反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

近日中に、笹井記者会見が【東京で開かれる】。今後の展開の予想。猶予期間はたっぷりあった。関係者と口裏を合わせて練り上げられたのが【グレイ、ターントゥー、ブラック戦略】!?

 直近にWACWACのメモッタた一文を修正してこの際、提出しておく。
今後の展開の予想行為の観点で記された。
 
 なお、最後尾の<追記>で小保方研究不正事件のアウトライン及び笹井の会見前の「ES細胞では塊はできない」(小保方が大発見記者会見で示していたスクリーン上の青く光る細胞)というけん制はこの解説よって説得力を持って説明されている。 長文であるが、短編科学推理小説の趣のある秀作!

 近日中に、笹井記者会見が【東京で開かれる】。ここまで十分な準備期間があった。
今後の布石を目論んで関係方面との綿密な口裏合わせが行われたものと見る。
記者会見は科学的真相の究明の場にはならず、小保方記者会見の輪をかけた先のことを見通しての政治記者会見の如くなるだろう。
 
 キーポイントは小保方単独犯行説→トカゲの尻尾きりをあからさまに行うと
論理的帰結として、自らの管理者責任が厳しく問われる
 
 さらに理研の体質、トップレベルの責任追求まで波及する恐れがある
それではアベ成長戦略に基づく、特定研究法人指定、1000億円補助金、1億円研究者創出などの政府、官僚ー理研の画策は将来的に吹っ飛んでしまう。
そこで練り上げられたのがグレイ、ターントゥー、ブラック戦略!?
 
 理研ー小保方は論文瑕疵があったけれども、研究室で何か大発見を実現しようとしていた、と上司として追認する。(この説明の為に笹井のコレまでの研究者としての知識が総増員される。小保方記者会見と比較して楽しむのも一考かと。専門家には専門家を対決させなければ、丸め込まれる可能性が強い)
それは世論が指摘するような単純なものではないので、早急に結論をだすべきものでなく、今後、1年をめどに真摯に実験検証していく。
 
 日本国民の政治がらみの事案に対する鶏並みの記憶力に賭けるという訳だ。
理研の結果発表する1年後には小保方ーSTAP細胞?エッ何だっけというのが大方の実情である。
 
 そこで理研は1年に渡り責任を持って検証した結果、STAP現象~云々で素人には理解しがたい説明をするのだが、専門家の解りやすい解説によれば、要点はSTAP細胞は存在していなかった、と。
そのころには既にほとぼりは冷め切って、不感症状態であった。
 
 一方、小保方側にとっても、敗訴確実な事案なので、そのころまで条件闘争を裁判の場で継続しているメリットは何ら見出せない。
 
 そもそも、親に財力の在る小保方側の狙いは早急な懲戒解雇によって、世論から一方的に悪者に仕立て上げられ、彼女の将来に決定的なダメージを受けることを回避することであり、ことさら研究成果の正しさを主張して、それ以上、踏む込み、問題を泥沼化するつもりは無い。
そこで裏取引で和解金ということも想定のうちである。
コレが小保方側の対理研条件闘争の中身である。
 
 他方理研側も小保方事案をあくまでも論文瑕疵の範囲で収め、上記したようにSTAP細胞の闇の中に問題を有耶無耶にする戦略を取らざる得ないから、小保方単独犯行説であからさまにトカゲに尻尾きりはできないから、結果的な印象としては、小保方の研究者としてのトータルな疑惑を覆い隠したような状態になる
 
*したがって、既に小保方記者会見の時点でSTAP細胞という科学的領域を主戦場とする問題は当事者どものつごうによって(結論大枠は既に出ている)が付いている)、政治問題に拡張され、次の笹井記者会見によって、その方向は決定付けられるものと考える。
 
おそらく現役の研究者は沈黙していくのではないか。
何しろ遺跡捏造事件のような決定的証拠に基づく本人の供述が無い。
また、現役研究者たちの研究費確保の世知辛い問題もある。
科学者たちだけに正義感、公平性を求めてはいけない。

