響されて、母・桂昌院(皇族出身)従一位という前例のない高位を朝廷より賜るなど、特別な処遇をした。」

>「赤穂藩浅野長矩を大名としては異例の即日切腹に処したのも、朝廷との儀式を台無しにされたことへの綱吉の激怒が大きな原因であったようである。」

「生類憐みの令をはじめとする、後世に“悪政”といわれる政治を次々と行うようになった」

      改鋳

>W。財政悪化のため改鋳を実施し、富裕層の純度の高い元禄通貨の貯め込み(そもそも、西の通貨は銀主力!まだ江戸幕府の経済主権が確立していなかった。)などによって経済混乱が発生したようである(異次元金融緩和も円の価値の毀損)。ナニワの米相場に悪影響を与える。また、富士山大爆発の粉塵による関東地方の作物大被害の長期化も生活と経済混乱を招いた。

>貨幣水増し政策の遅れ、という説もある。理由は上記(  )内かな?上方経済を圧倒するためには金の悪貨に頼るしかない。

貨幣改鋳

W。藩札の存在を知ったのは四国地方一揆の記事を読んでいるときだった一揆主導者の一人の逃亡資金のなかに藩札があり、藩外で流通しないはずのなぜか藩札を使えた。庶民レベルでは何か事情があって流浪しているものに親切にしていたのか、当時からお遍路の風習があったのか。藩札の存在を知ることは歴史を見る目を豊かにする。

下の記事は一見難しいが藩札の役割(藩の財政需要~発行による正貨強制吸い上げ~及び藩札と金貨銀貨の相互関係、経済全体への影響)ついて的確に答えている

toyokeizai.net

金銀を獲得する必要性が藩札発行の一つの理由であるから、領内では半ば強制的に金銀を徴収して藩札と引き換えさせることもあった藩札は価値変動が大きいから、商人はそのリスクを負いたくない。大坂での売り上げをわざわざ手間のかかる銭貨に交換した大商人の話が紹介されているが、藩札の強制的な所持を逃れる手段として銭貨が利用されたという指摘は、どうやって資産の財産価値を保つかに頭を悩ます現代人に通ずる藩札は、現代の貨幣制度や金融政策のあり方を考える格好の教材だということがよくわかる。」

西郷札  (松本清張) - Wikipedia

芥川賞受賞「小倉日記」の前に週刊朝日の小説公募に応じた清張(朝日新聞西日本勤務校正係だったか?)の処女作。You Tube朗読を最後まで聴き入った(現状、全編朗読はカット.。別人TVドラマアップ~役者が演じるとダメになる場合が多く関心なし。朗読は想像力を掻き立てる)。

 推理小説風ストーリー展開と豊富な資料収集に基づく細部描写を次々に積み重ねていく清張リアリズム(ココは司馬遼太郎も同じ)が絶妙にミックスされ、最後までぐいぐい引っ張っていく。しかし、後でよ~く考えると物語を成立させるための荒業が気になる。(場所、空間、時間の違いを小説家は自由に使って物語を創作)。謎解きスタイルは嵌ればおもしろいがリアリズムとの両立は難しい。私を曝け出すのは一番簡単。この狭間にハードボイルド探偵小説の主人公が生まれた。

 この朗読で気になったのは維新政府が各地で乱発されていた藩札を整理するために購入する内部情報を聞きつけた渋沢栄一が藩札を安値で買いあさって政府新札と交換し大儲けした、というくだり。

この箇所は物語の主題を補強するための清張の創作であったのか、史実なのか。

政商が暗躍する時代の流れがある、<災害資本主義、ショックドクトリン>という基本認識があるので気になった。

名著130「ショック・ドクトリン」ナオミ・クライン - 100分de名著 - NHK

西南戦争時西郷軍の軍票=主人公等~主人公は善意~~の西郷札の大量買い占めの目論見が女房独占欲の嫉妬に狂った冷徹な新政府官僚の主人公を陥れるためのヤラセが土壇場で発覚)

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⇒W。大谷恭平選手などのMLB契約金=米ドルだ!当人たちは会社を作ってポートフォリオで運用しているはず。をなぜドル円為替市場交換レートにすぎない円表示に勝手に替えて報道するのですか!ということ。込み入ったことを解りやすくは錯覚の元になることもある。10年契約1000億円の現地、実質実効為替レートは600億円~700億円。年棒にして60億円~70億円=妥当な金額だと解る。いくら金満球団といえども~~MLBは人気ナンバー3のプロスポーツ~~~故障持ちの大谷に実質実効為替レートで10年1000億円、年棒100億も出せるわけがない! マクドナルドハンバーガー指数  

世界銀行 データ 購買力平価・2020年

KIP国際化支援専門員コラム Vol.3 「ビッグマック指数(The Big Mac index)について」 | スタッフブログ | KIP | 公益財団法人 神奈川産業振興センター

30年に渡るアメリカと日本の経済成長の差積み重なって

>2020年では、アメリカのGDPが日本の4倍になってしまった。

>@その一方で、アメリカでインフレが進行したといっても、アメリカのビッグマックの価格は日本の1.7倍である。

******

米国の経済成長(GDPの推移)とインフレ(ビッグマックの価格の推移)の関係

日本のそれらと比較すると、

>この30年の間にアメリカ人は日本人の2.3倍の経済メリットを享受するレベルになってしまったと言えるのではないだろうか?」

⇒W。MLBドジャース投手としては術後リハビリ中だが、対日宣伝効果も含めて~NHKBS中継など~~、強打者大谷恭平選手を評価して妥当なドル評価をしているが

>日本スポーツマスコミ解りやすくするために円表示1000億円と勝手に円換算し、

>日本のファンなどは訳も分からず驚愕!

