反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

大型木造?ドームは全国各地にいっぱいある。 >大阪万博木造リングの着想は設計者の独創的発想ではなかった。

      日本で最大の木造建築は?

日本最大・世界最大の 木造建築は?? 日本の大型の木造建築と言えば奈良の「東大寺大仏殿(正面57m、奥行51 m、高さ47m)」が有名ですが、日本最大の木造建築は当市の「ニプロハチ 公ドーム(大館樹海ドーム/長径178m、短径157m、高さ52m)です。」

大館樹海ドーム

   ニプロハチ公ドームの建設費はいくらですか?
 
平成31年には、ネーミングライツを導入し、 (株)ニプロに施設命名権年間 330万円で購入してもらい名称を「ニプロハチ公ドーム」に変更した。 ドームの総事業費は、100億792万3千円で、 指定管理料は、年間1億5 万7千円で運営をしている。

伊東豊雄 - Wikipedia

建築設計事務所・竹中工務店

菊竹清訓設計事務所勤務時に、大阪万博の近代建築物に携わったが、観衆がそれらには大して興味を持たず、太陽の塔  が人を集める様を見て、近代建築に対して疑問を持ち始める。」⇒岡本太郎 - Wikipediaはマスコミを賑わす有名人で画家。建築設計とは無関係のヒト。

東京大学工学部建築学科に進学。全く建築家を志しておらず、点数が低くても入れたため、消去法で進学した。当時の建築学科は工学部の落ちこぼれと揶揄されていた。ここで建築に興味を持った」⇒w。本当かな?高度経済成長の時代どこの大学でも建築学科はエリート(今は違う)。学卒で2級建築士の資格。1年の中ほどから実習がある学科はどこにもなかった。単位数も多かったはず。他の学科をばかにする学生を目の前で見た。東大だけ事情が違ったか?大阪万博木道リングの設計者のウィキも若いころニートだったとか。

Letter from Home: 大館樹海ドーム 設計:伊東豊雄

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   反俗日記 
 2023年度の予約状況の借り手側を一覧すると、収容人員を満杯にしてしかも高額入場料を設定できる団体は一切見当たらなかった。地元軟式野球だとかグランドゴルフ(これ非常に多かった)。そのものズバリの名称は使っていないが地元草野球試合も多すぎた。広いグランド使わない<会議室使用>なんてのも多かった。ネーミング料金が年間300万円?あり得ない。管理料1億円余り

あきた北新聞社/デスクの独り言/第47回

           赤字と血税
 
  昔、当時人気絶頂のモーニング娘を呼んで(事業団が)チケットの半分しか客が集まらなくて呼んだ側の事業団が赤字を背負い込んだ有名な話があったという。
地の利なく地方財政困難な地方自治体にこんな摩訶不思議な巨大木造屋根とテント張りのドームが必要だったのか、いったい何を考えていたのか、という話。
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  一部引用だがピント外れな長話が多い。事業団が呼び屋をしている摩訶不思議。
あるテレビ局の事業部長はいった。「興行は儲からない仕組みになってるんだよ」。その見解は正しい。儲かるのはアーティストが直接所属している事務所と、関連会社の営業プロダクションだけだ。今回モーニング娘を事業団に販売したイベント会社のような企業もそれも属する。ステージを買い取った地方の現場は、苦労のわりに儲からぬばかりか、失敗したら大打撃という恐怖が開催前から終始つきまとう。(需要乏しいのにキャパだけは整っている)」
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   大型木造?ドームは全国各地にいっぱいある。
大阪万博木造リングの着想は設計者の独創的発想ではなかった。この点を反俗日記はつい最近まで知らなかった。設計者のアイデアを評価するところはあった。
真似して350億円、半年館の展示
 
>CLT工法を宣伝するが
構造物のほとんど集成材の柱と梁の建て方だけの構造
(CLT工法の基本は集成材柱梁とCLT直交集成材の壁で強度確保)。
天井だけが直交集成材(通称コンパネ)のリングをCLT工法と言い切れるのかどうか。
CLTで血放送性をする議員連盟会長、石破茂。W。本物のCLT工法を日本で実現するのは簡単ではない。耐震基準を満たすため建築価格高い。普及すれば単価が下がる、という話。
大阪万博の木造リングなどはCLT工法の論外!
>抜き工法の柱とコンクリ地面の接合は柱の中をくり抜いて金具で固定梁(柱内部くり抜きなので外からは見えない)と柱の連結部分にも金具。
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   鹿島建設は大阪木造リング建設(竹中工務店大林組清水建設)に参加していないが、木造大型ドーム建設をいち早く全国各地で手掛けた実績がある。
  引用
 「鹿島では、それまでも瀬戸大橋博覧会四国イベントプラザ空海ドーム)横浜博覧会横浜館、東京キリスト教学園礼拝堂、鹿島建設技術研究所振動台実験棟などの木造ドームの建設実績があったが、出雲ドームの建設にあたっては古代最大の木造建築・出雲大社を有する出雲市に木造の大空間構造を蘇えらせることがコンセプトとされた。」
⇒W。鹿島建設はここ四半世紀、1996年の長野冬季五輪を最後に大型木造ドーム建設工事を手掛けていない!
@大型木造構造物は基本的に日本バブル時代のものである。
構造上いろいろ問題もある。さらに無垢材はクラック、虫食い、乾燥隙間など諸問題。集成材は接着面の経年劣化による剥がれも懸念される。
鹿島建設が手を引いているのも理由がある。
大型模造構造物には諸問題をクリアーした実績がない。
普通に考えると大型木造ドームは建設後、いろいろ不具合が出てきている、と思う。


 引用  狭すぎて高校野球の公式戦さえ開催できない。
出雲ドームでは開場当初、中国地区高等学校野球大会など高校野球硬式野球)の公式戦を1992年春季に開催したことがあるが、フィールドの野球使用時の規格は両翼90m、中堅110mと狭隘な上に天井も低いため~W.天井低すぎが最大の難点かな?高い天井は難易度高すぎる。野球にならない!~~打球が飛び過ぎる~飛球が天井に当たることが度々~~という指摘が相次いだ事から、その後はアマチュア硬式の公式戦は行われておらず、練習試合や雨天時の練習などで使われている。」
2,500人(座席)、最大:5,000人、グラウンド内使用:10,000人。
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                      ヴェーラ、フィグネル「ロシアの夜」

 「10時にフロレンコがわたしのところに来た。

彼が包みの中からソーセージと赤葡萄酒の瓶を取り出し、机の上に置いて食事の支度をしたのを見てわたしは驚いてしまった。

決定が下されて、不眠の作業の後だったから、わたしの気持ちは高ぶっていて、食べることも飲むことも不可能なような気がした。

「どうしたんです」爆発のためにがれきの下敷きになって死ぬことがほとんど確実このヒトの唯物論的な意図をみて、わたしは恐ろしくなって尋ねた。

「力を蓄えておく必要がありますからね」とその人は静かに答えて落ち着いて食べ始めた。

ありうべきことを考えないで、自分に課せられた義務を果たすために力を蓄えておくことだけを考えいるこのヒトの態度に、わたしは黙って頭を下げるばかりであった。」

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                   フロレンコ(1848~1938)
 
 

大阪カジノ万博に反対する集会。会場の笑いに大いなる違和感。まったく笑えなかった。むしろ笑う(嗤う)人々との差異に愕然。自分は笑う余裕さえないのか、と。もちろん余裕はないのだが~~。

「大阪カジノ万博に反対する集会に行ってきました。講演話者の講演ユニットは笑いを取ることを意識しすぎ。笑って応じている多くの聴衆の感性にも違和感。 大阪カジノ万博。現在、将来近未来、笑って済ませられることなのか!質疑コーナーの会場意見は予めメモ記載を集約し発言させる段取りなので、退場」
 
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 講演者は直近の参議院選挙、東京地方区改選数6名のところ、野党系3名当選を大阪と比較し、大阪もこうありたいとしているが、
対立候補を嘲笑する政治傾向ではこの結果は生まれなかった。
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    大阪の「いしん」跋扈やその関西圏への進出の背景には
庶民が肌身で感じる(マスコミや街の中心部目につくポイント浄化が何と粉飾しようが)大阪や関西経済の地盤沈下があり
それを何とかしたいという素朴な願望ステップボード
庶民感覚では実証できるはずがない耳触りの良い改革見た目と心をくすぐる政治アドバルーンを掲げ、
   
  嘘をつくならできるだけ大きな嘘をつけば庶民の判断力はマヒ
 
足元の現実から政治共同幻想の世界へと脳内誘導し、
東京中央に対して経済面で後退し続け、
文化面でも枯渇し低次元のお笑いタレントしか起用できない大阪準キー局の悪足掻きに「いしん」は乗っている。~~地元タレントの笑いは関西文化圏外のモノには濃厚、卑近すぎて違和感だがTV局と資本関係にある<よしもと>の力で東京進出、劣悪が普通になって日本放送文化の退潮の牽引~~
 
以上の文脈の中でしか横山ノック大阪府知事再選破廉恥スキャンダル辞任は理解不能。だとしたら神輿を担いでいるのは大阪準キー局横山ノックから橋下徹の系譜橋下の東京弁微妙な東京コンプレ抱え銭実利の宿痾マスコミと庶民に正義を語る波及効果発揮大阪弁では浸透力限界。>
 
 大阪準キー局の低制作コストの番組を見続けると知らず知らずのうちに「いしん」の政治文脈が脳に刷り込まれる。
発信者の芸人の所属は経営騒動を解消するために創業者優位の株式公開を非上場にするためTV各社はこぞって公開株の買い付けに出資した。吉本とTV各社は露骨な資本関係にある。当然、所属芸人を優遇する。東京キー局も連動する。
 
 東日本大震災に関連して福一原発事故報道が関西圏の真面目なラジオ報道番組の女性キャスターを通じて流れたが、その女性の報道の最後に橋下徹のその場限り変節必至の反原発意見が絶妙のタイミングで流され結語になっていた。
直近でもネット界隈で橋下は能登半島地震を受けて万博中止を言い出している、とかのキャッチコピーが載っていたが、
要するに機を見るに敏、言いっぱなしやりっぱなし、あとは野となれ山となれ「いしん」政治手法の本質を知らなすぎる。
準キー局のある大阪は「いしん」の劇場型政治と吉本の笑えないお笑いしか存在の余地がない文化飽和の地。経済は飽和しているが文化もキャパ無し(人材無し)
 
 結局はカネの多寡と実利で人間の価値を決める人生観が根底にある。それと後で紹介するが<軽いノリ>。
 
 政治思想や品格の価値への判断は希薄になるので「いしん」政治路線を推し量る尺度を持ち合わせていない。
港横浜の象徴、山下ふ頭カジノ構想に対して港横浜を担い汗と血を流した歴史と職業倫理が敢然と立ち塞がった。大阪では絶対こんなことはない。港神戸は横浜とは環境が全く違う。
~~カネの多寡と実利で人間の価値を決める人生観は歴史的に形成されたナニワの庶民文化である。
良い面でいえば権威はカネと実利の前で相対化する~~~したがって大阪的保守層には政権党の大阪自民ではなく政権批判ポーズで自民以上の開発アドバルーン政治~~破廉恥粋~~の「いしん」が似合っていた。
 その一方で、政治思想や品格の価値への判断は希薄になるので庶民には検証不可能な実利を掲げる「いしん」アドバルーンを推し量る尺度を持ち合わせていない。
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井原西鶴「日本永代蔵」本人の作ではないといわれているが、
そうであればなおのことナニワ町人文化の典型、粋(スイ)の極致を描いた「好色一代男」の世界と違い過ぎて
当時の銭と実利、商売繁盛繁の商人感覚=商人主導の街なので庶民も染まる~をリアルに描いている。ソレが300年にわたって封建、近代化、現代化を通じて刷り込まれると不気味というか宿痾になる)。
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この300年を理解するためには次の要素がブレンドされた。
①日本的封建制は商品経済に浸透にも拘わらず最後までコメ年貢制に拘った~~東アジア東端列島の地政学故~~(中国清朝金納年貢との比較)当然、幕藩体制期間はムラの自給自足とコメ年貢財政規律が足を引っ張る経済停滞によって人口停滞した。大阪は幕藩体制米相場によって年貢村請負から収奪した年貢米の換金場所であり封建軍事貴族大阪城駐屯、東西奉行所役人、等々で全人口の約2%。
一方、西洋に比べて多すぎる封建支配層と農民町人等に封建分権と中央集権の微妙に混合する社会の構成員個々に規律性を与えた⇒明治いしん近代化

