反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

2024年ヴィクトリアマイル、敗退したナミュールに関連した諸々の事情を探求すると日本と世界の競馬の裏事情が解る。

    ナミュールのビクトリア出走までのスケジュール。

 ドバイワールドカップデーと銘打って開催された一連のビッグレースの中の一つ、ドバイターフ3月,30日(開催が例年より1週間遅れた)⇒5月12日、ビクトリアマイル、メス限定1600m出走のナミュール過去に例のない強行スケジュールを余儀なくされた。

>コレは実験ケースと解説した一競馬マスコミ人(調教ベスト3、高橋トラックマン動画)は卓見であった。

ナミュールパドックでみる成長具合の推移も説明してくれていた。

>チャカツキが収まってきて普通に歩けるようになったが依然として以前のチャカツキも残っていると。

ビクトリアマイル5,12当日の気配⇒いくら何でも大人しすぎた。ココから類推できる結論は強行スケジュールのダメージが残っていると色眼鏡で見るのが普通だ。いつもより大人しい馬を見て、さらに馬が成長したなどと云うのは明らかにひいき目だ。じッと動作を観察し経験を加味してそう感じた。

 

>競馬って発馬機に近づけば近づくほど当日の気配を把握し易い。

発送直前のゲート裏の輪乗り状態が一番最適なのだが馬券発売締め切り間際でもある。ナミュールの気配は悪すぎた。

2番人気馬のG1馬に相応しくない落ち着きの無さにも疑問を感じた今から始まる競馬を恐れている仕草、焦っている。

なお同馬の競馬週刊誌の馬体フォトは良く見えなかった一連の過去のレース(JRA動画で精査)からナミュール軽視、この馬から買うのが筋とみた複勝だけ買うことを考えたが無理だった。馬連主力。自分の理屈の見せ場を作るために単勝3連単を絞って勝った。

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             反俗日記。

 ナミュールの出走した3月30日、ドバイワールドカップデー当日の長時間実況中継動画がアップされていたが検索しても見当たらなかった

英語の二人のMCが当地の関係者をゲスト(アラビア語なので何を言っているのかさっぱり解らない。)に迎え番組は進行。番組の主体はレース実況というよりもドバイ現地の共感を覚えない歴史や風俗の紹介に時間が割かれていたので国威発揚の気配が鼻について、番組途中で視聴を中止した。

競馬は国威発揚の場にすると白ける(野球も同じ想いで接している)。もっとも日本競馬には戦前から軍馬育成と西洋かぶれ、皇室調達の歴史があり現に実存してきたものは否定するのは自分の思想信条という他ないが、競馬は野球と並ぶホビー、そしてギャンブルだ!

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 >当日の競馬場の光景を一番忠実に映し出した動画がコレ

      ↓

  Кабирхан скачки 30-го марта Дубай 2024

 W.動画の言葉を聴いていると明らかにアラビア語ではないフランス語風のようでいてロシア語のアクセントの気配もするので翻訳アプリにかけてみるとブルガリアだった。前記の文字はキリル文字っぽい。

旧ソ連東欧圏諸国の今風の風俗をみる想いがする。一端欧米風俗を被ってその後、どうなるか?

コレは敗戦日本にも通じる。庶民が欧米文化、風俗と政治経済を分離して考えられないように仕組むのが支配層の狙い。固有の歴史伝統(幻想共同体)を無理やり持ち出さなくてもその分離は個の価値観を形成できればできる。

 騎手の名前の発音はよく聞きとれる。スラブ系の言語は発音がしっかりしている。フランス語より日本人には聞き取りやすい。

カビール、カーンという人物(ブルガリア語話者)が2024年3月30日のドバイワールドカップデーのメインレース、ドバイカップ(ダート競馬)を中継している(つもりになっている)。動画のバックに流れる言葉は英語のようだからオリジナル映像は以前視聴した長ったらしい中継動画だろう。ナイト競馬である。

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メインレース賞金10億円~~円/米ドル、実効為替レートに換算すると約6億円~7億円.日本円に交換すると10億円に化ける!

