反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

異様日本的な特徴は国内向けの飲食業、宿泊業の対GDPに占める割合の大きさである。

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ウィズコロナ下での世界・日本経済の展望|2021年5月 2021~2022年度の内外経済見通し | 三菱総合研究所(MRI)

引用

日本経済

日本経済は、米中向け輸出は堅調も、感染拡大による防疫措置強化を受けて内需が悪化

欧米に比べてワクチン接種ペースが遅く、少なくとも21年中は感染拡大が継続するなかで一定の経済活動抑制を余儀なくされるだろう。22年は、ワクチンの普及などにより経済の自律的な回復力が高まってくるとみられ、財政面からの支援が段階的に縮小されるなかでも、潜在成長率を上回るペースでの回復を見込む。

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反俗日記。

日本の訪日観光客のGDPに占める割合は0,9%で多くないが急上昇している。だが、この方面のサービス産業の異様日本的な特徴は国内向けの飲食業、宿泊業の対GDPに占める割合の大きさである。2020年夏の感染の小波が静まった秋口開始されたGO TO 補助金、国内飲食旅行の勧めはこうした日本的な特殊「産業構造」において強硬発出されたものである。カジノリゾート誘致もその延長拡大版である。日本の訪日観光業の低調さからいって、カジノの客は外国人ではなく日本人。東アジアの東端まで博ち付き観光旅行をするのは金持ち中国人など東アジアの国々のヒト。しかもそれぞれの国にはカジノはある。

>高度経済成長が終わった後の経済不況時に建設土木産業が過剰労働人口の吸収部門になっていたのと同じ構造が

>日本バブル崩壊後の余韻の残るかたちで飲食宿泊業、ということに帰結しているのではないか

@しかし、経済波及効果は消費のための消費的色彩が強く建設土木産業よりも小さい。

>結局日本経済長期停滞の象徴であるばかりか、日本文化の長期低迷の象徴でもある、と想う。その酒が旨いか食い物が旨いかなんて、人の好みに過ぎない。極々チープな退廃だな。作文していて暗い気持ちになる。人間は原始的本能を刺激されるものに弱い。食い物番組だらけのTVは日本だけではないだろうか。

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感染激減のインドから日本へ「絶対にまねをしないでください」死者は公式発表のおよそ10倍、 @340万人から490万人に及ぶ可能性が高い。

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  W。今回の記事の作成間の記事で世界の感染者数をNHK特設サイトのグラフを載せて取り上げた。その時のグラフ作成中に疑問が沸き起こった二つの感染者数の波を記録したグラフがあった。

>その一つはいわゆる、ラムダ株発生の地、ペルーの感染者数の推移である。

反俗日記はそのグラフの解説で人流を通じて感染を拡大することがキモであるコロナウィルスにとって、致死率の以上の高いことは感染母体の重症度が高く死亡率が高くなれば、そこで感染の広がりは止まってしなうので、ペルーの感染者数の波が大波にならないのだ、とした。端的にいえば中東発祥の死地率の高いマーズの自然終息である。新型コロナパンデ広範な無症状感染者がスプレンダーになりウィルスをばらまくことでアリ、それが強毒性と共存しているところである。今までこんな人獣共通感染症はウィルス感染症は存在しなかった。この点において反俗日記はグローバル資本制の自由放任経済のバーバリズムが新型コロナを産生したとしている。グローバル資本主義の無秩序な繁栄においてもっとも成長するところにおけるバーバリズムが新型コロナを産生した、と。

スペンイン風邪パンデミックの頃のアメリカカンサス州軍事基地。

今回は中国内陸武漢

 もう一つはインドの感染の大波の終息のグラフであり、独自に調べて記事にしようと目論んでいたが集団免疫70%とは予測しなかった。その死者数公表40万人のおよそ10倍。400万人とは。それで疑問はある程度氷解したが、問題はその後である。インドの集団権益獲得はいつまで続くのか、ワクチン接種の進捗具合と並行してある種総人口13億、地球上の人口の多くをかけた人体実験が行われているのである。 

 

news.tv-asahi.co.jp

新型コロナウイルス 感染者数やNHK最新ニュース|NHK特設サイト

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W。①位アメリカ ②位インド。Wのいつものケアレスミス。大切なことは米国60万人死者の6倍~10倍の人々が亡くなっている。その他の国々もインド的混沌に近づく条件にあれば、公表数値は全く信頼できない。「中進国」、「途上国」のパンデミック被害は公表数値をはるかに超えコロナ格差が産生されている。倫理的な問題だが、パンデミックは来年も終焉しないという証でもある。さらにショックドクトリン発動によってそれらへの金融支配は強化される。

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 ワクチン接種1割でも人口の7割に抗体

W。在インド日本人ロックダウンの効果を指摘するが

引用 感染専門家の指摘

「人口13億人を基に単純計算すると9億人がすでに抗体を持っていることになる、

集団免疫によって感染者数が激減した可能性をインドの専門家は指摘する。」

    インド政府専門家会議のメンバー

「インドはこれまで40万人が亡くなったと報告されています。しかし実際の死者数は不明です。もっと死者は出たでしょう。

>報告よりずっと多かった可能性が高い。

*************************************    

  <インド感染者数激減の背景に多大な犠牲>

アメリカの研究機関は(W。疑う必要があるが)

@インドにおけるコロナウィルスによる死者は公式発表のおよそ10倍、

@340万人から490万人に及ぶ可能性が高いと発表しています。

 インド専門家会議のメンバー⇒インドに学んでください

自然感染で集団免疫を獲得すると大きな犠牲を払うことになります。

絶対に参考にすべきではありません

パンデミック下ではリーダーシップが非常に大切です。

>政府が信頼を取り戻したうえで、(国民と)感染対策を実行すること

>それがこのコロナと戦うための唯一の道なのです。」

  Wの疑問

その1。インド亜大陸は広い。北と南では人種も一律ではない。都市は現代と過去が同居している。農村部の生活環境は都市と異次元の様相。ヒンズー教という土着宗教と未だにカースト制が表裏一体になって人々の生活労働規範を規制している。

その2。いわゆる民主政の統治形態では処理できない中央と地方の分離状態がずっと続いている。

その3。マハトマガンジー第二次世界大戦後のインド独立は欧米民主主義幻想によって美化され続けてきた。国内改革乏しい、イギリス植民地からの国家としてのインドの独立に過ぎなかった。

その4。只今現在のインド総人口が13億人であれば、すでに中華人民共和国の総人口にかたをならべているはずだが、そもそも、国勢調査がきちんと行われているのか怪しい。

その4.以上のインド的混沌と経済急成長が同居しているところにインドの新しい矛盾が発生している。

>その矛盾が一気に表面化したのがコロナパンデミック、インド版の状況である。

@コロナパンデミックに遭遇して自国の民の死者数がカウントできない。

@何が起こっているのかの実態把握をしようにもできないのだから、対策のててようがなく、自然に感染が拡大していく状態に対し、極一部(頂点の数%)を防御しただけに終わった。

引用

元大統領府報道官(女性)