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参考文献:「武士の町大坂」薮田 貫著

江戸時代の大坂の武士の数 - ROSSさんの大阪ハクナマタタ

7710~8105名、江戸時代の大坂の人口は、約40万人とされていたので武士の比率は僅か約2%程度⇒W西洋の貴族の割合もこの程度!日本列島は他所から攻めてこないので武士のリストラは遅れた。武装制圧する側の人間が多すぎると被支配層は委縮し続ける。反乱しても逃げ場がない。

 W。江戸の町人人口の上昇と大坂の1770年ごろからの町人人口の減少、大阪の市中の経済力の低下、多分郊外のムラの商品経済の発展。江戸の化政文化に上り詰める経済力と文化の発展。

 

****②厳しく書こうと思ったが、前向きに行く。***サイト主人は大阪オリンピック推進だった。今は多分、万博カジノ賛成かな。
何でも見てやろう、体験してやろうのバイタル値高い不動産屋さん、多くの賞受賞歴ある市役所にも顔の効く有名人のようだ。
「いしん」にはこういう側面もある。住民セットの経済飽和地域の再開発だから一筋縄では片づけられない。
地方自治体は基本的な役目を手厚く果たして、その他は民間の自由にやらせ行きすぎたら強力規制の方が良い。財政による有効需要の創出には限度がある。オランダ方式が良い。
(1)コリアタウン生野区桃谷御幸通)
(2)鶴橋駅(コリア)
(3)堺筋本町(インド)
(4)川口・旧中国人雑居地
(5)九条駅周辺(旧満州系中国商店)
(6)中国総領事館
(7)関帝廟
(8)四つ橋線沿線(中国関係航空会社、銀行)
(9)弁天町(ブラジル)
(10)日本橋駅北側(タイ、中国、コリア、米国・・)
(11)大正区(オキナワ)
>W。USA無関係の通称アメリカ村って若者集合雑貨店街もある。この前野球グローブのワックスを買いに行った。その命名センスどこからきたの?鶴橋界隈に次いでその名が大阪中に通っている。
     嘘をつくならできるだけ大きな嘘をつけば庶民の感性はマヒ
足元の現実から政治共同幻想の世界へと東京中央に対して後退し続け文化面でも枯渇し低次元のお笑いタレント性しか残存しない大阪準キー局の足掻きに乗って誘っている。
この政治に対して嘲笑は彼らと分別と知識ある自分を区別しているだけの斜に構えた行為になり、幅広い伝播性を獲得する性質のものではない。

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 この会場の笑いとはどのような笑いなのか?
 
パワーポイントの画像に沿って順次話題を提供する講演者は作者、編集者であり笑いに導く各話題を提供しているだけであり、自らは笑っていない。各話題事に会場の各所から必ず失笑、嘲笑の類の嗤いを予定通り何回も誘発させている。
吉本芸人風に言えば<笑いと取っている>したたかな話者であり反「いしん」「カジノ万博」の芸人風である。
>ちなみに講演最後のオチ講演のタイトル<カジノ目当ての大阪万博>にかけ
賭)<万>博、博覧会。そこでまた会場に最後の笑い、講演終了。
①笑いには本質があり、 ②いろいろ種類がある。
③そして会場の嗤いに流れてしまう傾向に潜む大局観の問題性について指摘する。
~~大阪や関西圏の「いしん」情報にくぎ付けにされている感がする。
当然、状況認識は狭い。その延長で、国政選挙レベルの状況認識がでてくるだけであり、肝心な今の日本の世界での立ち位置の歴史的傾向を踏まえていないので大局観に危機感が欠如。
いしん」的存在の登場は東西冷戦体制崩壊後の米一極世界市場循環破綻の世界同時経済危機、日本の政権交代東日本大震災を通じて日本経済の相対的後退鮮明になった時期。改革願望は大阪の地の利を得て「いしん」的政治に集約された。旧民主党の支持層と自民利権を食って「いしん」は急成長した。
 
 グローバル資本制の上部構造におけるポピュリズムの台頭=「いしん」は今様ファシズム。強固な支持者はファシズム大衆である。
トランプ元大統領が共和党大統領候補者戦で圧倒的リードという。コレはトランプ個人の政治内容がどうこうよりも米国社会の現状とその社会勢力の反映。
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その一日は①驚愕事態で始まり、②道中の突発「事故」に抗議し、③違和感だらけの集い講演会の質疑コーナー前に退場し⓸有名な繁華街散策から帰還した。
 
①はグーグルクロームブラウザーに使っている者に対してマイクロソフトEdgeをブラウザーに使うように誘導するポップ画面で~~強力検索サイトではないEdgeをブラウザーに使えるわけがない!~~~PCを買い替えたとき情報を移した先のPCがedgeブラウザーとは、そこまで考えが及ばなかった!
おかげでGoogleブラウザーの反俗日記はEdge使用期間が長すぎてGoogle検索サイト各ジャンル随所に散らばっていた記事が一か所に整理されていた。誰がすき好んで反俗日記のようなひねくれ自己本位のiハンドルネームにまとめられた記事をわざわざクリックしてよむか!
>PC間の情報移転の際に製造会社に埋め込まれているブラウザの違いは知っておいた方が良い。
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~~消去する×印などが探してもどこにもなく、仕方なしに強制シャットダウンしかないと判断し念のため電源まで抜いたが甘かった。
また同じポップ画面がPCのTVモニターに登場。
今度は、電源オフとアンドロイドソフト使用の安物TVモニターとの連結ケーブルも外しかなり時間をおいてほとぼりを覚まして再チャレンジするとウィンドウズの画面がやっと出てきた。
>それで最終措置としてググってウィンドウズのアプリEdgeをオフにした。コレでもう二度とどこにも操作点がないポップ全面画面がでてくることはない。
>操作が完了していません、とはオフにすることで完了するという意味だった。
@最近のマイクロソフトハッカーの誘導みたいな真似をする。
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②巨大ターミナル駅ホームに設置されている発車間際の頭上、70cm程から降りてくる5本のワイヤーロープ~~~電車のドアとホーム設置の開閉扉はまだ開いた状態なのに先行して上からワイヤーロープは下降!~~~に駆け込み乗車気味で電車とホームの足元だけを気にし、加えてダウンジャケットのフードが上方の視界を妨げていたので、思いっきり顔面をぶつけた。一帯何事が起ったのか、交通事故のような感がした。
>付近に若い女性駅員~ホーム整理係~~がいた。傍には車いすの方がいて電車に車いすが乗っかるように措置。
>様子を見て躊躇ったが、抗議することにした。一応、言っとかないと。
「イラナイことをしないでもらいたい」「上からロープが下りてくるのを知らない人はケガをする」
その後観察すると、ロープ設置は幹線だけであった。新幹線ホームも多分設置されているのか?
ホーム側のドア、電車側のドアの始動前に上からワイヤーロープが一気に入りてくる。
この現象は当たり前におこる。同時にスイッチオンの際、締まる動作よりも落下させる動作が機械的に早くなる。
結果、両者がまだ締まる動作を開始していないのに上からロープが一気に落ちてくる。ホーム整理員の労働は合理化されても事情を知らないモノにはアブナイ。
>3重にホーム整理をする必要があるのかどうか?結局、ある時の事故からこういう措置が取られた。
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大阪万博も警備費を運営費外として多額の予算を計上しているので入場整理に長蛇の列を作ることになる。
大量チケット購入の自治体の学校の生徒は一般の行列をしり目にスイスイ入場する光景が目に浮かぶ。
大阪万博はチケット無理やり購入の団体客主体の万博。餓鬼どものざわめきの喧騒の中に出かけるヒトはモノ好き。
オリックス系は京セラドームのプロ野球の初期はアメリカ並みの厳重チェック体制を敷いていた。そういう米国に右へ慣れい!の体質の会社だ。のちに安心したのか形式だけになったが。
飲食持ち込み禁止を謳って、吉村知事が修正意見をしたとの報道があった。
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南京町、元町~三宮センター街散策。
>景気の悪さを肌で感じた。
ヒトは一杯出てほぼ一方向にそぞろ歩き。服装は総じて黒っぽい。華やかな語らいやムード無し。飲食店は行列ができるほどだが全部ありきたりのポピュラーな安い定番の食い物を売る店ばかり。まるで縁日の屋台だな。本物の中華料理はやはり高い。もちろん行列一切無し。
 三宮センター街駅が近いのにシャッターおろした空き店舗がチラホラ目立つ。
パチ屋が一軒もなかったのはさすがだ。
>古本屋に入ってみた。
購買意欲誘う本があった。2割~3割安くすれば売れる、とみたが店頭販売の古本の動きが悪いので値下げしないのだろう。
 ネットでそんな値段が付くはずもないと思うが。
>「防衛省戦史編纂室編」
日中戦争、太平洋戦争の戦史を防衛省の専門家が分析している。
一冊¥7,500
当時のソ連を日本軍がどのように分析していたか、の資料もある。
ノモンハン事件だけで5センチぐらいの厚みがある本。こういうのを手元においてジックリ、コツコツと読んでみたいがカネと暇がない。
@アマゾンの上記の中古本!1冊 ¥2300~¥3000
>今日の巷でそんな本に興味があるのは研究者か軍事オタクの極一部。
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丸山真男の本は今、意外に人気がある
全集は図書館の書庫に眠っているが(借りだしたが専門分野の研究は難しすぎてギブアップ)、三宮の古本屋に出ていたのは、丸山の貴重な研究本の6分冊⇒¥13000。
@三宮の古本屋の店頭に出ていた分冊は見立て通り貴重本だったようだ。
アマゾンに出品されているのは丸山の文庫本や有名な本(¥4300ほぼ当時の定価)ばかり

丸山眞男集 全17冊セット(全16巻・別巻1) 大型本 – 1997/9/1

                        岩波書店  ¥23、219

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レーニン10巻選集 全10巻+別巻2巻セット 単行本

  全集はアマゾンに出品されていないようだ。
大きな図書館の書庫にはあるが肝心な巻が行方不明の場合があった。
レーニンロシア文学でもあった
ロシア文学本は深遠な描写から一転して肝心なシーンが続くと非常に簡潔な表現で読者をぐいぐい引っ張っていく。ココはその他の外国文学にはない点。
なぜ何かな。
ロシア語という文体によるものか。精神文化の在り方によるのか。
 
今、ヴェーラフィグネル「ロシアの夜」~一婦人革命家の回想~をもう一度読んでいる。文章表現に気どりが無く簡潔で、そのシンプルな精神性にうたれる。この手の本にありがちなアジテーションが無いんだよなしかも信じられないほどの苛烈な行動に裏打ちされた文章表現である。
 
①笑いには本質があり、 ②いろいろ種類がある。
③そして会場の嗤いに流れてしまう傾向に潜む大局観の問題性について指摘する。

笑い - Wikipedia

 

「嗤う」の意味とは? 使い方や「笑う」との違い、類語・英語表現などを解説 | Oggi.jp

 

嘲笑(ちょうしょう)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

 

>集会に参加する人はたった200人ほど。ヴェーラフィグネル流に言えばみんなのお手本にならなければいけない人たち。

第2回、能登半島地震、大阪カジノ万博をうけて日本列島と地震の周期を具体的に明らかにし「方丈記」を解題する。1,18記事追加編集(藩札、西郷札、購買力平価に基づく一人当たりのGDP~インフレ率とGDP成長率~)。

         方丈記(原文・現代語訳) - 学ぶ・教える.COM

           

また、同じころかとよ…』 : 元暦の地震

****************この項の本文引用前に、災害古典文学としての「方丈記」を今に蘇らせるために元暦の地震を調べることにした。この観点から「方丈記」を読んだことはなかった。

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 W。参考資料 文治地震 - Wikipedia

地震元暦年間に発生したが、この天変地異により、翌月の8月14日文治改元されたことから、一般には、元暦ではなく文治を冠して呼ばれることが多い。」

⇒W.大地震被害による改元にも拘らず、さらに上回る大地震が発生する日本付加体列島の極致。

元禄地震 - Wikipedia

元禄16年11月23日(1703年12月31日)午前2時ごろ、関東地方を襲った巨大地震。」

震源相模トラフ沿い房総半島南端の千葉県野島崎付近。M7.9〜8.2と推定

大正12年(1923年に起きた関東地震関東大震災)と類似のタイプの海溝型地震である上に、震源分布図も類似することから大正関東地震以前相模トラフ巨大地震と考えられている。ただし、規模や震源域、地殻変動などは大正関東地震よりも大きい。」