①~日本馬の海外遠征が増えるのは円の実効為替レートが下がって為替レートで円にすると大きな儲けが生まれるから。

②日本プロ野球選手のMLB志向にも同じ実効為替レートの魔力が働く!③日本買い、がし易くなっている!

⓸この傾向が続く限り外貨を呼び込んで資本を増やす道を日本資本は選び、

⑤貧民には安物の愛国を迫ってコトの真相を見えなくする政治経済戦略を選択し、

日本マスコミは日夜刷り込み作業に専念する。

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動画は昨年の覇者日本馬ウシュバ、テソーロが馬群から離れた最後方追走から追い込んで2着した1周1750mダートレースだ。

 

>一番、視聴の波が高い、中ほどはレース実況。

www.youtube.com

>おな、芝2410mのドバイシーマクラッシックなるレース動画も挙げておく。

引用

距離設定が2410mと半端な数字になっているのは、メイダン競馬場の芝コースが丁度一周2400mで設備上ゴール板の前に発馬機を置けないためである。」⇒W。と指摘されているが、コース形態を見ると意味不明。ダートコースも1750mなのでメートル法を採用しないためだろうか?欧米支配が骨の髄まで染みてアラブ流儀になっているのか?

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競馬は野球と共にスポーツとして地域限定ルール、設備、その他いい加減なところが多すぎる

>東京(府中)競馬場は2003年の改修後、ウィキ引用「最後の直線)の長さがコースでは従来の 500.4 m から 525.9 mに延長された。」

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  東京競馬競馬場とドバイ、メイダン競馬場の比較、メイダンは東京競馬場よりも大井競馬場風に横に大きい。

下図の東京競馬場の4コーナーの不自然な急カーブができた結果、スタンド前の直線走路が25,4m延長された。

ココは改修前に出張馬房があったところで撤去されて4コーナーが奥に膨らみ直線が25,4mながくなった。

@改修前の秋の天皇賞の大舞台である芝2000mの発馬機は2コーナーの中間に設置されていたため発走後、急カーブとなりフルゲートの外枠に入った馬が経済コースを狙って内に殺到し公正競馬が確保できない、とみて下図に示す2000m専用の斜め引き込み線を設けた。その影響で4コーナーの不自然な延長を余儀なくされた(ゴール盤を後ろに下げると入線後、カーブを迎える競走馬の脚に負担がかかる)。

>以上の様に好意的に解釈できれば良いのだが

@ただ単に最後の直線走路を長くして競馬のだいご味を醸し出したいという思惑があったなら、まったく逆効果の意味しか持たなくなっている。

コレが現状だ!

@改修前の4コーナーのカーブは緩やかだったのでカーブを曲がりながら隊列の入れ替えを狙って進出していく馬がかなりいた。

特に上級クラスのレースに出走する馬の末脚は3ハロン(600m)以上持続できるので4角内の<大ケヤキ>から直線の進路取りの攻防が始まっていた。コレは昔の競馬の常識だった。

>今はどうなっているのか?

4角急カーブ過ぎまで隊列の変化なく直線だけの競馬になっている

そこで直線の馬群の位置取りを巡って極端な有利不利が生まれている。

@5月5日のNHKマイル。5月12日のメス馬限定マイル。

騎乗技術が高くよい馬に恵まれて勝ち星を重ねてきた外国人騎手が前、横の進路を塞がれて馬の実力を発揮できないレースが続いた。

JRA騎手会はケガ休養の生活費援助など互助組合的側面を実質的に担っているわけで、

外国人騎手が勝くらを伸ばすとその分、自分たちの稼ぎは減るので以心伝心ブロックする事案が出てくる環境が整っているといわなけらばならない。

>ブロックするのが技術であれば、当然にもやり返せばよいだけのことだが

JRA騎手は週2日しか騎乗しないので次の週の競馬までに有耶無耶になってしまう

>こういう悪循環が騎手生活終了まで続くのだからJRA騎手は稼ぎに比べて腕は悪くなる。

ナミュールの強行日程について=異例の実験ケースだった、というのがまともな見方だがそういう声は一人のトラックマンからしか聞こえてこなかった

日本の競馬サークルにプロはいなくなって忖度の色眼鏡をかけた人ばかりになっているのかな?

