反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

1、大橋巨泉、がんから復帰ー今週の遺言。2、大腿四頭筋ストレッチ。3、難波先生翻訳の海外研究者のSTAP実証研究の報告から理研検証委の実験方法への疑問。

  W、まとまった内容の記事(理研ー小保方事態の現状))は作成中のミスから消えてしまって、再現するつもりはない。
1、参考資料はネイチャー論文の胎盤胎児の画像。
2、理研、STAP大発見の広報記事。
3、ウィキペデイィア 刺激惹起性多能性獲得細胞
*1、2、はそのうち抹消されるのでキチンと証拠として押さえておく。誤魔化し言い逃れはさせない。
*3、は優れものの包括的な情報が参考資料豊富に満載されている。


  8年前の胃がんがリンパ球と中咽頭に転移していた大橋巨泉さんは、とにかく前を向くと決意していたが、その後どうなっているのだろうか、厳しいんじゃないかと気になっていた。
大橋巨泉、がんから復帰 「徹子の部屋」で闘病生活を激白 
産経ニュース2014.4.11 09:50 
イメージ 1 「巨泉は昨年11月、右耳の下付近に違和感を覚え、東京・築地の国立がん研究センターで中いん頭がんと診断された。
 扁桃腺など7カ所に転移していることも判明し、がんの進行度は4段階のうち最も進んでいる「ステージ4」と宣告された。
 2005年に胃がんを克服しているが、「今回は『治らなかったら、死んでもいいですよ』と主治医に伝えました」とショックの大きさを告白。
 
 手術後、昨年12月から今年2月にかけて抗がん剤治療が行われたが副作用で口内炎を発症、舌の味覚も失われた。「固形物を食べるのが苦痛で、味もしない」。手術前に72キロあった体重は56キロに。「寝ているときに、クレヨンしんちゃんがやりを持って追いかけてくるという悪夢にもうなされました」と漏らした。
 
収録後、闘病中に40年来の親交がある黒柳から激励の手紙をもらっていたことをサンケイスポーツに明かし、「体調が良くなったら徹子さんの番組で復帰したかった」と感謝。現在は体重60キロに回復し、味覚も戻った。「早く体調を戻して、またゴルフをしたい」と“巨泉節”で完全復活を誓った。」
 
 大橋巨泉 今週の遺言 KYOSEN .com
第252回      2014年3月15日号
若い国ニュージーランドでリハビリの道を選んだ!
まず食べて、動くのである
 「散々迷った。2月17日、がん研究センターで診察を受けた。頭頸科、放射線科、そして栄養士のチェックもあった。病院の判断は「がんは死んだ」であった。手術も放射線も成功した訳である。あとは体力の回復と気力だと言われた。体力は無に近い。人前では(特に病院では)元気に振舞っていたが、本当は100歩あるくのがやっとであった。何しろこの2ヵ月、固形物は全く食べていない。水と、女房のつくる野菜ジュースとスープ類だけである。体重は手術前の72キロから、15キロ落ちて57キロしかない。この数字は早大の3年生の時と全く同じであるが、今のそれは筋肉がなく、骨と皮だけになっている。」
 