>「相模トラフ沿いで発生するM8クラスの地震およそ200~400年間隔で発生している。」南海トラフ地震よりはるかに巨大地震発生の周期は長い。(90年~周期~~直近巨大地震は南海地震1946年!+90年2036年。軽くて若く熱いフィリピン海プレートの粘着、大陸Pへの滑り込みなので巨大ストレス解放は必至)

   ↓ 元禄地震の4年後の宝永4年(1707年)にはM 8.4-8.6

  宝永地震、および宝永大噴火 

東日本大震災に匹敵する歴史的大地震富士山大噴火(宝永火口)⇒福一原発事故ってどう解釈したらいいのだろうか?<天災>⇒<人災>

1号機の原子炉への冷却水の循環が止まった原因は津波による電源喪失ではなく、地震による配管系統の欠損である、という説もある。

付加体組成+4つのプレート集合の日本列島に原発化石エネ源無しのジレンマ

今回の能登半島地震の大きな要因は太平洋Pの沈み込みによる半島地下の巨大流体の存在、との説もある。

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****地震の続発悪政、民生の疲弊、歴史の結節点が重なるのも日本歴史の特性である。

 

徳川綱吉 - Wikipedia

綱吉の治世の前半は、基本的には善政として天和の治と称えられている。

しかし、

  悪政、失政。

「貞享元年(1684年)、堀田正俊若年寄稲葉正休に刺殺されると、綱吉は以後大老を置かず側用人牧野成貞柳沢吉保らを重用して老中などを遠ざけるようになった。また綱吉は儒学に影響されて、母・桂昌院(皇族出身)従一位という前例のない高位を朝廷より賜るなど、特別な処遇をした。」

>「赤穂藩浅野長矩を大名としては異例の即日切腹に処したのも、朝廷との儀式を台無しにされたことへの綱吉の激怒が大きな原因であったようである。」

「生類憐みの令をはじめとする、後世に“悪政”といわれる政治を次々と行うようになった」

      改鋳

>W。財政悪化のため改鋳を実施し、富裕層の純度の高い元禄通貨の貯め込み(そもそも、西の通貨は銀主力!まだ江戸幕府の経済主権が確立していなかった。)などによって経済混乱が発生したようである(異次元金融緩和も円の価値の毀損)。ナニワの米相場に悪影響を与える。また、富士山大爆発の粉塵による関東地方の作物大被害の長期化も生活と経済混乱を招いた。

>貨幣水増し政策の遅れ、という説もある。理由は上記(  )内かな?上方経済を圧倒するためには金の悪貨に頼るしかない。

貨幣改鋳

W。藩札の存在を知ったのは四国地方一揆の記事を読んでいるときだった一揆主導者の一人の逃亡資金のなかに藩札があり、藩外で流通しないはずのなぜか藩札を使えた。庶民レベルでは何か事情があって流浪しているものに親切にしていたのか、当時からお遍路の風習があったのか。藩札の存在を知ることは歴史を見る目を豊かにする。

下の記事は一見難しいが藩札の役割(藩の財政需要~発行による正貨強制吸い上げ~及び藩札と金貨銀貨の相互関係、経済全体への影響)ついて的確に答えている

toyokeizai.net

金銀を獲得する必要性が藩札発行の一つの理由であるから、領内では半ば強制的に金銀を徴収して藩札と引き換えさせることもあった藩札は価値変動が大きいから、商人はそのリスクを負いたくない。大坂での売り上げをわざわざ手間のかかる銭貨に交換した大商人の話が紹介されているが、藩札の強制的な所持を逃れる手段として銭貨が利用されたという指摘は、どうやって資産の財産価値を保つかに頭を悩ます現代人に通ずる藩札は、現代の貨幣制度や金融政策のあり方を考える格好の教材だということがよくわかる。」

西郷札  (松本清張) - Wikipedia

芥川賞受賞「小倉日記」の前に週刊朝日の小説公募に応じた清張(朝日新聞西日本勤務校正係だったか?)の処女作。You Tube朗読を最後まで聴き入った(現状、全編朗読はカット.。別人TVドラマアップ~役者が演じるとダメになる場合が多く関心なし。朗読は想像力を掻き立てる)。

 推理小説風ストーリー展開と豊富な資料収集に基づく細部描写を次々に積み重ねていく清張リアリズム(ココは司馬遼太郎も同じ)が絶妙にミックスされ、最後までぐいぐい引っ張っていく。しかし、後でよ~く考えると物語を成立させるための荒業が気になる。(場所、空間、時間の違いを小説家は自由に使って物語を創作)。謎解きスタイルは嵌ればおもしろいがリアリズムとの両立は難しい。私を曝け出すのは一番簡単。この狭間にハードボイルド探偵小説の主人公が生まれた。

 この朗読で気になったのは維新政府が各地で乱発されていた藩札を整理するために購入する内部情報を聞きつけた渋沢栄一が藩札を安値で買いあさって政府新札と交換し大儲けした、というくだり。

この箇所は物語の主題を補強するための清張の創作であったのか、史実なのか。

政商が暗躍する時代の流れがある、<災害資本主義、ショックドクトリン>という基本認識があるので気になった。

名著130「ショック・ドクトリン」ナオミ・クライン - 100分de名著 - NHK

西南戦争時西郷軍の軍票=主人公等~主人公は善意~~の西郷札の大量買い占めの目論見が女房独占欲の嫉妬に狂った冷徹な新政府官僚の主人公を陥れるためのヤラセが土壇場で発覚)

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⇒W。大谷恭平選手などのMLB契約金=米ドルだ!当人たちは会社を作ってポートフォリオで運用しているはず。をなぜドル円為替市場交換レートにすぎない円表示に勝手に替えて報道するのですか!ということ。込み入ったことを解りやすくは錯覚の元になることもある。10年契約1000億円の現地、実質実効為替レートは600億円~700億円。年棒にして60億円~70億円=妥当な金額だと解る。いくら金満球団といえども~~MLBは人気ナンバー3のプロスポーツ~~~故障持ちの大谷に実質実効為替レートで10年1000億円、年棒100億も出せるわけがない! マクドナルドハンバーガー指数  

世界銀行 データ 購買力平価・2020年

KIP国際化支援専門員コラム Vol.3 「ビッグマック指数(The Big Mac index)について」 | スタッフブログ | KIP | 公益財団法人 神奈川産業振興センター

30年に渡るアメリカと日本の経済成長の差積み重なって

>2020年では、アメリカのGDPが日本の4倍になってしまった。

>@その一方で、アメリカでインフレが進行したといっても、アメリカのビッグマックの価格は日本の1.7倍である。

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米国の経済成長(GDPの推移)とインフレ(ビッグマックの価格の推移)の関係

日本のそれらと比較すると、

>この30年の間にアメリカ人は日本人の2.3倍の経済メリットを享受するレベルになってしまったと言えるのではないだろうか?」

⇒W。MLBドジャース投手としては術後リハビリ中だが、対日宣伝効果も含めて~NHKBS中継など~~、強打者大谷恭平選手を評価して妥当なドル評価をしているが

>日本スポーツマスコミ解りやすくするために円表示1000億円と勝手に円換算し、

>日本のファンなどは訳も分からず驚愕!

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二つの下図の日米GDP成長とインフレ率の比較」2020年まで。

 米国でコロナが沈静化した2022年以降経済が過熱化しインフレが進行(公的金利上げ)、他方円の為替レートが急激に円安に振れ

結果日本のGDP率と購買力平価率とアメリカとの格差が激烈に開いてしまった。

高い成長率、高い購買力平価の外国資本の日本買いの様相を呈してきているのではないか?(その一環がNPB投手のMLB入り~東京株式市場の日経平均株の上昇の理由の一つは実体経済の低調推移をみこして株式市場資金流入を予測した外国投資急拡大)

>広島カープは今年新加入して(年棒8000万円?)、チームで一番19HRを撃ったマット・デビッドソン - Wikipedia

をチャンスに弱い、打率が低い(OPS、698)などの理由で来年の契約見送り。元広島のデビッドソンが総額1億5000万円で韓国NCダイノスに入団”

 底流に日韓の経済関係の急変がある。

東日本大震災東京五輪決定2016年熊本地震 (2016年) - Wikipediaコロナパンデミック=五輪空開催能登半島地震夢洲大阪万博夢洲カジノ流れが余りにも悪すぎる!

未必の故意要素が濃すぎる!

政権と支持する一部国民、一部マスコミは事実直視を避け、がむしゃらに前(惰性)に進んでいる。こういうときに限って付加体列島と住民の特殊性(端的には大地震、戦争路線選択)が発揮されてきた、というのが日本の歴史の一面の真実だった。

大陸国アメリは直接被害の及ばない他国、他地域でむき出しの災害資本主義、ショックドクトリンを実行しているが、

>その趣旨を受け継いだかどうか知らないが

日本資本主義日本列島の国土で実践している。

どちらの国民が惨禍に見舞われているか、わかる

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You Tubeでなんとなく韓国現地の風景風俗を視聴するがソウル首都圏だけではなく地方も日本の生活水準と変らないと直感する。生活レベルのハイテク導入は日本より進んでいる。もちろん近隣が良くなるのは歓迎だが、日本は何をやってきたのか、という疑問が湧いてくる(歴史の大局スパンでは先進が後進、後進が先進になる移り変わりがあるのは承知していても)。何か嵌められている感がする。それが歴史的な罠(敗戦に至る道)であれば回避は難題。


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仏教でいう4代元素のうち 火、水、風はいつも被害を起こすけれども大地は異変を起こさない。中国経由の大乗仏教。中国沿岸部地震無し」⇒W。鋭い!リアリストである。自らの仏のへ希求を客観視している。

 

      移動式3m四方の組み立て住宅~材木の継ぎ目ごとに掛け金を使用

引用 「組立式の仮設的な建築物。 広さは四方1丈(約3m)の正方形高さは7尺(約2.1m)の広さで一つ一つがパネルや部材にバラせることが特徴。」W。方丈庵の実像を探求している方々がいるがピンとこない。「土の生垣を作って屋根をふき」⇒以下は方丈庵の柱と梁の骨組み(スケルトン)の構造で一番大切なところ

「継ぎ目ごとに掛け金をかけて」⇒さらりと言及しているだけ。本文の下の写真は掘っ立て小屋を今風に建てたもの。

筋交いを入れるのはセオリーだが昔の建築は入れない。

①だったら万博木造リングのような抜き工法で、柱に梁貫通用の穴をあけるか、

やや太い柱の受け手に平板形の梁どうしを抱かせる方法しかない(中世初期は庶民建築に使う工具は限られている)なお、万博木造リングは広い周辺地の専用組み立て足場で柱に予め梁とつけた小ブロックをクレーンで吊って現場で金具接合の繰り返し、と予想する。

格安簡単小屋の壁の仕組み 小屋大全

        福原遷都

W。大臣、公卿、官人の「家はこぼたれて淀川に浮かび」福原へ。工法が簡素だからばらすのも簡単。

W。福原遷都巨大開発プロジェクトは地の利、時の運なく失敗(人心動揺、政治危機を察知して平家一族は福原遷都断念、京都に帰還したが、福原遷都巨大開発プロジェクト騒ぎで荒廃した京の都は元に戻ることはなかった。

「昔の御代はよかった、と古のヒトも行った。」歴史は元には帰らない。方向性が問題

          自律

自律=清貧?そういえば日本バブルがはじけたころ「清貧の思想」なる本がベストセラーになった。

   「そのとき、こころ全く答えることはなかった。ただついでに舌を使っていやいやながら、南無阿弥陀仏二三回申して止めてしまった。」⇒実存主義にも通じる観点

 

第1回。前回の記事2024-01-14を深堀り。鴨長明「方丈記」(1)ゆく川の流れは絶えずして~以下の解釈。文豪佐藤春夫の現代語訳(岩波文庫)は意訳すぎる。無常を中世にはなかった運命の用語(大正時代)に置き換え。時代の要請に従い、読者に厭戦気分を起こさせない現代語訳。方丈記をまともに読めば<戦争>や<イベント空騒ぎ>否定。

 出典

http://www.manabu-oshieru.com/daigakujuken/kobun/houjyouki/01.html

W。前回の記事大阪万博大型木造リング。

の工法は至極簡単な古の工法という認識を深堀していくと、鴨長明方丈記」の<世とヒトと住か>の一説が浮かんでくる、とした。

該当箇所だけをコピーしても良かったが、この機会に、「方丈記」の世界を再発見してみたくなった。できるだけ<世とヒトと住か>の一説にはこだわってみる。

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     時空を羽ばたく世とヒト住処>のパノラマ獲得の境地

  原文引用 14行以降

知らず、生れ死ぬる人、いづかたより來りて、いづかたへか去る。又知らず、かりのやどり誰が爲に心を惱まし、何によりてか目をよろこばしむる。そのあるじとすみかと、②無常をあらそひ去るさま、いはゞ朝顏の露にことならず。」

 

 今回の「方丈記」探求で

無常をあらそひ去るさま」の現代語訳が気になった。

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出典現代語訳では常に変転すること争う有様」。直訳である。

W。劇場型政治にぴったり!