3月30日ドバイ競馬終了⇒カーゴ輸送11時間以上。人間は8万円弱。⇒帰国検疫期間@5日間、昔はJRA白井分場~完全隔離期間~)輸送7h~8h外厩ノーザンしがらぎ~~着地検査~~@3週間21日(他馬との接触は回避。調教はできるが多少の限界はあるはず)@検疫終了は4月末ごろ栗東トレセン帰厩トレセンの10日ルール~~JRAの施設にレースの10日前までに戻らなければならない~~)栗東から東京競馬場輸送(競馬場付設の出張馬房待機~コレ馬によっては競馬開催の騒音が聞こえるので結構なストレス

3月30日はドバイカップデー。巨額賞金レースが連続実施され長時間動画もアップされていた(退屈で視聴中止)。

     ↓

>同日のドバイシーマクラシックなるレースに2着したG1オス馬シャフリアールは帰国後、放牧に出された。

@オス馬は種馬としての価値で値踏みされるのでレースを選んで使われるが、メス馬は繁殖に上がるので価値は子供の実績。したがって無理使いもある。ハルウララの事情もこういった意味もある。

 

発情止めの薬などを使うので繁殖の母胎に影響が出て名牝馬の子供が走らないケースが多い。ビクトリアマイル出走各馬の実母は競走馬としての実績が無いのはなぜなんだ?

ナミュールの使い方を見ると発情具合が悪い可能性がある。馬体を見てもノミを大きくしたような不格好な形をしている。

*******(5月12日前に作成し,メモにとっておいたもの)。
ドバイターフ2着のナミュール(12,10は香港競馬参加)は前記の稀に見る強硬スケジュールを消化して5月12日のメス馬限定1600G1で断然人気が想定される。

来年短期免許来日がかかるモレイラではなく武がノーザンキャロットの断然人気馬に乗るのは珍しい。真ん中より外枠希望!JRAとしては先週のボンドガールの不利の名誉挽回もある。イロイロな意味でこのレースは試金石になる。

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  レース結果を見た後の論評

 中央競馬会日本人騎手はヘタというか新人デビュー後、土日開催しかレースに乗れないので、上手くなる機会に恵まれていない。例えていうなら技術要素の高いプロ野球が土日しか開催しないとすれば、選手のポテンシャルの伸びは緩やかでなかなかアマチュア性が抜けない。

 JRA日本人騎手のかなりの部分は半アマチュア、半官のまま騎手生活を終えている、という穿った見方もできる。だからJRAの与えた既得権にしがみつき先週はルメール、今週はモレイラに対してよってたかってロックオン。外国でコレをやると仕返しされる。

この辺の事情は全盛期の武でさえフランス競馬に腰を据えて取り組んだが、信頼される騎乗ができず、帰国したことからも分かる。小回りスピード競馬のアメリカなら騎乗環境はもっとは厳しい。

昨日のヴィクトリアマイル騎乗の騎手たちが今週も続けて競馬に乗れるとしたら、昨日のレースを踏まえての騎乗ができて腕と感は冴えてくる。

>プロ(職人)の腕は試合(仕事)で磨かれていく。1週間に2日しか仕事の機会が無い職人はいつまで経っても腕は上がってこない。ルメール、モレイラは若いころからレースの数を乗ることで騎乗技術を磨いてきた。

