藤浪晋太郎の移籍先のオリオールズはなぜ、貯金が26もあるのか、チーム成績表の各数値を見ただけでは理解に苦しむところがある。
@チームの各成績指標を見ると前半戦首位で2位以下をかなりリードしていたレイズがどの部門でもアリーグ屈指なのに、チーム成績の各数値に際立ったところのないオリオールズに回され現時点(8,5)で2,5ゲーム差をつけられていったのか、分からないところがある。
@なお、アリーグ中地区(ツインズ首位)の上位のチーム成績を見るとレベルが低い。
@付け加えると、各地区の成績表の各数値から、アリーグでは西地区レンジャーズ首位、追撃アストロズが激戦区といわれる東地区よりも両チームのチーム力が上位、いうこと。平均的なチーム力よりも投打の決めてがポストシーズンの短期決戦では効果を発揮する。この点で、アリーグ首位のオリオールズはまだ発展途上で経験不足のチームであり、来年再来年が楽しみである。
**************************************************オリオールのチーム成績の各数値
(イ)得点力アリーグ15球団、4位は目立つ。
レンジャーズ、ダントツ52打点差>レイズ>エンゼルス>オリオールズ
>しかし、この得点はHR数(長打)8位、打率7位、盗塁数6位の数値はアリーグ中位から見ると出塁したランナーを効率よくホームに迎え入れている、と想像できる。このチーム成績表に得点圏のチーム打率は載っていない。また、四球数も載っていないので裏付ける数値の手掛かりがない。
単純に考えると
>①1番から9番までの打線に弱点が無くどの打順からでも点が取れるということ、得点圏にランナーが進めホームに帰すことができる。
>②四球出塁は多分非常に多い。
>③監督の采配が適切である。
>④チームにまとまりがある。
(ロ)アリーグ2位の少ない失策数。レイズ44>オリ45>レンジャーズ45>ツインズ47(中地区1位)
(ハ)強力セットアッパー、クローザ―に繋ぐ勝ちパターンのブルペン陣がしっかりしている。
>多分、敏腕のGM兼副社長はオリオールズの強みをさらに少しでも補強する意図(短期決戦のポストシーズンまでブルペン陣をなるべき消耗させたくない)で藤浪晋太郎投手を獲得の<軽い賭け>に出たのだと想う。したがって藤浪に想定する役割はポストシーズンまでの勝ちパターンのリリーフ陣の負担を少しでも軽減する助っ人であり、それ以上ではない。
>W。藤浪に対するコメントで真ん中めがけて投げるとボールが適当に散って何とか抑えられる、などという見解がある。
@それで上手くいくなら藤浪はここまで苦労しなかった。MLBの普通の打者は自分のポイントにくる160キロのストレートを芯でとらえる力がある。
W。捕手、アンドリー、ラッチマンは指名打者にして休養させている模様。
W.シカゴカブスがヤギの呪いを解いた2016年にはカブスファンの日本ブログで詳しい情報を仕入れることができたが、全国区のカブスと違って地方区のオリオールズはさすが日本ブログの情報は少ない。なんとか現地情報に直にアクセスして情報を仕入れたい。
>オリオールズは過去、日本の単独チーム(黄金時代)で来日にしたことがある。
サード、ブルックロビンソン。セカンド、デーブジョンソン(ブレーブスからトレード、巨人でプレーし帰国後名監督)。パイレーツ、ロベルトクレメンテ最後の年のワールドシリーズの動画がアップされていた。
>下記の選手たちの情報はラッチマン以外知らない。調べるためもあって、画像を載せた。オリオールズは若い選手が多く、これからのチーム。資金力にものを言わせて選手を集めるチームと違って創意工夫があり、その面でも楽しめる。
@それにしても、どうしてこんなに勝っているのか数値から伺えない部分が多すぎる。
@未知な魅力があるチームだ。藤浪投手に関しては敗者復活みたいな物語性には興味はない。彼は今まで頑張ってきたし、これからも挑戦していく。プロ野球の世界は上手くいかないことの方が圧倒的に多い。彼が立っている環境は厳しい。失敗しても立派なプロ野球選手であることに変わりがない。個々人の想像力が作り出した世界と勝負の世界は次元が違う。だからこそ面白い。