  上司の笹井の記者会見では既に今までの事態で管理者としての余りにも不適正はハッキリしているので、会見の質問の要点を小保方研究室の研究環境が適正に保たれていたのか、そのリアルな状況追求に絞ってもらいたい。
STAP論争を仕掛けても煙に巻かれてしまうのではないか。
 
小保方記者会見も大局的に見ると理研側との弁護士ペースの条件闘争の布石として巧妙な世論誘導がなされているのだから、笹井の場合は小保方の出方を踏まえて、問題点をSTAP細胞在る無しの闇にすり替えようとするものと想われる。
 
 というのは、笹井の立場からすれば向こう1年程度を視野にSTAP細胞は現存していなければ、己の過去の研究者としても名誉と現状と将来の地位に大きな傷が付くわけで、落としどころは、小保方が研究室で何か重大な発見にたどり着きつつあった程度には、なんとしても収めなければならないからだ
*(最近では【現象】(小保方記者会見発言)或いは仮説(共著者・丹羽氏が疑惑後初会見→「STAPは一つの仮説」と逃げを打っているようである。
 
 そのために、たっぷりのモラトリアム期間はあったわけで、研究者としての今までの経験知恵、知識を総動員してくるものと想われる
 
 だから、記者会見前の布石というか、観測気球、そして牽制球の意味を込めて
「STAP細胞実験にES細胞の混入とするのは机上の意見である」などという見解を予め公表しているわけだ
(難波先生によれば、
1)博士論文の段階
2010年に出た黒田論文(黒田康勝・東北大学大学院助教)にある、ヒトの骨髄や皮膚の細胞から誘導される多能性幹細胞『Muse細胞』(※注)の追試をやっていたようだ。
 
2)しかし、追試だけでは話題にならないので、『完全に体細胞になったものでも同じことができる』と主張した。
 
3)理研に移ってから、それが『分化しきった体細胞がリセットされてSTAP細胞という万能細胞になる』という論文に化けた。もとは黒田論文の真似なのです。
 
*Wはこの解説から以前のSTAP細胞実験=実はES細胞混入論を捨てて、多能性幹細胞『Muse細胞』が
『分化しきった体細胞がリセットされてSTAP細胞という万能細胞になる、という誤魔化し論に転向したが、そのごまかしのテクニックは良くわからない
 
 要するに、小保方の実験環境がSTAP現象実証に、適正に保たれていたのかどうかが焦点になる。
 
1)博士論文の段階の能性幹細胞『Muse細胞』(※注)の追試→2)完全に体細胞になったものでも同じことができる』→3)
『分化しきった体細胞がリセットされてSTAP細胞という万能細胞になる』というあり得ない仮説を実験工程であたかも存在するかのように、見せかけるリアルな犯行手口が、わからないのである。
 
*結局、STAP細胞、ES細胞、多能性幹細胞『Muse細胞』は見分けが付かないという核心に行きつく。
煎じ詰めると、誰もまだSTAP細胞を見たものがいない、特性もわからないから、比較して区別できない。
この世にないものをあるとする実験は、うそをつくならできるだけ大きなウソをつけば、うその全体像はわからなくなるの類である。
 
 であれば、論文の瑕疵などということは、大嘘の証拠がないから追求できないから、限定的に証拠のある問題点に絞って持ち出されているわけで、疑惑の本線はSTAP細胞研究不正事件でなければならない。
大嘘を解っていてやっていた、としなければならない。
実情に即していえば、元からの科学の世界ではあり得ないことを信じ込んだ結果、それを実証する最適手段を選んだ。
カルトの領域の信者の行為である。
 
しかし、物証と供述が無い。
 
結果として、1年間の実証事件の結果を待つという、枠内に収束していくが、この事案の真の被害者は誰なのか?何処から何処にカネが流れているのか、を見極めると解りきった話である。