 基本的なことを言えばダート競馬主体にすればトラックは保全され維持コストもかからない公平性も確保される(A、B、Cコース替わり、芝の刈り込み具合、天候は着順に作用)ので開催数を増やせ売り上げも上がる。

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    動画の主によるナミュールに関する論評は悪いが的外れ。

そもそもこの馬は一流馬ではあっても馬体面からみて人気程の実力馬ではなかった

同じ海外遠征のタイトなローテを歩んだ種馬候補のG1牡馬は放牧休養しているがナミュールは強行。所詮、経済動物ということかな繁殖に上がれる雌馬だからキャロット共同馬主クラブの事情タスティエーラ他が沈没看板馬が居なくなったで敢えて出走させたとみていた。

直前の上位2頭の単勝OZZの微妙な動きはファンの厳しい目の証左

ナミュールは人間に指図されるがままに従っている感がした。あの手の馬は気合が表に出なくなったら終了。

去年の同レースの2回の不利を修正しても4着が精一杯で上位の本物のG1牝馬と大きな実力差があった。コレが期待値を省いた真の実力。それでも今年の弱いメンバーなら実力上位。ただし強硬ローテが問題。

直前の上位2頭の単勝OZZの微妙な動きはファンの厳しい目の証左。人間に指図されるがままに従っている感がした。

もっともいろんな見方があって良い。

馬券を買うファンにとっての肝は競馬はいい加減なもの。競馬は競馬サークルのもの。一般ファンは25%以上てら銭を取られたら****。売れている動画も競馬サークルの利益共同体の末席に連なる。きつい批判はで躊躇する。今風競馬ファンの空気読めば辛口はカネにならないと解る。

****************************************レースはJRA経由の総売り上げからてら銭25%を天引きし独自のOZZを作成する、というある意味でアコギなことをやっている。

JRA中央競馬の払戻率は外国と比べてどうなの? | 意外と知らない事実や改善方法と生活の知恵

下記はJRA中央競馬における、馬券の種類ごとの払戻率一覧表(還元率一覧表)です。

W。高配当が出現する券種のてら銭は高く設定されているできるだけ払い戻ししたくないという意図が透けて見える

この券種によってのてら銭の違いをみると控除率25%はざっくりとした数値だと解る。傾斜方式でIT計算できるかも知らないが、馬単、3連複のてら銭25%が中央値

指定5レースの1着を全部的中させるWIN5のてら銭率はナント30%。なので先週のブービー人気が勝ったビクトリアマイルを含むWIN5の配当額5億数千億円はてら銭平均値の25%なら裕に6億円越え。

引用 

>このヒト、根本的なところで勘違いをしている。競馬ギャンブルにおける銭の取り合いは参加者同士でしているのであって競馬会とやっているのではない。

競馬初心者の訳も分からず賭けている金額が多くなればなるほど<基本、大レース>、原則として競馬ギャンブルに詳しいヒトが勝つ傾向がある。

コレは株式投資と同じ理屈。

>ただし競馬は株式と真逆で人気になれななるほど(購買者が集中すればするほど)配当金は下がる。

>競馬という競技そのものの設定がいい加減なので、ハイリスク、ローリターンになることは肝に銘ずるべきだ。

   ↓

馬単は75%の払戻率(還元率)ですよね? これって下記のように例えることができます。

自分とJRAが4回勝負のジャンケンをすると仮定します。そのジャンケン勝負であなたは無条件に1敗が確定していて残りの3回勝負を全勝しないとあなたが儲かることはないのです。⇒W。この線で行く正しい指摘は一レース1万円かけて(先例にならえばてら銭25%の馬連、③連複)4レースを終わって手元にまだ1万円がのこっていれば、あなたは2500円参加者同士の勝負で勝っていることになるが博打の胴元の競馬会に2500円献上していることになる(ギャンブルや趣味の参加料だ)。胴元は絶対に損をしないのでジャンケンとは違う。筆者は競馬に詳しく(公認ギャンブル)ないひとだ。パチンコも同じだろう。