「夫と母は何の治療も受けられなかった。とても惨めでつらかった。」

「4月に夫と母をコロナでなくしました。」

「そのご家族全員の陽性も判明し呼吸困難に陥った姪のために酸素ボンベの確保に狂奔したといいます。」

>W。上記から、インド的な混沌に近い国々のコロナ感染実態は過少報告されている可能性が高い。

>W。インドにおいて仮に集団免疫が只今現在獲得され感染者数が激減し、生活労働条件が回復しているとしても、その免疫状態がいつまで効果を発揮するのか、まさに13億人規模の人体実験が始まっている、いるといわざる得ない。

>W。インドの感染波のピークは2021年5月上旬だった。

>W。それ以前の3月から4月にかけての感染波の急上昇期、ヒンズー教恒例集団行事の時期にコロナウィルスにコピーミスが生じインド株が産生(←治験と同じく、実態を隠蔽しがちな独特の専門用語、こんなものは使いたくなかったが仕方がない、)された。

>W。ということは、大きな犠牲を払って教訓にしてくださいなどと云っているその国と国民に免疫効果の薄れる今年の冬に再びコロナ感染状況が再現される。ただ唯一の救いはワクチンであるが、先行接種した国々で3回目の追加接種が9月から予定されている。

>反俗日記的にいえば、アルベールカミユの長編小説「ペスト」に作家、小説の世界の奥深さを痛感する。リーダーシップ、相互信頼は、反俗日記の守備範囲で門切り型でしか対応できないが、想像力の大切さなら解る庶民にとってそれが養えるのは実体験しかない、残念ながらだから実体験欠乏の人たちにはリーダシップが必要になる。

しかしそのリーダーシップは経験を潜り抜けなけらばなかなか形成できない。二人の前、現首相には経験を潜り抜ける機会がなかった。されを補う知性と教養、柔軟性もなかった。

それは日本だけに限らないが

欧米の国ならば五輪開催は断っている。やろうとしても国民が許さない

>外国が日本と日本国民のことを想って、五輪参加を中止するなんてありえない。バッハ会長はその象徴日本がどうなろうと、外国は困らない。困った境遇に追い込まれるのは日本国民の大多数、少数は災害利用資本主義、ショックドクトリンを実行するだけだ。金融寡頭制の経済政治支配はこの機に強化されつつある。コレが事実!民主は投票箱の中だけではない、啓蒙の如何とも違う、日常の政治行動だ。いま日本で起こっている肝心なことは増えないパイの分捕り合戦、決まった椅子の取り合戦。コロナ渦でそれを支配層が実行しようとすれば、今の自民党のコロナ対策になる。

 

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You Tube動画。中国強制隔離21日間 日本人カメラマンの記録【ガイアの夜明け 特別版】(2021年8月6日)政府なるものは、ブルジョア階級全體のためにその共同事務を處理する委員會に過ぎない。⇒W。グローバル資本主義の下の政府はコロナ渦を通じて、金融寡頭支配層の共同事務を処理する委員会の本質を露にしている。

128,297 回視聴
2021/08/06
テレ東BIZ
チャンネル登録者数 108万人

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために必要なことのひとつ「水際対策」。 世界で最も厳しい国といわれる中国にテレビ東京の中村カメラマンが赴任することに。 御多分に漏れず、中村カメラマンは、決められたホテルに21日間強制隔離されることに。 ホテルの部屋から一歩も出られない生活とはどんなものか? 隔離生活では一体どんなものが食べられるのか? ガイアの夜明けでも放送され好評を得たドキュメントの拡大特別版。

