反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

小沢氏強制起訴の第五検察審査会の審査員選定は事務局の恣意的手作業による候補者名簿作成の段階で事実上決定。くじ引きソフトは無作為、公平の最後の偽装に使われているだけ。

 昨日に引き継続き、今日も小沢氏の尋問が行われているはずである。
今日は小沢さんを2度目の全員一致の議決で強制起訴した検察審査会を巡る、古くて新しい疑惑、若過ぎる平均年齢について調べてみた。
 
 いつもの事なのだが、今日は睡眠不足が重なり、特別に頭がボッーとしており、調べていくうちに記事を書く集中力が薄れてきた。時間不足もあり、大雑把なことしか書けない。
 
 ただ、例のくじ引きソフトについて入念に調べていくうちに、小沢さんを起訴相当とした審査員の余りにも若過ぎる平均年齢の謎が解けてきた。
  
 最初の発表された平均年齢30、7歳に疑惑が持ち上がると検察審査会事務局の発表は二回発表のやり直しをしている。それでも通常の審査会の平均年齢をズット下回っている。くじ引きソフトで選出している、と云う公表にもかかわらず、平均年齢を自動的に算出できず、電卓をたたいているという。
 
 まず、東京第五検察審査会事務局が、若者たちを意図的に選出した、動機、目的をハッキリさせねばならぬ。ソフト機能を具体的に云々するのはそのあとである。
 通常の検察審査会の平均年齢は42歳ほどで日本人の平均年齢からすると妥当なモノである。
 
 第五検察審査会の平均年齢が特別若くなっているのは、社会経験の薄い若者たちの方が、マインドコントロールにかけやすいからだ。特に今の若者は、以前と比べて、素直に育てられていて、権威に弱い特徴がある事も知っている。特捜検事の捜査資料の説明や補助弁護士の勝手な言い分に左右されやすい。
 
 >第五検察審査会の政治目的は満場一致の起訴相当の議決を2回繰り返し事である。
 
 異論を唱えてたり、強固な反対者が出現してはならない。また後々、第五審査会の審議の中身を暴露する様なモノはご法度である。今の若者を意図的に選んでおけば、そのリスクは回避できる。
 
 >なおこの際に云っておくと、小沢さんを強制起訴した東京第五検察審査会はダメだが、兵庫県明石歩道橋事件やJR西日本脱線事故で警察幹部や社長を議決起訴した検察審査会はOKと云う意見は間違っている。
 
 法に照らして検察が起訴できなかった案件は、それで打ち止めにしなければならない。
 
 何かと裁判所に判断を仰ぎ、成敗してもらおうとする姿勢が本質的に現権力の容認に繋がっていく。
共産党が小沢さんへの特捜検察の政治弾圧にもろ手を挙げて賛成し、小沢追求なるモノの急先鋒になっている一つの原因はここにもある。
 身に寸鉄を帯びるという言葉がある。
 
>>さて、おみくじソフト。
 
 この手のモノを一番頻繁に使っている処を知っていますか?
 
 JRA中央競馬会だ。
 
 毎週施行されている重賞レースの枠順選定に、このソフトを使っている。
 
 年間を通じたら大変な使用回数になるが、JRAはコンピューターで公正にやっていますとうそぶいている。
コレをやる前の大レースでは、商店街のおみくじのガラガラポンを公開で回して枠順が決定していた。
 
 コンピ導入の目的はこのソフトを使った枠順決定で興業としての競馬を盛り上げる。スターホース、スター騎手には走り易い枠順を与える。
 
 予想行為を難解にして、ファンの馬券購入点数を増やさせ、売り上げを伸ばす。
どちらにしても目的は売り上げを伸ばす事、とハッキリしている。
 
 カラクリは簡単だろう、予め、手作業で枠順を入力できる、おみくじソフトを使う。最終段階のおみくじは形だけ。
 
>>JRAのあまりに臨機応変なおみくじソフトを使った枠順設定を慣れ親しんでいる立場から、東京第五検察審査会のおみくじソフト利用を見ると、同じようなおみくじソフトが、使われていると解る。
 