     難波先生本文に戻る
 このコンセプトを小保方さんと理研のどちらが主導したかはわからないが、理研としては特定法人指定を得るための有力な目玉が必要だったのでしょう。
“魚心あれば水心”で、小保方さんの自己顕示欲と理研の思惑が合致したということ。
ネイチャーにこの論文が掲載された経緯には、共著者に著名研究者が名を連ねていたことが大きいと思う。
それらがすべて裏目に出て、世界の科学史に汚点を残すような大事件が起きたのに、彼女ひとりに責任を負わせるのか?
 【※注】もともと細胞内にわずかに存在し、皮膚や筋肉、肝臓などのさまざまな細胞に分化できる幹細胞。2010年に東北大学の出澤真理教授が発見し、藤吉好則教授が命名した。

 逆に言えば、この点がもっとも彼の気にするところであり、「研究者のしての今までの経験知恵、知識を総動員」して否定しなければならないキーポインとである。
 ES細胞混入は誰も見たものがいない、証拠が無いコレを梃子STAP細胞現象成るものを、言葉!!で印象付けようというのが、笹井の記者会見の本線である。
ま、コレ事態は彼が今までの人生で経験したこの無い分野の仕事ではある。
 
 他方、マスコミ側の過半、特にテレビ、スポーツ新聞、一部ネットを中心に、この騒ぎが商売になる時点まで、灰色の雲の状態で漂っていることが理想系なのである
 
 小保方記者会見の呆けた質問からも解るように報道の40%程度はこの思惑で動くものと想われる。
そして彼の記者会見の巧妙な言説?に惑わされたり、動揺したりするヒトが小保方記者会見にプラスして増えていく。
 
 もとより、騒動発生の度に躍り出てくる何でもかんでも国家と民族の観点に収斂しなければ落ち着かない、ニッポン、チャチャ系のヒトはやっと勢いづき一時の「安心」を得るわけだ。
 
 かくして真相探求派の%は笹井記者会見後には大きく減少しているはずであり、コレが日本なのだ。
歴史的な推移に晒された日本に貫徹する鉄の法則、締め上げる万力なのだ。
 
 まさしくこの混沌状態の世論創出によって、今回の事態を小保方の身分の条件闘争とSTAP細胞在る無しのグレーゾーンのさらなる拡張から、日本人特有の鶏並みに記憶力を利用して、闇に葬り去ろうと企画しているのである。
 
 そうすれば政府予算→理研のカネの流れもスムーズにいって、理研は再び小保方的人物を許容するヒトモノカネの器となり、サークル内は丸く収まる。
 
 小保方は、どの道、この手の事件を起していたであろう人物構成なので、彼女のためにもこの程度で済んでよかったとしなければならないが、理研のような環境が増幅させた運の悪さも在る。
 
 理研ー小保方は同じ穴の狢同士なのである。
ニッポン、悲喜劇の一幕ではあった。
 
いい加減な人物が大手を振ってスイスイとまかり通る世の中になってきた
 
この傾向がますます増進するのが日本格差社会のリアルな展望では在る。
 
竹中平蔵は日本の将来は超、格差社会、としている。
その主導者はこのような見通しを持っている。
アッという間。
2020年東京オリンピック開催の時代は日本は今より大きく様変わりしているだろう。
もっとも、オリンピックが正常に開催されることが前提である。
 
    
                  <追記>
  WACWACは小保方のの犯行の手口がリアルに解らないと本文中に記した。
下記にのその手口がリアルに書かれている。この説明は難波先生のミューズ細胞説の観点からすると、『小保方晴子が200回成功したと言っているのは、このOct4-GFP発現」実験はミューズ細胞で行われたと、素人としては解釈したらいいのか?やはり、知識不足で詰め切れない。
クライマックスに盛り上げていく迫力は短編、科学推理小説の如し!
推理の本線は承知(やはり、小保方が記者会見で、完全黙秘した、若山との細胞すり替え問題が犯行の手口を解く鍵だったのか!)したが、細部に疑問がある。Oct4-GFP発現の証拠程度(あの大発見プレゼンの絵で示していた発光)で周囲を騙せるのかなぁ~。
   
