反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

疾病と健康管理。運動療法は長い目で見ると、紆余曲折はあっても一番効果的で、ストレス解消にもなり、一種の快感さえ覚えるようになる。

   IWJ代表の岩上安見さんが、2月21日の出張先の帯広で、比較的重度の狭心症で倒れた件についての経過は下記に逐一報告されている。病状報告が重複しているようなので、直近のものから確認できる。
記事目次 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/234906 「続報3:IWJ代表・岩上安身の体調の経過報告と帰京のご報告」日刊IWJガイド 2015.2.25日号 「続報2:IWJ代表・岩上安身の体調の経過報告と帰京のご報告」日刊IWJガイド 2015.2.24日 「続報:IWJ代表・岩上安身緊急入院のご報告とその後の経過報告」日刊IWJガイド 2015.2.23日号 「IWJ代表・岩上安身の体調悪化と入院のご報告」日刊IWJガイド 2015.2.22日号
 
実は、岩上さんの帯広出張直前、出演中の東京キー局のスタッフに紹介されて都心のペインクリニックに神経ブロック注射を施された、という記事を読んだとき、「コレはまずいことになるのじゃないか」と胸騒ぎがして、ちょうど書き終えた記事の最後に<追記>として自分の意見を書きくわえようとした。
がしかし、マいいか、と思い直したのは、病状以外の余計なことを、書き連ねそうなので中止した。
 
そして、2月21日当日の石川知裕衆議院議員最高裁判決を受けての、講演と岩上さん司会のトークセッション。
 
途中からであったが、最後まで視聴して、終了後の舞台上の岩上さんの足元具合にじっと目を凝らした。
イベント進行中は気が張っているので、何とか持つ。問題は終了直後の足取りに異常はないのか?ということだった。異常は認めれなかった、というよりも動画で、そこまで体調の機微を確認するのは不可能だった。今から思えば。
 
上記の経過報告を辿っていくと、 ~引用 2,25日号報告~
 
「なぜ、そんな痙攣が起きたかは、複合的な要因が考えられ、診断した全ての医師が共通して、過労、ストレス過多、慢性の睡眠不足をあげ、最後のトリガーとして、本日、診察した都内の心臓専門医は狭い飲食店で、他人が吸っているタバコの副流煙を吸い込んだことを、あげたそうです
 その店で胸が苦しくなっているので、その店を出たあと、寒い戸外をホテルまで歩いて帰ったらこともよくはないが、痙攣自体はすでに店内で起きており、最後のトリガーとしては他に考えられないそうです。
 副流煙でも、タバコの煙はきゅーっと血管を収縮させるそうです。もともと疲労が異常に溜まっていたところに、他人の吐き出すタバコの煙を吸い込み、最後の限界を超えて血管を痙攣させてしまったのだろう、とのことでした。」
 
危ないと直感して<追記>に書こうとしたとき、岩上さんの北海道出張のスケジュールを全く知らず、石川さんの集会の司会をした直後、まっすぐ帰京するものと、勝手に頭に描いていた。
 
というのは、帯広出張、のズット以前に岩上さんの体調がかなり悪いと直感するIWJ動画を視聴していたからだ
 
 自分の日記でいえば、下記の訳のわからない2015/2/4(水) 午後 7:30節分の日の記事
「節分の豆巻きに代わって、バレンタインデーにチョコレートではないが、セブンイレブンのキャンペーンによって2000年以降、新登場の恵方(えほう)巻きを食する新習俗ついて。若者に神棚が浸透。」
 実はこの日の記事を書くきっかけは、IWJキッチンの恵方(えほう)巻きの作り方の動画をじっくり視聴したからだったが、その時、デスクのパソコンの前に座る岩上さんの姿がちらっと映し出されており、腰痛を訴える表情はとてもつらそうで、病状はかなりの域に達していると感じた。
その前後に風邪をこじらせているように想像した。
 
 そういう、一連の伏線があって、神経ブロック注射を施さなければ、仕事ができないような体調では、石川さんの集会の司会をする時点までが、限界だと勝手に判断した。
まさか、集会後、「狭い飲食店で、他人が吸っているタバコの副流煙を吸い込む」事態までは想定外だった
加えて出張スケジュールには21日の帯広だけではなく、他のインタビューも組み込まれていたようで、なんとも言いようがなく、このトンネルを無事潜り抜けるのは、確率的に最初から厳しかったように思う。
 
 
神経ブロック注射の功罪もある。 
以下はその時の<追記>の内容の一部を修正して再現することになる。
どうしても舞台に立たなけらばならない事情のある俳優や試合に出場しなければならない選手の神経ブロック注射する場合と、岩上さんのような仕事の渦中にある者とでは、そもそもの立っている位置があまりにも違いすぎる。
彼らの仕事は究極的に<私>に発して<私>に収れんする。云いきってしまえば、良くも悪くもホビーであり、エンターテイメントだ。
他方。岩上さんの仕事は、そういう次元とは、全く性質が違って、<私>が発していても<公共><世界><政治経済><命、健康>などなど、人間の直接間接の生き死にの核心を取り扱っている。しかもリアルタイムに、生々しく。
時代の風潮に流されず、時代状況に身を晒す、独立メディアを志す、今の時代には貴重だが、それだけに厳しい渦中にある。
 
岩上さんの帯広出張直前の記事からは、彼らと自分の立場を一緒にしているようなところが見受けられたので、余計に危ないことになるじゃないかと危惧した。一種の錯覚が発生していると見た。
 