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 政治の世界でも「改革」は人々に耳触りの良いフレーズである。

昔の日本の政治に改革の連呼はなかった。

政治が「改革」を叫ばなくても、世の中と生活が活力ある方向に勝手に変わっていった。

社会と経済がグローバル化した内外矛盾に対して

人々はその解決を政治に求めるが、国民国家に基盤を置く政治ではコントロールできない部分が拡大する。

しかし

過去の激動の時代を振り返ると、政治の本質は以下の通り。

「奴は敵だ!奴を殺せ!」

「政治家の本質は社会の森羅万象を知っているような振りをして大衆に説明する」

よってグローバル資本制下の大衆の不平不満と

リアル煉獄を知らず限界を忘れ、知らない政治家の本質が連携した最も悪いパターンが蔓延る。

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佐藤栄作政権のキャッチフレーズ「寛容と忍耐」。ボブディラン「 The Times They Are a-Changin' )」

また「改革」が求心力を持つのも日本だけの特異現象である。民心の間にこのままではいけないという危機感が漠然と浸透しているからだ。

*****文豪佐藤春夫訳「方丈記無常をあらそひ去るさま

「浄土」1937(昭和12)年4月号~7月号、9月号

W。意訳にもほどがある。

以下のフレーズの「無常をあらそひ去るさま」を人間社会を自然に見立てている。典型的な日本的社会観。「方丈記」には鴨長明の個人のキャラが前面に出ている。自然=社会の「悟りを開いた境地ではなかった。最後のオチは人間、長明に却っていて出色。

 

朝顏の露~以下の翻訳は朝顏の露フレーズ無視。日本自然主義文学調のフレーズの繰り返し。

    佐藤春夫現代語訳 

引用。わかりやすくするため前後も全部引用する必要があった。鴨長明の歯切れの良い論理的ハードボイルドな展開と雲泥の差。無駄を削ぎ落していない冗長な説明文。

  鴨長明>>佐藤春夫方丈記は1000年弱生き残った文学には威力と説得力がある。ま、災害文学の側面は否定できない。天変地異激しい付加体列島原住民、日本人の心性の原点である。

 以下の日本語訳を能登半島で被災した人が読むと愚弄されているように感じるのではないだろうか?運命で済まされない!

     ↓

「人間のこういう運命あしたに生れてはゆうべに死して行かなくてはならない果敢はかない運命、変転極りない運命、こういう事を深く考えて見ると全く、結んでは直に消え、消えては又結ぶ水流の泡沫の如きものではないかと思ったりする。奔流に結びつ消ゆる飛沫の運命、それがせんずる所人々の歩むべき運命なのである。
 一体多くの人々がこの世に生れ出て来るのであるが、これらの人々は何処どこから来たものであろうか。そして又何処へ行ってしまうのであろうか。等と考えて見ると何処から来、何処へ行くかと云う問いに対して答え得るものは何処にも居るものではなく、何処から来て何処へ行くかは永遠に解くを得ない謎であって人々はこの謎の中に生れ、そうして死して行くのである。水に浮ぶ泡が結び且つ消える様に。
 かく果敢なく、解くを得ない運命を歩まなくてはならない人々は又この世において何を楽しみ、何を苦しんで生きているのであろうか。
 泡のごとくに消えなくてはならない儘かの人生の中でどんな仕事に面白味を見出し又どんな事で苦しんでいるのかと多くの人々の答を求めたとすれば各種各様に答が出て決して一つのものにはならず、結局何を苦しみ、何を楽しんでいるのか、また何をすべきか等と云う事も一つの永遠に解き得ないになってしまうのである。⇒W.思考放棄、生臭坊主の説教。

  ↓

鴨長明 原文

そのあるじとすみかと、無常をあらそひ去るさまいはゞ朝顏の露にことならず。或は露おちて花のこれり。のこるといへども朝日に枯れぬ。或は花はしぼみて、露なほ消えず。消えずといへども、ゆふべを待つことなし。』」

W.荒地の半野生化した朝顔の花は簡単に散らない(数か月は持つ半年以上ツルに花を咲かせる)ことを発見して上のフレーズに抱いていたい違和感が解けた。当時の朝顔の花と露を無常をあらそひ去るさまに例えるのはリアル感覚だった。長明はジッと観察していた。

W。佐藤春夫訳⇒人の運命は謎。結局、文句言わず精一杯生きて行くのがヒトの道、という訳知り話~佐藤は吉田兼行「徒然草」の訳知り賢者振りを「批判しているのだが~~にすり替えている。

2,26事件の次の年、1937年中国戦線が拡大し日本が戦争の道をローリングストーンしていた時代の要請に従い、読者に厭戦気分を起こさせない現代語訳であった

方丈記をまともに読めば<戦争>や<大イベント空騒ぎ>から身を引く。

 だが、長明の隠遁させた人間の柵は東京オリンピック大阪万博、カジノと1000年経っても続く。止められない、止まらない、のだから。

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日本は国土の国土の26%がいわゆる「海抜ゼロメートル地区」と言われる海面下

にあるオランダに学んだ方が良い。」

華美なことを避けて質実で良いことは先進的に取り入れている。

徳川幕府が貿易相手に選んだのは、

オランダが分を弁え大国への道を拒否し(宗教妄想=伝導=軍事侵略のリンクがない)大国の間を小回りよく立ち回り立地条件の悪い国土を守り貿易と工業、農業で繁栄し、交流しても侵略されない、と判断していたからだ。

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佐藤春夫のキーワード運命鴨長明方丈記」に運命という用語は一切ない!運命

   運命 言葉 いつから?
 
大正八年(一九一九)発表。 中国明朝の建文帝の史実に基づく、歴史文学の傑作。 [語誌](1)漢籍にある「運命」は、「めぐりあわせ」「うまれつき」「天命」などの意味を持つが、日本では、挙例の「中右記‐寛治七年一二月四日」にある寿命」の意の用法のように、独自の意味変化も見られる。⇒W天寿かな?
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  漢籍
漢文で書かれた書物を指す。また日本で著された和書に対応する分類

人間のこういう運命、あしたに生れてはゆうべに死して行かなくてはならない果敢はかない運命、変転極りない運命、こういう事を深く考えて見ると全く、結んでは直に消え、消えては又結ぶ水流の泡沫の如きものではないかと思ったりする。奔流に結びつ消ゆる飛沫の運命、それがせんずる所人々の歩むべき運命なのである

素人の大きな勘違い。大阪万博大型木造リングの柱と梁は集成材(木造建築の大半で使用)であり、CLT(直交集成材)は天井使用か?記事の直交集成材の部分は削除すべきだがそのまま残す。結論⇒<巨大円形木造仮設テント>かな?工事は<ほぼ建て方>だけで済み簡単。

この記事を書いた時点の情報源にCRT(直交集成材)という文言があったので、その線に沿って情報収集しトンチンカンな記事の部分が多すぎた。削除しないでダメ印をつけて残しておく。コレ程記事のダメ記事を出したのは初めてだった。

木造建築の経験は大きな住宅の建て方1回しかなかった。あとは大工さんが建て方をしているのをみていたぐらい。現場知識が足りないにもかかわらず、知ったかぶりの記事を書いてしまった。

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>今の木造建築の柱と梁はほとんど集成材(桟木状、垂木場も木材の垂直張り合わせ)を使用しているという。木造リングの柱と梁は集成材。天井CLT直交集成材

>なので木造リングは大きな視点⇒大雑把な視点からはCLT工法で建てられている。

>天井も木造にしなければならないのでCLT板を使い、集成材の柱と梁の接合で強度を保つ。接合には当然釘類を使う。

>材料費は高くつくと思う。集成材の柱は太い=加工費高。屋根の直交集成板は高価。

記事最後尾の合板の情報は参考資料。900×1800の安物で合板¥3000~¥4000。

350億円も出せば屋外球場ができて大きなおつりができる。

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グランドづくり、球場内インフラ施設設置費も混みの建設費。木造リングのようなスケルトン式構造物が如何に高くついているか、ということ。

>ドームは巨大足場を組みながらの作業になる。もちろん屋外球場も足場がいる。

@木造リングは足場無しの柱と梁の組み立て作業(建て方)作業中の骨組みが外観できる。周りに高いビルなどの遮蔽物がないので阪神間南大阪の平野の普通のビルから建設中の木造リングがそのまま見える!

>今年の初夏には木造リングの一周が完成するだろう!<建て方>だけで済む簡単な工事だから。

 真っ先に既成事実作りだ。

万博協会、府市側も真っ先に阪神間南大阪の平野部から眺望できる剥き出しの巨大木造リングを完成させて、大阪万博をアッピールする腹積もりだ

@工事の主体はおそらくとび職。監督管理は別。大林、竹中(在阪本社、ドーム球場建設に実績)。清水(江戸時代の宮大工が母体)。この工事はまず、損をすることがない、大阪万博でゼネコンが一番儲かる請負仕事。

1周2000mの木造テントを組み立て作業の予算が350億円。

地盤調整が一番の問題だろうが、乗っている構造物が軽い。

半年間の地盤凸凹沈下の対策も抜かりはない。

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この種の作業(基本は高所での玉掛作業~~昔はこの程度の作業は安全ネットは張っていなかった。不安定な梁の上を歩けなければ作業にならない~~に慣れているので危険防止動作が身についている。正確、速い。

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    マツダスタジアム

スタジアム建設に要する費用は、以下に示すように、用地取得費 54.75億円、 建設費 90億円計 144.75億円であった。 

    エスコンフィールド総工費600億円

    ナゴヤドーム 600億円

 「早期建設を強く期待」「採算合わない」浜松“ドーム型球場”構想めぐり賛否 市民が使いやすい“クローバー球場”案も | SBS NEWS | 静岡放送 | 静岡県内ニュース・天気 (1ページ)

 W。超軟弱地盤の夢洲にドーム型野球場は事実上、建てられないが、地盤のしっかりした条件の浜松ドーム球場の建設費は370億円。屋外球場210億円。

ナゴヤドームは巨大ドーム。エスコンフィールドは周辺付帯設備こみ。

木造リングは甲子園球場の1,5倍の円周しかない、という情報に驚いた。


   

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 引用

     集成材は何のために使うのですか?

主に木造住宅の柱、梁、桁など構造物の耐力部材として広く使用されています。 大断面集成材は、体育館、学校、集会施設、事務所、寺院、教会等の大型木造施設など、優れた強度性能、耐火性能、耐久性等を求められる建物に欠かせない材料となっています。

⇒W。大阪万博木造リングの柱、梁は 大断面集成材

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     集成材の反対は何ですか?

一本の木から切り取り、つくられた仕上や構造などのこと。 混ざり気のないという意味で、木本来の質感、風合いがあります。 無垢反対集成材です。」

⇒W。木造大型建築大断面集成材使わない場合清水寺など昔の寺院など大木の無垢の丸太を柱や梁に加工した。

⇒W.無垢の柱と梁を使って大阪万博巨大木造リングの建て方をするのは無理。工期内で材料調達できない。単価は勿論、無垢材が高価(記事中、CLTの柱梁を前提にしている部分はすべて大間違い。ただし、屋根の部分はCLT直交集成材だろう

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    集成材とCLTの違いは何ですか?

集成材は薄板の材を繊維方向に揃えているのに対し、CLTは単板の材を直交(クロス)ベニヤと同じ貼り方で貼り合わせていきます 

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    集成材 いつから?

1930年代アメリカで製造・利用が始まり、日本では1950年頃とありました。 集成材が出来た由来は、やはり先を見据えた原材料危機にあるようです。

    集成材が安い理由は何ですか? 