 
特に大腿四頭筋(W、注)の衰えは無残で、階段を5段登るのがやっとである
昔ストレッチを始めた時、トレーナーに言われた事を思い出した。
「いいですか。この筋肉は二足歩行の人間にだけあるものです。だから使わないと、すぐに衰えます
あのカール・ルイス(懐しいねぇ!!)を1週間ベッドに縛りつけておいたら、ボクでも100メートルで勝てますよ!」。そんなものかと思い、それ以降、このももの筋肉は、つとめて鍛えて来たつもりである。それがたった2ヵ月で、こんなになってしまった。
 家に帰って、ベッドとソファと書斎の椅子の間を行ったり来たりして、暮らすのは楽だ。女房の心づくしの柔らかいものを喰べ、志ん生志ん朝のCDやジャズのCDを聞き、昔の「HOWマッチ」や「クイズダービー」「11PM」などのDVDを見ていれば良いのだ。しかしこのままでは、現状維持しかない。あと1ヵ月で80歳、「お前は本当の老人になりたいか?」と問いかけた。「もう一度グランドシニアやエージシュートをしたくないか?」。ボクは辛い方を選ぶことにした。
 女房はあまり乗り気でなかった。何よりも11時間という長時間飛行を心配した。しかも急に決めたので、クライストチャーチ経由(プラス3時間)しか取れなかった。それでも全日空ニュージーランド航空は、各空港で車椅子を用意して、実によくしてくれた。ボクは真夏のニュージーランドでのリハビリ生活を選んだのである。翌日の午後、オークランド空港は薄曇り、気温は24度であった。
 到着から5日が経った。とに角まず食べること。味覚を失った状態では至難の業だが、「食べる=動く」はニワトリとタマゴである。まず食べて、それから動くことに決めた。とに角出来るだけ固形物を食べる。めん類が食べ易いから、これを中心に、ご飯ものも手を出す。肉も野菜も食べられるだけ口に入れる。コツはゆっくり食べること。早いと誤嚥したり、小さい胃がすぐに一杯になる。そうしていたら昨日、魚のフライにかけたレモンを酸っぱく感じた。もしかしたら味覚が……。」


A、(W、注)大腿四頭筋
B、がんの放射線療法(後述)
 大腿四頭筋とは大雑把に言えば、立った状態で目線を下にして太ももの見たとき目に入る筋肉。
正面の大きな筋肉の裏側に隠れている一本の大きな筋肉をあわせて大腿四頭筋と呼ぶ。
*ちなみに関連して、野球のピッチャーが、内転筋をいためて、一軍登録抹消と時々、聞くので調べてみると、                           
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  日常生活で余り使わない筋肉だが、
プロ野球のピッチャーは投球モーションを起してリリースするまでに、この部位の筋肉も利用して、ボールに威力を伝えるのだろうか。
ピッチャーの投球モーションの側面の超スロー画像で見ると
如何に体全体を使って、球に力を伝えているか、良くわかる。
一流投手の超スロー画像を見ると、理にかなっていて美しい
 
*競馬の騎手は内転筋を絞って馬の背中に張り付いて前傾姿勢をとっている。ココがシッカリしないと疾走する馬に余分な負担がかかる。
 
    ひざの痛みの予防、改善に
    大腿四頭筋のストレッチ!   2014年04月10日 [鍼灸師が教える3分ストレッチ]
膝痛(しっつう)で悩んでいる方は、腰痛のつぎに多く、
厚生労働省によると、推定でも1800万人いると言われています。
どうして、それほど多いのでしょうか。
 
原因は老化、筋肉のおとろえ、損傷などいろいろとありますが、
そのうちのひとつに、「太ももの筋肉が硬くなっている」が挙げられます。
そんな太ももの筋肉をやわらかく、ほぐしてくれるストレッチをお伝えします
 
       こんな膝のつかい方はNG
膝を支えている膝関節は、体重の負荷を一手に背負っています。
ちょっと走ったり、ちょっと飛んだり。
それだけで、体重の2倍以上もの負荷がかかっている
場合もあるのです。
そのため、膝関節は人体でもっとも大きな関節になっています。
 
また、よく耳にする「半月板(はんげつばん)」も大切な役割を果たします
半月板とは、膝のなかにある軟骨です。
膝への衝撃を吸収するクッションだと思ってください。
よく「膝の関節がすり減って、痛くなる」と言われていますが、
それは半月板がすり減って、クッションの役割を果たさなくなっているんです。
老化によって、少しずつすり減っていったり、
損傷して、脱臼(完全に外れた状態)や亜脱臼(いまにも外れそうな状態)になったり。
半月板には、自己治癒力がほとんどありませんから、
過度な負荷は避けたいところです
 
