ピッチコムを上手に使ってプレイオフに勝利。ピッチコムは投手と捕手のサイン交換だけの機器ではない(三尾圭) - エキスパート - Yahoo!ニュース
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「 ピッチコムとは?
電子機器での"サイン交換"を機構が承認 現場は歓迎「野球が正しい方向に」 | Full-Count
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「捕手は前腕に「ピッチコム」を装着し、レシーバーを装着している投手や最大3人の野手に球種、守備位置などの指示を送ることができる。」
W。スポーツ報知
1,投球間の時間を制限する「ピッチクロック」TV画面に表示(ランナー無15秒、ランナー有20秒)~NPBでも検討中~けん制制限(3度目までにアウトにしなければボーク) 2,シフト禁止 3,ベース拡大⇒試合時間は1試合平均で約30分も短縮された。2時間40分ぐらいかな?NPBは3時間15分程度。とにかく試合時間が長すぎる!
4,延長戦=タイブレーク制導入(ノーアウトランナー2塁から攻撃開始~前の打順打者が2塁ランナー)
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「発信機にはボタンが9つ付いており、ボタンを短く押して球種を選んだ後に、ボタンを長押ししてコースを選ぶ。
>帽子の中に入れるタイプの受信機にはスピーカーが付いていて、音声で球種とコースを教えてくれる。
>捕手だけでなく、投手も発信機を持つことができ、投手が球種とコースを選ぶことができる。⇒W。MLB中継を見ていると、投手側から発信することはほとんどない。ピッチロックの時間を主審がカウントする前に捕手はサインのボタンを押しているが、ボタンを押すのが遅れがちになると、投球動作に入るまでの時間が短くなり(投手にとって貴重な投げる前の準備の間)、投球リズムが崩れるようである。
捕手のピッチコムによるサイン伝達が遅れて、制限時間外になり、ボール!宣告をされたケースをTVでみた。
このケースでは、捕手のサイン伝達が遅れがちになっていたので、主審は注意を即し改めないのでボール宣告となった。その後、投手は投球リズムを崩して四球をだし撃ち込まれた。(オリオールズの守備、捕手はMLBを代表する若手捕手ラッチマンだった。)
捕手は早くピッチコムのボタンを押して球種とコースを投手に伝える必要がある(頭の回転が速くなければ捕手は務まらないようになってきた)。それぐらいピッチロックとピッチコム使用はリンクしている。
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「発信機は2台(投手と捕手)、受信機は5台までフィールド上で使用可能で、受信機は投手、捕手、二塁手、遊撃手、中堅手のセンターラインを守る選手が着けるケースが多い。⇒W。MLB中継を見る限り、中堅手が腕のピッチコム受信機に注目している映像はなかったように記憶する。外野ではライトが良く付けている。レフトのケースもある。センターは守備位置から内外野を俯瞰できる、好守の外野手がセンターを守る、など自主的な状況判断ができるので受信機はつけていないのではないか。
>ピッチコムは9x9の81通りの指示が出せるので、各チームは趣向を凝らした使い方をしている。
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「ベンチなどフィールドの外から発信機を使用することは禁じられている。⇒Wアメリカの大学野球ではベンチコーチから、捕手投手にいちいちサインが出る(映像では未確認)。女子ソフトボールも同じ(映像で確認)。だから、MLBは行き成りピッチコムを導入したわけではない。アマチュアではずっと前からピッチコムは使用してきた。
また、受信機は英語だけでなく、スペイン語や日本語などの多言語に対応しており、装着する選手がそれぞれ好きな言語を選ぶことができる。
サイン交換以外の使用方法
「今回のツインズのケースでは、あらかじめピッチコムに「二塁で刺せる」と二塁に牽制を投げる指示をプログラムしていた。
牽制の指示をプログラム(W.外野の守備体形指示のケース多い)するのはツインズだけでなく、多くのチームが導入しており、昨年6月にヤンキー・スタジアムで行われた試合で大谷翔平が一塁で牽制死したときも、ピッチコムからの指示だった。⇒W。投手のけん制が2回まで、3回目でアウトにできなければボーク⇒ランナー進塁への対抗手段として電子伝達によるけん制プレーが行われている。