木を余すことなく使用でき、無垢材と違って加工に手間がかかりにくい点が挙げられます。 もちろん材料によっては、集成材の方が高いものもありますが(木造リングの用材は何?、一般的には、無垢材よりもコストを安く抑えることが可能です

    木造リングの材料は?

2025(令和7)年大阪・関西万博のシンボルとして大阪市の会場中央に建設する木造の大屋根(リング)に、福島県産スギが採用された。 大屋根は世界最大級の木造建築物で、1周約2キロの3分の1部分梁(はり)に活用する

⇒W.写真で見ると安くて強度の強い輸入材。いくら強度のでる集成材でも強度に問題のあるスギの柱はマズイ。

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  下の写真は興味深い。

金具使用の位置がはっきり。右手前柱と梁固定。左右、梁どうし小さいボルト締め接合。左側大きいビルト締め=向こう側、目視できないに補強の梁。鉄骨の建て方と似ている。

天井は直交集成材。

 W。下の写真で、無垢材よりの安い集成材でもこれだけ密に貼り合わせるとコスト高。写真の集成材はみたところ杉材に見えない。福島の杉は1/3の梁の部分使用とだけしか報道されていない。輸入木材の集成材だろう。

大阪万博の大屋根 世界最大級の木造建築はどうつくる - 日本経済新聞

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news.yahoo.co.jp

W.本文の状況認識に追加

① 円周2000m。角度1度の5mに1億円のコストのうち<さん木>形状の木材を縦だけに圧着接合~~~したがってCRT柱に直行圧着材は無しCRTのCのクロスはない~~~したCTR柱1本(工場加工で貫通孔をくり抜き、現場の寸法に裁断)の単価が同寸同加工の木材の何倍もする。工法は簡単な建て方だけなので350億円の半分はCLT柱の総単価。

見るべき建築技術なんてどこにもない

大工さん木造家屋を建てる前に工場加工した柱と梁を木槌で叩いて組み立てている建て方ともほぼ同じ(建売住宅の建て方の場合、クレーン車を手配し1日で建て方作業は終える)

大きな木造住宅や大工の手が回らないときはとび職に建て方作業を依頼する。このときのとび職の建て方作業は転落事故の危険を伴う。住宅用の柱と梁は万博の木造リングのような一定の寸法でないので、番号通りに組み立てしなくてはならない。

万博の木造リ巨大ングは仮設な建て方作業は簡単。円形?アール角1度関係ない。

問題は工期よりもCRT建材の調達。

****以下伝聞情報***

国内の生産設備では間に合わずこの情報に疑問を持っている。

CRT製造業者は国内に8社。全て一般に知られていない会社だがCRT製造設備がフル回転するとCRT材を外国から輸入することはない、と予測する。

>万博用のCRT材の納入に積極的な製造会社と消極的な会社があるので一部輸入となる、のではないか?調べてみたが解らなかった。(CRT用材を安定供給できる得意先の需要を万博の大量スポット需要よりも優先か?)

一部オーストリア(1955年実用化)。から輸入=円安直撃。どこからどこまでが日本家屋の伝統なのか?

>CRT建材で大型建造物建設が可能なのは地震の無い大陸プレート上の地域~イギリスではCRTの高層集合住宅~

② 金具は角度1度の角度を出す部分に使われている、と予測。CRT柱とコンクリ地面の固定方法と金具の使いどころを知りたい。

>CRT柱に微妙な角度をつけるのは加工上、無理。木造の円形が巨大化したのは工法上、曲がり角度を小さくするためもある。

③引用

完成予想図を見ると、(A)リングは3分の1ほどが海上にせり出していることがわかります。リングの上の回廊は2キロにわたって歩けるわけですから、完成すれば非常にいいロケーションになるのでしょう。

(A)海上に想定する人工池~埋め立てが進んでない地域~~夢洲の汚染水の2次浄化を兼ねている、と聞いている(もう一度、情報を確認すべきだが)。なので単に外の海水を注入した池ではない

(B)建造物の高さ12~20メートルはビル5F程+海抜~~橋下はツィートで夢洲の海抜は10mとしている⇒あり得ない。周囲の防波堤も高さを海抜にしている!

     10mに嵩上げしている、との情報がある。

大阪港の主力コンテナふ頭と広大なコンテナヤード(税関管轄区域)があるので10m嵩上げは本当かもしれない。

⇒引用

夢洲は海抜10mで万博リングは高さ20m、つまり海抜30m、幅30m、1周2キロの日本最高の木材建築技術を使った万博の象徴」

 

W.コンテナふ頭とコンテナヤードは開設はいつ?⇒大阪市広報。引用。

平成29年2月には、C-12(延伸部)岸壁の運営を開始しており、引き続き岸壁背後のコンテナヤードの整備を進めていきます~~」⇒30年以上まえの自民党府政時代に夢洲コンテナふ頭は建設された。大阪港のコンテナふ頭はは元々、咲州コンテナふ頭だけだった。夢洲ふ頭は先見の明があった!カジノや大阪万博は無関係東京港埋立地にコンテナふ頭を拡張し横浜港の貨物を奪った。

横浜カジノが一時、現実味を帯びたのは横浜港から東京港に貨物が移ったためもある。

横浜港のコンテナふ頭は本牧方面に集中し横浜カジノの候補地だった山下ふ頭はバラ積み貨物船のふ頭で、接岸率が落ちていたためカジノ用地に転用が目論まれたものと思われるが、

 根岸線関内駅周辺は横浜一の観光スポット山下公園、中華街、横浜球場、伊勢崎商店街、県庁市役所などの集中するビジネス街でもあり港横浜を象徴する地域。。横浜の中心地、歴史ある地域は東海道線横浜駅周辺ではない。支線の根岸線関内周辺カジノ賭博IRは無理筋だった。

大阪、夢洲カジノに同調者や不感症者がいるのはイメージ的にカジノを辺ぴな人工島に持って行っているからだ。

辺ぴな人工島内で賭博とショー騒ぎ、宿泊のセットが回っていくなら地域住民が直接被害を被らない、カジノの揚がりのお零れがもらえる程度にあざとく計算しているのがオチだ。

大阪のヒトは、こういう軽薄なところが昔からあった横山ノック大阪府知事は淫行スキャンダル~~今の時代風潮であれば当時はもっと大きなスキャンダルになっていた~~で失脚するまで知事に再選された)。

 人と人との距離感は近いが、実は人間関係にドライで目先の利益に敏感に反応、群れて華やかを好む。カネの多寡を価値判断の基準とする世界では権威は低位に相対化され一種シンプルなバーバリズム的平等主義が生まれる。

文化人系のヒトに(テレビ屋もその一種で2流意識が消えないので威勢の良く口達者な「いしん」に親近感)屈折した東京コンプレックスを持つ人が多い。

標準語をしゃべる橋下徹(幼少期青春期の東京生活は長い)が受けたのも微妙な大阪人心理のひだをくすぐって共鳴関係になったからだ。橋下徹大阪弁をしゃべっていたらあそこまで受けなかった。橋下徹の感性は大阪人のモノのではない。

森繁久彌淡島千景の映画「夫婦善哉」原作織田作之助 - Wikipedia

、の熱海の温泉旅館のシーン。コンプレックスの裏返しで東京を嘲っている。見ていて不快下劣だがアレが当時の大阪人の東京に対する本性。

吉本芸人の東京進出は日本の退潮と軌を一にしている。

グローバル資本制の下、日本の退潮が江戸庶民文化の粋(イキ)の退潮に繋がってナニワ庶民文化のカネと向こう見ずな粋(スイ)⇔無粋(ブスイ)が台頭した。~~大阪落語の長時間名作「らくだ」はスイとブスイ横溢している~~

***

大阪湾に海抜10mの人工島はどこにもないはず。大阪市の中心街の海抜は1m~2mていど~~陸地は最大5mとするとビル8Fの大阪湾上からの眺望

基本的に摂河泉平野のロケーションの全貌はその程度の高さでは満喫できない。灰色のくすんだ大都会の風景(高層ビル群とマッチ箱のような建物の平野部をぐるっと囲む山系)を低い斜め横のロケーションで見る感じ。50mほどの展望がなければロケーションが良くない。大阪湾は意外に狭く日本一の面積の島、淡路島の巨大な山影(淡路島は山ばかりの島)と明石大橋がクローズアップされるだろう。水温が温かい内海のため水蒸気が立ち込め水平線はぼやけている。

関東平野をイメージすると大違い。この記事を書いたヒトは関東方面のヒト。

大阪万博は建設中のカジノのための万博

日本のカジノ候補地からカジノ業者が逃げ出した中で、

唯一残ったMGMとオリックス

政治生命を託した「いしん」のための万博。

夢洲万博のインフラが整備されるということはイコール、

夢洲カジノのためのインフラ完成。

******

 編集にて追加。

夢洲大阪万博には間に合わない、夢洲カジノのための地下高速道路。難工事。

阪神高速2号淀川左岸線 - Wikipedia

⑫~~②の区間大阪国際空港伊丹空港>京阪方面バイパス機能(至舞洲夢洲)。南の⑥の道路は西名阪自動車道<名古屋方面>(葛城山金剛山の間の水越峠を貫通)の堺沿岸部への直通ライン。

阪神地域におけるルート図。赤線が阪神高速。

以上の厳然たる相関関係を指摘しないで、工期が間に合わないとか、カネ掛かりすぎ、汚染土壌云々だけにスポットライトを当てるのは片手落ち。

******

(C)「《海の上はウソでわざわざ掘って池を作り海に見せかける作戦。セコい!》

⇒W。池を掘る必要はなかった。まだ埋め立てられていない土地で汚水が溜まっていた。

⓸ 大阪湾付近の高層建造物のくい打ち作業の深度は80m。超軟弱地盤であり、地殻の底に大きなひび割れが走っている。こんにゃくの上に重く柔らかい平板を乗せ続けたらどうなるか平板の全体が沈むのではなく、端よりも真ん中の沈下度が激しい。平板は同時沈下しないので沈下対策が厄介である。

⇒古代、生駒山系から大阪湾方面の眺望は山系の麓に広大な海水湖が広がりその向こうに上町台地が嘴のように南から北に延び、その突端に湖と大阪湾を繋ぐ水道がった。生駒山系南部の信貴山頂には白村江の海戦で負けた大和朝廷が唐、新羅軍を迎え撃つ砦の残骸がある。朝鮮半島から船で渡来し瀬戸内海を進んだ攻撃軍は上町台地突端の水道を通過し生駒山麓の広大な湖から押し寄せてくる想定だった。

>長く伸びた上町台地より西は大阪湾。

今の大阪市の大半は旧淀川、旧大和川が作った砂州。沿岸部は江戸時代の干拓地。江戸よりも干拓事業は進んでいた。すべて近在の高利貸し兼豪商豪農の資金で賄った。

>ナニワ阪神間は江戸時代の繁栄を受けて明治から昭和戦前の資本制の発展と共に全国一の工業地帯へ上り詰め。

そして朝鮮戦争特需で一息をついた内発的高度経済成長前期から長期経済地盤沈下し結局は経済ファンダメンタルズ(ヒトモノカネ土地)の飽和した地域となり文化力で補い包み込む努力は放棄していた。その状況は全部剥き出しになっている。

「いしん」ネオリベ、バーバリズムは、ナニワの歴史的衰退に拍車をかける役割を果たしている。

日本参入予定のカジノ業者が全て撤退した中でただ一つ残ったMGMオリックス連合と万博カジノの政治アドバルーンを賭けた随意契約のごときものを結んでいる。その間の政争と混迷、税金投入で経済は停滞したまま、住民の多くは混乱し、その対価に比べて、カジノによる大阪府市住民の最終的実入りは少ない。

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W.CLTは木くずが一杯出るので自社のエネルギーに再利用している。なかなか中身の濃い社長の話だった。
W.真庭市岡山市を河口とする旭川の上流。中国山地のど真ん中の盆地。東に20kmの津山は全国的に名が知れている岡山県内でも有数の地方。盆地も真庭より大きい
真庭方面は観光地化されていないようで、行ってみたい気になる。日本は広い。中国地方の山中を東西に広島市まで横断する鉄道があった!地図を見るまで知らなかった。本数は少ないけど、何もボンヤリ列車旅をしてみたい。

 

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地元高校生(岡山県真庭市勝山高校)の銘建工業株式会社真庭市目木工場見学Youtube動画より画像に編集。https://www.youtube.com/watch?v=sBlCLoNxcus

高校生の直交<柱>合板Cross Laminated 薄板Timber)工場見学

W。奇数枚の張り合わせの理由は下の画像で納得。

しかし上面の繋目が重なっていても強度的にOKなのかどうか?