そもそも、岩上さんのような立場の仕事には、神経ブロック注射は危ない方に作用する。
俳優、選手は一種の肉体労働者で、ONとOFの切り替えは意識すればやり易い。
他方、岩上さんはどうか?
IWJ関連の動画活字は、過半数は高度な多岐の分野にわたる各専門知識をできるだけわかり易く、噛み砕き情報発信するものである。視聴者もこの内容をほぼ期待する人たちである。
 そうすると、情報発信者には、自然と高度な能力が要求される。聞きかじりの耳学問や良い意味での正義感だけではうまく仕事が回っていかないどうしても<想像=創造><学習>の時間が必要になる
ONとOFの切り替えや健康管理は口では言い易く、実行には非常に困難を伴うのが実情だ
 
<過労、ストレス過多、慢性の睡眠不足>は今までの状態では仕方がないことだった。
「なぜ、そんな痙攣が起きたかは、複合的な要因が考えられ、診断した全ての医師が共通して、過労、ストレス過多、慢性の睡眠不足」のその疾病に至るリアルな過程が、神経ブロック注射でその場しのぎをする彼らとは、まるっきり違っている。
職業差別をするつもちは毛頭ななく、実情をあからさまに指摘ししなければわからないことがある。経験からの意見でもある。
 
今後の対策については、事情をよく知らないので断定はできないが、
業務内容の責任の個々人への分散をして、管理の集中をしなければ、個人にかかる大きな負担は変わらない。
(一般論)

健康管理といっても、仕事内容から、簡単ではない。
        運動療法
腰痛は椎間板ヘルニアなどの物理的要因のものは除外する。
ウェイト調整がまず必要になる。←これを意識的にやらないと、運動療法中にけがをして挫折する。
体重のかなりオーバーしている者は運動療法初期段階の該当部位の湿布薬の欠かせない程度の故障は織り込み済み、で行きつ戻りつ、トータルとして前に進んでいるのが実情
が、場合によれば、整形外科医のお世話になるも想定内だが、無理はしていなければ大した怪我にならないはずだ
ある程度の負荷をかけないと、いつまでたっても一定の筋力が備蓄できた状態のステップに達しない
体重計に乗る習慣をつける必要がある
しかし、スローテンポの運動療法なのでなかなか減量できないのも事実。ある時期から体重は減りだしすが、コレは体質が変わってきた証拠でやはり時間はかかる。
運動療法を日常生活の習慣化する。
続けていくことで、気晴らしとある種の快感を覚えるようになる。
食事制限は、長続きする範囲で必要
ジュース類、間食は一切やめる。塩分は調整するが、夏場の過度の減塩は、運動療法中なのだから、身体に良くなく、拒絶反応が出る。ペットボトルのスポーツドリンクを運動の前後に常飲し、水分補給を必ずする。
物理的要因以外の腰痛は体幹の筋力アップで治療できるし、予防もできる。
 
>長い目で見ると、運動療法が健康管理には一番効果的だと思う。
ストレス解消にもなり、一種の快感さえ覚えるようになる。
>難点は一定に時間を割かなければならないこと。(前後の身体のアフターケアの時間も必要なので)
 
具体的な方法は個々人の健康状態による。
また個人差もあって、自分に最適な方法にたどり着くまで時間がかかる場合もある。
ネット上によく出ているいかにも不自然な姿勢や運動は、からだを傷めるもとになる。
 
(1)走れる健康状態にある人は走った方が最も手っ取り早く負荷がかけられる。
コレについてはよく知らない。
孫崎享さんのように皇居周回ジョギングは簡単にまねできるものではないが、走ることの効果は非常に高いと、動画から伝わってくる。無駄肉が付いていない。ただしゃべっているだけなのに、何処となく躍動的で活気がある。もっとも孫崎さんは真似のできない例外。
 
(2)走れない人は、絶対に走ってはいけない。あきらめて歩くしかない。
歩き方には、大幹を意識して腕を振ると効果的。
また、平坦地を長時間速いスピードで歩くとひざなど局部に過度の負担がかかり故障し易い
人間はこういうときに走るように身体の仕組みができているわけで、不自然な運動だから、ひざなど局部に余計な負担がかかる。
坂道、階段などをバリエーションを適度に織り込んだほうが効果的。
順路も適度に変えて変化を楽しむ方がいい。
 
(3)筋力トレーニングも無視できない。
歩いているだけではどうしても、一定の筋力が備蓄できた状態のステップに達し辛い。
特に加齢しているものほどその傾向にある。身体が衰えてきているからで、筋トレで補助する必要がある。
ただし、筋肉が太くなると同時に限度を超えると硬くなる傾向があり、外に発散していないわけだから、内に使われないエネルギー源のストレスとして溜まっていく。個々人に絶対的な限度があり、上限に達したら、下に落とす。
 
(4)温水プールの利用は個々人の好みによる。
 
(5)ジム通い。ジムや作業療法士の進める運動は個々人でやれる範囲のことが多い。自由が利かないことも難点。
 
(1)(2)いってみれば、トレーニングセンターの競走馬の普段のトレーニングをイメージすると解り易い。
単調なことはしていない、強弱と変化をつけているはずだ。
(3)は基本的に人間にしかできない特殊動作。
 
ただ漫然と歩くこと、コレは散歩のたぐい。コレではいつまでたっても、全身の定の筋力が備蓄できた状態のステップに達しない。←コレが運動療法の目的。身体全体の好循環の獲得最終目標
これ高齢者がやれば徘徊になる。
歩くことで様々な人も含めた移り行く景色を楽しむことができる。