www.youtube.com

W。引用 The Communist Manifesto 堺利彦訳 幸徳秋水訳 青空文庫より
第一章 ブルジョアジーとプロレタリア

「かくて我々は、近代的ブルジョアジーが、長い發達行程の産物であり、また、生産および交換方法におけるいくた連續せる諸變革の産物であることを知る。

~~~~以下の叙述はヨーロッパ史を中心としたブルショアジーの生成成長の記述であり、植民地半植民地、及び日本近代史とは区別されるが欧米ブルジョアジーの出自を確認するという意味では参考になる。~~~

 初めは封建的領主の支配下に抑壓された一階級であり、

また武裝した自治團體のコンミュンであり、

あるところでは(イタリーおよびドイツにおけるごとく)獨立の都市共和制となり、

あるところでは(フランスにおけるごとく)王政治下の第三階級(租税負擔階級)となり、

 次に工場的手工業の時代(産業革命以前の生産関係)にあつては、

>半封建的もしくは專制的王國内における貴族との均衡物となり、また一般大王國の主要なる地盤となり、

最後には、大産業および世界市場の發現以後、近世的代議制國家において、全くその掌中に政權を把握した。

@近世國家の政府なるものは、ブルジョア階級全體のためにその共同事務を處理する委員會に過ぎない。⇒W。グローバル資本主義の下の政府はコロナ渦を通じて、金融支配層の共同事務を処理する委員会の本質を露にしている。国家は多数住民のセキュリティーを守る存在ではなかった。

ブルジョアジーが政權を握つたところでは、すべての封建的、主從的、牧歌的なる諸關係が破壞された。(從來)人を、その生れながらの目上と結びつけてゐた封建的の色絲は、無殘に引きちぎられて、人と人とを結びつけるものは、ただ赤裸々の利益、冷酷な現金勘定よりほかには何ものもないことになつた。宗教的の熱情や、武士的の感激や、町家的の人情などいふ神聖な渇仰心は、氷のやうに冷たい主我的な打算の中に溺らされてしまつた。個々の人物の値打ちは交換價値の中に消え去り、永く確保された無數の特許的自由の代りに、ただ一つの無茶な商業的自由が設定された。これを一言にすれば、ブルジョアジーは、宗教的および政治的の幻影をもつて覆はれた搾取の代りに、公然たる、恥知らずの、直接な露骨な搾取を設定したのである。

ブルジョアジーは、家族關係からそのしほらしいセンチメンタルなヴェールを破り取つて、純然たる一個の金錢關係に引き戻してしまつた。ブルジョアジーは、生産機關を、從つて生産關係を、從つてまた一般の社會關係を、絶えず革命することなしには存在することが出來ない。

ブルジョアジーは、世界市場の搾取によつて、各國各地の生産および消費にコスモポリタン的性質を附與した。産業の足のしたから國家的地盤を引き拔いて保守主義者の大なる悲嘆を招いた。古來の國家的産業は既に破壞され、なほ日々破壞されつつある。そしてそれに代る新産業を輸入することは、すべての文明國にとつて生死の問題であり、またその新産業は、もはや内國の原料でなく、最も遠隔した諸地方からの原料に加工し、またその生産物は内國ばかりでなく、世界のあらゆる方面で消費される。昔の、内國産によつて充足された需要の代りに、今は最遠隔の國土の産物でなければ充足されない、新しい需要が生じてゐる。

ブルジョアジーは、すべての生産機關を急速に改善することによつて、また交通機關を絶えず進歩させることによつて、すべての國民を(野蠻國民をすらも)文明に引き入れる。彼らはその商品の廉價を重砲として、あらゆる支那の城壁をも撃破した。彼らはまたそれによつて、頑固に外人を憎惡する野蠻人をも降伏させた。すべての國民は、もし滅亡を欲しないならば、ブルジョアジーの生産方法を採用することを餘儀なくされる。いはゆる文明を自國に輸入すること、すなはち自らブルジョアとなることを餘儀なくされる。これを一言にすれば、ブルジョアジーは自分の影像に從つて世界をつくるものである。
ブルジョアジーは、いよいよますます、生産機關(生産手段)の、財産の、および人口の散在を抑止した。人口は集團され、生産機關は集中され、そして財産は少數者の手に集積された。それの必然な結果は、政治上の中央集權であつた。べつべつの利害、法律、政府、税制をもつてゐた獨立の諸地方、殆んど單なる聯合に過ぎなかつた諸地方が、一個の國民、一個の政府、一個の法律、一個の全國的階級利益、一個の關税區域に押し堅められてしまつた。

W。参考資料  幕末マニュファクチャー論争の総決算~~~W。(工場制手工業、「manu(手)とfacture(製造)」の二語でできているが、歴史的用語としては、被雇用労働者の大規模手工業を意味)~~~

https://core.ac.uk/download/pdf/12531435.pdf

重要論点の引用~Wの想定する具体例、藍玉生産、生糸生産、昭和の傘内職製造~

 レーニン「ロシアにおける資本主義の発展」~レーニンのデビュー作。人民の意志党とのロシア資本主義論争。精緻なロシア経済史の著作。反俗日記では、人民の意志党とベーラフィグネルを取り上げた記事でこの著作が獄外のナロードニキ運動と社会民主主義運動のロシア資本主義論争において強烈なインパクトを与え、その影響が獄中まで及んだ様子を載せている

小営業のなかで商業資本がとる主要な」四形態をあげる。
第1形態:商人ないし経営者による小商品生産者からの製品の買い付け
第2形態:それと高利貸業との結合
第3形態:製品に対する商品での支払い
第4形態:製品に対する原料・補助材料での支払い

買占人は小工業者を完成品市場から切り離し、こんどは原料市場からも切り離し、それによって生産者を最終的に従属させる。この形態は、買占人が決まった支払いのかわりに材料を生産者に配って加工させるという商業資本の最高の形態にもうほとんど変わらないところまできている。生産者は事実上の賃金労働者となり、自分の家で資本家のために仕事をする。買占人の商業資本はここで産業資本に移行する。資本主義的家内労働が生じる。それは多少散発的に小営業にも見られるが、大々的に用いられるのは、資本主義発展の次のより高い段階においてである


レーニンはここで、生産者がしだいに商品や原料の市場から切り離され、独立性を失い、事実上の賃金労働者になっていく過程、また、資本が商業資本から産業資本へ移行する過程を述べており、それが資本主義的家内労働一問屋性家内工業だとしている。

>要するに、傍線部分は商業資本支配自体の最高の発展段階をさす。

@日本幕末は繊維素の問屋制生産で広く行われた原料や加工材料の分配、生産用具の貸し出し等に見られる生産者の労働手段の私有の欠如、賃金労働性からして、上の傍線部分にあたる形態であり、それも大々的に行われている。⇒W。幕末、明治初期の各地方の民衆運動は前記のような環境の下の発生している。

@以上のレーニンの言葉に従うなら、幕末はマニュファクチャー段階に属することになろう。マニュファクチャー段階小営業段階といっても、マニュファクチャー自体はもともと量的には少ない。この時代が国民的生産を極めて断片的に征服するにすぎず、つねに都市手工業と家内的・農村的副業とを広い背景として、これに支えられている

問屋が独立経営者の生産物を買い占めるだけの形態問屋制ならともかく、問屋が生産者に材料を配布し、生産用具を貸し付ける形態の問屋制では、生産者はもはや独立経営者でなく事実上賃金労働者となり、資本は本質的に商業資本でなく産業資本となっている。

各自の家で問屋から前貸金、貸付用具、加工材料を受けて生産する問屋制家内工業の方法は、孤立自営の小経営の生産方法とはっきりちがうし、多数の労働者が同じ場所に集まって働く単純協業やマニュファクチャーとも明らかにちがう。
このように問屋制家内工業一資本主義的家内労働は工業の資本主義的発展の段階の一つ
