反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

①水利権の支配:イスラエル対パレスチナ戦争の見過ごされた一面 。②資料、中東TODAY。シリア停戦「1週間後」前向き評価 米ロ首脳が電話協議など

  W。ヨルダン川西岸地域のインフラの現状を調べてみた。
引用
         イスラエルパレスチナの環境戦争
  *アメリカのアリゾナと同じほど、乾燥した地域といえる。(京都の年平 均降雨量は1580mm)
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1967年にイスラエルによって奪われたヨルダン川西岸とガザ地区から構成されるパレスチナ人の地域の降雨量を見てみよう。年平均でパレスチナ地域 中部では約400mm、また、南部で約275mmと一般的に降雨量の低い地域である。
もちろん、この降雨量のほとんどは蒸発して失われるが、いくらかはこの地域の主要な河川系、特にヨルダン川とヤルムック川に流れ込む。
 
イスラエルの 最も重要な地下水はティベリア湖にたくわえられる。
右図。ガラリア湖と水源地ゴラン高原ヨルダン川死海
 
 
濃い青、1、2,3帯水層。 
桃色地帯、「ポンプで水を汲むことができない」
薄青地帯、「飽和地下地層厚さ 200 メートル以上」W。井戸の深さをイスラエル当局に制限されている。
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しかし、その湖の主要な集水地の1つはゴラン高原であり、イスラエルは1967年にシリアからここを奪 い取っている。
ほとんどの雨は3つの大きな地下帯水層へしみ込む。北東の帯水層、東の帯水層、西の帯水層である。

メディアが水利用においてのパレスチナイスラエル間の戦いを、おおよそ無視したという事実は驚くべきことである。というのも、このことについて は、多くの専門家による研究があるからだ。
国連による詳しい研究、また、個人の研究家、それに水の 技術専門家による研究もある。
たとえ政治的な結論が変わっても、それぞれの研究の中味はあまり違わない。つまり、事実は単純であり、真剣に反論するなど誰 もいないのだ。
 
短く言えば、産業先進国であるイスラエル発展途上国である隣国より多くの水を使用する。
輸出志向のイスラエルの農業は、灌漑用水に極度に依存して いる。
 
入植者に水を提供するためにヨルダン川西岸を不法に軍事占有している。
 
イスラエル政府のパレスチナ人地域における水道設備投資額はき わめて小さい
 
パレスチナの農場水設備−井戸および灌漑用水路−は、イスラエルの軍隊がヨルダン川西岸侵攻の際、イスラエルの兵士によって繰り返し破壊さ れた。
 
パレスチナ人の町および農場では、法律によって、十分な深さで井戸を掘ることを規制され、下水からの病気伝染の危険を回避できない。
 
    国連:パレスチナ占領地域及びイスラエルの年間水消費量
記事の表参照。                     西岸         ガザ(W入植撤退)        イスラエル
                             
一人当たり年間の水消費量(単位:立方m)  
    
   139
   1143   172  2326            411
                           パレスチナ  入植                       本国
「公認」の入植者の生活水準はイスラエルよりも高い。
不在地主寄生地主化によって、入植地は大規模農業がおこなわれており、圧倒的多数の入植者は、車通勤の都市型職業に従事している。こう云った事情から、一人当たり年間の水消費量が多くなっている。
 
>したがって、山の帯水層──その多くはヨルダン川西岸の下に位置する──への圧力は増加している。
このことが意味するのは、イスラエルのナショナ リストにとって、パレスチナ人にヨルダン川西岸を返還すれば、水供給が制限され、イスラエルの存続に脅威となる可能性が高まることである。
ワイツマンの写しだす,この「垂直性の政治」の最もすさまじい例は,文字通り「垂直性」のものだ。西岸地区では,パレスチナ人の井戸を掘る 権利が制限されているだけではない。なんと,より深い,きれいな水へのアクセスは,イスラエル人のためにとっておかれているのだ。パレスチナ人は,浅い井 戸を掘ることしか許されていないので,汚染された水を飲む危険をおかすことになる。じつに,環境アパルトヘイトにほかならない。」

参考資料

(2)中東TODAY中東の人々の本音を知るため、中東ニュースの重要項目を解説し、中東の未来を予測します。
(3)シリア停戦「1週間後」前向き評価 米ロ首脳が電話協議 朝日新聞デジタル 2月14日(日)22時50分配信
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