The Surfrajettes “Train Kept a Rollin’” (live in San Jose, August 2, 2022)
W。最近、サーフラジェッツをよく視聴する。上手いとか下手だとかを超えて安心しリラックスして聴ける。音楽はノリが大事。自分の体内に持っているリズム感と共鳴する曲で癒されるということか。
カナダのバンド、サーフラジェッツは全米の地域ライブハウスを回っている。
その舞台を観客が随時、動画にして投稿している。メジャーなライブハウスやバンドだと、館内の動画撮影は禁止のはずだが、演奏する当事者の動画URLを抜きにしてライブの観客が行く先々で次々とバトンタッチのように投稿を切り返している。
そのサイトを覗いてみると登録者数28人などというマイナーそのもので、各人各様気軽に動画をアップしていて、登録者数を増やそうなどという欲がないように見える。
こういう世界は良いなぁ~。
各人の好みがメジャーとは全く別次元で充足、解放され共有される。文化がボトムラインに降りてきて個性に合わせて柱状化された世界を作っている。
定番ではないこの曲にピンとくるものがあった。普段あまり演奏しないせいかリードギターがスムーズではないが、この曲自体(原曲)に独特のリズムを持っている、と直感した。
そこでYou Tubeやネットで調べてみると隠れた名曲として後々有名なロックバンド(ヤードバーズ)やロックギタリストにカバーされていることが判った。Wのロックはブルース・スプリングスティーン - Wikipedia
まで。以降は理解不能。最初の野外音楽堂の出会いが悪すぎたのかもしれないが、日本のヘビメタ系のロックバンドは<ノリ>が悪すぎる。見ていて何か痛々しいきがする。気恥ずかしい、といってもよいかもしれない。観客にそういう気を抱かせるのはプロではない。学芸会を見ている気持ち。
コメント
W。演奏中に声を出しているのをはじめてみた。最後に挙げた歌詞のリフレインを曲中で短く合唱している。演奏曲の歌詞を知らなければ、あえて声を挙げている意味が解らない。
What are they saying towards the end??
彼らは最後に何を言っているのですか??
W。ロック史のお勉強のようになってしまうが、トレイン、ケプト ア、ローリンを最初にロカビリースタイルで演奏し流行らせたバンドは
TJohnny Burnette Trio-Train Kept A Rollin'
ジョニーバーネット。エルビスプレスリーと同じ高校出身(テネシー州メンフィスのカトリック系)。ということは南部のアイリッシュ系イタリアン系。私見ではエルビスよりも普遍性のあるリズム、歌い方をしている。しかしどうしてもエルビスを超えることはできなかった。活躍期間も5年ほど。歌詞の内容は列車で同乗したニューヨークからの小柄イカスな女とローリンし続けた。Kept=Keep(保ち続ける)の過去分詞形。1956年の曲である。日本なら今でも直訳の歌詞をつけるのを自主規制するほどの熱狂青春性愛ソング。エルビスプレスリーの歌う姿はセクシーだが、ここまで踏み込んだ歌詞はなく万人向けだった。
>なお、原曲はジャズ。エルビスではやりのロカビリー調にアレンジした。その独特のリズムが後々、強調されていく。独創性と普遍性があった、ということだ。もっともジャズの原曲に独特のリズムがあったのかもしれないが今は音源がないようだ。サーファージェッツに魅かれるのは、上手いかどうかではなく音楽センス。彼女たちが取り上げなければ一生この曲を知らないままだった。
この動画のコメント数540件。長文で事情背景に詳しい人が多い。米国音楽のコメントを読むと、知らないことを教えられる機会がある。日本は情報提示は少なくファンの集いみたいなもので自分の価値観を素直に書いている。批評がないんだよな。細部を見ていない。
がトレイン、ケプト ア、ローリンを復活カバーしている。1968年。
「エリック・クラプトン(W偶に聞く、カントリーを演じる場合だけ。悪いがうますぎて鼻につく。カントリーの素朴さを殺している。)やジェフ・ベック(W、名前は知らなければもぐり。感覚的に逢わない。にぎにぎしすぎる。)ジミー・ペイジ[2]ら3人の著名なギタリストが在籍することで知られている。」結局、イギリスのロックはビートルズをはじめとしてローリングストーンズ然り。米国の1950年代年代のロカビリーや黒人ロック~
(W。私見ではこの人が最高のロックミュージッシャン.天才の中の天才。2017年、91歳まで存命。)を聴いてリメークすることから出発している。イギリスのポピュラーソングは基本メロディーライン重視。
Aerosmith/Jimmy Page - Train Kept A Rollin' - Donington 1990 (SBD)
W。よくわからないがヘビメタ系ロック。日本では名の通った人は生まれたが、定着しなかった。聞いていると本人たちの一所懸命に反するように、なぜか退屈する。クラッシック音楽に退屈するのと同じだ。体内リズムと会わない。大げさな曲は嫌い。スローテンポなバラードや熱唱苦手。ガンガンやるのだったら徹底的にやるのが好み。
こういう演奏は中途半端。上手いのは解るが、乗っていけない。