       【リード部分】
 小保方晴子が200回成功したと言っているのは、このOct4-GFP発現のことだ。
これ以外に、あの期間に200回以上できる実験はない
そして、この点に関してだけは、僕は彼女は正直であった、と信じている。
 小保方晴子はOct4-GFP発現を観察して、STAP細胞ができたと思い込んだ。
PhDを持っておらず、細胞生物学に詳しくない、基本的には医者のハーバード大のバカンティ教授も、これでSTAP細胞ができたと思った。
この有望な実験結果に、共同研究者たちは彼女に称賛を送った。
しかし、これは見せかけの発光である。実際に、iPS細胞のように初期化が起こったわけではない。
これは万能細胞ではないから、テラトーマはできないし、キメラマウスもできない
2014年04月10日 03:00  詳しくはリンクへ。推理を丁寧につめている。
 
          上記の核心部分
STAP細胞は単なる仮説のひとつに戻った、アゴラ、2014年4月3日
 ここで僕が問題にしているのは、小保方晴子が今回のNature論文を書くに当たって、STAP細胞作製実験で悪意の捏造をしたのかどうか、ということだ。そして、僕の意見ははっきりとイエスである。
 
STAP細胞は200回以上作製に成功しており、真実です」 ニコ動、七尾の挑発によって引き出した記者会見の数少ない小保方真相発言。
WACWACは記事で七尾を絶賛した。が、悲しいことにそこまでであった!科学的知識がなく、あの質問の真の偉大さを理解できなかった。藤沢数希は「200回以上作成に成功」の小保方発言から直感した!

 小保方晴子が200回以上もSTAP細胞の作製に成功した、と自信を持って何度も答えたのだ
これは単なる言い間違えではないし、勢い余って、というものでもない。
実際に、何らかの事実の裏付けがあるはずだ。
僕は、そのことを考えたときに、いままで点だった多くの証拠が一気に線になり、全てがつながっていくように感じた。そして、すべての謎が解けたことを確信した。
 STAP細胞ができた、ということは何らかの方法で細胞が万能性(=各体細胞に分化できる能力)を持ったことを確かめる必要がある。ここでそれらの方法は全てNature論文に書いてある。以下の3種類の実験だ。

1. Oct4-GFPの発現
2. テラトーマ

3. キメラマウス
2・テラトーマ(奇形腫瘍)実験と3・キメラマウス(奇形マウス)への万能細胞注入は万能細胞の証拠、証明
ここで2のテラトーマと3のキメラマウスに関しては、僕のブログで詳しく解説したので読んで頂きたい。
 
*テラトーマの実験とは、マウスの皮下に万能細胞を注入すると、それは様々な組織に無秩序に分化するため、ある種の奇形腫ができる。これが細胞が万能性を獲得したひとつの有力な証拠になる。
 
*キメラマウスは、別のマウスの初期の胚に、調べたい万能細胞を注入して、マウスの成体を作ることである。これは一卵性双生児の反対で、ひとつの体に両親が二組いる成体ができる。
注入した細胞が、確かに様々な組織になっていることが直接確かめられるので、万能性を証明する強固な証拠となる。
*そこで、1のOct4-GFPの発現に関しては、それほど今回の捏造事件で重要ではなかったので解説してこなかったのだが、会見を見て、小保方晴子の一連の捏造を読み解く鍵がこれにあることに、僕は気づいた
*というのも、200回ということは、1週間毎に成功したしても、4年もかかるのだ!
テラトーマを作るのもキメラマウスを作るのも数週間かかる。
ちなみにテラトーマは小保方晴子自身の実験だが、
(W。記者会見の書き起こしではテラトーマ作成は苦手なので若山に任せたといっている、が肝心なところを隠すためのウソだったのか)
キメラマウスは若山氏が小保方晴子から受け取ったSTAP細胞を使って実験している。
ところが、Oct4-GFPの発現のチェックはすぐにできるのだ。
*つまり、彼女が「実験成功」と言っているのは、このOct4-GFPの実験のこと以外にありえないのである
 