2勝1敗でもトントン、1勝2敗や0勝3敗も起こりうるのです。それくらい馬券を通じて利益を出すことは難しいのです。難しいと言いましたが、絶対に無理とは言っていません。」⇒W。競馬会とジャンケンしているという設定は現実とは違うの間違い。しかし博打の基本原則は丁か半なので勝負を続けているうちに2分の1の法則にぶち当たる。リアルに言えば5月12日のビクトリアマイルのナミュールを出走させたのは栗東の高野厩舎。その前の週はジャンタルマンタルでG1レースを制覇しているので博打の2分の1の法則から2週連続のG1制覇に厳しい疑いの目を向けるのは競馬をやる者の基本姿勢。2番人気の馬の所有者社台レースホースは厩舎は変わっても同じ社台レースホースの所有場だったので2分の1の法則から果たして勝てるかなと自分は疑いの目で見ていた。が、しかし理屈に負けてこの馬から買ってブービー人気は抑えなかった。弱い馬が出走するレースはサイコロを振るようなモノ。先のビクトリアもその一種とみなすと博打の2ぶんの1の法則を気にした方が良かった。****

下のドバイの動画レース。淡々とした行った行ったの隊列かわらずの流れで逃げた馬が勝ち(勝馬の馬主はアラブのようだ)、前残りの競馬。社台系の馬は2、3着。それでも結構な賞金だった。実効為替レートにおける円安は名目為替レートと大きな開きが出てきているので「1ドル=220円~260円ぐらいかな?)、JRA競馬スケジュールを横目で睨みながらアラブ、香港のレースに出走する馬がこれからもっと増えてく芝の馬場が日本よりも重い感じがする。

引用

ドバイメイダン競馬場香港沙田競馬場・ハッピーバレー競馬場では暖暖地型洋芝であるバミューダグラスベースにし、

引用

ゴルフコースやスポーツ競技場、校庭に使用されています。サッカーのピッチにはもってこいの種類

バミューダグラスは芝生の一種

寒地型の洋芝であるペレニアルライグラスオーバーシードされております!

ペレニアルライグラス2Nテンプラノ、牧草品種-5 kg -

***日本の代表的な競馬場(東京、中山、京都、阪神など~異なる芝は使われているのは札幌競馬場上記の洋芝ドバイ、香港方式~~暖地洋芝をベースに寒冷地洋芝をオーバーシード~~だと思う。)

>日本の代表的な昔の競馬場は野芝だけを使っていたので冬の競馬場はターフは薄茶色く染まってどこかもの悲しさが漂っていた。観客席に女、子供家族の姿は見かけなかった。場外馬券売り場ともども競馬おやじの番外地、市民社会性の排除された風情があった。競馬の売り上げが落ちてきて、打開策として国営競馬の利点を生かしてマスコミと共同して市民社会性を競馬ギャンブルに持ち込む戦略をたて、日本バブルに駆け上る景気上昇期と共に今日に中央競馬のスタイルが形作られていった「オギリキャップと武豊に象徴される時代」。競馬場に市民社会にない番外地の安息を見出して魅かれていったものとしては居場所を無くした気がした。競馬と大きな距離を置いた。アメリカの競馬場は日本でいえば地方競馬の雰囲気がある(行ったことはないけれど映画や小説の場面、競馬読み物で知る限り、大人の遊び場)国営、公営競馬ではなく私営団体経営。ヨーロッパの競馬も同じシステム。

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日本の昔の競馬場は野芝が冬枯れしてクッション性にかけるのでよく競争中の馬が骨折し、馬運車が現地に急行し観客席側に大きな幕を張って、殺処分し馬運車にジャッキで引き込んでいた。

