防災・減災の知恵 北陸放送
2023年6月に取材した解説記事です。
(以下、情報は2023年6月時点のもの)
W要約 珠洲の地底の流体は群発地震発生の呼び水の役割を果たし、能登半島沖に拡大していた(地上から電気伝導率の違いで計測できる)。この報告は群発地震と地下の大量の熱湯地下の流体とするのが妥当。の関係が仮説の域を出ていなかったので、危険警告にはならなかった。
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①群発地震が発生していたので能登半島の地震研究の実地調査は綿密に行われていた。
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②2023年3月に群発地震は実地調査をもとに一端収束に向かうと研究者は<良いシナリオ>の方に傾きかけていた。
>ところが
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③2023年5月能登半島沖で「あのタイミングで来るというのは若干意外」のM6.5の震度6の強震が発生した。
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@半島沖、M6.5の地震の後、震源域が急激に北側の海域にも拡大。
@珠洲沖セグメント」と呼ばれる海底活断層がずれ動くと、地震の規模はM7クラスに上ると予想(W.活断層の研究は進んでいる) 要約終わり。
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北陸放送 2024年1月2日(火) 10:44
“能登群発地震”の原因は「東京ドーム23杯分の水」 去年5月の地震後に研究者が指摘していた「一番怖いシナリオ」 | TBS NEWS DIG (1ページ)
2023年6月に取材した解説記事(以下、情報は2023年6月時点のもの)
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「震度5弱~6強ありうる」 研究者が2年前から警鐘
W省略
「群発地震」とは 収束まで数年かかるケースも
W。2023年6月時点型から数年⇒最短収束は2025年。
「前例がない」“謎の地殻変動”地下のTドーム23杯分の流体 >2011年の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)で海水が日本列島の下に潜り込み、およそ10年かけて上昇してきた可能性もある。
W.能登半島の南側でスロースリップ。
【石川 震度6強 珠洲】群発地震 海側へ広がり:北陸中日新聞Web
2023年5月28日 05時05分 (5月30日 10時50分更新)
二〇二〇年十二月から活発化した石川県能登半島の群発地震の活動域が、当初の半島内陸部から日本海側へと広がりを見せている。2023年5月5日に発生した最大震度6強、マグニチュード(M)6・5の地震も震源は能登半島沖の海底だった。日本海側には活断層帯があるため、有識者は「津波を伴う地震を引き起こす断層が動く可能性もある」と警鐘を鳴らす⇒W流体の能登半島北沿岸への移動と2023年5月の2回の続発地震の連動性。
「流体の移動が続いて海側で地震が起きれば、地下のひずみのたまり方も影響を受け、これまで動いていなかった断層がずれるかもしれない」として、当分の間は警戒が必要とみる。平松教授は、「あくまで仮定の話だが、水の供給が収まっていれば、群発地震は今後数年で収束に向かうのではないか」との見方も示した。
W.スケールが大きすぎて想像できない。
北陸放送の解説文は2011年の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)で海水が日本列島の下に潜り込み、およそ10年かけて上昇してきた可能性もあると。
メモ】能登半島地下の流体 地下深くから上昇した水などで、地震を引き起こす原因と考えられている。仮説では、太平洋下の日本海溝から太平洋プレートが西向きに沈み込む際、プレートが折れ曲がって傷つき、そこに海水が入り込む。プレートが時間をかけて能登半島の地下約250キロ付近に移動する過程で、地球深部の高温高圧によりプレートに含まれていた水分(流体)が絞り出されるように陸に上がってくると考えられている。流体が群発地震を起こした例は、1965年から5年半続いた長野県の松代群発地震がある。
********W。上記に記事によって勘違いを訂正できた。
能登半島、20年12月から活発化
専門家「地下の流体移動」
2020年12月から活発化した石川県能登半島の群発地震の活動域が、
当初の半島内陸部から日本海側へと広がりを見せている。2023年5日に発生した最大震度6強、マグニチュード(M)6・5の地震も震源は能登半島沖の海底だった。日本海側には活断層帯があるため、有識者は「津波を伴う地震を引き起こす断層が動く可能性もある」と警鐘を鳴らす
地震とともに始まった“謎の地殻変動”
京都大学防災研究所の西村卓也教授は、地殻変動のデータから地下の断層に溜まっているひずみを調べ、地震を予測する研究を20年以上行ってきました。
その西村教授も
「前例がない」と話すほど珍しい動きが、珠洲市で起こったのです。
地殻変動が地震そのものによって引き起こされたものではないとすると、未知の何かが地盤を押し広げているはず。
こうして1つの仮説が浮かび上がりました。
地震の原因は「水」?
