反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

地検特捜、マスコミは腐っている。日本、破壊者だ。

 石川議員、小沢事務所の2名の獄中で闘っておられる方を応援するため毎日、記事を更新しています。

 一般論として言う。普通に仕事をしている者にとって仕事に邁進することは自分にも他人にもいい結果をもたらすことが多い。
 ところがこの論理が当てはまらない輩が世間に存在する。
 それが特捜、とマスコミである。この部署においては真面目に仕事をすることが社会にとってマイナスとなるパラドックスが現時点でも将来的にも発生する。
 真面目に当該分野で仕事をすることが世間様に多大な迷惑をかけ、もっと酷いことに日本の将来を破壊していると、いえば大げさか!
 
 でも歴史的には職業によってそういう結果を招いてしまったものがある。

 地検特捜。マスコミがその最たるものである。
 
 戦争に至る過程で陸海軍の首脳の仕事は日本を破壊した。同時に日本人を戦争に煽り偏狭な国家主義の虜にしたマスコミ犯罪はけっして拭いされるものでない。

 現時点で地検特捜の仕事を真面目にやることは日本国民の利害に敵対する結果となっている。
 マスコミの仕事を漫然とこなす人は悪宣伝を垂れ流すことに加担していることになる。
 
 地検特捜は全国の検察官2000名の頂点に立つものだという。
 頂点に立つ大バカ野郎である。検事の仕事は被告をして犯罪の事実を認めさせ、起訴し公判で弾劾し、罪を裁判官に訴えることである。
 
 ところが地検特捜のやっていることはこれと趣が違う。任意で捜査し、事件化し、取り調べ、起訴する。もちろん裁判が始まったら特捜検事が出廷して裁判に臨むわけではなく普通の検察官にバトンタッチされる。従って特捜は広い世間から任意に事件を見つけてきて捜査し逮捕し尋問し起訴する。
 
 ところが広い世間の大海で任意に事件など見つけようはずがなく実際やっていることはマスコミが率先して騒いでいるスキャンダルや実態が明らかでない告発人なるモノの告発にもとずいて事案を選定しているにすぎない。こんなことに一年じゅう時間を費やしている人間が東京地検で30名もいるという。何か警察官と検察官の両方を兼ねているようではある。検察官は検察捜査を受けて仕事しているが特捜は自分で事件を捜査できる。

 検察組織ではこういった輩の特殊業務が頂点となっている。また警察官は単なる役人だが特捜は司法官として司法試験に合格したものである。官僚は左遷されるただの高級事務屋にすぎないが、特捜検事は止めても弁護士登録できる。
 こんな立場の官僚は止めても引く手あまたである。大企業にはこういう官僚を受け入れるルートがある。超高級企業用心棒として天下ることができるから特捜に配置された段階で未来の物的保証は抜きんでて得られる約束となる。

 こいつ等は支配者にとって最高の上品な用心棒である。企業はそのためにいくらでもカネを払う。

 こう考えると現在、小沢捜査で行われていることの真相が明らかになる。超高級用心棒が自分たちのお仕えする者たちの権益が侵害されたから成り振りかまわず、用心棒としての職務を果たしているのである。
 他にどんな解釈があるのか。
 狙いをつけた獲物の法的陥穽を猟犬のように嗅ぎまわり、強制捜査の大騒ぎを演出し、逮捕し肉体的精神的拷問の果てに自分たちの描いた筋書きどうりの自供を得る。こんな仕事を一年中真面目にやっているのがこいつ等である。まさに支配体制の用心棒。
 
 マスコミのゴミの様な仕事ぶりについては吐き気がする。
 昔、大橋巨泉氏が11PMエログロ批判に簡潔に答えていたな。いやなら見なきゃいい!
 もちろん読まなきゃいい!ということである。空気は吸わなきゃ死ぬがマスコミはなくても生活に支障のない方が日本にはたくさんおられる。要は自分に選択の権限がある。一日に何時間もテレビの前にくぎ付けになってマスコミは堕落しているだなどという批判は当たらない。選択の自由はある。自分の時間が作れないほどの知的空洞があるということを自覚せよ。

 いずれにしてもこういう職業につくことは覚悟しておいた方がいい。人様に多大なご迷惑をかける職業に従事しているのだとの自覚を。エリートか何だか知らないが世間をひっくり返して逆さに見ればそういう結論になる。