正座も心配です。
 
   膝の痛みには、大腿四頭筋がポイント
この筋肉をやわらかくほぐしておくこと。
そうすることで、膝痛の予防、緩和にしっかりと、つながっていくのです。
イメージ 3
まずは、壁際に立ってください。
右手を壁に添えて、左手で左の足首を持ちます。
足を持った左手を、お尻のほうへ、引きよせていきます。
このときのポイントは、足首をピンと伸ばしておくことです。
太ももの張りをしっかりと感じながら、30秒。その姿勢をキープしてください。
バランスを崩さないように、壁についた右手でしっかりと支えてください。
慣れてくると、手放しでもできるようになります。
 
運動まえや運動あとのストレッチにはもちろん、
入浴後は筋肉がリラックスしていますから、よく伸びて、ほぐれますし、温まって血行もよくなっています。
つまり、疲労回復も期待できるわけです。
 
そして、足のバランス強化は筋トレにもなっているんです。
大腿四頭筋が鍛えられると、膝痛をはじめ、からだの中心である腰のゆがみ、O脚の予防にも効果が望めます。
日常生活に欠かせない膝。
毎日のストレッチで、ずっと健康的な膝を保ちましょう。


 W、注 がんの放射線療法
放射線がん細胞の増殖(ぞうしょく)を抑える
 放射線療法は、手術と同じように、がんの代表的な局所療法の1つで、X線やガンマ線といった放射線を照射して、がん細胞の増殖を抑え消滅させてしまおうというものです
 これは、照射によってがん細胞核の中の重要な遺伝子であるDNAが傷ついて、多くのがん細胞が死滅するからです。
 このとき、放射線によって正常な細胞も障害を受けますが、この障害をできるだけ少なくし、がん細胞だけに大きな効果を発揮するように、照射方法が工夫されます。
 放射線療法は、手術のようにからだを傷つけたり、治療中、痛みを感じるようなことはありません。


WACWAC→ココまで今回の本題とまるっきり関係のない話題から、強引に
             ↓
がん細胞核~重要な遺伝子DNAが傷ついて多くのがん細胞が死滅というところまで持ってきた。


がん細胞と同じような増殖力の強い細胞は何か?
ES細胞とiPS細胞である。
ミューズ細胞は多能分化性はあるが、増殖力は乏しい。
STAP細胞は今回の理研ー小保方騒動で、実在はほぼ否定されている。
 
 そもそも、ES細胞、iPS細胞、STAP細胞の違いを解説したYAHOO知恵袋の文言を読んだだけでも
あり得ない、STAP細胞の怪しさがなんとなく解る。
この回答は傑作!高校の生物の教師が書き込んだような端的な解説。良くココまでまとめたものだ。
 
 ES細胞とiPS細胞とSTAP細胞の違いをなるべく分かりやすく教えて下さい!>
質問日時:2014/1/30 17:30:29    解決日時:2014/1/30 20:15:53 W、実にホットである。
        ベストアンサーに選ばれた回答
ES細胞は人の受精卵の胚に別の細胞の核を入れて、受精卵を臓器にしてしまう技術です。
例えば、肝臓の核を入れたら受精卵から肝臓ができてしまいます。
ですが、もちろん受精卵なので最終的には人になる細胞なのです。
人になりうるものに手を加える、そこに倫理的な問題が発生してES細胞を使っての実験はできなくなってしまいました。

そこで生まれたのがiPS細胞です。
iPS細胞は体の細胞に4種類のタンパク質(W?)を入れることで細胞を初期化して、そこから新しい臓器の細胞を作り出す技術です。
これなら、受精卵に手をかけることなく新たな臓器を作れますね。
しかし、入れる4種類のタンパク質の中にmycという発がん性のあるタンパク質があり、ガン化するのではないかという懸念が生まれていました。

