前原誠司コドモ政治家はいく先々で決定的な重大問題を性懲りもなく引き起こしている。
外務大臣に就任したとたん、やはり害務大臣ぶりを遺憾なく発揮しているようだ。
断っておきますが、私は昔から新聞テレビに関心のない人間。日刊ゲンダイも例外でないが、土曜発行だけは必ず読むことにしている。塩崎利夫さんの連載競馬小説「止まり木ブルース」の予想を参考にするためだ。
中身もやや面白くは思っているが、主人公の東京品川の遊び人、健さんの毎週、最後にやる競馬予想が90%以上の確率で外れていまう、ので参考になる。
<<<毎回、間違いを犯す方にこそ学ばなければ、成らないのである>>>
で、日刊ゲンダイの「社会面」も眉に唾をつけて読むことにしている。しかし、前原に関する情報はほぼ正確だろうと察する。
あ~あ、やっぱり、さっそくいく先で国益、国民益そっちのけのニッポン、チャチャチャ!をやっているのだな。
ただこの人に学ぶ必要は一切ないが、どうしてそうなってしまうのか?の原因を我々は確認しておく必要がある。
昨日言及した平野貞文さんは前原に関して手短に安保右翼と述べられていたが、この論法にもっと詳しく立ち入ると、小沢さんの合流する前の民主党メンバーによくある傾向だ。
有名大学卒、松下政権塾、アメリカ留学、政治家。このルートにそって、「育ってきた」政治家には何か共通に
アメリカにも様々な思想傾向があるのに、偏ったアメリカ思想を吹き込まれている。しかし、それだけがアメリカ社会のイデオロギーではない。ただ偏ったアメリカン思想が次第に主流に成ることと並行するようにアメリカの国際政治舞台における異常行動が目立ってきている、もっといえば、アメリカの凋落も止まるところはない。
政治や軍事が大きな間違いを犯すのはそれを主導するイデオロギーが根本的に間違っているからである。
政治軍事行動がいつも間違ったり、失敗したりするのは、<理論、理念が間違っているからだ>
小手先の問題ではない。
確かにアメリカの有名大学での授業は厳しいものがある。
学生は大量の本を短期間で読まなくては受業についていけない。ち密なレポートを書くことが要請され、学生同士は互いに競わされる。図書館は資料と本が詰まっている。
キャンパスは広大で学ぼうとすればいくらでも学べる環境が整っている。
しかし、そういう環境で得られる学問に重大な欠落があるとしたらどうなるか?
それにどっぷりつかって、真に受けて世に出たモノは重大な欠陥者になるのではないか?
これら無菌状状態で栽培されたエリートどもの主導性は明らかである。偏った「知」の暴走がそこにある。
べトナムから叩きだされて、しばらく意気消沈していたかと思ったら、ソ連東欧崩壊を受けて、自らの世界における力の歴史的相対化という現実に目をそむけ、剥き出しの侵略性を露呈させ、ベトナムと同じような事を、今度は中東で仕掛けている。ここに偏った「知」の暴走がある。
毎回間違った政治軍事を繰り返すのは <理論、理念がまちがっているからである>
アメリカの大学で教えている「学問」成るモノに重大な欠陥があるからだ。
で、その間違いはどこにあるかということだ。
一言でいえば、アメリカで教えている内容には歴史的に世界を見ていくという視点がない。今現在があるのは過去の積み重ねの結果である。未来も現代の中に含まれていく。
そして、社会を分析する場合、経済的な、民族的な問題を基礎に据えなければならない。
パワーゲーム優先は架空の理屈に陥る可能性がある。
具体的にいえば、そういう無邪気さが問題なのである。
前原子供大臣が行く先々で重大問題を引き起こすのは、<<理論、理念に欠陥がる>>
>>>ただし彼の場合は、それにとどまらない乗数効果的個人資質がある。
>>>さらにはこんな奴が堂々と国政政治の世界を渡ってこられたというニポン政治のどうしようもない現状がある。
>>>そもそも、大きな経済規模を誇り世界を股に賭けて商売をしている日本経済を基礎とした日本政治が被害者意識に凝り固まった様な行動を基準にしていたら、世界から相手にされなくなる。
>>>歴史的な態度として抑圧民族と被抑圧民族を同等の立場に扱うことはできない。
この原則が解ってなければ、日本はアジアで次第に孤立し、国際的にも政治的選択肢がなくなってしまう。
前原などは今現在の若者の間にある、ニッポン!チャチャチャ!を政治化しているだけのレベルである。
だから子供であり、そういう政治家が重責を担っている事に危機感を覚え批判しないマスコミとは何ぞや
、という事になる。そのくせ小沢批判だけはあることない事、徹底している。
もう理屈のレベルではない。
前原の行く先々での政治的犯罪行為は以下の通り。
民主党代表 偽メールで党を危機的状態へ
国交大臣 JAL破産させない=その後、間違った方向のスキームで税金に無駄ずかい。
素人でもJAL破産さんしかないと解るが、この男は経済常識もない。
ヤンバダム。
まず、何より先に当事者である地元の方のところに足を運ぶのが政治家 のイロハ。マスコミ向けに中止をぶち上げるが、今現在、工事は粛々と現場で進行中。
中止どころか、関連工事費90%だから、本体工事まで進むのは時間の問題。
要するに大臣としては何もやらず、現場容認。
中国船船長逮捕、
日本の司法ルートで解決と称する。自民党政権はこの領域で問題は大ごとにしな いで済ませてきた。ある意味大人の対応である。ガソリンに火をつけたら、どうなるかぐ らい解らない子供なのである。この問題は単なる外交問題に済まされない、日本中国が 抱える国内の特殊事情にもかかわってくる。
で、この騒ぎを長い目で見たら損をするのは日本側である。冷徹な目で見たらそうな らざるえない。