反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

前原誠司関連の政治資金報告書記載のパーケン購入会社は同氏と全く関係がなく、代表者名もデタラメ。なのに単なる「記載不備」。小沢氏の「記載ズレ」は「虚偽記載」、「ウソの報告」。解りやすい話だ。

 タイトル報道は時事通信配信の3月1日付けニュースから拾ってきた。
マスコミの一部が前原誠司の関連団体のカネの出入りまで、細かく帳尻を合わせている。
政治資金報告書を管理して専門的に調べているのは法務省当該局だろう。
 
 時事通信が独自に調査したモノではなくて、そこからの情報の垂れ流しを報じたにすぎないのではないか。
マスコミの輩はその程度の人間どもと、頭からきめつけている。独自にキチンと調査し、報道する鉄則があれば、小沢さん関連の一連の証拠のない虚偽報道、ウソの報道のオンパレードはあり得ない。
 
 マスコミ政治報道は全て、政治的思惑に沿っている。
この肝心なところにキッチリ焦点を据えてみているかどうかで、個々人の見える世界が違ってくる。
 
 今回の前原関連政治報告書、記載不備報道。
事実関係からすればタイトル通りとなるが、裏読みすれば、別な世界が開けてくる。
 
 法務省=マスコミが前原誠司関連団体の資金の流れを丹念に調べているということは、管直人の後を襲う次期総理に前原誠司が浮上してきている、ともいえる。
 
 俗にいう身体検査をしているわけだ。
凄いことになってきた。
 
 責任ある地位に就いた先々で政治家失格そのもののトンデモナイ失態を演じて、党、内閣、国民に多大な実害を与えてきてきた。
なのにマスコミの厳しい追及から逃れている。
 
 理由ははっきりしている。
アメリカを含む戦後の利権癒着層の民主党側の代表的な手先だからだ。
 
 しかし、その任務を忠実に果たすこの男に政治家としての根本的な欠陥がある。
 
 若くして政治的人間になったモノにはこの種の欠陥人間がたまにいる。
人を巧みに使う術も、政治的策略もできるが、足元に抜けがいつも付きまとう。一種の不治の病だ。
周りが大迷惑し、ケツを拭かなくてはならず、最後はこの男自身が失脚する。
 
 従って、事情の解った一部国民はこの男を徹底的に嫌っている。
最後の大失態の場所が総理大臣なら、日本と日本人は浮かばれない。
 が、こんな男がいまだ淘汰されてない民主の党内事情からすれば、前原総理もあり得る。
 
 もうここでその政治家失格の呆れ果てた所業を時系列に沿って列記しない。時間がもったいない。
 
>>次にこのタイトルにある様な方向から小沢さんへの攻撃を考えると事実がはっきりする。
 
 私がどうして、Dさんの「記載ずれはない」、との観点のビラの内容を現実的ではなく、疑惑を膨らませる結果しかもたらさないと、批判するか少しは解ってもらえると思う。
 
 石川さん、大久保さん、池田さんの裁判でも弁護側はDさんの言うような法廷戦術をとっていない。
小沢さんの裁判でも同じだろう。
 
 そもそも、Dさんの様な記載ずれなしではビラの中身自体が説明不足もいいところであり、興味を持って、読むモノの疑問にこたえる内容になっていない。
 
 さらには、日刊ゲンダイ風のビラは一般から見たら、小沢疑惑を助長し兼ねない毒々しさがある。
裁判を控えた慎重な小沢事務所の公式見解が添えられ、それへのDさん流の説明が不十分だから、そうなってしまう。
>イロンナ意見があるのはいいことだ。
 しかし、ブログでやることをデモの沿道で撒くのはいかがなものか?と。
マズインジャないの、という意見とこれこそ真実という意見は昔、大衆闘争が盛り上がっている時は公然と討論できた。
 何ら全体のマイナスにならなかった。むしろ違う考えを論じ合うことが活気をもたらせた。
内ゲバまでいったことの猛反省が裏面に出ている場合いもある。
 
     <追記>
繰り返し書いているようにDさんの「記載ずれなし」の論法も純理論的には成立する。
その論法への検察、検察役弁護士の配慮もあって、無理やり起訴の起訴案件に小沢氏個人の当該土地取引不記載も含めたのではないか。
 Dさんのこの問題に関する論議はレベルとしては高い水準にあるため、自民党系の専門家もブログで意識的に取り上げ批判している。
 
 記載ずれそのものを裁判で争えるという公認会計士の意見もある。
が、取り調べられた複数のものが、検事作成の記載ずれありの調書に署名している。
なおかつ小沢さん関与も、その供述調書にあるが、特捜は小沢さんを起訴できなかった。
 
 小沢さんが細かな書類上のことにタッチし、イチイチ確認しているとは供述調書だけでは立証できなかったからだ。