   【それではOct4-GFPの発現とは何かを簡単に説明しよう】 W。強調部分だけを読めば良い
遺伝子とは我々の体の設計図であり、驚くことに一つひとつの細胞が完全な設計図を持っている。
しかし、多くの遺伝子が何もしておらず、実際に働いているのはその一部だけだ。
遺伝子が働くとはどういうことなのか?
それは具体的には様々な種類のタンパク質やRNAを合成していくことなのだ。こうして実際に遺伝子の情報が細胞における構造や機能に変換されることを「発現」という。
【Oct4とは幹細胞の自己複製と密接に関連しているタンパク質→万能細胞であることの必要条件のひとつになる
Oct4とは幹細胞の自己複製と密接に関連しているタンパク質である。ちなみに、iPS細胞でノーベル賞を受賞した山中伸弥教授は、Oct4など4種類のタンパク質を合成する遺伝子(ヤマナカファクターと呼ばれている)をすでに分化した体細胞に注入して初期化することにより万能細胞を作り出しているのだ。Oct4発現とは、細胞内にこのタンパク質ができていることを示し、それは万能細胞であることの必要条件のひとつになる。
 【それでは、どうやってOct4ができていることを確かめるのか?】W。この部分もマーカーを辿るだけでよい。
緑色蛍光タンパク質(Green Fluorescent Protein, GFP)を上手くマーカーとして利用することにより、細胞内の特定のタンパク質や遺伝子の動きをリアルタイムで観測できるようになった。
今回のSTAP細胞の研究では、遺伝子操作をしておき、
 Oct4が作られると同時にGFPもできて光るようにしたマウスが使われるのである。これがOct4-GFP発現だ。
まだ、世界中が称賛していたときの小保方晴子のプレゼンテーションに頻繁に出てきたあの緑色の光る細胞だ!

そして、こうした遺伝子操作されたマウスの体細胞を酸に30分ほど晒すと、実際に多くの細胞が光り出すのである
 
『これは死にかけの細胞の自然発光だったり、実際に酸で晒してストレスを与えると、
初期化されたわけではないが
Oct4-GFPの発現が観測されることがよくあるのだ

たとえば、先日、香港の研究者が掲示板にバカンティのレシピに従ったらSTAP細胞の兆候が見えたと報告して、後に訂正したのはこの現象である。
世界中の研究所で試みられたSTAP細胞再現実験もここまでは行っている。W.ナルホド!
丹羽氏らが理研小保方晴子とは独立にやっているSTAP細胞再現実験もOct4-GFP発現は確認している
STAP細胞「成功」、一転撤回 香港の研究者、朝日新聞、2014年4月3日
そして、小保方晴子が200回成功したと言っているのは、このOct4-GFP発現のことだ
これ以外に、あの期間に200回以上できる実験はない。
そして、この点に関してだけは、僕は彼女は正直であった、と信じている

小保方晴子はOct4-GFP発現を観察して、STAP細胞ができたと思い込んだ。
 
 PhDを持っておらず、細胞生物学に詳しくない、基本的には医者のハーバード大のバカンティ教授も、これでSTAP細胞ができたと思った。
この有望な実験結果に、共同研究者たちは彼女に称賛を送った。しかし、これは見せかけの発光である
 