2020年11月末から、大量の流体が地下深くから深さ16キロの領域にまで上昇。
このとき、南側の領域で小規模な地震が繰り返し発生しました。
珠洲市の地下には、北西から南東方向に向かって傾斜する複数の断層が走っている
流体はこの断層の隙間に流れ込み、
>周りの岩盤を押し広げるだけでなく、深さ14キロから16キロの領域で、
>地震を伴わないゆっくりとした断層の滑り=「スロースリップ」を引き起こしたと考えられています。
流体は断層のさらに浅い部分にも広がり、
北側の領域で地震活動が活発になりました。
これまでに供給された流体の量は、およそ2900万立方メートル、東京ドーム23個分
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ところで「流体」とはどのようなものなのでしょうか。
西村教授は、
W.スケールの大きな仮説である
>2011年の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)で海水が日本列島の下に潜り込み、およそ10年かけて上昇してきた可能性もあるといいます。
@一方、地下深くにある流体を実際に採取するのは困難で、流体が何なのか、その正体は明らかになっていません。⇒W.東日本大震災で海水が~~日本列島の下を通って、10年かけて上昇~は仮説。立証不可能。
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W。Tドーム23杯分の流体はどこから来たかは検証できないのでこの際、スルーして
地下には流体の通り道? 「見えない水」を“見える化”
水などの流体は電気を通しやすいため、地下の電気の通しやすさを測ることで、流体がある領域を確認できるというのです。
地震活動が始まった南側の領域の地下深くに、電気を通しやすい領域を発見。
さらにその領域は、地震活動が活発な北側の領域に向かって続いていました。地下深くから流体が供給され、北側に流れていったとする西村教授らの仮説を裏付ける結果です。
地殻変動にも変化 収束か…
2023年3月。2年余り続いてきた地震活動の中で、研究者が初めて、収束について言及しました。
珠洲市北部の一部の地域を除いて、地殻変動も全体的に収束に向かっている様子が確認されていました。また活動の初期に大量の流体が上昇した南側の領域でも、流体の供給が1年以上、落ち着いていました。
研究者にも“意外なタイミング”で震度6強
2023年5月5日午後2時42分ごろ、能登半島沖でM6.5の地震が発生。石川県が6月12日までにまとめたところ、1人が死亡、48人がけがをし、全壊34棟を含む944棟の住宅が被害を受けました。
西村教授は「ずっとこういう大きい地震が起こるのではないかという可能性は持っていたが、地震活動も地殻変動も収まってきている状況だった。あのタイミングで来るというのは若干意外だった」と明かしました。
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一方、新たな懸念も浮上しています。
その震源域を横切るようにして走っているのが「珠洲沖セグメント」と呼ばれる海底活断層です。
もし珠洲沖セグメントがずれ動くと、地震の規模はM7クラスに上ると予想
研究者が今、
「一番怖いシナリオ」と考えるのが、
「流体が珠洲沖セグメントの深い所に達して、それがきっかけで大地震が起こる」こと。⇒W海底活断層ストレス一気解放の呼び水。
M6.5の地震が、珠洲沖セグメントでも地震を誘発するという考えです。西村教授は「活断層が隣にあるということは、隣で火事が起こっているのと同じような状態。危ない状態であることは間違いない」
⇒W.日本付加体列島周辺は4つのプレートが終結し
⇒活断層は無数
⇒W。なのでこの教授のたとえに従えば日本付加体列島中(組成がプレート同士の擦り合わせた軟弱、軽薄なカスでできているので遠い遠い他所からプレートに乗って流れてきた(ひょこりひょうたん島はある意味正しい列島認識)。
そして陸と海の周辺はひびだらけ(活断層)、目視できないが、<隣で火事の火の手が上がっている絵図>
