反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

第3回。ウォーキング順路の道端に映える草木。センダン。木々の1年の成長スピード比較。フタバガキ(双葉柿)科の大木ラワンなど南洋材の年輪が無いなどの大きな草といわれる特徴と生育環境、現地の環境破壊。

   2、センダン

>センダンの若木 

www.shuminoengei.jp

引用

ミックスの種を植木鉢に植えたら、この植物だけグングン伸びてきました
名前を教えていただけると助かります。
ベランダで育てていて、花は咲いていません。
背丈は45cm位です。

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ミックス種に入っていたのではなく、鳥に蒔かれたか、土に混じっていたのか……

センダンの木のような……
ベランダなら処分したほうがよいと思います。

あっという間に巨木になる木です。

近所や庭にも良く出てきます。
近所では放置で根っこが抜けず大変になっています

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センダンです。
他の方が回答されている通り、成長が超早い
早くて、材質も良いので、近年林業用途の研究が流行っているそうです。⇒wウィキ材を林業として利用する場合は、を植えて15 - 20年木材に製材できる(ヒノキ苗木を植えてから、木材として利用できるようになるまでには、40~50年ほどの期間がかかります」)。このため日本熊本県天草市では、中山間地域にある耕作放棄地の活用策として植林されている。ミンディ材と書かれているのはこのセンダンのこと。

ケヤキの模擬材として使われることもある。また核(種子)は数珠の珠にする。

幅215cm 奥行76cm~90cm 厚さ4,4cm 価格37万9000円税込み。自然伸縮により2mm~3mmの誤差。W職人でなければ手に負えない!木目も価格の割にどうなのかな?他に材料はあるのでは?

センダン_2

niwa-iro.jimdofree.com

反俗日記。このサイトは興味深い、面白い!

 

   1年に100センチ以上は伸びてるだろうと思われる木

エンジュ、ケヤキ(W材質超固いが成長速い、意外!日本の広葉樹の中でも最高クラスの良材、神社や仏閣の建築材。 建具や床柱、変わったところでは楽器では太鼓、サクラ、トウカエデ、ナワシログミ、ネズミモチフサアカシアプラタナスピラカンサメタセコイアユーカリユリノキなど

 

   50センチ程度かなと思われる木

イチョウ、ウバメガシ、クスノキ、ゲッケイジュ、コブシ、シイ、シラカシ、タイサンボク、マツ、マテバシイヤマボウシハナミズキなど

この辺りまでが、成長が早いといえるかもしれません。

街路樹として使われるものは、だいたいが成長の早い木です。ある程度の大きさがないと見映えしないという理由もありますが、それよりも、空気のよくない場所に植えられることが多い街路樹で、成長が遅いとなると、粉塵などで枝葉や幹の色合いが悪くなるばかりか、病気になるからでしょう。

 

   30センチ程度かなと思われる木

アオキ、オリーブ、カツラ、サワラ、サンゴジュシマトネリコジューンベリースギ(W,経済林主として木材生産機能の発揮を重視する森林。効率的かつ安定的な木材資源の活用をするための適切な整備や保全がし易い木~伐採運搬加工もし易い。耐久性もある。~(日本の自然環境では杉、ヒノキ)。経済林として成木するまで40年~50年は成長の遅くはないが早くもない。

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W参考資料

news.yahoo.co.jp

引用

「かつて日本で外材と言えば南洋材だった。東南アジアや南太平洋の熱帯ジャングルから伐り出された直径2メートルを超すような大木が大量に輸入された。

 実は21世紀に入ると日本の南洋材輸入は激減して、木材需要の1割に満たず、丸太に限れば1%以下になっていた。それでも外材と言えば今も南洋材とか(樹種名である)ラワンと言われがちなのは、かつての南洋材時代のイメージが強く残るからだろう。

 

 だが、いよいよ日本の「南洋材時代」は終焉を迎えるようだ。

戦後の日本の木材需要は、外材に支えられてきた。量的には米材(アメリカ、カナダ)や北洋材(ソ連・ロシア)も少なくなかったが、目立ったのは熱帯地域から輸入される南洋材だった。

 なぜなら目を見張るような大木が多かったことのほか、単に輸入したのではなく商社など直接現地で伐採を手がけるなど日本人の関与が大きかったためではないか。

 そして1980年代後半以降、日本は熱帯雨林を壊す国として海外から強い批判を受けたのも、南洋材輸入が桁外れに多かったからである。

 

>実際に87年には、世界の木材貿易のうち丸太の約5割、製材の約1割、合板の約2割を日本が輸入していた。だから世界中の熱帯雨林破壊に関わっていると言われたのである。