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二つの下図の日米GDP成長とインフレ率の比較」2020年まで。

 米国でコロナが沈静化した2022年以降経済が過熱化しインフレが進行(公的金利上げ)、他方円の為替レートが急激に円安に振れ

結果日本のGDP率と購買力平価率とアメリカとの格差が激烈に開いてしまった。

高い成長率、高い購買力平価の外国資本の日本買いの様相を呈してきているのではないか?(その一環がNPB投手のMLB入り~東京株式市場の日経平均株の上昇の理由の一つは実体経済の低調推移をみこして株式市場資金流入を予測した外国投資急拡大)

>広島カープは今年新加入して(年棒8000万円?)、チームで一番19HRを撃ったマット・デビッドソン - Wikipedia

をチャンスに弱い、打率が低い(OPS、698)などの理由で来年の契約見送り。元広島のデビッドソンが総額1億5000万円で韓国NCダイノスに入団”

 底流に日韓の経済関係の急変がある。

東日本大震災東京五輪決定2016年熊本地震 (2016年) - Wikipediaコロナパンデミック=五輪空開催能登半島地震夢洲大阪万博夢洲カジノ流れが余りにも悪すぎる!

未必の故意要素が濃すぎる!

政権と支持する一部国民、一部マスコミは事実直視を避け、がむしゃらに前(惰性)に進んでいる。こういうときに限って付加体列島と住民の特殊性(端的には大地震、戦争路線選択)が発揮されてきた、というのが日本の歴史の一面の真実だった。

大陸国アメリは直接被害の及ばない他国、他地域でむき出しの災害資本主義、ショックドクトリンを実行しているが、

>その趣旨を受け継いだかどうか知らないが

日本資本主義日本列島の国土で実践している。

どちらの国民が惨禍に見舞われているか、わかる

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You Tubeでなんとなく韓国現地の風景風俗を視聴するがソウル首都圏だけではなく地方も日本の生活水準と変らないと直感する。生活レベルのハイテク導入は日本より進んでいる。もちろん近隣が良くなるのは歓迎だが、日本は何をやってきたのか、という疑問が湧いてくる(歴史の大局スパンでは先進が後進、後進が先進になる移り変わりがあるのは承知していても)。何か嵌められている感がする。それが歴史的な罠(敗戦に至る道)であれば回避は難題。


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仏教でいう4代元素のうち 火、水、風はいつも被害を起こすけれども大地は異変を起こさない。中国経由の大乗仏教。中国沿岸部地震無し」⇒W。鋭い!リアリストである。自らの仏のへ希求を客観視している。

 

      移動式3m四方の組み立て住宅~材木の継ぎ目ごとに掛け金を使用

引用 「組立式の仮設的な建築物。 広さは四方1丈(約3m)の正方形高さは7尺(約2.1m)の広さで一つ一つがパネルや部材にバラせることが特徴。」W。方丈庵の実像を探求している方々がいるがピンとこない。「土の生垣を作って屋根をふき」⇒以下は方丈庵の柱と梁の骨組み(スケルトン)の構造で一番大切なところ

「継ぎ目ごとに掛け金をかけて」⇒さらりと言及しているだけ。本文の下の写真は掘っ立て小屋を今風に建てたもの。

筋交いを入れるのはセオリーだが昔の建築は入れない。

①だったら万博木造リングのような抜き工法で、柱に梁貫通用の穴をあけるか、

やや太い柱の受け手に平板形の梁どうしを抱かせる方法しかない(中世初期は庶民建築に使う工具は限られている)なお、万博木造リングは広い周辺地の専用組み立て足場で柱に予め梁とつけた小ブロックをクレーンで吊って現場で金具接合の繰り返し、と予想する。

格安簡単小屋の壁の仕組み 小屋大全

        福原遷都

W。大臣、公卿、官人の「家はこぼたれて淀川に浮かび」福原へ。工法が簡素だからばらすのも簡単。

W。福原遷都巨大開発プロジェクトは地の利、時の運なく失敗(人心動揺、政治危機を察知して平家一族は福原遷都断念、京都に帰還したが、福原遷都巨大開発プロジェクト騒ぎで荒廃した京の都は元に戻ることはなかった。

「昔の御代はよかった、と古のヒトも行った。」歴史は元には帰らない。方向性が問題

          自律

自律=清貧?そういえば日本バブルがはじけたころ「清貧の思想」なる本がベストセラーになった。

   「そのとき、こころ全く答えることはなかった。ただついでに舌を使っていやいやながら、南無阿弥陀仏二三回申して止めてしまった。」⇒実存主義にも通じる観点