 実際におみくじ機能を作動させるのは、おみくじソフトを画面を使って、手作業による恣意的な候補者名簿の作成が完成した後である。
 
 おみくじ機能そのものは、こうして無作為、公平にやって云いますよ、と云う最後の段階の偽装工作に動員されているだけだ。
 
 おみくじソフトにはその程度の利用価値しかないから、平均年齢算出に電卓をたたくのは、ほとんど手作業恣意的な候補者名簿の絞り込みの、延長線上の作業として、普段から、当たり前にやっているから、ボロが出てしまった、とみる。
 頭隠して尻隠さずだ。
 
 1)選挙管理委員会から送られてきたCD、フロッピー入力の100人程度の選挙人名簿をおみくじソフトに入力する。
   ここまでは、自動的作業。
 
 2)それから先は、おみくじソフトに取り込んだパソコンの画面に映った名簿を見ながら、パソコンを操作して
名簿を絞り込んで11人を選定していくが、ここからは自動作業でなく、手作業そのもの。
 
 欠格(高年齢者など)前科、などの排除事項で除外。
 
 辞退申し出も特定するする必要がある。裁判員裁判の辞退率52%だから、検察審査会もその程度になる。
 
 3)普通の検察審査会だと、ここまでの作業でおみくじソフトを作動させて選定する。
 
>しかし、辞退率の高さや、審査員の質の確保、補助要員の選定などを細かい事情を勘案すると、
選挙管理委員会から送られきて、おみくじソフトした名簿以外の選挙人名簿から事務局員がおみくじソフトに取り込むことも、しばしば行われていたのじゃないか。
 
  ただし、年齢制限と云う大きな排除要因がないから、ほぼ日本人の平均年齢近くに落ち着く。
 
 4)第五審査会は若者を選定したいという目的を持っている。
 
 そうすると、選管から送られてきたCDに基づくおみくじソフト内に取り込んだ名簿から欠損事項に該当するヒト、年齢による不可、辞退者を差し引く、また追加、補助要員も若者でなければならない、としたら、とてもじゃないが、おみくじソフトをそのまま作動することはできない。
 
 >簿外の若者を選挙人名簿から、おみくじソフトに取り込んでおく必要がある。
 
 >>>おみくじソフトの簡単な仕様書を見ると、パソコン画面に名簿欄が映し出され、抽選適応外をクリックすると自動的にマークが入り、抽選されない。勿論、消去も可能。
 
 >そうすると、すでにパソコン画面に映ったおみくじソフトからは、抽選適応外の人は省かれ、厳選されたヒトが残っている。
 
 5)それでパソコン画面のおみくじソフトを作動して無作為、公平な抽選の装いとする。
 
>おみくじソフトは、手作業の作業台帳であり、最終的な無作為、公平を装う、道具に過ぎない。
追加要員があれば、手作業で書き込める。
 
>>パソコン操作そのものは単純な作業だが、辞退者を確認したり、簿外から要員を取り込んだりの、事務作業に手間が多少かかる。
 
>それにしては富士ソフトからの6000万円の納入費用は高過ぎる?
そこまでは解らない。
 
>>ま、要するに中央委競馬会が毎週やっている事を大掛かり、偶にやっているに過ぎない。
 
ソフトそのものは、単純極まりないと想うが。おみくじ操作の前に融通が効く作業ができるように仕組まれている
 
が、コレも簡単なおみくじソフトの機能に付随している。
 
>>森ゆう子議員が拘っている、発注書にある自動平均年齢計算機能は納入品には取り払われているのじゃないかな。だから機能結果報告書はだせなかった。
 
>>西暦1600年と記された名簿にPCがフリーズしたとの保守業者の報告は、選管から送られてきた名簿外のヒトの情報をおみくじソフトに手動で入力しているので間違いが起こった。
 
>>ソフト作製業者を呼べないのは、追及されると発注書と実際に納品されている現物の違いが明らかになるからだろう。