確かにすぐ横の板の上面は重なっていないが繋目は近接している細かく繋目を逃がしていくのは加工上、手間がかかりすぎて無理なのだろうか。建築職種に関係なくセオリー。

>それからCLTの柱(大阪万博巨大リング構造物の柱)は縦方向の<桟木>状の木材の貼り付けはある直交の木材の張り合わせは目視できない。柱板は交互に張り合わせている。

本来のCLT工法は柱とCLT平板がセット。この認識は正しい!

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 画像は大昔の日本建築よくある工法。

柱の穴から梁を抜いてばらし別の場所に運ぶと簡単に建造物が建てられる。

鴨長明方丈記」はの住居に関する一説が多く出てくるが方丈庵も下図の建て方の超ミニチュア版だったのかな?

ここの住処が嫌になたら、ばらして牛車に積んで別のところまた方丈の庵を作ればよい、というくだりがある。

 平清盛の福原遷都京都の官人ばらした住居の資材を淀川の船に乗せ下り兵庫福原を目指す様子が活写されている。このときの建築資材の骨組みも下図のようでなければならなかったはず、中世の絵巻物にも館に押し入った賊が建築資材を解体し盗んでいる様子が描かれている。

清水寺を持ち出して巨大木造リングに箔をつけようとしているが

もともとこの建築方は建ててばらして運んでまた建てて天変地異激しいの日本列島に住居として使い勝手の良い建て方だったのだ。

 

万博会場の象徴「リング」建築状況公開 世界最大級の木造建築完成へ | 日刊工業新聞 電子版

そもそもCLT大型建造物の場合、CLTの柱合板の壁部分の組み合わせで強度を確保している(ツーバイフォーの工法かな?工場加工の資材の建て方をして壁部分の張りぼての組み合わせ。)大工作業簡素化。

CLTはオーストリアで1955年から実用化ヨーロッパではCLT工法の高層集合住宅もある=プレート地盤なので地震が無い。大阪万博の大型リング建設ではCLTの国内生産設備では間に合わず、一部オーストリアから輸入。国内では銘建工業が圧倒的生産量を誇るリーディングカンパニー)

その辺はどうなっているのか。半年間の仮設だからOKということなのか?

 

W。Laminate加工

W⇒面白い!森林伐採現場の臨場感がある。「Timber」のスラングは何ですか?木を切り倒す時、英語だと下敷きにならないように気を付けろってニュアンスで「Timber!」って叫ぶ」スラッグでも何でもない!Timber!という叫びが適切。 Timber=木材角材板材。

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W。Plywoodとは合板のことですか?建築現場では通称コンパネ~

コンパネをコンクリート型枠に使用しだして型枠大工の仕事が合理化された。使用資材が低減化され型枠の強度が格段に上がった。それ以前はただの板材を使っていた。大昔のコンクリート面を見ると狭い板材の跡がくっきり。

丸鉄筋が使われているかどうかでも(1960年代中期から後期まで)、コンクリート構造物の建設年代を予想できる。

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下の解説を読み取るうえで大事な視点は当初の合板(プライウッド「Plywood」)に南洋材の大木の原木だったこと。(ラワン~年輪が無い!地元では<草>と呼ばれていた。杉やヒノキのように密生して居ない。過疎生育~栄養源の無い土壌の関係。伐採すると生育期間は杉ヒノキなどより長くかかる

>大木を薄く剥いで板状に加工し繊維方向を直交にあり合わせた方が、1枚当たりの単価が下げられる。
 合板(プライウッド「Plywood」)は、木材を薄く剥いた板、すなわち単板(ベニヤ「Veneer」)を乾燥させ、それを奇数枚繊維方向が直交するように重ね接着剤で貼り合わせた木質材料です。 今や木造住宅を始め広範な分野で利用されています

事業者様向け コンパネ・ラワン構造合板 12mm 耐水 ベニヤ板 合板182cmx91cmx12mm 1820x910x12mm 180x90cm ベニヤ べニア DIY DIY...

4,850
W。合板、合柱は値段が高くつく。不可欠な用途はある。巨大木造円形建造物を夢洲に着想した時点でCLT柱でなくてはならなかった。普通の木造工法は法的に無理。太い普通の角材も昨今の風潮に合わない。しかも超高い半年で撤去する超価格の仮設建築物。
 
大阪万博太陽の塔の風景を超速で早回ししたら、夢洲350億円巨大木造リングに。おまけに同地のカジノ建設と営業の伏線だった。
日本歴史上なかったことだ。

大阪夢洲(ゆめしま)万博は膨大なカジノインフラコストのカムフラージュ。ところが仮設テント村のごとき工事でさえ遅滞と当初予算に2回も追加する工事費の建設悪条件。さらにカジノ本体工事でも契約当初の構造物建設費事業者負担が日本カジノ市場唯一参入のMGMオリ連合の強談判で790億円公費負担。硬直した大阪万博カジノアドバルーン化で家賃格安、売り上げ利益、全部持って行かれ、大阪は税収だけ。

 

上図をGoogle mapに置き換え正確な位置関係と延伸地下鉄トンネル路線と道路を示した。その他のアクセスは複数の航路の連絡船の運用。

 万博開催地の夢洲への一本道路荷役量の増大している大型船の入港できる水深のある大阪港コンテナふ頭と税関区域の広大なコンテナ置き場があり20m規模のコンテナ搭載車両の往来が重複。

開催中は神戸港や咲州ふ頭に減便する必要があるが10万トンを超える大型コンテナ船の入港するふ頭であり大幅減便には無理があり万博開催中の道路の混雑は避けられない。

夢洲コンテナふ頭への大型船は海底地下トンネルの南側から回り込んで入出港するので解説の女性が言うようなブリッジ橋の開閉に手間がかかるので神戸港に行くようなことはない。

>さらにWが一覧した大阪万博工事の解説記事動画の中で、膨大なコストをかけた万博インフラ工事が同時にカジノインフラ整備であるという両面を明確に関連付けないで進捗具合の遅れだけを強調した記事や動画大阪都構想と万博開催を政治アドバルーンとした「いしん」政治の過去現在将来の全体像を明らかにしていない。斜めから見るとマスコミ流のどっちつかずの現状認識を反映したものと云える。

 ヒトモノカネ、そして時間をかけると大阪万博工事は開催予定日まで一応の完成を見ると予測する。そのための直近500億円追加計上ではなかったか。さらに足りなくなれば運営費に含まれない厳重警備の情勢を理由にした警備コストのように、別途名目で計上する。

そもそも万博関連(口実にしたカジノインフラ)予算の総額は大変な額。万博建設コストは万博を口実にするカジノインフラ整備などのほんの一部に過ぎず大谷恭平選手選手の契約金の3人分にも満たない。おかしいと思わないかな?!

労働時間が足りなくなれば国会が42時間残業規制緩和特区をでっちあげる。

サービス残業も積み重ねると相当な総労働時間になる。労働の中身の強化の方法もありコレは残業をしているのと同じだ。労苦するのは入っっている末端の労働者。

 所詮仮設テント村みたいな上物なので、観客に危険の及ばない程度の突貫工事は職人の得意とするところでもある。

*****

最大の難関は一周2kmの木製リングの組み合わせ合板柱の資材調達(~~とびぬけた生産量は岡山の業者。名を聴く業者はいない。普通の木製柱よりも高価。で国内生産量に限界があるのでオーストリアから調達)と2次汚水処理池に突き出した鋼管杭うち作業だろう(作業台浮かべての工事となるだろう)。

工法自体は工場加工のくりぬいた柱どうしを現場で組み立て連結し要所を金具で固定したもので見る人は見たら材料費が高いだけの幼稚な円周のバカでかさだけが取り柄の構造物だ。屋根の通路に上がると円の木造物の真向いは600m以上離れているのでかなり小さく見える。野球場の内外野の5倍以上。ただし円周の高さが低いので迫力は感じないと思う。

W。宇治の平等院の構造を想い出す。合板の柱は撤去しても再利用できるのか?、分散保管かな?独りよがりっぽい建造物。工法は単純。

万博会場の象徴「リング」建築状況公開 世界最大級の木造建築完成へ | 日刊工業新聞 電子版
世界中のだれがあんな無目的の低層円形巨大木造構造物を作るというのだ!世界一は聞いてあきれる。自己中の象徴である。

 要所の監督以外はその筋の専門職など不要普通の大工さんの木造建て方作業の延長仕事に見える。リングが大きいから曲がり角度の調整が少なくて済み却ってやり易い。あんな子供だましのような代物が世界一の木造建造物を自称するとは!

 

 2025年大阪万博仮設工事)

夢洲に設置されるIR(インターグレイティッドリゾート?)カジノ<万博敷地の北側に現在、人工島唯一の耐震高層建築として施行中>に不可欠な膨大なインフラ網整備のための

膨大な公費投入を世間に是認させる一石二鳥効果を狙った隠れ蓑である。

 

 そもそも、大阪万博予定地は(他の情報参照~カジノは地元反対の無い夢洲想定は既成事実~~)、大阪府下の陸上数か所が候補地に挙がっていたが~~インフラ整備の必要のない1970年大阪万博敷地も広大な公園のまま残されている。~~、

当時のいしん」市長が突然、夢洲(ゆめしま)を予定地に挙げ、計画が規定事実化した経緯がある。

>大不評のカジノは地元の無い海上汚染島。

反対の少なく比較的好評の万博は、仮設建造物だからカジノ用地に決定すればカジノのインフラ整備隠しの一石二鳥効果が得られると、夢洲の悪条件を軽く見積もっていたことが工期遅れや建設コスト上昇などの要因になった。

 また木造大円周リング突如構想が膨らんだものと思われコレは東京五輪の建設コストが当初の予想を大幅に上回ったことと同じく役人政治家、文化人、技術者発の習性によるものだ。

日本に石でできた堅固な城塞都市はなく城下町ムラの延長巨大化の直ぐ燃え朽ちる木と紙の構造物にすぎず、ある場合は城主自ら火を放ち身を守るので恒久的な都市計画の必要は無く半耐久構造物の継ぎ足しの伝統と同じ傾向だ。

いまごろおおさわぎになっているのは為政者と取り巻きの計画性、構想力のの欠如、泥縄式の姑息な政治によるものでその付けは下に順送りにされ現場の労苦と自己統治犠牲で帳尻を合わせる。

>大阪カジノ万博年貢ムラ請負と同種の結末に導く

逃散できるひとはやった方が良い

「いしん」政治は井原西鶴好色一代男」の結末に似たり

粋(スイ)が過ぎると無粋(ブスイ)になる。

浮世之介一行の最後は一緒に船に乗って破れかぶれのブスイなあの世への旅立ちだった。

*****

 発足初期の、大阪「いしん」会の看板的公約

地方自治体に市場原理を導入しヒトモノカネの経費の痛みを伴う身を切る改革を標榜する

(A)日本バブル崩壊以降、東西冷戦終結、グロ資本制を通して後退する日本政治経済において

>漠とて続く,改革願望の頂点であった政権交代の「挫折」を逆手にとって市場原理主義を住民に強要する大風呂敷の大阪都構想である。

*****

~~歴史的に東京対抗していた時期があった(戦後の高度経済成長期まで。戦前は全国一の工業地帯、江戸中期までは天下の台所、文化の中心地)のにあらゆる分野でリアル地盤沈下著しく微妙に東京コンプレックスが屈折したままの各業界には「いしん」が何かをやっているような空気感を醸成し錯覚させるスローガンに聞こえる。

在阪準キー局、経済界、娯楽業界~~事情を知っている者、数字を掴んでいる者にはお笑い種だが、「大阪の改革を日本のエンジンに!」⇒普通に考えると日本逆噴射の牽引車。!「改革を止めるな!」⇒数字が伴っていない意味不明だが通じる不思議な空気感。などのスローガンの賑々しい選挙ポスターが出現するところを見ると現実離れしたスローガンがすっと入ってくる膨大な「いしん」支持市民の固定層がいる、としか思われない。

