W.人間には二つのタイプがいる。
今朝、ゴミ出しの際、地域の役員とあって地域の中核病院の新たな院内感染が発覚したという最新情報を伝えようとすると、あなたの話は聞きたくないと、冗談半分にいわれた。
Wはできる限り全貌をしることによって納得するタイプである。
別のタイプの心象風景は文学にたくさん表出されている。それが日本だったし今もそうだ。そこからコロナ対策日本方式が生れた。
反俗日記に出征という詩をアップした。敗戦色漂うの中で出征兵士をおくる町内会の行列。駅前の列車に乗った出征兵士の夫を見送った妻は子供を外に遊びにやって、水屋の瓶からゴクンと水をのどに流し込む。夏の暑い一日だった。
数回前の反俗日記で東日本大震災、福一原発事故後(1週間を空けた後だったか)の中央競馬会の競馬場にいっていつもの通り競馬をやった話を記事にしたが、あの時の記事の中で、云いかかったことは、パドックのいつもの顔ぶれの中から、東日本大震災や福島原発事故の話は一切出ななかった、淡々と目の前の馬を見て馬券を買った。
その様は、競馬場に行くという「選択」をした以上、見ざる聞かざる言わざるの一種の完全黙秘に徹しているように思えた。が、昼休みの時間帯にはカンパ要請のテントに長蛇の列ができていた。
競馬場の中でアンビバレントがあった。
その朝、競馬場に出かけるWにアンビバレント、不条理感はあった。
あえていつも通りのことをやる、ことが、距離を離れマスコミ報道でしか伝わらない東日本大震災、福島原発事故の状況から、競馬場に行って一端離脱することによって、逆にその状況を深める、という方法もある。
情報媒体によって切り取られ編集された状況への同調の渦の中から一端離脱することによって、状況に対してフレッシュな感覚で再接近し、それを自らのモノにして、力に転化する。一面的な同調圧力に屈せず、自分の見解と行動を獲得できる、1つの具体的な道筋である。
位相は違うが、大阪府知事の自粛要請にもかかわらず開店するパチンコ店に通う客。
忖度と自粛(マスコミ的には自主規制)は日本的歴史風土において連綿と継承されてきた、上下限定の縦社会関係である。そこには横の連携は成立しがたい。
大阪府知事は非常事態宣言下の自粛要請にもかかわらず開店するパチンコ店と客に日本的上下限定縦社会関係に従えと言っているのだ。
しかしそもそも、この縦社会関係は、年貢村請負、それが資本制的に進化して徴税ルートというモノ、カネの流れと「国家共同幻想」に依拠したものであって、開店パチンコ店と客は前者の物質的関係を抜きに、コロナ騒動でぐらぐらで、丸裸になった「国家(地域)共同幻想」の傘下に自らを閉じ込めよと主張している。
為政者のバックグラウンドである政治共同幻想が豊穣フレキシブルではなく貧相であればマスコミを使った同調圧力を加えるしか方法がない。
万人に分かり易い「悪」のターゲットを設定し、それと戦う自らを前に押し出し、自らの政治意図のもとに万人の意志をまとめ上げる。古くて新しい政治手法であり、典型的な危機に陥ったグローバル資本制の政治上部構造の蠢動である。一種の自己演出の劇場型政治である。ナチスを持ち出すまでもなく全体主義的政治手法である。
そういう習わしの者たちは、一端、そのドツボに入ったら、同じ手法を大切な場面で繰り返し使う。万人をその手法で説得しようと思ったら、自らをまず説得し信じ込まさなければならない。その姿は傍目には信念ある政治家に映る。
しかし、そうした政治が戦後の日本を押し上げてきたのでは全くない!その真逆である。
wacwac動画メモ
コロナウィルスの基礎知識
~コロナウィルスとは元々風邪のウィルスとして知られていた。~
↓
風邪のウイルスとして知られてきたのは4種類。軽い症状。
>しかし、サーズコロナウィルス 2003年 8000人 死者700人 中国発
マーズコロナウィルス サウジアラビア発 死亡率非常に高い。2018年韓国発症
↓
新型コロナウィルス(サーズⅡ、COBID 19)
高齢者死亡率 11,1%~基礎疾患持ち。
30代~60代感染者数多い~スプレンダー化
<症状>
⁂咳、発熱、倦怠感、
多くの人は軽症(W軽症に39度発熱患者も実質的に含まれている~保健所基準)
>若者に無症状感染者多い。そのまま気づかずに体内のウィルスいなくなる。←W。スプレンダーの可能性
>発熱で自覚するが喉が痛い、で終わる人もいる。
<インフルとの違い>
インフル
潜伏期間、1日~2日 はやくて1WEEKでなおる。
肺炎は2次性で少ない。のどの痛み関節痛。
新型コロナ
潜伏期間、5日~7日、長い。
高熱が長く続く、39度。肺炎症状のない人でも高熱が続く。
>インフルのブドウ球菌などと違って、ウィルスそのものによっておこる肺炎である。
白血球数多くならない。
<CT画像で最初はちいさな肺炎>
両方の肺に(モザイク状に)ばらばらと出てくる。
綿を散らした様な肺の炎症が悪くなるとだんだん広がっていく。
*補助療法しかできない
自然に治るのを待つ、自然治癒に期待。
<今あるクスリ>
アビガン、W。妊婦に奇形児の危険
*医者は目の前の患者しかみていない。
*1000人規模の使用不使用の実験結果によって治療効果があると実証されたわけではない。多くの場合は、自身の力で治っているように見える→重篤者の臨床からの知見
ウィルス性肺炎はそんなに多くない。
*自然治癒の望めない人→抗ウィルス薬必要!