となる十分の資格があるといえる。そ単純協業はマルクス自身もいうように古代から見られ、近代資本主義的労働とは必ずしもいえないのに反して、問屋制は近代の洋の東西において近代資本主義の直前に広汎に普及し、近代資本主義を準備した点、まさに近代資本主義の前段階というにふさわしい。他方、マニュファクチャーはそれ自体機械制大工業の直接的前身形態だとはいえ、その内容はすでに問屋制に先取りされている。それにマニュファクチャーの存続期間は短く、普及度も少なく、近代資本主義実現に果たした役割は問屋制家内労働のほうがはるかに大きい。問屋制家内労働なしでは、マニュファクチャーもありえず、大工業もありえなかったのである。それは広範な賃金労働組織の出発点をなす点で近代的資本主義畢生産方法の発展の上で分水嶺ともいうべき画期をなし~~

W。込み入った議論展開なので省略。

W。引用

アジア諸国との関係論では、視野を幕末から明治時代へ移行しつつ、日本の近代化の成功を周辺アジアの政治的情勢から捉えたり、アジア諸国間の交易関係から帰結したりする試みがなされている。日本だけが他国が屈服した外圧から免れえたとする後者にくみしていたが、のちに前者(W,近代化成功内在要因説)に近い考えへと修正している。内在因を認めるということは、即ち幕末マニュファクチャー論に接近するということであろう。また、浜下武志や

ja.wikipedia.org

などは、日本の近代を西欧からの力以上にアジア諸国からの作用のもとに捉えようとして、日本近代化の成功の原因をインドや中国などとの経済的競争に勝ったことに求めている(46)。しかし、近代に生じたそうしたアジア諸国との関係のもとにあるのは本来西欧の作用だから、基本的にはそれはアジア対西欧や日本対西欧という形に収敏されるのであって、そこをつきつめていくとやはり幕末マニュファクチャー論ないし原工業化論が現れてくるはずである。

 

Wの意見。徳川幕府⇒各藩の関係=幕藩体制鎖国という環境の下、日本列島固有の朝鮮半島、中国大陸にはない各藩の漸次的な商品経済発達を基盤にした独自の政治経済政策可能な中途半端な封建専制支配(ヨーロッパよりも封建軍事貴族多すぎ、人質浪費的参勤交代も異質~戦国内乱武力闘争の不徹底による幕藩体制を生み出した。幕末にマニュファクチャが散見されたのは、各藩の独立した経済政策の後押しがあったからでコレは日本固有であった。~なお、推論でアリ、東アジアの具体的な事例と照らし合わせていないよそうである~~欧米外圧を目前にすると専制支配特有の統一的な武装抵抗闘争から、武力徹底抗戦の軍事貴族下層が台頭し、それらは純軍人的観点を発揮して、一気に抵抗闘争の戦線から欧米軍事技術受容、国内主導権奪取路線に転向し古代的族長支配スタイルを維持してきた王の象徴訴求性を掲げて内戦勝利を経て中央権力を樹立した。

@一応日本資本主義の原始的蓄積期は明治政府成立過程の紙幣大量発行によるインフレを整理するための急転デフレ政策期における藩政財産不当奪取や農民税負担率据え置き、外資導入による一方における産業資本の成立と他方におけるデフレ政策による農村と都市の生産する商品生産物の価格低迷=税負担増による生産手段から切り離された自分の労働力を商品として売ことによってしか生きることのできない労働層の創出となっている。

@しかし、Wの私見日清戦争による賠償金の獲得が日本資本主義の原始的蓄積に大きく寄与したとしている。もちろん明治維新は欧米列強の監視のもと実行されたので、その国際金融資本(ユダヤ金融資本)は東アジア東端の列島をカネで支配するために高額の利息を取って勃興しつつある日本資本や対外戦争利得を狙う政府に資金を貸す。

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     W結論

現代史は20世紀初頭のスペイン風邪パンデミックの時代にらせん状に回帰している。

グローバル資本主義の自由放任経済が行き過ぎ、その先端で勃興する地域の資本制バーバリズムが人獣共通感染症であるパンデミックの発火点になった。かつてはアメリカカンサス州、今は中国、インド。

スペイン風邪の時代は

世界戦争によるヒトモノ移動による感染拡大が頂点に達したころ、戦線は膠着していた最中のロシア革命もあり急激に休戦になった。

コロナパンデミックの今は、

対コロナ戦争を徹底できる国々が感染を抑え込んでいる。

東アジアの台湾、韓国、中国は構成員住民個々のセキュリティー危機を経験して成立したセキュリティー国家である。それは各々の現代史を直視すればわかる。

オーストラリア、ニュージーランドはヨーロッパ現代文明の縁辺に位置して、伝統的なキリスト教共同体的な要素が周辺に残った結果、その「政府は、ブルジョア階級全體のためにその共同事務を處理する委員會」ではなく、国民の素朴な国家共同幻想に基づき対コロナ政策を実行できるのではないだろうか。もちろん近隣との戦争によって国家形成されていないという地政学的要素も強い。これらの国は帝国主義の歴史段階はから外れていた。

日本やドイツは帝国主義を実行し住民はその先兵となって参戦したが、ナチスや軍部を悪者にするがその国家を容認している国民が多く国民政治意識の統合にはマスコミ媒体や教育による絶え間ない大掛かりな刷り込み作業が不可欠であり、コロナ渦対応において政府は信頼されていないし、また政府も国民全体枠のセキュリティーを守ってこなかった。

アメリカの国体はスペイン風邪を引き起こした時代と基本的に変わっていない。

動画。【宮台真司】利権至上主義の菅政権が日本をぶち壊す 2021/8【字幕あり】①アフガン米軍撤退の今を過去のイラン革命まで遡って解き明かす②日本固有のコロナ対策事情⇒厚労省感染症村と保健所感染現場差配。既得権を超えて病院改革によるコロナ対策ができない訳③世田谷区の徹底検査で推察される都一日感染者数5千人ではなく2万人の実態を直視すると④加速主義標ぼうの宮台さんも悲惨を前にして立ち止まる、あきれる凋落ぶり。

W。反俗日記でダラダラ書くよりも、要点を絞った発言。

#宮台真司 #月イチ宮台

宮台真司】利権至上主義の菅政権が日本をぶち壊す 2021/8【字幕あり】

6,751 回視聴
2021/08/18

www.youtube.com

W。アフガン米軍撤退の最新情報はコレ

    ↓

W。在アフガン米国民一日5000人を空輸退避させても8月末までに退避は完了しない、とはアフガン国内に5万人以上の米国民(軍属?)が在住していたのか?あり得ない!

 長期傀儡政権によって欧米化し米軍や傀儡政府繋がりのアフガン人を米民間人に数えて退避させるつもりならば話は分かる。

しかし、ベトナム戦争最終局面でも米要人、関係者と共に退避したベトナム人は政府要人に限られていた。その他の人々はボートピープルなど自力で難民となりベトナムを脱出した。

 今回のアフガン米軍撤退の事態の進行にもかかわらず、米軍はガニ大統領さえも撤退行動に同行させなかった。ガニ大統領は、早々と空路ウズベキスタンに逃亡した。

 

  ということで、結論は一つしかない。

当初の米軍完全撤退の方針は大きく方針転換されたのだ。

news.yahoo.co.jp

アフガン米軍基地と一定の兵力を残したまま、タリバン政権との「共存」を模索するアメリカ政府VSタリバン新政権の政治交渉が始まったのだ。

タリバン新政権が米軍駐留アフガン基地を容認し、影響下にあるアフガン人の権限を認めることがアメリカ政府側の要求となった。この方針転換は、タリバン側の内部事情や政権奪取過程の軍事行動、言説によって決定された。タリバンは話し合いに応じる余地ありと。

 結局、タリバン政権はガニ大統領らの勢力がいなくなったが、アメリカ軍事力と直接対峙しながら政治取引をする立場になった。

民族「解放」を一段階でやろうと目論むならば、米軍基地は力で一掃する必要がある。

