反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

理研ー小保方騒動は科学界にあってはならない、事態を招来している。

  理研の笹井氏がなくなった。自死だった、らしい。詳しいことは知らないし、知るつもりもない。モット何とかならなかったのか。合掌。
理研ー小保方騒動の核心であるSTAP細胞大発見なるもののトリックの根幹は今や明々白々となっている。
小保方晴子の増殖剤浮遊要状態によるES細胞すり替
→テラトーマ、キメラ胎児を担当する若山はこの特殊条件ではなかなか、ESすり替えの小保方の期待する結果が胚盤胞に出現しない。
→*腕利きの若山の浮遊状態で手渡されたES幹細胞固定化に技法修正。
→*若山担当のSTAP細胞テラトーマから、胎児が蛍光。
→ES細胞を手渡し続けて来たのに不成功に落胆していた単純、詐欺師の小保方は狂喜する
→*以降、連続して蛍光するキメラ胎児にそれまで不信感を抱えながら自分をごまかし続けて実験に参加していた若山納得。
→*STAP細胞実存の大発見
 
→*誰かが【胎盤も光っているように見える】といった
 
→そこまで言われると、若山は納得できない、
→小保方は胎盤蛍光を標本にして若山説得を試みるも、若山説得できず。
 
→若山山梨大転出→竹市センター長の指示もあって、笹井本格介入し、胎盤胎児の両方に初期化する万能細胞F1細胞の実現という理論構想を提示し、ネイチャー側の意向も受けて、小保方にその方向で、DNA解析機による資料作成指示【この時点で既に笹井は不正研究の全貌をほぼ掌握していた】
=当たり前、肝心のリンパ球受容体の再構成が実現していない。脾臓のリンパ球(免疫特殊細胞、塩基配列は特殊)から、STAP万能細胞を作成するという意味は無くなる。
この点は医師笹井は熟知。只の実験助手の域を出ない小保方無知。
 
→*指示をうけて小保方は当然のように、栄養細胞TS細胞とES細胞を混ぜてDNA解析装置にかける
*→胎児にも胎盤にもなるF1細胞大発見!!のネイチャー論文資料完成。

             その後の顛末は承知の通り。
したがって、トリックの種はコケ脅かし説明方のネイチャ論文に比して、極めて単純。
>しかしながら、この単純な不正研究詐欺事件の実態を関係者がどの時点で、何処まで知っていたかということは、グレイゾーンの中にあった。
 
終結論は証拠はないが、途中から告発者に転じた若山、を含め、論文主導者笹井、共著者であり、現在のSTAP検証実験の責任者である丹羽までは事態を把握していた、とみていた。センター長、竹市もほぼ同じ立場。
 
あからさまに言わないが理研当該センター解体を言う科学者たちの認識もほぼ上記のような構造は把握しての解体するしかないという結論。
実証を不可欠なものとする科学者のこういった、思い切った政治的発言の意味は重い!専門家として科学に反する、よほどのことは組織的に行われていたとの判断があるのだろう。

     >次に笹井氏を自死にまで至らしめたモット大きな背景を数点、列記する。
)STAP細胞研究はアメリカの非科学的原理主義に回帰する社会風潮の科学研究世界への反映であり、一種のトレンドである。荒唐無稽に想われるような部分を含んだ科学論文はアメリカ発の風潮である。
STAP細胞研究は、そういった風潮に乗ったものであった。
 
2)バカンティは科学界のジャパンハンドラーの一人であると想われ、日本の同調者と呼応して、
特定国立科学研究団体に指定予定の理研を標的にしていた。この辺の事情は対象が科学研究組織なので、政治目的は明確ではなく、只標的にしていたとしておく。
 
3)上記に挙げたここと関連して、理研内部から、そうした動きに目的意識的に呼応すると特定人物がいたものと想われる
 笹井氏の政治思想は記者会見直前の騒動の最中に毎日新聞に寄せたメールを見る限り、科学者の範疇を越えた急進的国粋主義的政治判断の立場から日米科学者合従連衡のようなものを展望しているといわれておかしくはない偏ったものであった。
野依理事長はもとより、急進的な新自由主義者である。
 
4)小保方が何某かの不正研究の現場を支えている事実は、共著者は全て承知してネイチャ論文の共著者に名前を連ねたものと想われる。
問題は各人の現場実行者の小保方との関わる具合である。
 
>A)笹井氏は全貌を知っていて、胎盤胎児なるF1細胞のDNA解析資料を指示したと想われる。
どうしてそういう非科学世界に足を踏みいえたかといえば、生前に彼が抱いた科学と政治を直結する現実にそぐわない政治思想のためである。
 
>B)若山氏も途中離脱したが、小保方不正研究実行の実体は知っていたと想われる。
が、知りたくなかったのである。敢えて目を塞いで、若い研究者の教育のためとする綺麗ごとで自分を誤魔化す術使っていた。大人の世渡り術である。
 
>C)丹羽、竹市なども、小保方不正研究は承知していたと想われる。
丹羽のSTAP細胞実証実験に臨む前の記者会見の表情は異常で、人間が無理な嘘をついている独特の状態を隠せないもの、とみる。心のうちが直ぐ顔に出る御人である。
 
5)STAP細胞大発見は子供じみた嘘の上に嘘を積み重ねたものであり、当該関係者にとっても当然自意識に範疇にあり、それを承知で付き進んだ組織的な不正研究といわざるえない
 
6)それら企みを底から支持していたのは、安部政権と日米に渡る秘密保護法に守られた情報ネットワークである。だからこそ、科学界にあってはならない、こういう事態が招来しているのである。
 
これ以上、痛ましい事態、無理を重ねる事態を回避する決断を望む。
1年も検証実験を続けて、解りやすく云えば、なんだか光っているみたいだ、などという着地点を得たろころで、何の科学に貢献したといえるのか。