平成31年には、ネーミングライツを導入し、 (株)ニプロに施設命名権を年間 330万円で購入してもらい名称を「ニプロハチ公ドーム」に変更した。 ドームの総事業費は、100億792万3千円で、 指定管理料は、年間1億5 万7千円で運営をしている。
2023年度の予約状況の借り手側を一覧すると、収容人員を満杯にしてしかも高額入場料を設定できる団体は一切見当たらなかった。地元軟式野球だとかグランドゴルフ(これ非常に多かった)。そのものズバリの名称は使っていないが地元草野球試合も多すぎた。広いグランド使わない<会議室使用>なんてのも多かった。ネーミング料金が年間300万円?あり得ない。管理料1億円余り。
あきた北新聞社/デスクの独り言/第47回
赤字と血税
昔、当時人気絶頂のモーニング娘を呼んで(事業団が)チケットの半分しか客が集まらなくて呼んだ側の事業団が赤字を背負い込んだ有名な話があったという。
地の利なく
地方財政困難な
地方自治体にこんな摩訶不思議な巨大木造屋根とテント張りのドームが必要だったのか、いったい何を考えていたのか、という話。
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一部引用だがピント外れな長話が多い。事業団が呼び屋をしている摩訶不思議。
「
あるテレビ局の事業部長はいった。「興行は儲からない仕組みになってるんだよ」。その見解は正しい。儲かるのはアーティストが直接所属している事務所と、関連会社の営業プロダクションだけだ。今回モーニング娘を事業団に販売したイベント会社のような企業もそれも属する。ステージを買い取った地方の現場は、苦労のわりに儲からぬばかりか、失敗したら大打撃という恐怖が開催前から終始つきまとう。(需要乏しいのにキャパだけは整っている)」
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大型木造?ドームは全国各地にいっぱいある。
>大阪万博木造リングの着想は設計者の独創的発想ではなかった。この点を反俗日記はつい最近まで知らなかった。
設計者のアイデアを評価するところはあった。
真似して350億円、半年館の展示。
>CLT工法を宣伝するが
構造物のほとんどは集成材の柱と梁の建て方だけの構造
(CLT工法の基本は集成材柱梁とCLT直交集成材の壁で強度確保)。
天井だけが直交集成材(通称コンパネ)のリングをCLT工法と言い切れるのかどうか。
CLTで血放送性をする
議員連盟会長、
石破茂。W。本物のCLT工法を日本で実現するのは簡単ではない。耐震基準を満たすため建築価格高い。普及すれば単価が下がる、という話。
>抜き工法の柱とコンクリ地面の接合は柱の中をくり抜いて金具で固定梁(柱内部くり抜きなので外からは見えない)と柱の連結部分にも金具。
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引用
⇒W。鹿島建設はここ四半世紀、1996年の長野冬季五輪を最後に大型木造ドーム建設工事を手掛けていない!
@大型木造構造物は基本的に日本バブル時代のものである。
構造上いろいろ問題もある。さらに無垢材はクラック、虫食い、乾燥隙間など諸問題。集成材は接着面の経年劣化による剥がれも懸念される。
大型模造構造物には諸問題をクリアーした実績がない。
普通に考えると大型木造ドームは建設後、いろいろ不具合が出てきている、と思う。
引用
狭すぎて高校野球の公式戦さえ開催できない。
「出雲ドームでは開場当初、中国地区高等学校野球大会など高校野球(硬式野球)の公式戦を1992年春季に開催したことがあるが、フィールドの野球使用時の規格は両翼90m、中堅110mと狭隘な上に天井も低いため~~W.天井低すぎが最大の難点かな?高い天井は難易度高すぎる。野球にならない!~~「打球が飛び過ぎる」~飛球が天井に当たることが度々~~という指摘が相次いだ事から、その後はアマチュア硬式の公式戦は行われておらず、練習試合や雨天時の練習などで使われている。」
2,500人(座席)、最大:5,000人、グラウンド内使用:10,000人。
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ヴェーラ、フィグネル「ロシアの夜」
「10時にフロレンコがわたしのところに来た。
彼が包みの中からソーセージと赤葡萄酒の瓶を取り出し、机の上に置いて食事の支度をしたのを見てわたしは驚いてしまった。
決定が下されて、不眠の作業の後だったから、わたしの気持ちは高ぶっていて、食べることも飲むことも不可能なような気がした。
「どうしたんです」爆発のためにがれきの下敷きになって死ぬことがほとんど確実なこのヒトの唯物論的な意図をみて、わたしは恐ろしくなって尋ねた。
「力を蓄えておく必要がありますからね」とその人は静かに答えて、落ち着いて食べ始めた。
ありうべきことを考えないで、自分に課せられた義務を果たすために力を蓄えておくことだけを考えいるこのヒトの態度に、わたしは黙って頭を下げるばかりであった。」
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フロレンコ(1848~1938)