もう一つの道は、交渉によって残留基地と一定の兵力を容認し一方でタリバン政権の基盤を強化する選択肢。二段階の民族「解放」戦略である。タリバン政権は岐路に立たされたとみる。

 冷戦時代であれば、中ソの軍事力がバックに控えるので、撤退する米軍が方針転換をして居座り残留の政治交渉することなどなかったが、グローバル資本制の今は傀儡を倒してもさらに自力で米軍を追い出す力が必要となっている。

 もちろん以上のタリバン側の分岐点には、アメリカ国内の民主党政権への支持率、やコロナ渦の推移、経済回復が対応する。

医療行政、医療現場も都市計画無きムラやマチの延長発展のままのような業態で、日本コロナパンデミックを迎えた。Ⅱ類⇒5類転換は中等症自宅待機、入院厳撰、隔離政策放棄でなし崩し的に実行。ムラやマチのヒエラルキーを相対化できる国と地方の政治による上からの改革が回り道のように見えて一番手っ取り早い改善方法。

W。前回記事、<自宅待機方針には潜在的に『コロナを5類に』という出口戦略がずっと官邸や厚労省の頭の中にあった。>

の論点を突き詰めていくと日本政府や関係当局のコロナ対策の特徴と問題点だけではなく、日本独特の医療保険制度と医療現場構造まで探究を広め総括的な見解を獲得する必要を感じた。

 (2類⇒5類論者の問題点、厚労省⇒保健所のコロナ感染症差配~足切り隔離=自宅待機家族感染拡大の矛盾、足切り入院選別=中等症は自宅待機=重症者増大要因~臨床現場のキャパ限界)

    力量不足で立ち止まってしまったが

 見当違いや不適切な意見もあるだろうがこの際記しておく。

 

    日本の皆保険制度は日本特異な医療現場と表裏一体のものである。

それを要約したのがタイトルにある

医療行政、医療現場も都市計画無きムラやマチの延長発展のままのような業態である。その合成の誤謬がコロナ渦で顕著になったが、

その個々の利点を蔑ろにしてコロナ渦を引き金にして一気に一掃しようとしているのが、支配層の先兵になっている「いしん」的市場原理主義を医療現場に導入しようとする勢力である。

支配層の政治は、ヒエラルキー護持、増えないパイの分け前争い、椅子取りゲームの目的意識性がハッキリしているので、市場原理主義グループを先兵化して自らの利権擁護を目論んでいる。

この構図が今回のコロナ渦と対策や各種の意見潮流に顕在化している。

コロナ第2類⇒第5類を基本見解とするグループの最終着地点は本人たちの意図に関わらず医療介護現場、制度への市場原理主義の導入でアリ、コレから日本社会でますます層をなす経済的弱者への医療介護の選別、切り捨てである

他方、そういった矮小基本視座から分離する認識をわがものとすれば、世界中に「偏在化した富の収奪」によって多くの人が救われる。

***************************************

 

   医者の数対人口比は「先進国」では低位。ところが看護師数は上位。

臨床現場の医者は各種に分類できる。家庭医。各種専門医。手術の技術のある医者。ただし国家試験合格者のうち麻酔医以外はすべての分野で診察、診療ができる。もちろん専門医制度もあるが、その資格がなければ診察診療(薬の処方箋を出せる)できないという訳ではない。

 

 @医者も労働力商品であり、その商品価値は再生産費によって決定される。解り易く言えば、医学部医学科の対人口比や必要比における定員が絞られていると、希少価値が生まれ再生産費=教育費が高くなる。

>日本で医者が足りない現象が起きているのは、明らかに一貫して医学部や医科専門大学の募集人員が少なすぎたからだ。

戦後自民党長期の支持母体の医師会との関係から医者の数が制限されてきた。さらに勤務医の給料も数が少なければ高く維持できるので、上記の政治ルートに反対する強固な理由がない。

@まったくの私見だが、医者も職人の一種。

 職人仕事はピンからキリまである。全部ひっくるめて職人ではない。

見習いもいれば見習いに毛の生えた程度のモノもいる。自分の与えられた仕事はキッチリと熟す職人もいれば全体を差配する職人、未熟な職人に教える体制も必要だが(職人再生産)、職人で一番肝心なのは的確迅速な<技術駆使>とその応用である

>ただし、職人に研究職はない!

>技術は反復動作が多く、知識や教養は二の次だ。

対人要素も少ない

 

@日本では医者の数を絞りすぎている。

診察診療、処方箋をだし、手の負えない患者は縦繋がりの手術できる病院に紹介するだけの機能を果たしている個人の一般診療所が市中にたくさんあり、各々国民皆保険制度と超高齢化社会による多くの患者数によって経営が成り立っている

>そのなかで一部の診療所は介護施設や介護事業など福祉事業と表裏一体の経営をしている。したがって収益率ほどは解らないが売上高はかなりのものまである。近所の個人医療法人の売り上げは12億というが、事情展開のわりに、売り上げは少ない。やはり売り上げや儲け第一でやっていける世界ではない。カネに換算できないプラスアルファが大きい。⇒勤務医と個人事業主医者<医療法人の体裁は節税対策>の収入や時間的精神的余裕を比較すると日本的な医療現場条件では、後者が優位である。

 

>だが、医者が市中に一杯いるという条件が日本にあれば、

個人事業主の医者は過当競争にさらされ経営が苦しくなり、淘汰される。

逆に規模の大きな病院は医者の確保がしやすくなる。

>医者養成の枠を広げるとその程度にもよるが質が低下するとは思えない。

>入学時の選抜はあくまでも学科試験の点数によるもので、医者の成長、成熟と学科試験の点数はストレートに結びつかない。

>医者になりたくて学科点数ではねられた人の中に多くの優秀な医師候補がいたと思う。

 

 @日本医療現場で看護師の数が常に足りていない原因の一つに医者不足がある。

主に規模大の病院で患者人数比で少数の忙しい医者が欧米より権限の与えられていない看護師を駆使して治療行為をするところに不必要なヒエラルキーが生れ職場環境が悪くなる。

 

 @であれば、看護師は変則勤務で病床患者を診る必要のある規模の大きな病院より勤務時間や仕事範囲が決まっている個人診療所に移るあるいは職場に定着しない

>規模の大きな病院の看護師の主力は年齢の若い層である。未婚看護師は結婚すれば病院の職場を去り、長い間職場に帰ってこない。おそらく勤務条件の厳しい規模の大きな病院への再就職は避ける。

>>規模の大きな病院は慢性的な看護師不足でアリ、当然、過重労働環境下にある。

@その根底に医者の絶対数の不足が潜んでいる(看護師の権限の不足)から単なる労働市場の条件問題に留まらない政権党の支持基盤を形成する政治ヒエラルキーの問題に延長しているから厄介だ。

なお、看護協会なる職域団体があり自民党に代議士を送り込んでいるが、実態は想像の範囲では管理職看護師の集まりで組織力のない団体ではないかと思う。

>>診療所の看護師には変則勤務はない。おそらく労働環境によると思うが診療所の看護師にベテランが多く、若い人は少ない。

@規模の大きな病院の看護師には、血管注射さえ、ギコチナクやる看護師に普通に遭遇する一方で専門病院のベテラン看護師は流れ作業のように血管注射をする。

@しかしここにコロナ患者を受け入れるとなると、安住してきた労働環境は一変するだろう。

>看護師労働力市場で、慢性的な需要過剰になっているのは規模の大きな病院の看護師である。

@なお、大規模病院と縦の繋がりのある小規模専門病院が多いのも日本医療現場の特色である。大きな病院で臨床治療をやり給料をもらうよりも個人開業して患者を送り出す側に回ったほうが金銭的精神的な条件が良いからだ。

@さらに医療の世界に横のつながり、情報交換はほとんどない、といって過言でない個人情報保護法成立以前から、医者の世界は縦繋がりである

 

>コロナⅡ類⇒5類論者は以上のような医療現場の条件でⅡ類指定を外せば、と云っている