 

 そして木材自給率は20%を切るまでに落ちた。日本は木材の調達を外材に頼りきっていたのだ。(現在は約38%まで回復その理由の一つに国産材による合板製造が増えたことがある。)

 

 最初の南洋材輸入はフィリピンのラワン材だった。50年代より始まったが、それを伐り尽くすと、70年代にはインドネシアとマレーシアのメランティ材に向かった。どちらもフタバガキ科の大木である。縁には鋸歯を持たない点などがカキノキの葉に似ており、カキノキの葉に瓜二つだからというものである。いずれの説にしてもカキノキと似ていることからの命名

W。引用ラワンの生育環境

ラワンは、東南アジアのフィリピンなど一年を通して暖かな地域で育つ植物です。
その生育環境のため年輪がはっきりせずプロたちのなかでは『大きな草』と呼ばれることもあります。」ウリンの森にオランウータンが生育しているので、ウリンを切ると動物保護にならない、という意見がありますが、実はウリンの森は存在せず、他の多くの樹種が混じり合った森の中にポツリポツリとウリンが生えています。 恐らく数100種類の樹種が生育する森で、商業的な価値のある数十種類の木だけを伐採するのです。

森が無くなる=砂漠化するのは、伐採ではなくW、伐採だけではなく、の間違いだろう!ただし伐採する木はまばらにしか生えていないというのは真実!下段の後代森林地帯の航空写真をみると日本の経済林杉、ヒノキの集合育成環境とは全く違ってまばらにしか生えていない、それを網上の道路を作って伐採運搬する。考えようによったらまばらに生えている巨木を選んで切り出すのだから人間の業の縮図を見ているような気もする。」前述したように、焼畑別の目的で森林を壊滅させるためです。

カリマンタンは酸性土で、農作物がなかなか育ちませんが、焼畑により、一時的に農作が可能になります。 但し数年後には元の酸性土に戻るため、焼畑は次々と場所を変え森林を破壊します。W.やっぱり地震列島に強固で強大、個別個性的な構造物を密集して作る、という無理のしわ寄せは国内だけに治まらず海外に及ぶ。建設技術の向上はもとより集合施設、住宅をもっと作り、エネルギーや素材消費をおさえなくちゃ!

今でも南洋材を十把一からげに「ラワン」と呼ぶことがあるが、このころの名残だろう。

 同時に伐採反対運動も世界的規模で盛り上がった。ボルネオ(マレーシア)の森で暮らす先住民(W。日本の林業業者と違って土地の私有権がないので伐採されても補償金しか入ってこない?)が、伐採反対を訴えて林道にバリケードを築いて抵抗した事件も頻発した。

 コンパネ(W。生コンクリートの仮枠に使用する合板パネルの通称)にもってこいの特性

大径木で歩留りがよく、年輪がないなどの特徴は合板製造に都合がよかった。節がないことから強度も強くない

インドネシアなどは、丸太輸出を禁じて製品(合板)輸出に切り換えた。自国内で加工することで産業を育成するとともに、資源的に大木は枯渇しつつあったからだ。かつては直径1~2メートルあった丸太が大量に使われていたのに、今や60センチ以下が普通になっている。あきらかに熱帯雨林から大木が減り劣化

2018年には、これまで主流だったマレーシアのサラワク州(ボルネオ)が、伐採規制に乗り出した。伐採税を17倍程度に引き揚げ、輸出割り当ても減らした。さらに南洋材の「最後の砦」と言われるパプア・ニューギニアも、昨年2月に関税を大幅に上げた。また25年に50%禁輸を行うという。これが南洋の調達を難しくし、大新合板工業の解散させる決め手になったのだろう。

 ボルネオ奥地上空。伐採のため林道が網の目に入れられ森林はズタズタになっている

ボルネオ奥地上空。伐採のため林道が網の目に入れられ森林はズタズタになっている

近年のSDGs(国連の持続可能な開発目標)の普及

南洋材の多くが合法性を疑われているので調達しづらくなったはずだ。アフリカや中南米からも輸入されているが、量的にはわずかだ。しかも、これらの地域も規制を強めている。

 下の解説 合板(ベニア板を張り合わせたものを圧縮強度強化)と生コンの仮枠に使うコンパネ(南洋材圧縮貼りあわせ加工、表面に特殊塗料。丈夫、耐用性が高い)は別物。

  ↓

 使われる合板スギやカラマツなど国産の針葉樹材を使った合板が45%を占めるまでになっている。合板は製品輸入が多い。とくに日本で使われるコンパネの9割はマレーシア産とインドネシアである。⇒W、だったら今も建設現場の型枠の9割はマレーシア産インドネシア産の混合パネル使用。1枚アッと驚く3900円~4400円(手入れして繰り返し使用するが10回ぐらいで消耗)普通のベニア板1400円ぐらい(コンパネ用に加工すると倍ぐらいする、生コンの負荷のかかる型枠には使えない(脆弱、使用回数制限)。