 実際に、iPS細胞のように初期化が起こったわけではない
これは万能細胞ではないから、テラトーマはできないし、キメラマウスもできない。
 
小保方晴子STAP細胞らしきものを発見したころは、まだ若山研に所属していた。
ちなみに、このSTAP細胞研究の芽が出始めたことがきっかけとなり、小保方晴子は発生・再生科学総合研究センター副センター長の笹井氏に、教授並の給料と豊富な研究資金を自由に使えるユニットリーダーのポジションに抜擢されるのである。
 
                -以上、ここまでは犯行ではないー
WACWAC。
*笹井がES細胞では、細胞の塊になることはないと、記者会見前にけん制している意味がコレで初めて解った。
小保方晴子が200回成功したと言っているのは、このOct4-GFP発現の見せかけの発光で、ここまでのSTAP細胞研究は既に行われている。
『世界中の研究所で試みられたSTAP細胞再現実験もここまでは行っている。W.ナルホド!』

 こうなると周りの期待に答えて、エリート研究者だけに与えられるポジションを正当化するため、彼女に多くのプレッシャーがかかっただろう。
*あのOct4-GFP発現は、じつは細胞の初期化ではない、ということを今更言えない、と思った。
いや、言いたくない。
*そして、小さな嘘が次の嘘を生み出し、その嘘がまた別の嘘を生む、という彼女の暴走がはじまったのだ
さて、この見せ掛けのSTAP細胞ではテラトーマはできない。しかし、彼女はES細胞を頻繁に使う若山研に最初は所属していたし、それ以後も若山研と共同研究をしている。
ここでES細胞を使ったトリックでテラトーマを作ったのか?
フッフッフ、そう思った読者はまだ彼女のことをよく理解していないようだね

彼女の博士論文や今回のNature論文以外の論文にも様々な剽窃や企業サイトや他の論文の画像の流用が見つかっている。
小保方晴子のSTAP細胞論文の疑惑、11jigen
ES細胞を使ったそんなめんどくさい実験を彼女がするかって
 テラトーマは彼女がひとりでやる実験だ。
答えはもちろんノー、ノー。
 彼女は、博士論文の中で使ったテラトーマの画像をスキャンして、画像処理ソフトで加工した後に、Nature論文に載せたのだ。
(W.なぜ?博士論文にテラトーマ画像が載っているの?コレも何処かからのコピー?或いはES細胞、ミューズ細胞の実験の結果得られたものか?面倒なことはやらないヒトだからコレも何処からかのコピー画像?
これが今回の理研の調査委員会で、捏造と判定された画像のひとつだ

 しかし、彼女はキメラマウスを作れない。
おそらく笹井氏にキメラマウスも作成するように指示され、若山氏が協力するように要請されたのだ。
ここで彼女は、STAP細胞(W。元々存在していないからすり替える、というよりもSTAP細胞と偽ってきたものを万能細胞でないので、キメラマウスは絶対に作れないとわかっていたからES細胞を渡す)をES細胞にすり替えて若山氏に渡すというマジックを披露したというわけだ。

若山氏が一連の小保方晴子のおかしなデータに気がついたあとに、自身が受け取ったSTAP細胞を第三者機関に送付して遺伝子解析をした。
その結果、驚くべきことが判明したのだ。
それはSTAP細胞を作ったとされるマウスのものではなく、ES細胞を作るためによく利用されるマウスのものだったのだ!

小保方晴子のSTAP細胞Nature論文と捏造問題の詳細 その3 テラトーマの画像使い回しとキメラマウスを作った若山さんの疑惑、2014年3月31日
これだけのことが全て偶然のケアレスミスで起こるのか?
ありえない。
小保方晴子、犯人はお前だ!

弁護士を雇って巧みな印象操作で、マスコミや一般大衆は騙せても、僕たちは騙せない。
科学研究の歴史を愚弄し、まじめに日夜研究に励んでいる研究者たち、そして研究を続けたくてもポジションが得られずにあきらめていって元研究者たちの科学への思いや努力を踏みにじった罪は必ず償ってもらう。絶対に。