反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

足し算、割り算もできない東京検察審査会事務局を見学に行こう!

 第1~第6、東京検察審議会の窓口事務、運営業務を行っている東京検察審議会事務局の所在は
千代田区霞が関1-1-4東京高等、地裁、簡易裁判所合同庁舎。
 小沢強制起訴を議決した第五検察審議会のTEL 03 3581 2878。
 
 >>>百聞は一見にしかずだ。東京近辺にお住まいの方で、日中、時間の採れる方は一度、検察審査会事務局を訪ねて行かれたらいかがか?
 
 一般からの審議申し立ての書面、受け取りの窓口になっているくらいだから、フリーパスで事務局の様子の一端でも垣間見ることができるはずだ。野次馬根性って、本当はこういう、権力がらみの事件の時に発揮するモノであって、テレビのレポーターなんかやっているのは単なる下衆根性だよ。
 
 あんなの勇気なんかまるっきり必要でない。他人の不幸は蜜の味。人が困っていたり、事件の当事者として大混乱にあったり、権力の監視下にある人間を興味本位で情報商品に仕立て上げる。それを食い入るように見つめて解ったつもりになる。こういうのを現代の「下衆根性」という。
 
 朝日新聞天声人語のコラムは強制起訴に至った小沢さんを「お白州」の裁きを受けなければならないのは当たり前と称して高みの見物でせせら笑っている。
 現代の下衆根性は、精神に封建的な残滓を残した日本人の深層心理を基底にしている(?)
 
 やっぱり日本国憲法アメリカのお仕着せだった(?)
国民の深いところの心理状態は戦前から本当に解放されていない(?)
 
  よくぼんやりと思うには、日本より御隣の韓国の方に民主主義があるのでは、と。
例の哨戒艇沈没を受けて韓国政府が宣伝煽動したが、国民は統一地方選挙でノーを突きつけた。
あれが日本だったら集団発狂が起こって、国民規模で目の前がハレーション状態になるのではないか。
 
 先の尖閣事件もよく考えたら、日本側が強制的に連れてきたとも言える。それであの一方向の騒ぎなんだから、いかに日本国民が非政治的国民か解ろうというモノだ。非政治的とは非民主主義的とイコール。
 私の尊敬するフランスの行動派大学者エマニュエル、トッドさんも日本より韓国の方が民主的と指摘している。
 
 >>話題を戻すと、検察審議会事務局を見学に行くのは、そういう下衆根性とかなりかけ離れた行為である。
 
裁判所は国家権力の中枢を形成している。その一部の機能に検察審査会事務局があり、ここが今回の小沢さんの案件でブラックホール的不可解な動きをしているのは隠しようのない事実である。今回の件でどのような立場をとっているにしても、今のままでいいという意見はない。問題オオアリの検察審査会である。
 
 その事務や窓口になって、そこを実際に運営しているのが検察審査会事務局。
 
 であれば、庶民の立場でこの機会に問題の発生源を覗くことは、いいことだ。
日本人はこういう本人の主体的な直接行動を苦手にしているから、民主主義が末端に行けばいくほど機能しない現実がある。ある特定の立場に立って言いたい放題、やりたい放題できるのはマスコミだけの現状。
 事務局見学は意義があり、少しは勇気のいる行動。
 
 そもそも、役所関係は会社などのプライベートな機関と違って、意外とオープンに出入りできる。
東京地裁の庁舎に行けば、検察審議会事務局の案内は出ているはずだ。
 尤も、今は何かと話題になっているから、警察が警備しているかもしれないが、それはそれで、またいい勉強になる。そういう警察国家的日本の本質が覗ける機会ともなるが、彼らに窓口にいちゃいかんという権限はない。