しかしコンパネは南洋材のものが一番いいという声は強い。平均10回程度使い回せる南洋材合板に対し、針葉樹合板は5回程度で使えなくなる。

W。上記の記述はよく考えると説明不足だが時数の関係上仕方がない。Wコンパネの9割が南洋材他の1割が針葉樹コンパネ。ということは今は負荷のかからない仮枠には針葉樹のコンパネを使っているということなのか?

 

 

  20センチ程度と思われる木

カイヅカイブキサザンカ、ドイツトウヒ、モッコク、モチノキキンモクセイ、ヒイイラギナンテンナンテン、ヤツデ

バキ、トベラ、ヒイラギモクセイ、ヒマラヤスギ、マサキ、ヤマモモ

 

  10センチ程度と思われる木

アセビイヌツゲオオムラサキツツジサツキツツジジンチョウゲ

 

5センチも伸びないと思われる木

キャラボク、タマイブキ

>「特筆すべきはキャラボクの遅さです。キャラボクはもっと見直されていい」⇒W。見たことも聞いたことのない木。

イチイ - Wikipediaの変種キャラボク(伽羅木)

引用

イチイ科イチイ属植物。またはイチイ属の植物の総称。常緑針葉樹。英語では Japanese Yew(W。発音ユゥーらしい)

秋に実る赤い実(仮種皮)は、食用にできる。生長が遅く年輪が詰まった良材となり、弓の材としてもよく知られる。

和名イチイは、神官が使うがイチイの材から作られたことから、仁徳天皇がこの樹に正一位を授けたので「イチイ」の名が出たとされている。⇒W。弓の材料であったことからも眉唾ものではなさそうだが。

笏 - Wikipedia

>笏(しゃく)とは、日本において束帯の着用の際、右手に持つ細長い板である。

引用

中国発祥と言われるが同様の物は 紀元前 古代ペルシャ アフラ・マズダー(右)より王権の象徴を授受されるサーサーン朝のアルダシール1世(左)のレリーフ(ナクシェ・ロスタム)や壁画等で数々見られる。

中国では官人備忘として書きつけをするためのであったとされている。

6世紀に中国から伝来し、日本では初めは、朝廷の公事を行うときに、備忘のため式次第を笏紙(しゃくがみ/しゃくし)というに書いて笏の裏に貼って用いていた

>後に、重要な儀式神事に際し、持つ人の威儀を正すために持つようになった。

右手に笏を持つ平清盛の石像

キャラボク(伽羅木) - 庭木図鑑 植木ペディア

イチイの変種であり幹が直立せず横に広がる

キャラボクとイチイ,違い,見分け

キャラボクの新芽,画像,きゃらぼく

見たことがあるような無いような

おばな,オバナ

キャラボクは成長が遅く、手入れしやすいため垣根や・・・

キャラボクの生垣

こんな感じに剪定して育てる。W植木屋さんをいつも呼んでいるような庭でないとここまで手入れするのは無理。

キャラボク,庭木図鑑

W。一般的にイヌマキで代替えしているように思う。実が食べられる。旨い!

青い実の時は毒性がある、とは知らなかったが普通は苦くて食べられない

イヌマキ(槇の木)の花言葉と育て方|実の特徴や剪定の方法は? - HORTI 〜ホルティ〜 by GreenSnap

W。実は食べられる。旨い!グミよりやや小さい。ほんのり甘くて渋みは無い。熟れた実はブルーベリーのような色。雌の木に実がなり実は点在している。

青い実の時は毒性がある、とは知らなかったが普通は苦くて食べない。

伊王島で見た熟したイヌマキの実の写真

W.植木屋さんの小まめな手入れが必要。ここまでは無理。

せいかつ緑化計画【様ざまな仕立てで楽しむ「イヌマキ」】 – お庭から始まる豊かなグリーンライフ「庭サポ」

こうしてしみじみ振り返ると、伝統的な和風の庭に使われるのは成長の遅い樹種です。伝統的な庭では風景が変わらない(変わりにくい)のが良しとされているからです。

 

花や実を楽しみたいという世間の趣向とはややかけ離れますが、こうした伝統的な庭木を風景の基本にした~~」

花もキレイで、沢山の実をつけますす
機会があれば、ぜひ見て下さい。