その問題を解決したのが今回のSTAP細胞です。
STAP細胞は、体細胞に刺激を与えることで細胞を初期化したものです
W,まさに文言から受ける印象はお手軽だが~。ドッコイ、そうは問屋がおろさない。
これなら発がん性の問題が解決できるかもしれません。
この素晴らしい発見が、日本の若い女性によるものとは、誇れることですね。」
 
  ES細胞、iPS細胞、STAP細胞(あり得ない)の関係を表した解りやすい哺乳類の細胞分化の絵図 
イメージ 4
 素人の大雑把な解釈になるが、
この三胚葉分化の絵図によれば、ES細胞は受精卵の胚細胞の時点の細胞。
 
iPS細胞は三胚葉分化後の体細胞に4つの遺伝たんぱくを注入?して、細胞分化の流れを遡る=再構成。
 
STAP細胞と称するものは受精卵の原点から数えて、4段階目の体細胞二分化した細胞に機械的ストレス(バカンティ方式)弱酸PH5、7約20分処理で初期化=遺伝子の再構成が始まって、万能細胞に転化し、受精卵→ES細胞の増殖性に頼らず、人口的な工作によって胎盤と胎児が発生できるとする荒唐無稽なもの。
>こんな文言の上もでお手軽な法則が、仮にこの世にあったとしたら、順序としてES細胞の後、少なくともiPS細胞作成以前に大発見されているはず
 
 こういった騒動は過去、2001年バカンティ2002年ミネソタ大学女性教授、とアメリカにもあった。
バカンティとその弟が本職の傍らで、まだ踏ん張ってているようだが、小保方はその直系、STAP細胞実在を鵜呑みにして信じ込んでいる。ココまで来ると一種のカルト宗教の世界と相似性がでてくる。(W、もっともその信心も怪しいもので、あくまでも、光り輝いていたい自分の最高最大のアイテムなのかもしれない。STAP教に帰依しているのではなく、信心している自分に陶酔しているのか。
そして、今更引っ込みが付かなくなっている。店広げ過ぎで店終いが厄介なことになっている。)


今頃になってウィキペデアの刺激惹起性多能性獲得細胞
をググッみて、この長文の解説の適切さ、参考資料の豊富さに驚いた。
ココから飛んだら、過去~現在の理研ー小保方騒動の全貌、問題点、理屈がつかめる重宝なもの。ウィキペディアにはいい加減、やたら小難しくした解説が多いがコレは傑作の部類。


 広島大学名誉教授の難波先生のメールマガジンの次の部分が物凄く気になる。
  
阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始めいつのまにか、トライアスリートになってしまった私ー所収、       【STAP騒動・報道検証3】難波先生より  
 「香港のKaHo Lee(李嘉豪)教授が「STAP細胞は再現性がない」というネガティブ論文を「英科学誌」に掲載したと「読売:ワシントン=中島達雄」で報じている。
さんざ探して、英ノッチンガム大の電子雑誌「F1000 Research」5/9/2014付に載っているのを見つけた。
 
>W。本題。 英文の論文の翻訳と解説。
「 しかしながらこの方法では、酸処理後3~6日後に共焦点顕微鏡で観察しても、脾臓細胞が幹細胞マーカーであるOct4-GFPを発現するのは認められなかった。qPCR(定量PCR)解析により酸処理では脾細胞が幹細胞マーカーであるOct4, Sox2及びNanogを発現しないことが確証された。Oct4-GFPマウスの肺線維芽細胞を酸処理実験しても、同様の結果がえられた。
以上をまとめると、著者らは小保方らにより報告された酸処理を基盤とする方法を用いて、新生児マウス脾臓細胞と肺線維芽細胞からSTAP幹細胞を作製することは出来なかったとなっている。」
 