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海底活断層の場合、警戒をしなければならないのが「津波」です。石川県の津波浸水想定では、珠洲市北部の沿岸は地震発生から1分以内に津波が襲来すると予想されています。平松教授は「津波警報が出る前に津波が来ることも十分ありうる。強い揺れを感じたら、まずは津波の危険性を疑って避難行動をとってほしい」と呼びかけます。
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以下、直近2回にわたって記事作成中に突然、PCがフリーズしたり、
>今回は作成した記事の大半が突如消えた。下の連続図は記事の内容に沿って添付したもの。
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と云うが温泉に湧き出る熱湯の巨大な塊のような状態。マントルに近い地下に水が溜まれば高温度の熱湯・水なんていう表現はごまかし。絵は曖昧に流体と表現している。高温デブリかな?東京ドーム25杯分の水は完全な非科学的表現。日本列島の温泉地は全部、地震源付近にある
震度1は家屋の中で静かにしているヒトたちのなかで一人しか体感できない。前回の震度6から700日に400回も揺れたと云うが。ただし1週間に5回も微震があったことは事実。微かに揺れる三宅島大山上りをおもいだした。過敏な訪問者しか気づかない。
三宅島の火山噴火前に海抜900メートルの大山に登って常に大地の揺れを感じたことを書いている。下はアカコッコ。スズメ目ツグミ科。火山島は蛇が居ないのでバードアイランド。
登山したときは頂上の火口はこんな形ではなかった。象の背中のようだった。地下マグマの瓶を蓋をしているような状態だったのだ。噴火による火災で樹木の60%焼失。
上から順に 正断層 九州阿蘇地域。逆断層(張力方向が真反対)生駒山系大阪平野右側。横ずれ断層、ベクトル型の力が加わる。阪神淡路大震災の野島断層。中部や西日本に多い。
以上は全部直下型地震。今回の能登半島地震も直下型地震だろう。南海トラフで発生してきたプレートのずれによる地震ではない。
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昭和東南海地震
2030年代後半がリミット
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W.敢えていう「弱り目に祟り目」。弱ったときに、さらに災難にあうこと。
W.政治や軍事が国民に損害を与える方向に動いたときに(人災)
W。大地震が重なってきた(天災)
日本には地歴の転換期がある。
鴨長明「方丈記」の単なる災害文学に矮小化するのではなく地歴的観点から読み込むと末法の世の平清盛、神戸福原遷都の実況検分録が浮かび上がってくる。
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鳥取地震(1943年)、昭和東南海地震(1944年)、三河地震(1945年)昭和南海地震(1946年)
鳥取地震と下記の戦時中の二つの地震と敗戦の次の年の地震の直接の連動性はない、とおもう。3地震の名称は紛らわしい
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2024年1月2日の能登半島の地震は続発型(群発)の地震だった。
>約2年前(700日前)に政府系の当該機関は地震の続発への注意喚起している。
@その場合、地方自治体は具体的な対策を立てることになる。
@現状、東日本大震災にもかかわらず地方自治体は地震対策まで人的物的に手が回っていない。
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>東京五輪(コロナパンデミック)や大阪万博~時代遅れ~(工事中、建設コストが500億円も追加)欠損を抱えてきた。
>「— 誘致時に1250億円とされていた建設費は、20年に1850億円へ増額。昨今の資材価格や人件費の高騰を受け、さらに上振れした⇒W.2300億円
@参加国の誘致にも積極参加の国が少ない中で人的物的援助が必要のようだ。
沖合の地盤は地中深くまで軟弱な暗灰色砂泥。地山など地中深く、何処になるのか。重く大きな構造物建設地盤作りには費用が掛かる。結局、建設コストの関係で撤去し易い構造物ばかりのなるので撤去費用も掛かる。150日×15億円⇒館内だけの売り上げ。日本人は物見遊山の習性がある。