Black Cat Trio & Donna ''Train Kept A Rollin'' @ '' Train Kept A Rollin''
W。オリジナルをほぼ再現している。若い女性歌手がウッドベースを弾きながら歌っている。音楽シーンの層の厚さを感じる。こういう演奏スタイルに感覚を乗せる人がいる。各々の感覚の世界を大切にしている。原曲もギター2本とウッドベース。
やっぱり迫力に欠ける,と思ってしまうが
>この曲の歌詞の内容から想像すると
@列車にミューヨークからのって男とローリンし続けた小柄な若い女である、としたらどうだろうか?歌詞の和訳は動画の下に配置した。
引用
「W。下線部をどう解釈すればいいのか?
【歌詞和訳】
俺は列車に乗った
俺は女神に会った
彼女はヒップスター(スラング:奇抜なオシャレの人)
それで本当にイカした女神で彼女は可愛かった
ニューヨークシティから(来たのさ)
そんでもって俺たちはその古いフェアレーンを下に運んだのさ
よこらっせと
そうさ、俺は彼女を行かせるわけにはいかなかったのさ
うまくのせたさ、おかしな小柄の女を
うまくいったさ、そうさ、思うつぼさ
うまくのせたさ、おかしな小柄の女を
うまくいったさ、そうさ、思うつぼさ
よこらっせと
そうさ、俺は彼女を行かせるわけにはいかなかったのさ
そうさ、列車は一晩中走り続けて
列車は一晩中走り続けて
列車は一晩中俺を動かし続けて
列車は一晩中走り続けて
よこらっせと
そうさ、俺は彼女を行かせるわけにはいかなかったのさ
俺たちはアルバカーキで停止をした
彼女は考える必要があったのさ
だって俺は本当のイカレタ奴だったから
俺たちはエルパソで列車を降りた
俺たちの「lovin」はとても良かったけど、イカレテたね
俺は彼女を手放せなかった
うまくいくさ
そうさ、俺は彼女を行かせるわけにはいかなかったのさ
うまくのせたさ、おかしな小柄の女を
うまくいったさ、そうさ、思うつぼさ
うまくのせたさ、おかしな小柄の女を
うまくいったさ、そうさ、思うつぼさ
よこらっせと
そうさ、俺は彼女を行かせるわけにはいかなかったのさ
うまくのせたさ、おかしな小柄の女を
うまくいったさ、そうさ、思うつぼさ
うまくのせたさ、おかしな小柄の女を
うまくいったさ、そうさ、思うつぼさ
よこらっせと
そうさ、俺は彼女を行かせるわけにはいかなかったのさ-oh-oh
【歌詞】
I caught a train
I met a dame
She was a hepster
And a real gone dame She was pretty
From New York City
And we trucked on down that old fair lane
With a heave and a ho
Well, I just couldn’t let her go
Get along, creepy little woman
Get along, well, be on your way
Get along, creepy little woman
Get along, well, be on your way
With a heave and a ho
Well, I just couldn’t let her go
Well, the train kept a-rollin all night long
The train kept a-rollin all night long
The train kept me movin’ all night long
The train kept a-rollin all night long
With a heave and a ho
Well, I just couldn’t let her go
We made a stop in Albuquerque
She must of thought
That I was a real gone jerk
We got off the train at El Paso
Our lovin was so good, Jack
I couldn’t let her go
Get along
Well, I just couldn’t let her go
Get along, creepy little woman
Get along, well, be on your way
Get along, creepy little woman
Get along, well, be on your way
With a heave and a ho
Well, I just couldn’t let her go
The train kept a-rollin all night long
The train kept a-rollin all night long
The train kept her movin’ all night long
The train kept a-rollin all night long
With a heave and a ho
Well, I just couldnt let her go-oh-oh