著者らは小保方の報告の第1段階を追試した。しかしOct-GFP遺伝子の発現をも認めることはできなかった。これはProtocol Exchangeに報告された最新の方法(2014c)を用いても同様だった。肺の線維芽細胞を用いた実験でも同様であった。
ときおり、GFP+と思われる細胞があったが、後にそれらはアポトーシス(細胞死)におちいりつつある細胞が発する自家蛍光だと確認できた。」
W、ネイチャー論文の当該画像のムービーは緑色の細胞の固まりは追っかけまわされているだけにしか見えないが。  


W、細胞死に陥りつつある細胞の自家蛍光に関連して次の記事も多少は参考にできるのではないだろうか?
        
        「死」は青い光を放つことが判明~この記事の最後のくだりが面白い~
「死にゆく線虫に紫外線を当てて観察することで、死の過程で青い蛍光が放たれることがわかった。この光は次第に強くなり、死の瞬間に最大に達し、直後に消えるという。この研究は、細胞死遅延薬の開発に役立つ可能性もある」
この記事の最後のくだりが面白い~
「研究チームがカルシウム信号の経路を塞いだところ、ストレスが死の原因である場合には、細胞膜の破裂を遅らせることができた。
だが、加齢による死の場合には破裂を遅らせることはできなかった
これは、加齢による死にはカルシウム信号だけでなく、ほかのプロセスも関係していることを示唆した。
 
 この研究は、加齢による死が細胞レベルで損傷が積み重なった結果にすぎないという説に疑問を投げかけるものだ
生命が限界に達する時は、協調された作用によって決まっている可能性がある。
死の進行をリアルタイムで分析することは、死を遅らせる方法を理解し、開発するのにも役立つ可能性がある


 
「(小保方のNature ProtocolがpH維持の重要性に触れていたので、緩衝液のpHが細胞を加え、酸性浴終了後にもpH5.7維持されているように工夫を加えた。だからSTAP細胞の作製に成功しなかったのは、pHのせいとは考えられない。
 
「(小保方らの結果を再現できなかったことの別の可能性として、用いられたOct4-GFPトランスジェニックマウスの系統の違いが考えられる。
 
 著者らはジャクソン研究所のマウスを用いたが、小保方らはOhboら(2003)が作製したものを用いている。
それはC57BL.6J由来である。
恐らく小保方が用いたマウスはジャクソン研究所のものより、
トランス遺伝子を発現しやすい可能性がある。(中略)
これが小保方らのトランスジェニックな脾細胞が、酸性浴後にEGFPレポーターを発現しやすいことの説明になるかも知れない。)
 
「(にもかかわらず、STAP幹細胞を創出するという点ではトランス遺伝子の発現が重要なのではなく、
内在性のOct4及び関連する幹細胞遺伝子Sox2, Nanogの発現が重要なのである。
脾臓細胞を酸処理後に培養しても、qPCR解析によりこれらの遺伝子発現は認められなかった。)
 
結論的に、小保方らの体細胞からSTAP幹細胞を作製できるという所見を、再現することはできなかった。STAP幹細胞を作製する方法は報告されたように、簡単でも単純でもないように思われる。
WAWAC。黄色マーカー部分の翻訳文に注目。
現状の理研検証委員会の作業の進捗具合はスケジュールから見ると、ネイチャー論文の実験手順によるSTAP現象の再現実験と、事実上のSTAP細胞の新研究の二つに分かれている。
まず、小保方は若井が手渡したのとはに違った系統のマウスを細胞をSTAP細胞と称して手渡したが、そのマウスの系統はC57BL.6J由来であろう。
マスコミでは一般的にB6系マウスとしてしか報じられておらず、笹井記者会見でもB6系マウスは一般的に使用されているマウスとしているが、B6系マウスにも交配によって、イロイロな分岐した世代があるのではなかろうか。
そのマウスはトランス遺伝子を発現しやすい可能性がある。(中略)
これが小保方らのトランスジェニックな脾細胞が、酸性浴後にEGFPレポーターを発現しやすいことの説明になるかも知れない。)
 