日本の代表的な競馬場の芝コースは根強い野芝のベースに


寒冷地用の洋芝であるイタリアンライグラスという洋芝をオーバーシードしている。

  引用。

イタリアンライグラス
耐寒性、耐雪性では主要な寒地型 イネ科牧草に劣りますが初期生育がきわめて旺盛で、高い施肥反応を示します。 飼料特性としては、水 溶性炭水化物含量に富み、消化性や嗜好性に優れるので、温暖地・暖地では冬作の飼料作物として重要で す。 また、耐湿性が強いので水田裏作や転作田にも利用されます。」

ネズミムギ - Wikipedia

単子葉類イネ科ドクムギ属に分類される植物の一種。楕円形の小穂が軸に密着する形の穂をつける。 牧草としてイタリアンライ(麦)グラス(Italian ryegrass)の名で使われ、日本ではごく普通な雑草としてよく見られるもののひとつでもある。

日本では明治時代から緑化や牧草に用いるために導入された。しかし、国立公園などの原生的な自然環境に侵入して、希少な在来種の植物の生育を阻害する可能性が懸念されている」

W.の芝のオーバーシードはネズミ麦(イタリアンライグラス)なので、芝の短期間の刈込は必須。しかし、迅速に生育し肥料を与えると生育状態はコントロールできる。

>日本の競馬場の緑のターフは土壌気候に適したネズミ麦で覆われていたのだ。

その代わり競馬開催が続くとすぐに野芝を覆っている麦属の芝は傷みが早い

>開催代わりの2場併用の短期間に休んでいる片方の競馬場の剥げ落ちたオーバーシードのネズミ麦に種をまき肥料を与えて短期間に生育させみどりのターフを演出する。

>欧州勢に遠征馬を送らないようにされ、ジャパンカップは有名無実化している。

>競馬場のターフが大きく違いのだから遠征しても稼げないことが判った。一方で日本馬は高速決着に適した血統が定着した。日本生産馬が種馬になり走る子供が続発するようになった。さらにそのままでは血が純化するので欧州、米国の地を配合するパターンが隆盛した。日本の血統論のいうのはこの配合の妙の指摘であり、昔の母系の実馬を辿った血統論~~~昔の日高馬産地の牧場にはかまど馬といわれる走る子を産む母馬がいた~~~よりも机上のある意味空論に聞こえるので自分はやらない。このかまど馬は大抵は現役時代の実績があるメス馬ではなかった。それは競馬界を席巻する社台系の雌馬が繁殖に上がってはする子を産んでいないことからも分かる。ナミュールの評価を低いのは牝系の名繁殖牝馬スカーレットブーケキョウエイマーチにまるっきり似ていないところだ。現役時代の姿は今でも印象に残っている。ナミュールは父方に似ている。

公正競馬のためには地方競馬がそうしているようにJRA競馬はダート競馬を主流にすべきが持論である。あと中央地方の垣根を取っ払うべきだ。騎手厩舎の規制緩和も必要。

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雨の多い日本でベースの軽い野芝に開催日程が詰まって使用頻度が多くなるのでオーバーシードの生育が間に合わず、まだら模様にはがれベースの野芝がむき出しになったコースの一部分が最も速い時計の出るところとなる。

それに比べて青々とした緑の部分は脚に負荷がかかるのでタイムが落ちる

だから、競馬会はその部分の刈込をし、その情報はホームページに載せている

刈込をすれば外でも速い時計が出る。

 ビクトリアマイルのAコースからBコース替わり初開催という舞台設定も前記の意味を持って読み込んでいけば、外のコースが踏み固められていないので芝が伸びて脚に負担がかかり走り難い、となる。だから外差しが効かない、というのが競馬の常識。ところがヴィクトリアは外からさしてきた馬が1着だった。外の伸びた芝をコース替わりを機会に公平を期すため刈り込んでいたのか、前傾ラップ競馬を克服できないほどレースレベルが低いかの両方かどちらか一方だ。