加えて長期地方行政支配で利権便乗層も取り込んでいる(万博、カジノ、幼児教育零細資本)。ヒットラーに騙されていた当時のドイツ民衆はかくや、とは言い過ぎかもしれないが、「いしん」トンネルに入ると周りは見えず出口は一つしかない、「いしん」的思考に一端はまると出口はない、歴史に証明してもらうつもりは一切ないし生きている間にできない、この結論に達したのはずいぶん前だった。

(空気感だけでなく、実態は以下のごとし。

大前研一道州制の大阪版、欧州ではEU、各種経済広域連携機構、総じてグロ資本の動き易い広域統治機構(住民の要求遠ざけれれる)。広域市場形成(国境の壁無くなれば商品が迅速に動き欲求も平準化する=労働力商品への規制緩和、流動化、世界平準化~)グローバル資本主義の政治上部構造は「いしん」的市場原理主義プラスアルファが一大政治潮流。日本の歴史も螺旋階段上に繰り返している。「いしん」的存在は戦前にも出現した。

その一方で

大阪万博誘致とカジノ構想は

旧来の(B)大阪自民党支持層の保守、利権絡みの財界、業者商売人票田を掘り崩(C)自陣営に囲い込み自らの新利権とする基本政策であった。現状のいしん支持層のなかで長期行政予算の差配で利権誘導されたり寄らば大樹の陰的部分がかなりできてきた。これ等は毒食わば皿まで。

*****

大阪都構想の2度にわたる選挙による否決。

①大坂都構想に対する住民の不安反発(大阪市が都になる格上げ行革スリム感よりも素朴な大阪市消滅の欠損感)と

②「いしん」は万博誘致を隠れ蓑にした膨大なインフラ整備コストのカジノ誘致を否定できず、大阪都構想で煙に巻かれている広範な住民層にもカジノ型博打に拒否反応が生まれた。日本歴史上の為政者が庶民の博打を禁止してきた影響力は残っているのはJRA競馬の博打性を希釈し茶の間向きにするために婦女子を起用しているのを見ると納得する。多分あんなことをやっているのは日本のテレビ番組だけだろう。却って不健全、欺瞞である。ショー付き宿泊カジノができたら一定の層は常連になる。ただし運営事業者に競争相手はなく不健全極まりないのだが「いしん」政治はこの点を全くスルーして逃げられたら政治生命に傷がつくので言いなりに合って当初契約条件になかった建設費用まで金を出している。複数の参入業者がいるマカオにそれはない。

(790億円~手間のかかる超軟弱地盤の基礎工事はこれで賄える。堅固な建造物の基本認識。基礎ができると後は積み上げるだけ。京セラドーム建設費当時の500億円で想像できる。建物の建設コストの過半を大阪が負担し、売り上げは全部MGMとオリックスのもの。大阪は税収だけ。コレは公正な取引ではない!)

*******

大阪カジノは沖合の人工島夢洲意外に候補地は絶対にない!

居住区では反対運動で無理~~横浜カジノの立地用地の山下ふ頭の近隣は横浜第一の観光地域、繁華街ビジネス街、山下ふ頭は横浜港荷役労使の歴史が詰まっているところ。)

大阪万博開催と抱き合わせの(カジノ誘致インフラ整備隠し)でも「いしん」の基本政策は否決された。

⇒仮に大阪万博誘致外してカジノ誘致単独だけだったら、膨大なインフラ整備コスト、カジノ立地土壌条件の劣悪さが露になり、懲りない「いしん」支持の大阪府民の反応はどうだったのだろうか?見ものだったが。

>この空気を察知した「いしん」は大阪万博誘致を前面に出す作戦で臨んだが、

@カジノ誘致を万博誘致とワンセットの巨大開発プロジェクトと位置置付けていた(利権と票田確保)カジノ事業主との交渉は続いていた。担当部局があるのだから聞かれると交渉は公になる。

***

この時期に北海道から九州まで全国各地でカジノ誘致の交渉が行われていたが、大阪カジノ誘致のできる場所はインフラ整備に膨大なコストがかかり、軟弱汚染立地である掃きだめ人工島で、大都市圏隣接という意味では横浜カジノの次位だが、立地条件は最悪だった。

 

>結局、全国のカジノ誘致の交渉が潰れ

>残った全国最高立地条件で高収益の臨める横浜カジノ構想は地元の強固な反対運動が続く中で参入業者が次々に撤退するた中で挫折した。藤木企業の会長はベガス有名業者撤退の情報を得て勝利宣言した。

 このとき、大阪カジノ参入業者は他の有名業者はすべて日本カジノ市場参入から撤退しており、MGMとオリックス連合だけになっていた。

*****

大阪カジノは万博誘致が決定し計画が実行段階に入ると、共に万博開催地の夢洲での、施設の施工が始まった。

「いしん」側から見ると大阪万博のためのインフラ整備は同時にMGMオリックス大阪カジノのインフラ整備の一石二鳥事態の進行である。

建造物の建設が始まり当初の予定よりも大幅に工事が遅れているのは万博のような仮設建造物ではなく最新の耐震建造物の建設(当初建設費用自前の契約は790億円公費投入に変更)や万博と並行して資材人材が投入できないためである。(賃貸料金の格安は別稿にする)

     関西国際空港地盤沈下は10年で4m。

  W.下図は関西国際空港の建造物、その他のジャッキアップ

W.オリックスはフランスの空港運営会社と連合して関西国際空港の運営権を行使している。その経験が夢洲カジノに適用される。

>契約当初、建造物建設(ジャッキアップ前提の建設工事)に資金投入を書き込まなかったのは後から追加させたほうが大阪側が要求額に応じる、と見積もったためである。

さらに不同意沈下ゆえの細かい日常の点検管理費という余分の出費も大きい。

大阪ドームの所有権を移転してから大阪市に10年後寄付する、とした交渉術と同じだ。大手不動産ディベロッパーは巨大案件wp焼酎に入れるためには子供だましのようなだまし討ちは常套手段。大阪は自民党が騙され「いしん」が騙された。

【ジャッキアップシステムのイメージ1】W.不同沈下の床と柱

 

【ジャッキアップシステムのイメージ2】W。不同沈下のジャッキアップされた柱

 

【ターミナルビル柱のジャッキアップのしくみ】W.情けない原始的作業

こんなやり方で10年に4mジャッキアップしたのだろうか?日本経済が停滞する要因は港湾空港その他の大型施設の立地条件は付加体列島のため確保できないこともある、と解る絵図である。資本投下の選択と集中を考えた方が良い。同じことをやっていたら割が合わない。

【日本型IRの夜明け】マカオを中心とした中華系オペレーターのプロフィール (2/2) | JaIR -日本型IRビジネスレポート-

    MGMグランドマカオ W.こんな重心の部分に集中する形状の建物は日本の沿岸では無理。

 引用

マカオのカジノライセンスは当初、最大3社とされていましたが、この3つのライセンスを分割しサブライセンスという形でそれぞれ1社ずつ、合計6社にライセンスが与えられることになりました。サブライセンスに関しては、「さらなる資本の流入を促進」、「健全な競争環境を整える」等々前向きな理由が掲げられていますが、付け焼き刃的な不透明な部分も指摘されていました。続いてサブライセンスを獲得した3社を見ていきましょう。

 MGMチャイナ

日本での活動は本家のMGMが大阪に取り組んでいます。

W.「大阪カジノで中国資本が日本を乗っ取る、は政治的に聞こえの良い事実と違うデマである。

 日本側の連携資本はオリックスである。

なお、MGMは映画産業のMGM資本を売却しているがMGMを名乗っている(ユニバーサルスタジオ、オブ、ジャパンと類似形態。契約時に名称権を購入。)

 オリックス大阪市が当時の資金で500億円を投じて建設した大阪ドームを(現在のオリックス不動産)が大阪ドームの施設買収と大阪シティドーム社の株式取得に乗り出し、5から10年後に大阪市へ寄付することを視野に入れてシティドーム社から施設を90億円で買収シティドーム社を100%減資した上で新たな募集株式をオリックスが取得⇒W.球場所有会社が変更されているのに10年後に寄付?その善意はいつまでたっても実行されていない。もちろん収益の分配もない!大阪市は騙されたのだ。

舞洲の京セラドームを除く大阪随一の野球場も「いしん」はオリックスに管理運営権を50年30億円で売却しオリックス2軍が使っている。安値で売ったのと同じだ。強くなるわけだ。こういうことを知っているからNPBオリックスを敬遠する。

⇒W。今夢洲を舞台に「いしん」大阪府市がやっていることは大阪ドームを巡る対応と似ているように見えるが中身は違う。自民与党は身から出た錆だが借金で首が回らなくなって(貧すれば鈍する)大阪ドームの甘言に乗ってをオリックに手放した。どの都市圏よりも経済は停滞し「いしん」演出活劇に民心は落ち着きを無くしている一方でおのれの政治野心と利権のため大阪をぐちゃぐちゃにしている。

万博とカジノ一体大型プロジェクトは一見スケールが大きそうに見えるが

実は硬直した政治アドバルーンを掲げがむしゃらに実行し、拡張した政治勢力を延命し利権を確保しようとしている「いしん」による「いしん」のための政治にすぎない。

 マカオに劣る競争相手の無い夢洲独占カジノライセンスでMGMとオリックスの言いなりになり公費を投入し(建物建設790億、膨大コストのインフラ整備~カジノのために海底電車トンネルまで掘る地方自治体が世界中どこにいる!)賭場とアミューズメント宿泊施設経営というどう転んでも損しないカジノリゾート事業は大阪住民の一部への富の集中と大部分の住民の貧困化を生み出す。

売り上げ1年分の税収が大谷翔平の10年契約分と変らない1000億円ほど(契約金の円換算にもんだいはある。現地の実質実効為替レートで表現すると600億円~700億円。年棒60億円~70億円の妥当な金額。球団が」ドルで契約しているのに解りやすくするために円に換算する。)

2兆円ぽっちの経済波及効果などは架空のモノ、予測不可能。

 そもそも人工島の賭場で博打をしショーを見て宿泊する人間は大阪住民にカネをばらまかない、人工島内でカネは回る。

日本で数ある公認博打場は中で大金を使うところであって周辺で使うところではない。ギャンブル事情を知らないにもほどがある。

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(たぶん多少の津波被害でも復旧できる設計に抜かりはない~一方、大阪府市は津波地震対策スルー~~「いしん」政治の特徴は災害対策まで考えが及ばないことが特徴。全国死亡率1位のコロナ対策を見ればわかる。アンジェスDNAワクチンで補助金収奪と株価操作した本人がまたもや大阪万博協会に名を連ねている~~)

 

大阪「いしん」首長と議会多数派与党は他の業者との交渉条件をくらべることができない状態で、結局、人気取りの大阪万博と抱き合わせのカジノ構造物とインフラ整備を目論みの「いしん」側は当初構造物建設には一切自治体予算を出さないといっていたにもかかわらず、MGMオリ連合の計画を再考しなおすなどの強談判に屈し、夢洲軟弱地盤にカジノの構造物を建てるために790億円の追加予算を認めることとなった。

>カジノ万博開催地の夢洲への道路通過点の舞洲

>海底トンネルの地下鉄が通過する咲州の相互の位置関係はGoogle地図とかなり違う。

@正確に位置関係を捉えなおすことがこういった地歴絡みの議論には大事。緑色の太い矢印住友金属の歴史ある広大な金属加工工場跡地(多分、住金発祥の地?)のPCB(有害物質ポリ塩化部フェニルを強固な大型詰めにして埋めた夢洲の場所。右側の赤い点は大阪国際コンテナふ頭のコンテナ集積場所~税関管理地域~の下の日本館建設予定地の附近。なお日本館などの建設コストは2300億とは別途形状~~

 

 

地底のTドーム23杯分の流体は岩盤の隙間に流体が入り、浮力や圧力が高まって岩を破壊することでゆっくりとした地殻変動を引き起こして断層がずれ、次々と地震を起こし、大地震発生源の活断層のある能登半島沖に拡大。「活断層が隣にあるということは、隣で火事が起こっているのと同じような危ない状態であることは間違いない」だったら付加体列島住民の地の底は火事だらけ。五輪だ!万博だ!と華美に走るのは地歴忘本能の列島原住民の宿痾。

    防災・減災の知恵  北陸放送

  2023年6月に取材した解説記事です。
  (以下、情報は2023年6月時点のもの)

