反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

第3回オリオールズ特集。藤浪投手、圧巻の臨時セットアッパー務める。チーム成績各指標平凡なオリオールズはなぜ強いのか?オリオール野球の神髄をこの試合でみた。

W。オリ先発ブランディッシュは5回、2死から1番打者四球、2番打者右前hで1,3塁

3番打者22hr四球満塁のピンチ4番打者を迎えペレス投手に交代しペレスで3アウト。5回裏オリオールズに1点が入った。6回からペレス、アービン、藤浪、クローザーの4投手の細かい継投でオリ2ーメッツ0で投手戦を制する。ブランドン・ハイド - Wikipedia監督の非情に徹した勝負の見極めが凄い5回で勝ちパターン継投の勝負に出て相手打線を0点に抑え込めるオリのブルペン陣は強力だ。8回を任された藤浪はこの試合に限って言えばセットアッパーカノ―の役割を果たした監督の勝負の見極めと肝の据わった采配をこの試合から感じる。プロの監督である。藤浪は今までの球歴で経験したことのない最高レベルのチームでプレーしている。

この前の試合で6番を打っていた長距離打者のマウントキャッスルは捕手で指名打者に回っているラッチマンの次の2番打者。3番、4番、とラッチマンの1,2番は固定。捕手ラッチマンはチームの主軸の強打、四球も選べて臨機応変な対応力のある打者なので休養を挟みながら指名打者で使っている。スイッチヒッターが上位打線に二人もいるのも強み。相手の左右投手に対応できる。点の取り方が共にランナー3塁、内野ゴロ、実に渋い勝ちに徹した野球が監督ハイドマンの野球。こういう野球を見てると味わい深く面白いだろうな。

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0,28秒

カットボール右打者のアウトコース低めに強烈に曲がり落ちておる。実況はブレイキングボールといっている。全投球の中では最高のボール。

>2,00過ぎ。

②最後の左打者への初球94マイル。真ん中付近からシュート回転し外角一杯に決まった不思議な球筋。球速からしてストレートのシュート回転とは違うツーシームというやつかな。日本にいたとき投げていなかったように思う。この球を右打者に投げられるようになると、藤浪は完成形になる。

③最後の左打者をSSフライに打ち取った球インコースひざ元ストレート。⇒W。差し込まれてもバットの芯付近に当てているのが凄い。球威が無ければセンター前ヒットだった。日本では空振りだよ!

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@ ①、②、③を見ると、ただ力いっぱい投げているだけではない。技術を駆使している。捕手は真ん中高めに構えているが藤浪はコースを狙って投げている。

>真ん中めがけて投げている球が偶々散らばっている、などというのは実態とか違う。

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>ここではあまり言いたくないが、阪神の主戦捕手梅野のリードはアスレチックスとオリオールズの捕手の真反対。

@小さい体をさらに小さくするようにコーナーによってミットを構える。

@投球動作以前、直前に無駄な動きが多い。配球は3パターンがはっきりしている。特に投手が不調な時に動きが慌ただしい。

外角一辺倒。偶に内角を続けることもある。根拠希薄

@裏をかくているつもり裏の裏をかく=バッターはそこまで考えていないので表の配球。

コーナーにばらけさせた配球しカウントを悪くする(無駄なボール球要求が多い)。

@投手が悪いなりに何とか持ち堪えるリードができない。

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>監督金本、投手コーチ香田(2軍に行っても香田は1軍から配置転換され2軍投手コーチ)、捕手梅野に遭遇した藤浪は時間をかけて懇ろに壊されていった。

>金本矢野は解説者時代から、こんなやつ(野球理論?視野狭い。経験だけに頼る。アナウンサーのコメント聞いていない)を指導者にしては駄目、と思っていた。解説も聞かないことにしていた。なのにサラリーマンオーナーは監督不向きを理由に断っていた金本を監督にした。超変革は草野球!もちろん彼らを全否定しているわけではないが(大山獲得など)情に流された野球観を持つ人はプロ野球の指導者に不向きコーチしかできないひとにマネージメントは不向き誹謗中傷とかの問題ではない。ダメなものは駄目ということも大切。

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        オリオールズの監督の球歴。

引用

現役時代

1997年シカゴ・ホワイトソックスと契約してプロ入り。2000年まで同球団の傘下のマイナーでプレーしたが、メジャー昇格はならなかった

その後は2001年独立リーグであるウエスタン・ベースボール・リーグチコ・ヒート英語版1年間プレーして引退した。」

引退後[編集]

      W。段階を経てステップアップ。

 W。監督になるための、ある意味エリートコースを歩んでいる。ノウハウがある。

引退後は2005年から2009年までフロリダ・マーリンズ傘下のマイナーで監督を歴任した。

2010年途中から2011年にかけてはマーリンズベンチコーチを務め1試合だけ監督代行を経験している[1]

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その後2014年にはシカゴ・カブスのコーチとなり、ベンチコーチ(2014年、2018年)と一塁コーチを務めた(2015年 - 2017年⇒W。ジョー・マドン - Wikipedia