 大混乱が発生すること必至。

おそらく経営の成り立っている診療所はコロナ患者増加の止まない内外構造問題、インセンティブをじっくり検討すれば、「勇気をもって」患者受け入れを拒否する。あるいは形だけの受け入れとする。経営の危ない診療所もあえてコロナ患者を診ない。⇒W。結局、特例を設けて診療単価を異常に釣り上げインセンティブをつけるしかなく、財政出動は不可避。

手を挙げる診療所があっても、情報の共有、横のつながりの習慣がないのだからいずれにしても保健所経由の差配は必要。

>結局、長期不況、東日本大震災原発事故の起死回生策としてオリンピック開催に執拗に手を上げること同次元の政治病根医療介護の世界にもあるということだ。

 

>そして改革策はアベノミクスにまで至らない何周も遅れの市場原理主義的医療改革であるという大矛盾。

 政府の本音はコロナⅡ類⇒5類転換である。

中等症自宅待機は隔離の完全放棄。入院患者の選別=保健所は足切り機能特化で5類へのなし崩しの転換だ。

しかも補償なき自粛長期持続なので日本社会経済は底から疲弊していくばかりだ

 

@Ⅱ類⇒5類転換論者は耳心地の良い議論を弄んでいるだけだ。

一言でいって、

@日本経済長期停滞期における行き過ぎた市場原理主義的対応と同じ次元の発想である。

 

   ロ)ベット数対人口比も多い部類

@大病院への資源集中乏しい個人病院、中小規模病院が市中に多くなれば、当然にも保険制度の点数上、多くのベッド患者で埋め回転率をよくする必要がある。

卑近に言えば病状一時回復のため点滴薬注入の短期入院患者を常に確保することが大事になる。

 

@ただしこのような構造は寿命延長、命と健康を守ることに大きく貢献してきたのもリアルな事実。

>>その解決法は専門知識がないので自分にはわからない。

「ベット数対人口比も多い部類」の医療構造で助かった命は大変多い!そのセフティーネットワークにかからなかった高齢者は自宅事故死!コレが日本の高齢者医療の現実。

  

   ハ)大病院少なく、個人経営、専門病院が多い。

@都市計画と同じじゃないかと思う。日本の都市の拡大はムラやマチの延長線上の無秩序発展。戦後の医療行政による医療現場もムラやマチのような業界の延長発展のまま、日本型コロナパンデミックを迎えた。コレもリアルな事実!

上記したような日本の医療の現実、特色、利点を踏まえて、

 ムラやマチのヒエラルキーを相対化できる国と地方の政治による上からの改革回り道のように見えて一番手っ取り早い改善方法だが、アングロサクソン個人主義市場原理の導入は大間違い!日本の経済環境の土台にとってマイナス要因になる。

感染症の分類を変えるなんていうのは、財政負担回避、政治責任逃れの逃げ口上に過ぎない。そもそも、なし崩し的にⅡ類⇒5類転換は中等症自宅待機、隔離政策放棄、入院患者選別で実行している。

自粛要請だけで保障もしない、おまけに財政負担も軽減できる可能性がでてくる、市場原理最優先の現政府としてはいいことずくめだ。

>ただし、コロナ渦止まない日本の医療現場の実情で転換を実行すれば大混乱が発生し、犠牲者が多くでる。

>先の記したようにインセンティブをつけるために保険の点数を大きく上げる必要が生れるはずで、結局はその分財政出動は避けられない。

>特例インセンティブ無しにコロナ症状を診療すると思うのは医者性善説に寄りかかっている。

>そんな他者の思惑に頼るよりも大病院のベットをコロナのために開けたほうが手っ取り早いがそれができない。現状の入院患者の移動の必要もあるが、小規模民間病院の現状維持と同じ構造がそこにあるからだと思う。

@韓国でできたことが日本でできない。コレが日本のその業態と政府の現状。

なぜなんだろう?

日本国憲法制約下で安保法制を通すことができたのに、目の前の健康と命が問題になっている時期にその決断ができない。

@コレは紛れもなく政治思想と国家の問題に尽きる。

>戦前戦後を通じて日本国家は国民のセキュリティーを守るために存在(韓国、中国、台湾国家の評価は別として国民規模のセキュリティーの問題を潜って誕生した)してきた、現に存在しているのではなく、

>ソレは国民一人ひとりにとって、あくまでも政治共同幻想にすぎず、

>旧来の支配層のヒエラルキーを守るために存在しているという本質

@コロナ渦で表面に浮上してきている、ということだ。

 

 日本国家機構の重点をウィルス対策に使うつもりなどサラサラない。それよりもオリンピック、パラリンピックに資源を集中し開催することが大事である。

なぜならは日本のようなおしゃべり独裁国家にあっては池上彰オリンピック、パラリンピック開催はこれ以外他にない国民個々への政治支配是認の刷り込みである国家共同政治幻想喚起=国民一体化、国威発揚最大級の機会である。最大級の刷り込み効果の機会の放棄は政治支配の失陥に映り恐怖、巨大な逆噴射装置がなければ着地できないことである。日本の支配層は動態は大勢順応、流れに突出して身を任せるだけなので立ち止まることはできない。

>現日本支配政治にとってオリンピック、パラリンピックは戦争行為と同じ次元の政治課題とならざる得ない。故に中止は最初から頭になかった。

一方外国勢は参加することに意義があった。日本がコロナ渦の開催によって資源の浪費をしても何ら困らないばかりか、日本劣化でモノカネの市場において優位に立てる要素も出てくる

特に米国の経済「繁栄」の裏面は日本の長期経済停滞逃れの資金流入が大きいので五輪とその後の経済停滞は大歓迎だ。ヨーロッパも同類だろう。

中国や韓国は日本経済後退によるメリットはないが、今後の日本政治の動向を予測して警戒感を強めるだろう。

@したがって、五輪後の日本政治はコロナ渦で経済社会を疲弊させその出口を、対中市場再分割戦の最前線に求めるだろうし、中国側も天安門事件以降の改革開放、過渡期社会の理論的位置付けからみて、唯物史観的な歴史認識の枠組みを出ていないとみるので、日本の政治の必然的な動向は十分把握し対抗してくるだろう。

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@医療介護の現場に市場原理主義を導入し日本的な個人診療所過多と国民皆保険制度の改革をしようというのが、当局の一貫した思惑だった。この分野だけが日本の長期経済成長に対する市場原理主義的政策の波及が遅れたところだったコロナ渦を機にできるだけその実現の方向ににじり寄りたい、という思惑がある。

この視点で政府当局のコロナ対策を見ていくと整合性がでてくる

分科会改革、保健所改革、病院改革は今の政権では無理だ。

自宅待機方針には潜在的に『コロナを5類に』という出口戦略がずっと官邸や厚労省の頭の中にあった。

news.yahoo.co.jp

引用

感染症2類→5類に格下げの「拙速」

 新型コロナウイルスの第5波が収まらない。東京五輪閉幕後、全国の新規感染者や重症者の数は連日、過去最多を更新している。その新型コロナを季節性のインフルエンザ並みに「格下げ」する動きがあるというのだ。だが、先に打つべき手があるのではないか。  昨年12月のことだった。旧知の厚生労働省健康局の官僚がこう言った。 「(感染拡大を抑えるため)年末年始の人流を徹底して抑え、酒もダメ。でも、これからは常に新型コロナを『インフルエンザにしていくタイミングも考えていかなければならない』という議論が内部にあります」

@この官僚は早くも〝出口戦略〟が省内に出ていることを明かしたのだ。

保健所を通し入院・隔離や就業規制を行い、濃厚接触者や感染経路の調査も徹底的に行う。ただ、これによって地域の医療は入院などで逼迫(ひっぱく)し、保健所や自治体も相当な負担になる。医療費は公費、財政負担は続く。  そんな新型コロナを5類の季節性のインフルエンザ並みに扱おうというのだ。近所の医師でも診ることができる。入院勧告や隔離も不要になる。医療費は患者負担になる。そうなれば自治体や医療機関の負担は、大幅に軽減される。