が、前者では小保方が理研に残した細胞株にTCR再構成はなかったことからも、厳密な指標の定義におけるTCR再構成のSTAP現象の再現はできないと見ている。
 
問題は丹羽氏の主導するSTAP細胞新研究である。
現状、STAP現象を観察しやすい肝臓の研究に必要な細胞が蛍光する特殊遺伝子のマウスを交配中で、そのマウスの肝臓から云うところのSTAP細胞を取り出すとしている。
さらに他の臓器などによるSTAP細胞研究をするとしている。
 
素人でまったく感にたよった意見になるが、丹羽氏等は自分たちが設定したSTAP現象の確認に都合のいいマウスを1年間の交配で改良しつつ、STAP現象は存在したという結論に持っていこうとしているように思えてならない。
言い換えると、STAP現象実験ネズミの研究でもある。基礎科学への寄与とも離れた実験のための実験である。
 
それから、【理化学研究所によるSTAP現象の検証】 引用、刺激惹起性多能性獲得細胞(ウィキペディア   
   計画概要
刺激による分化細胞の多能性誘導現象が存在するか否かを(W、STAP万能細胞発見の幹細胞樹立以前の実験過程への切り縮めであり、責任逃れである。)科学的に厳密性の高い方法で検証する。
そのために、論文で報告されたリンパ球からの多能性誘導の再現性の有無を検討するのみならず、
 
 他の分化細胞からの多能性細胞の誘導の可否についても厳密な細胞系譜追跡法を用いて検証する。
マウスを用いた実験においては、多能性の検証のために厳密性が高いと評価されている、胚盤胞注入によるキメラ胚への寄与能を調べることで、多能性の有無の確認を行う
具体的な方法は
  • リンパ球からの多能性細胞の誘導の再現性の有無の検証(細胞実験)
  • 分化細胞からの多能性細胞の誘導の可否についての厳密な検証(マウス実験)の2つ。
W。下段のマーカー部分の実験は小保方が博士論文で記述した(実験を何処までやったか大いに疑問があるが)骨髄から採取したミューズ細胞をバカンティ方式の意味のない機械的ストレスを与え、スタファー細胞と自称して、ES細胞に移植した実験の工程と瓜二つである。
 
 素人解釈では、STAP現象に適正な実験ネズミの改良実験条件及び回数を重ねることによって、稀少にも獲得できた、多能性分化細胞らしきもの(この辺は素人なので単純に再構成確認と受け取る。骨髄由来であればミューズ細胞の強い多能分化性によって確実に実験は成功する。)をESマウスの核に移植して、「分化細胞からの多能性細胞の誘導の可否についての厳密な検証(マウス実験」)としていることに誤魔化しがあるように思えてならない。
 
 というのはウィキの刺激惹起性多能性獲得細胞や、ネイチャー論文発表時の理研の広報を読めば、STAP肝細胞が増殖多能分化して、ネイチャー論文画像に在る胎盤や胎児になった、としか記されていない。
ES細胞の増殖力の手助けをかりたなどと一言も書いていない。
 
 結論的に云えば、ミューズ細胞に近い多能分化性の在る細胞をマウス改良と相まって、辛うじて獲得できたら、この実験では「胚盤胞注入によるキメラ胚への寄与能を調べることで、多能性の有」程度の実験結果は得やすいのではなかろうか?
違いは小保方は骨髄採取のミューズ細胞を使った事、検証委は実験ネズミの改良と他の部位で試すとしている、ところ。
したがって、理研検証委の新STAP現象研究は何が何でもSTAP現象アリの結論に持っていくための実験ネズミの交配改良及びES細胞の増殖力を利用した<実験のための実験、組織維持のための実験>ではなかろうか?
あくまでも憶測、疑心暗鬼だの域を出ないが。