の下でシカゴカブスがヤギの呪いを解いてワールドシリーズチャンピオン輝いた年のベンチコーチ、1塁コーチ。

ジョー・マドン - Wikipedia

「タンパベイ・レイズの監督としては「レイズ旋風」を巻き起こし、またシカゴ・カブスの監督としてはカブスカブスファン達を長年に渡って苦しめ続けたビリーゴートの呪い」を解いた監督として知られ、これらの偉業を達成した実績から現代MLBを代表する知将名将として認識されている最優秀監督賞を3度受賞している。W.なお、大谷がエンゼルス入りしたときの監督でもある

W.カブスWシリーズチャンピオンに導いたGMは長年優勝から遠ざかっていたボストンレッドソックスを優勝に導いたひとである。

  ↓オリオールズGM兼副社長は強いアストロズの基礎を築いたGMの補佐。

2018年12月11日、ボルチモア・オリオールズの第20代監督に就任した[2]

2022年オフの11月15日に全米野球記者協会(BBWAA)から1位票が9、2位票が9、3位票が7、計79ポイントで最優秀監督賞2位となった[3]。」

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 MLBではセイバーメトリクス - Wikipedia

を理解し現場で使いこなせるフロント首脳の活躍がある時期から始まっているアメリカ野球からセイバーメトリクス - Wikipediaは生まれ通用するようになった。対抗してコミッショナーは野球をより面白くし原点に返る新ルールを作った。極端な守備位置は禁止になったいると思う。ベースの大きさも大きくした。20秒ルール。延長戦タイブレーク。捕手、投手間の電子サイン。

>野球の質が違う日本ではどうかな?野球とベースボールの違いは大きい。

時折、その数値を振り回したコメントを見かけるが、なんだか実態とは違っているので怪しげに想うことがある。(例えば佐藤輝明の3塁守備指標が意外に良い。⇒見ての通りである。下手に尽きる。よく猛練習で何とかなるという人がいるが、野球センスの問題なので改善は難しい。)

@ただし、従来の指標だけでは選手の真の能力を評価しきれないので自分もいろいろな数値を利用するがどうしても旧来のもので選手を評価しがちになる。素人の見た目とサイバーメトリクスの数値から見た実態が違う場合もある。

 サイバーメトリクスの数値が良い選手はチームへの貢献度が高くなる傾向があり、MLBのようにトレードが活発な野球環境ではチーム編成には大いに役に立つ。

日本でも現役ドラフト制度ができて選手の客観的評価基準が徐々に大切になってきている。現役ドラフトで横浜から中日に行った細川選手、ソフバンから阪神の大竹投手~ただしこの投手の複数年の活躍はない、と予想する~~など極端な成功例は、2軍時代のサイバーメトリクス数値ではっきりしていたのではないかな。長年の野球生活で突然の覚醒などあり得ないわけで数値に出ていたと思うよ。大竹はパだから見る機会はなかったが横浜時代の細川はたまに出てきた打席に異様な迫力を感じたことがあった。外国人選手の補強が出場機会の邪魔をしていたのかな?(横浜は助っ人の補強が上手い)

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>日本野球でこの方面で注目すべきは

www.nippon.com

メジャーリーグ・ベースボール (MLB)では、2020年から全本拠地のトラッキングシステムをトラックマンからホークアイに変更。日本でも、東京ヤクルトスワローズが2020年に他球団に先駆けて導入[17]。以降も様々な球団が導入している.

www.sanspo.com

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先行導入したヤクルトの優勝にホークアイが大きく貢献したことは、この動画の解説で数値的に明らかにされている。言い換えると各球団が導入し現場に応用できるようになった2023年からヤクルトの成績が悪化した、と言えなくもない。

>投手の癖盗みやベンチの相手ベンチサイン盗みにホークアイの映像を使っていたのではないか?

だったら村上の三冠王とはいったい何だったのか、ということになる。

他所の球団が同じことをし始めたらイーブンの争いになる。

アストロズがやっていたようなサイン盗みを云々しているのではない。ホームアイを応用すると投手の微妙な癖が分かる。相手ベンチのサインが分かる。捕手の動きが解る。阪神の岡田監督はベンチへの資料持ち込み禁止などといって、とぼけている。

来日したバウアーが広島戦、巨人戦で打ち込まれたのも球種ごとの投げる際の微妙な癖がバレていたからだろうこの面ではNPBMLB2022年開幕戦の阪神カイルケラーも癖がはっきりしていたことでぼこぼこに撃ち込まれた、のではないか。この投手のマウンド上の動きは癖が露骨に出ていたように見えたが、どうにか修正。それにもかかわらず今でもギコチナイ動きをしている。

下記の成績。023年、四球は増えていない。特別に厳しい攻めをされているわけではないと推断できる。それでこの成績降下はどう説明できるのか。97試合で既に去年の三振数に迫っている。四球も減少。打率、長打率ガタ落ちだからOPSの急降下もわかる。OPSの急落は打撃によるチーム貢献度の急低下でりヤクのチーム成績の悪化に直結している。あえて踏み込んで結論的に言えば他球団ホークアイ導入揃い踏みによって、三冠王村上の威力の再現は無くなったとみる。

>ルール内であればヤクなどのホークアイの利用の仕方は問題はない。写真判定に審判が利用していることもある。ただし、NPBも旧来のやり方で不合理なところは早急に修正した方が良い。試合時間の短縮が一番の改善点ではないか。