作用を持っているので生育最適の植え込みスペースのほぼ全域を占拠している。ウォーキングコースでヨモギの群生している植え込みを思い浮べてみると、日当たりの良い、強風がピューと吹き抜けていく殺風景な歩道の植え込みばかりだ。たくましく群生するヨモギたちにGoogleレンズを向けたとき、オオヨモギ(ヤマヨモギ) Artemisia montana
とでてきた。ウォーキングコースのヨモギは丈も大きく逞しく、ナルホド、子供の頃、堤防にいっぱい生えていて、餅(モチ)の中に入れたり、傷口に効くからと刷り込んだりした僕たちのヨモギとは風情が違う、と納得していた。
それでも記事を書くため、ヨモギについて少し調べると「普通のヨモギ」と「オオヨモギ」の違いがはっきりと判る箇所がある、と。
仮托葉(かりたくよう)の有無。
仮托葉(かりたくよう)の有⇒**(各種の)ヨモギ
無⇒オオヨモギ
引用
「ヨモギの葉柄基部には仮托葉(かりたくよう)と呼ぶ小さな葉がつく。オオヨモギには仮托葉がなく見分けるポイントとなる。」
左オオヨモギと右オトコヨモギの葉(別種のヨモギでもOK、例上総ヨモギ)。
W。仮托葉(かりたくよう)とは、葉の根元に生える小さな葉。ただし、ブーゲンビリアの花はこの仮托葉(かりたくよう)が花のように赤紫に色づいている。この前、2か所で観賞用低木の白い仮托葉(かりたくよう)らしくものを見かけた。記憶違いかもしれないが。
写真はコピー禁止のようだ。ペイントで写真を載せることもできるが止めておく。
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>ということで、 仮托葉(かりたくよう)の有無。の現地調査にいった。
@最近にはない爽やかな日差しの降り注ぐ下で外見上違うように見える2つのヨモギをカットし根元に小さな葉が生えているかどうか、ジックリ確かめた。
@2つのヨモギはどちらも仮托葉(かりたくよう)らしきものが。生えていないという結論には無理があった。それほどその根元の小さな葉は目立たなかったが有った。
>ということはオオヨモギではない、と。
オオヨモギ,おおよもぎ,大蓬,艾,艾葉(がいよう),Artemisia vulgaris,キク科ヨモギ属
引用
「本州の近畿以北、北海道の山地 サハリン、千島列島に分布⇒W.基本的に北方系のヨモギだ。ここ大事。従って葉も全形の大型化している。
見分け方・特徴 |
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ヨモギに似ているが、ヨモギより大型になる多年草で、葉の付け根に小さな葉(仮托葉・かりたくよう)が無いことでヨモギと区別する 地下茎は分枝しながら横に這い、春に新苗を出し、茎の高さ100~200センチになり、ヨモギと同様に利用する 葉は茎の中央では長さ15~20センチ、幅6~12センチ⇒W大きさがまるっきり違う!こういう肝心なことをマニアは意外にスルーする。列島西南方面にはこの手の大型ヨモギはまず見かけない!と推断。長楕円形で2~3深裂して裂片になり、裂片の先がさらに深裂する 葉の付け根には、ヨモギは小さな葉が2~3枚あるが、オオヨモギには無い 葉の表面は緑色、裏面は白い綿毛が密生して生えていて白く見える⇒W.葉の裏面に白い毛密生は共通だが、欧州ヨモギの葉の裏の毛はそれほど目立たない |
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2つの外見が違うヨモギを2本づつカットし帰宅。花瓶に差して検索してみ。何度も慎重にレンズを向けてみるとオウシュウヨモギ - Wikipedia
引用
「Mugwort の語源は、古高ドイツ語の根を意味する wurz と、古ノルド語の植物を意味する urt を由来として、古英語で成立したと考えられる[4]。」
W.オウシュウヨモギの一番の特徴は、茎の色と成長による茎の木性化。実際にウォーキング順路の雑草エリアのヨモギもこの特徴がはっきり出ている。葉の大きさは5~20cmと幅が広いが、列島ではそんなに大きくならないようだ。花を咲かせているようだが虫媒花ではなく、キク科には珍しい風媒花。もっとも反俗日記で特集する以前は、花には全く目がいかなかった。
>オウシュウヨモギを解ってから、群生している雑草エリアの環境を思い浮べると何だかこの草の出生の地の環境に似ているような気がしてきた。ほとんど人通りの無い殺風景な歩道。片側は広いスペースの土地。風雨が思い切って吹き抜けていく。歩道には時々散歩した犬のフンがそのままにされているときが偶にある。大型犬を外に連れ出すと、オウシュウヨモギの生い茂る雑草エリアめがけて用を足す。雨の降らない日が続くと犬の小便の臭いが鼻につく。しょうがないのだけど。小型犬のように用意したペットボトルの水をかけただけでは臭いは消えない。
>キレイキレイにする必要がない、ところはあっても良い。考えようによっては生きている証のようにも思える。
自分も住宅の周辺掃除をやっているが、疑問におもう。歩道にゴミ一つ落ちていない風景を見渡して、気持ちはスッキリしないよ。いじわるな見方をすれば気持ちが悪い。
そんな思いを抱きながら、こそこそと片隅のたった一つの落ち葉を塵取りに入れている。
年貢ムラ請負の精神!
為政者のとってこんな楽なことはあるまい。
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下にアップした記事が雑に見えるが一番、ヨモギの全体像をリアルに調べている。
この記事のヨモギ情報はすっきりしている。
ヨモギの花言葉/草餅にもお灸にもなる、月の女神の聖なる草 | 花言葉のはなたま
引用
「日本でヨモギといえば「草餅」を連想する人が多いかもしれません。
地域によっては
と呼んでいます。
草餅にされるヨモギは、
の2品種で、どちらも在来種です。
ヨーロッパでポピュラーなのは、和名「欧州蓬(オウシュウヨモギ)」という品種です。⇒W。日本の雑草エリアで逞しい繁殖力を発揮している!
品種により、若干成分や効能が違いますが、西洋でも東洋でも、古代社会の頃から肉や魚の薬味として、または生薬として使われてきた最古のハーブのひとつです。ドイツでは、クリスマスのガチョウのローストの定番の薬味になっています。⇒W。クリスマスにガチョウを食うのか!
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体型もマガモとガンからそれぞれ受け継いでいるため、体が小さく上から下まで同じように太いのがアヒル、体が大きく首が長くてスラリとしているのがガチョウと見分けられます。 アヒルとガチョウは、くちばしでも見分けられます。 アヒルのくちばしは、つるりとしていて口角が上がっています。⇒W。ガチョウって今は羽毛を取るために飼っているのではなかったっけ?食用として美味くないと思うのだが。
****若い柔らかい葉を摘んで食べるので、野菜としての旬は「春先」です。が、花期は、葉がすっかり厚く濃い緑色になった晩夏から秋の頃です。