この官僚の話を思い出したのは今夏だ。政府は入院対象者を重症者や重症化リスクの高い人に絞り込み、それ以外は原則自宅療養とする方針を発表していた。感染者が爆発的に増え、病床と医療が破綻するからという理由からだ。

⇒W。急増する感染者に対してキャパ圧倒的限界の保健所機能をそのままにして血中酸素濃度などの基準を設けて患者を救急搬送せず自宅待機にする<原則自宅療養>方針。

その一方で、五輪開催の迫った時期の無分別なワクチン接種枠の設定にも関わらず、五輪開催を強行するにしては全く不十分な国民規模でのワクチン接種率(ワクチン接種進捗率後進国状態はそのまま)

また、各自治体レベルや臨床現場でのリアルで思い切った感染症対策は、突出した例を除いて、何もやられていない現状放置。

重症化率も感染急増の母数アップと共に急上昇している。(他方死亡率は低下している。⇒高齢者優先ワクチン接種効果だけが要因ではないと思う。繰り返される緊急事態宣言やマスコミ報道により危機感醸成の長期化=刷り込み効果が最も有効なのは身に覚えのある高齢者層であり、長期自粛効果は高い。重症化したくない死にたくないという情緒は深く広く浸透した。もう一つは、この層においてコレまで危機的な感染状況が身辺に迫った。長期にわたる感染状況に対する備えは、啓蒙や理屈を超えたところにあった。自分や身内がコロナ以外の疾病で入院することがあっても、その入院先がコロナ感染の直接間接の被害を被っていれば、思うに任せない、とリアルにわかれば自重する。

  引用に戻る

今は感染力が強く、重症化するのが早いデルタ株が主流。自宅療養で急変し、死亡するケースも増えてきた。だが、自宅療養者への訪問診療や保健所の電話聞き取りの体制整備もされていない⇒W今後とも無理だと思う。患者急増、保健所、病院改革(隔離施設増設)なき現状保健所のままでは患者の足切り、自宅待機の道具化する!

医療関係者や世論からは当然、「救える命も救えない」「死の選別」と猛批判が出て、この方針を政府は事実上撤回した。

   ◇薬やワクチンが整わず時期尚早

W。2類⇒5類議論とインド株による感染者急増などのコロナ感染状況、政府の自宅対方針をネット上でみるにつけ、2類の隔離入院の基幹方針はなし崩し的に捨てられたと直感した。

だが、その一方で、保健所差配、公費負担などの2塁の法的人的金銭的枠組みは維持されているのだから、コロナ渦状況になし崩しで追従する対応をしているだけだ。

しかもオリンピックパラリンピックなどという純コロナ対策を大きく阻害する難題を抱え込んだままだった。

  引用に戻る

この方針は菅義偉首相、田村憲久厚労相西村康稔コロナ担当相ら関係閣僚会議で確認されたという。批判は予想できたはず。そこには先述の「インフルエンザに……」が潜在的にあったという。首相官邸に出向する官僚がこう話した。「菅首相がワクチンに全力を挙げ、政府は『最後の段階に入ってきた』という空気が大きくなってきている。『コロナを5類に』という出口戦略は、ずっと官邸や厚労省の頭の中にあった。何かきっかけがあれば、そこへ持って行こうと。今回は感染者が増え、医療逼迫を避けるという大義ができた。そこで自宅療養中心に方針転換し、インフルエンザと同じ扱いに一歩近づけようと……。関係閣僚会議の中でも反対論が出なかったのは、そうした空気が根底にあったから」⇒W。水は高いところから低いところに流れる。コロナパンデミックも同じ!東アジア東端日本列島の感染大拡大はパンデミックの周回遅れになる。この地政学的法則に加えて、オリパラ開催の呼び水注入で一気に。常日頃勇ましいことを言っているが頭の中は「平和」であった。アフガン撤退を決めたトランプに及ばない情勢認識である。

新型コロナの治療に当たる都内の大学病院の専門医は時期尚早と言い切る。 「抗体カクテル療法も入院患者にしか使えない。5類になり、今、かかりつけ医のところに患者が押し寄せたとしても、⇒W、法的には診療拒否できないが断る診療所が一杯出る、閉鎖するところも出る、と思う。まともな薬もない。入院可能な病院へ送り込もうとしても(患者が)詰まってしまう」

過去に本欄でも取り上げたが、独自対策を進める福井県は、これまで全ての陽性者を病院や宿泊施設に収容してきた。今回の感染爆発に対し、準備してきたのが体育館に100床の臨時病床の設置だ。いわば野戦病院を作ったのだ。 「県は、医師会とこれまでしっかり連携し、信頼関係を作ってきた。東京都や他の自治体でできないのは、爆発的感染に備えて話し合いなどをやってこなかったからではないか」(県幹部)

これらの手は感染が落ち着いている時期にこそ打たなければならなかった。感染が増えてから慌てても追いつかない。自宅療養中心は「逃げ」に見えてしまう。政府や東京都は「インフル化」の前にやるべきことが、まだまだあるはずだ。

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W。参考資料①

news.yahoo.co.jp

W。一見、もっともな意見だが、Wの知っている医療機関やその相互関係の現実とは違う。医者、診療所、病院=性善説の前提に立っている。国の政治と法律を上から変えてこそ、通用する議論だ。一種の形を変えた市場原理主義!そもそもこのように発言する本人が政権と昵懇の「いしん」への鞍替え議員の大矛盾。上っ面撫でただけの耳障りの言い見解。欧米の医療の主力は大病院。日本は個人病院圧倒的多数の国民皆保険制度。

 

 ーーそれで先生は、昨年3月末に日本維新の会の党の中で『コロナを2類相当から外した方がいいのでは』と発言し、国会でも昨年6月と8月の2回、2類相当外しを提案したが『コロナを軽く見ている』と袋叩きにあった…。  「今回のような未知のウイルスの流行は、実際に目にするのは初めてだから最初はどの医師たちもわからなかった。私や長尾先生だって最初はわからなかったが、各種データに加え、オンザジョブトレーニングじゃないですけど、実際に多くのコロナ患者に対応して重症化を防ぎ、亡くならないようにする中で、コロナはかかりつけ医を中心に早期発見、早期治療をしていけば、かなり管理できる病気であることがわかってきた。  ところが保健所縛りによりコロナ患者に接することがほとんどなかった医師には、なかなかそれが実感できなかったし、政治家や官僚、マスコミも理解できなかったのだと思います」

 医療と保健所のバランスが大事

菅首相に提言したいこと

 

  W参考資料③

 

www.ide.go.jp

bunshun.jp

2回のワクチン接種によるデルタ株の感染予防効果について、有効性は49%。日本で一番解り易いNHKコロナ情報特設サイトのグラフでみる当局の無能の証明でしかない日本と世界主要国やインド、ペルー韓国の感染状況比較。この期に及んでも続く日本固有のキャパ無し保健所差配の感染対策の行き着くところは?ここまで来ると勘繰りたくなる。

ワクチン接種完了でデルタ株感染リスクは半減か 英調査結果 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

 引用

英インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究チームが主導し、英国内の感染状況についてモニタリングする「REACT1プログラム」が公表した新たな調査結果(査読前)によると~~PCR検査で陽性と判定された9万8000以上の検体(6月24日~7月12日に採取)を分析。

接種を完了していた人の検体の数は、未接種の人の3分の1だった。⇒W。接種を完了を2回接種完了とするのか明確でないが、ワクチンを接種者のうち1/3の「体内」にコロナウィルスは侵入するということだ。