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内側は適度に踏み固められているので負荷が少なく走りやすい部分となる。

高松宮記念を予想した考え方について(回顧含む)|daisotujokey

論者はグリップの効きやすさをキーポイントにしている。踏み固められた適度に硬い路面が足のグリップが効きやすく走りやすい走路となる。

 引用。W。競馬の常識ですよ。キ(季節)、バ(馬場状態)、テン(展開)。東京サンスポの佐藤洋一郎が下のようなことをよくいっていた

雨が降ったり止んだりしてどれくらい馬場が緩んでいるか、どれくらい固まっているかを詳しく観察しました。芝のハゲている部分は馬が走ったり、JRA職員が小槌でトントンしたり風や陽に晒されたりすることで固まりやすくなるので、その部分を重点的に。」

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「次に直線について。
元々今開催の中京芝は外側のグリップが非常に弱かったそこに雨が降ったことで摩擦力が強くなり、グリップできないのに長く脚を使う事が困難であるといった地獄のような偏重馬場になっていました。

全体がそうであればよかったのだが内ラチ沿いの芝はまだそこまでハゲておらず、また職員が小槌で芝を直しているというのもあり、比較的硬めでグリップ出来る馬場だった。⇒W何を言っているのか一貫しないが、言わんとすることは分かる。

コーナーと直線の馬場を考慮しまとめると、コーナーでは動けないし、ペースは緩む。また直線では内ラチ沿いに神様コースが存在する。というのがわかる。」

2番枠のルメールは前半の速いタイムにも拘らず、馬を先行させ2着に粘り込んだのは馬の力だけとは言えない。だったら、6番枠の2番人気モレイラは徹底先行策にでていたら包まれずにもっと着順が上に行けた可能性がある。コレは典型的な結果論だがナミュールが出遅れなく往年の武であれば1着勝負になったなどと云う論者よりも面白い議論だ。

なお、ブービー人気で勝った馬はいわゆる<カマシ>が効いたのかもしれない(古い見方だが)パドックで只一頭だけ、「狂い咲いていた」。競馬ではあのような素振りの馬が激走するときが偶にある。特に下級条件のレースに。結局、2024年のビクトリアマイルはレースレベルが低すぎたし、理屈上、勝つべき外人騎手が乗った馬がロックオンされ力を出せないまま終わった。だが、その馬も言われるほど強くはなかった社台生産場なのに社台種牡馬繋養所に入れなかったルーラーシップ(結局G1レースは勝てなかったし人気をよく裏切っていた)の子はG1レースを前に力んでしまうのだろうか?発送直前のゲート裏の輪乗りで力の明らかな減退の素振りをみて、単はやばいなとおもった。かといってナミュールは終わっている感がした。馬の血統って不思議だ!隔世遺伝が人間よりも甚だしい、精神面も含めた遺伝もある。300年もかけて競争に特化した近親交配をしていくと人間世界にない異常な遺伝的要素がでてくる。

サラブレッドは英国貴族が作った趣味の動物にはじまり、ある時から経済動物に替わった。JRA馬の海外遠征の流れは加速するのは、日本プロ野球選手のMLB入りの流れと同じだ。外国に行った馬や選手を応援する気持ちは頭の中で理解できるが自分にはその気が全く欠けている、というよりもその姿勢を忌避する。趣味は趣味のままでいい。アラブのサラブレッドレースが面白ければ日本馬関係なしに楽しむ。MLBの気になるチームは日本人選手がいないオリオールズである。その前はヤギの呪いを払拭したいカブスだった。動物愛護が本物ならば競馬なんかやらない、と想えば欧米の贓物愛護はキリスト教の贖罪のごとしであると想う。輪廻転生、無常ワビサビの日本で欧米流の動物愛護をそっくりそのまま受け入れるのはどうかと思う。日本で毎年生まれるサラブレッドの多くは役割が終われば殺処分される。