  W要約 珠洲の地底の流体群発地震発生の呼び水の役割を果たし、能登半島沖に拡大していた(地上から電気伝導率の違いで計測できる)。この報告は群発地震地下の大量の熱湯地下の流体とするのが妥当。の関係が仮説の域を出ていなかったので、危険警告にはならなかった。

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群発地震が発生していたので能登半島地震研究の実地調査は綿密に行われていた

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②2023年3月に群発地震実地調査をもとに端収束に向かうと研究者は<良いシナリオ>の方に傾きかけていた。

>ところが

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③2023年5月能登半島で「あのタイミングで来るというのは若干意外」のM6.5の震度6の強震が発生した。

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半島M6.5の地震の後、震源が急激に北側の海域にも拡大

珠洲沖セグメント」と呼ばれる海底活断層がずれ動くと、地震の規模はM7クラスに上ると予想(W.活断層の研究は進んでいる)         要約終わり。

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                北陸放送      2024年1月2日(火) 10:44

“能登群発地震”の原因は「東京ドーム23杯分の水」 去年5月の地震後に研究者が指摘していた「一番怖いシナリオ」 | TBS NEWS DIG (1ページ)

2023年6月に取材した解説記事(以下、情報は2023年6月時点のもの)

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震度5弱6強ありうる」 研究者が2年前から警鐘

 W省略

群発地震」とは 収束まで数年かかるケースも

 W。2023年6月時点型から数年⇒最短収束は2025年。

「前例がない」“謎の地殻変動”地下のTドーム23杯分の流体 >2011年の東北地方太平洋沖地震東日本大震災で海水が日本列島の下に潜り込み、およそ10年かけて上昇してきた可能性もある。

 W.能登半島の南側でスロースリップ

 

【石川 震度6強 珠洲】群発地震 海側へ広がり:北陸中日新聞Web

                  2023年5月28日 05時05分 (5月30日 10時50分更新)

 能登千畳敷 W観光名所。この奇岩群の沖に珠洲活断層がある


二〇二〇年十二月から活発化した石川県能登半島群発地震の活動域が、当初の半島内陸部から日本海側へと広がりを見せている。2023年5月5日に発生した最大震度6強、マグニチュード(M)6・5の地震震源能登半島沖の海底だった。日本海側には活断層帯があるため、有識者は「津波を伴う地震を引き起こす断層が動く可能性もある」と警鐘を鳴らす⇒W流体の能登半島北沿岸への移動と2023年5月の2回の続発地震の連動性。

「流体の移動が続いて海側で地震が起きれば、地下のひずみのたまり方も影響を受け、これまで動いていなかった断層がずれるかもしれない」として、当分の間は警戒が必要とみる。平松教授は、「あくまで仮定の話だが、水の供給が収まっていれば、群発地震は今後数年で収束に向かうのではないか」との見方も示した。

 

W.スケールが大きすぎて想像できない。

北陸放送の解説文は2011年の東北地方太平洋沖地震東日本大震災)で海水が日本列島の下に潜り込み、およそ10年かけて上昇してきた可能性もあると。

 

メモ】能登半島地下の流体 地下深くから上昇した水などで、地震を引き起こす原因と考えられている。仮説では、太平洋下の日本海溝から太平洋プレートが西向きに沈み込む際、プレートが折れ曲がって傷つき、そこに海水が入り込む。プレートが時間をかけて能登半島の地下約250キロ付近に移動する過程で、地球深部の高温高圧によりプレートに含まれていた水分(流体)が絞り出されるように陸に上がってくると考えられている。流体が群発地震を起こした例は、1965年から5年半続いた長野県の松代群発地震がある。

********W。上記に記事によって勘違いを訂正できた。

能登半島、20年12月から活発化
専門家「地下の流体移動」

2020年12月から活発化した石川県能登半島群発地震の活動域が、

当初の半島内陸部から日本海側へと広がりを見せている。2023年5日に発生した最大震度6強、マグニチュード(M)6・5の地震震源能登半島沖の海底だった。日本海側には活断層帯があるため、有識者は「津波を伴う地震を引き起こす断層が動く可能性もある」と警鐘を鳴らす


地震とともに始まった“謎の地殻変動

京都大学防災研究所の西村卓也教授は、地殻変動のデータから地下の断層に溜まっているひずみを調べ、地震を予測する研究を20年以上行ってきました。

その西村教授も

「前例がない」と話すほど珍しい動きが、珠洲市で起こったのです。

地殻変動地震そのものによって引き起こされたものではないとすると、未知の何かが地盤を押し広げているはず

こうして1つの仮説が浮かび上がりました。

地震の原因は「水」?

2020年11月末から、大量の流体が地下深くから深さ16キロの領域にまで上昇。

このとき、南側の領域で小規模な地震が繰り返し発生しました。

珠洲市の地下には、北西から南東方向に向かって傾斜する複数の断層走っている

流体はこの断層の隙間に流れ込み

>周りの岩盤を押し広げるだけでなく、深さ14キロから16キロの領域で、

地震を伴わないゆっくりとした断層の滑りスロースリップを引き起こしたと考えられています。

流体は断層のさらに浅い部分にも広がり、

北側の領域地震活動が活発になりました。

これまでに供給された流体の量は、およそ2900万立方メートル、東京ドーム23個分

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  ところで「流体」とはどのようなものなのでしょうか。

 西村教授は、

    W.スケールの大きな仮説である

>2011年の東北地方太平洋沖地震東日本大震災)で海水が日本列島の下に潜り込み、およそ10年かけて上昇してきた可能性もあるといいます。

@一方、地下深くにある流体を実際に採取するのは困難で、流体が何なのか、その正体は明らかになっていません。⇒W.東日本大震災で海水が~~日本列島の下を通って、10年かけて上昇~は仮説。立証不可能。

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W。Tドーム23杯分の流体はどこから来たかは検証できないのでこの際、スルーして

地下には流体の通り道? 「見えない水」を“見える化

水などの流体は電気を通しやすいため、地下の電気の通しやすさを測ることで、流体がある領域を確認できるというのです。

地震活動が始まった南側の領域の地下深くに、電気を通しやすい領域を発見。

さらにその領域は、地震活動が活発な北側の領域に向かって続いていました。地下深くから流体が供給され、北側に流れていったとする西村教授らの仮説を裏付ける結果です。

地殻変動にも変化 収束か…

2023年3月。2年余り続いてきた地震活動の中で、研究者が初めて、収束について言及しました。

珠洲市北部の一部の地域を除いて地殻変動も全体的に収束に向かっている様子が確認されていました。また活動の初期に大量の流体が上昇した南側の領域でも、流体の供給が1年以上、落ち着いていました。

研究者にも“意外なタイミング”で震度6強

2023年5月5日午後2時42分ごろ、能登半島沖でM6.5の地震が発生。石川県が6月12日までにまとめたところ、1人が死亡、48人がけがをし、全壊34棟を含む944棟の住宅が被害を受けました。

西村教授は「ずっとこういう大きい地震が起こるのではないかという可能性は持っていたが、地震活動も地殻変動も収まってきている状況だった。あのタイミングで来るというのは若干意外だった」と明かしました。

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    一方、新たな懸念も浮上しています。

M6.5の地震の後、震源域が急激に北側の海域にも拡大

その震源域を横切るようにして走っているのが珠洲沖セグメント」と呼ばれる海底活断層です。

もし珠洲沖セグメントがずれ動くと、地震の規模はM7クラスに上ると予想

研究者が今、

「一番怖いシナリオ」と考えるのが、

流体が珠洲沖セグメントの深い所に達して、それがきっかけで大地震が起こる」こと。⇒W海底活断層ストレス一気解放の呼び水。

M6.5の地震が、珠洲沖セグメントでも地震を誘発するという考えです。西村教授は「活断層が隣にあるということは、隣で火事が起こっているのと同じような状態。危ない状態であることは間違いない」

⇒W.日本付加体列島周辺は4つのプレートが終結

活断層は無数

⇒W。なのでこの教授のたとえに従えば日本付加体列島中(組成プレート同士擦り合わせた軟弱、軽薄なカスでできているので遠い遠い他所からプレートに乗って流れてきたひょこりひょうたん島はある意味正しい列島認識)。

そして陸と海の周辺はひびだらけ(活断層、目視できないが、<隣で火事の火の手が上がっている絵図>

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海底活断層の場合、警戒をしなければならないのが「津波」です。石川県の津波浸水想定では、珠洲市北部の沿岸は地震発生から1分以内に津波が襲来すると予想されています。平松教授は「津波警報が出る前に津波が来ることも十分ありうる。強い揺れを感じたら、まずは津波の危険性を疑って避難行動をとってほしい」と呼びかけます。

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以下、直近2回にわたって記事作成中に突然、PCがフリーズしたり、

>今回は作成した記事の大半が突如消えた。下の連続図は記事の内容に沿って添付したもの。

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東京ドーム23杯分の水

と云うが温泉に湧き出る熱湯の巨大な塊のような状態マントルに近い地下に水が溜まれば高温度の熱湯・水なんていう表現はごまかし。絵は曖昧に流体と表現している。高温デブリかな?東京ドーム25杯分の水は完全な非科学的表現。日本列島の温泉地は全部、地震源付近にある

 

震度1家屋の中で静かにしているヒトたちのなかで一人しか体感できない。前回の震度6から700日に400回も揺れたと云うが。ただし1週間に5回も微震があったことは事実。微かに揺れる三宅島大山上りをおもいだした。過敏な訪問者しか気づかない。

三宅島の火山噴火前に海抜900メートルの大山に登って常に大地の揺れを感じたことを書いている。下はアカコッコ。スズメ目ツグミ科。火山島は蛇が居ないのでバードアイランド。

 登山したときは頂上の火口はこんな形ではなかった。象の背中のようだった。地下マグマの瓶を蓋をしているような状態だったのだ。噴火による火災で樹木の60%焼失。

 上から順に 正断層 九州阿蘇地域。逆断層(張力方向が真反対)生駒山大阪平野右側横ずれ断層、ベクトル型の力が加わる。阪神淡路大震災の野島断層。中部や西日本に多い。

以上は全部直下型地震今回の能登半島地震直下型地震だろう。南海トラフで発生してきたプレートのずれによる地震ではない。

****************************************    南海トラフ地震発生は90年周期

安政南海地震 - Wikipedia

 1854年~~~~~90年後、1946年南海地震

             昭和東南海地震

                    三河地震

@2024年以降、  南海トラフ地震は     

      2030年代後半がリミット

劇場型ポピュリズム政治に地震対策は眼中にない

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 終戦前後の4大地震

W.敢えていう「弱り目に祟り目」。弱ったときに、さらに災難にあうこと。

W.政治や軍事が国民に損害を与える方向に動いたときに(人災)

W。大地震重なってきた(天災)

 日本には地歴の転換期がある。

鴨長明方丈記」の単なる災害文学に矮小化するのではなく地歴的観点から読み込むと末法の世の平清盛、神戸福原遷都の実況検分録が浮かび上がってくる。

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鳥取地震(1943年)、昭和東南海地震(1944年)、三河地震(1945年)昭和南地震(1946年)

発生順に鳥取地震東南海地震三河地震南海地震

 

鳥取地震 - Wikipedia

鳥取地震と下記の戦時中の二つの地震と敗戦の次の年の地震直接の連動性はない、とおもう。3地震の名称は紛らわしい

東南海地震 - Wikipedia

三河地震 - Wikipedia

 

南海地震 - Wikipedia

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   2024年1月2日の能登半島地震は続発型(群発)の地震だった。

>約2年前(700日前)に政府系の当該機関は地震の続発への注意喚起している。

@その場合、地方自治体は具体的な対策を立てることになる。

@現状、東日本大震災にもかかわらず地方自治体は地震対策まで人的物的に手が回っていない。

   ↓               ↓

東京五輪(コロナパンデミック)や大阪万博~時代遅れ~(工事中、建設コストが500億円も追加)欠損を抱えてきた。

>「— 誘致時に1250億円とされていた建設費は、20年に1850億円へ増額昨今の資材価格や人件費の高騰を受け、さらに上振れした⇒W.2300億円

@参加国の誘致にも積極参加の国が少ない中で人的物的援助が必要のようだ。

沖合の地盤は地中深くまで軟弱な暗灰色砂泥。地山など地中深く、何処になるのか。重く大きな構造物建設地盤作りには費用が掛かる。結局、建設コストの関係で撤去し易い構造物ばかりのなるので撤去費用も掛かる。150日×15億円⇒館内だけの売り上げ。日本人は物見遊山の習性がある。