          <重症化率、死亡率低下は事実>

 なお、軽症、中等症1、Ⅱ、重症の定義をしっかり覚えておくことが大切。

野々村真さんのケースは5日間の自宅療養中に軽症から一気に中等症Ⅱにまで進んだ。血中酸素濃度測定器では東京保健所の足切り95を下回っていたが、救急車内の測定時に96を示したので保健所の指示病院を紹介されず、その後入院したときの検査では肺が真っ白になっていた。当然にも呼吸困難、酸素吸入器装着。この状態は中等症Ⅱであるが吸入器を着けてICU集中治療室での治療を受ける段階に達しても東京都の重症基準(人工肺エクモ装着ICU)を満たさず、中等症として記録される。なお、全国基準ではICU治療を受ける人は重症認定。

 なお、ド素人の意見だが、野々村真さんの場合は大量のウィルスを吸い込んだこと、間近にスーパースプレンダーがいた。あるいは、感染悪環境に長時間いてしかも大量吸入の必要な状態にあったこと、さらには健康体にありがちな免疫抗体が効きすぎて炎症反応が急激に進行したことなど、特殊事情があったと思う。この辺の臨床現場の詳しい情報は児玉龍彦さんの動画の静止画像で明かになっている←残念ながら不手際でキチンと載せられなかった。動画を参照するしかない。健康体、若いから症状悪化がない、などと云う簡単なものではない。

**** 

 ワクチン接種によってノド、鼻の粘膜上のウィルススパイク受容体に免疫機能が働く。したがって大量のウィルスを撒き散らすインド株の体内侵入量を少なくできる。

さらに、体内侵入⇒脱殻後のウィルス増殖過程(RNAなど各部の分解⇒再結合、増殖⇒体外離脱⇒感染拡大)を軽減できる。

      有効性はやはり低下?

一方、REACT1プログラムの研究チームは、2回のワクチン接種によるデルタ株の感染予防効果について、有効性は49%との見方を示した。=感染者の濃厚接触者になった場合に感染する可能性があるのは、接種を完了した人の場合は26人に1人とみられる一方、ワクチン未接種の場合、13人に1人と考えられるという。スラエル保健省が7月下旬に発表した結果に近く(世界に先行して接種進捗、有効性は全世代平均60%。追加接種の体勢を取っている)、それ以前に公表されていた数値をはるかに下回っている。

  

   W。接種者の移す可能性について英米で意見相違

      英国研究報告

重症化する可能性低下、検体に含まれるウイルス量も少=感染させにくくなる。

      疾病対策センター(CDC)

ワクチン接種を受けた人接種を受けていない人と同程度に他人にうつす可能性。

  W。 引用に戻る

「イギリスの研究結果では、接種を完了した後に感染した人は、未接種の人に比べて重症化する可能性が低く、検体に含まれるウイルス量も少なくなるとみられている。つまり、他の人に感染させにくくなるということだ。

だが、疾病対策センター(CDC)は先ごろ、ワクチン接種を受けた人も感染すれば、接種を受けていない人と同程度に他人にうつす可能性があるとの見方を示したばかりだ。この点に関しては、今後さらなる研究が必要ということになる。

 

 W。接種者の感染力について英米で意見は違う。

肝は変異したインド株に関するワクチンの有効性=当該国のワクチン接種進捗率と感染拡大状況に対する認識の違い、にある。NHK WEBの英米ワクチン接種の進捗具合と当該の感染状況のグラフを見ると、アメリカではワクチン接種の進捗率が上がっても感染グラフは右肩上がりの波は下がっていない。

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日本感染者数、8月14日現在。20151人。

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W。インドの感染の波をどう評価するのか?総人口12億は日本の約10倍。現時点の4万人感染者は日本の人口比にすると4000人。   

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W.東京五輪ペルー五輪関係者が持ち込んだ致死率高く、ワクチン効果が薄い、といわれるペルー株。現地での感染者数は2000人規模。致死率重症化率が高くなれば人を通じての感染力が弱くなるのかしれない。スペイン風邪も最終局面では強毒化した。ま、希望的??観測だが。

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W。韓国の現時点の感染者数の波は上昇。しかし、日本の感染者数より一桁低い千人台。日本の感染者数はナント2万人台に突入。

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W。日本の感染者数は明らかに延期された五輪開催中に急上昇しこの感染急増パターンのピークを迎えるのは、去年の例にとると、9月に入ってからになるが、障碍者五輪を開催する構えを見せている。NHK衛星放送はパラリンピックの宣伝に余念がない。相当な資金をつぎ込んでいるからだろう。

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W。パンデミック初期から中期にかけてあれほど感染爆発したイタリアは日本の半分ほどに抑え込んでいる。

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W.日本の感染者数はフランス並みだが、この国は酷いパンデミック状態をロックダウンなど強硬手段と休業補償、失業保険など救済措置を使って何とか克服して今に至る。日本の感染対策は障害者五輪開催に向けて、紛糾する

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    英米両国の共通項は次のように総括される。

1)新型コロナウイルス感染者を増加させている要因

デルタ株の流行ワクチン未接種の若年層

2)W⇒ワクチンを接種しても感染率は増加する場合がある。~~本文の難し言い回しを翻訳~~

3)後遺症のリスク

W。本文は英文の直訳で解り辛い。

要約すると、子供に後遺症が残る可能性は成人より低い」が、子供だからといって重い後遺症が出ないとか限らない。

4)「デルタ株に対する有効性が低下したということは、この株に対応するワクチンの開発が必要かもしれない

5)「ワクチンの接種率がさらに上昇しても今秋以降のさらなる感染拡大を抑制できない可能性がある」

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   W。総括

①ワクチンの効果の低減傾向が先行接種国において徐々に明らかになりつつある。追加接種競争が勃発するのは必至。コロナ系ウィルスに効果長期持続型のワクチンなど創れる訳がない。インフルワクチンも毎年改良、効果も季節性。

②このままパンデミックを放置すればウィルスの更なるコピーミス=変異置き換わり流行は不可避。これだけのパンデミックになればコピーミス置き換わりの可能性も高まる。グローバル資本制のヒトモノカネの内外循環の維持は今のところパンデミックとウィルス、コピーミス置き換わりの決定的条件。パンデミックと予防の攻防は続く。

③ワクチン接種進捗は対コロナ対策の大きな武器の一つだが、人的資源(情報も含む)での強力な対抗措置が必要。

④日本では臨床現場優先の体制を確立する必要がある。キャパ限定、臨床判断のできない保健所が差配する体制ではこれ以上蔓延すれば患者放置。他の医療、福祉介護にも被害が及ぶ。

news.yahoo.co.jp

⑤究極的には国家権力の如何の問題が問われている。

⑥コロナパンデミックをトリガーとするかのように欧米日本などは金融寡頭制に権力金力が集中し、それとは別の来歴の資本制との世界対立が激化する。