コロナ用の薬ではない、
アビガン←商品名、日本開発。インフル用に国が備蓄していた。胎児に影響ある
カレトウ 抗HIV薬 サーズ2003年の時効果発揮←W。なるほど!そういうことならアビガンも新型コロナ治療に転用できても不思議はない!それらしき効果のあるアビガンならば、PCR検査を大量にして治療にもっていく必要性は増す!!
その他2種類の薬が治療薬として想定されている。
*適応外使用であるが医療現場では積極的に使用している。
>半数以上は軽度だが重度との区分難しい
軽い肺炎は中国では軽症 日本では中等症。
>インフルは上気道でウィルス止まるが
*新型コロナは肺に来れば肺炎症状
>肺胞まで炎症が進む場合がある。
>>しかし、上気道炎のちょっとした咳などで感染させやすい。
>>むしろ、ちょっとのどが痛い人がスプレンダーになる
W.ナルホド!ヒト,ヒト感染では極軽症者、やむ症状者が活発に動き回り感染ルートを広めた。なお、人モノヒト感染もあるから厄介。このウゥイルスの体外生存時間は長すぎて対処は困難を極める。
*味覚障害 その部分がウィルスに感染している。
<無症状>
のどの痛み、味がしない、は本人が自覚できるが
無症状状態ということは、本人は何の自覚もない!がウィルスがくっついている。
そういう人がしゃべり、くしゃみ、咳をしてスプレンダーになる。←W、初期のマスク無用論は間違っていた。うつしては絶対にいけない!
感染→→→発症すると病気は見つけやすい。
>感染と発症の間に区切りのできない新型コロナは手ごわい、制圧しにくい。
*サーズなどは症状が出る
上気道にウィルス付着。炎症起こさなければ本人は気づかない。
@横浜DP号 中国ウーハン4,5万人サンプルとしては最適でこの病気の傾向ハッキリできた。
@症状がなくてもウィルスはのどにいる!
無症状者媒介の感染例があった。
<新型コロナ流行を振り返って>
1月6日 ウーハンからの報に接する。
1月下旬 現地感染拡大 2%致死率
中国以外で感染者出現 100人~200人規模
@外国では致死率0だから中国の場合、医療崩壊が原因とおもった。
@肺の画像を手に入れ大変な病気だと気づいた。
>外国で死者増大、大変な事態だ!
外国の致死率6%7%と
ウーハン致死率6%7%は一致した。ウーハンの致死率は本物だった。
↓
日本でも致死率6%7%になる可能性がある
インフル致死率は0,1%以下。1000人に1名以下。
インフル発症率は子供が多いが死者は高齢者。
サーズ致死率 9,7% 8000人 死者700人
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Q今現場で何が必要か
なくなる人を減らす。
酸素投与、人工呼吸器(エクモ)はあくまでも、補助機械。
使える薬を使う。
@なおっていくまでの時間を稼ぐ
>>医療がきちっと維持できていれば、今の致死率低い段階は体制維持できる。
@患者さん多くなると厳しい!キャパ内に患者数押さえる
今ある資源に限りがあり、3~5年かけて日本人全部、かかるかもしれない。
@一時に患者集中してしまうときちっとした医療提供ができなくなる。
>何とか均等に患者数を押さえる必要がある。例え、朝夕の満員電車。
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2018年、スペイン風邪
1918年8月→1919ねん7月、第1波。致死率1,2%→W。新型コロナよりも低い
日本の患者数(内務省資料)
2116万人 死者45万人
第2波、1919年9月→1920年7月 1回目に感染していなくて抗体のない人が感染した可能性がある。致死率上昇。感染者数は少ない。
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毎年のインフル
人口の1割発症。
2009年 2000万人が医療機関利用。麻生総理、舛添厚生労働大臣インフル措置法成立
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新型コロナはサーズに似ているところもある
@せいぜいうつしても1人(多くの人が2次感染起こしていない)!だが、稀にスーパースプレンダーいる(10人以上に移す)。←しかも重症者と限らない!!
80%の人が2次感染起こさずその人だけでとどまる。
スパースプレンダーはたぶんウィルス量多い。
しかし患者さん側の要因だけではなくうつす環境に要因がある、ともいえる。
@韓国サーズのケース。たった一人の院内感染から発生したが、一人一人の感染力が強くなかったので治まった。
新型コロナ、感染力圧倒的に強い
W,①毒性強く、②体外生存時間長すぎる、③発症しない人ステルス型感染者がたくさんいて、活発に動き回り2次感染を引き起こす可能性がある。
社会生活習慣レベルで感染、近い距離。向き合い会話。対面食事。
@発症しない人がたくさんいるので手ごわい。
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>わたし自身、判断が遅れた。
>謙虚に認める。
>ゆえに政府の責任を求める立場にない。
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病院
診療継続計画あるが、訓練と実際は違う!
~職員半分休んでも事業継続~
@院内感染のインパクトは想像を超える。
中核病院 外来停止 入院停止
一般のリスク以上の院内感染リスク
できることを一生懸命やるしかない。
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Q今後も見通し
USAやスペインは医療崩壊。
そうならないようにする。
>院内の患者の仕分け大事、関係者もうつらないようにする。
@普段に近いサービスを維持していくことが大切
ICUは1パートコロナ患者用に区分けした。
総合内科でコロナスクリーニング 一般と動線分ける。ゾーニング。
>無症状者、待合室一緒になってしまう。
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終息への道筋→結論解らない
人間社会から消しきれないウィルスである。
従ってみんないずれはかかる。
順番でゆっくりかかっていく。
キャパの中で普通の診療受けて死んでいくことと。
医療崩壊の中での死とは違う。