反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

阪神と広島、カブス、西武、巨人などとの関係を比較しタイガースの球団運営体質を問う。阪神が右の大砲三塁手ドジャース・セゲディン獲得へ記事。アメリカサイトでマイナー経歴を調査。ヤンキースAA経歴5年の選手

阪神サイドに立って日本プロ野球を観戦してきたものとして(野球観戦は1軍プロ野球だけに限らず2軍、社会人野球、高校野球、果ては草野球まで幅広くそれぞれのレベルに合わせて観戦したい)2016年から始まった阪神の野球、球団方針を過去に遡って徹底批判してきた結論はハッキリしている。
 
阪神電気鉄道は、村上ファンド事件によって、1兆円越えの有利子負債を抱えた阪急フォールディングスに<白馬の騎士>を求め公開株式買い付けして窮地を脱し、阪急HDが商標登録を阪急阪神HDに改め、その傘下の非上場企業子会社になった。
この一連の資本関係の実体的流れを受けてセリーグ経営者たちは新阪神球団に阪神電気鉄道グループを吸収した阪急HDがかつて突然、阪急ブレーブスオリックスに売却した事もあって、30億円の加盟補償金を要求した。
 
>この状態は、広島<東洋>カープにおける松田家と外見上似てなくもない。
 
松田家を創業者とする東洋工業(戦前からの中国地方を代表する伝統ある会社。この点も阪神電気鉄道と似通っている)を前身とするマツダの経営が上手くいかなくなって(燃費の悪いターボエンジン使用車生産にのめり込み、オイルショックで一気に経営を悪化させたと理解する)松田家(地元の名士であり成り上がりではない)は経営責任をとって東洋工業の経営から降りて(この時点でマツダから東洋工業色はなくなった)、球団経営の主導権を握るカープ運営会社の業務に専念した(従って正式名称は広島<東洋=松田家の経営主導権がこのネームに込められている>カープなのである)。
この状態を良い方に解釈するとかつてのドジャース名経営者であったオマリー家を彷彿させるものと云えなくはない(ドジャースは全米1の働きやすい職場と言われていたそうだ)。成り行き任せにすぎないが。
 
他方、阪神電気鉄道も非上場化され、阪急資本主導の持ち株会社の傘下に入ることで、奇妙な阪神タイガース運営会社の色合いを濃くした。
 
>ところがここから先の実態が広島カープの松田家と阪神タイガース阪神電鉄では大きく違う。
 
第1。
>松田家はカープ運営を稼業のごとくすることで、経営責任と人材、知恵を実体的に継承できるが、
阪神タイガースのオーナーと球団社長は一サラリーマンの出世頭にすぎず、サラリーマンとして得た職を離れると、阪神球団とは縁の薄いヒトになる。←失脚し電鉄関連の職を一切解かれた球団顧問に退いた前球団社長(60歳)が典型。誰がそんな強引なことができるのか、が問題になる。非上場化によって電鉄会長の坂井の支配力が強化されるという当たり前の政治力学が働いたのである。阪神球団オーナー坂井の意を受けて、金本に監督就任を要請した人物は失脚が内定し、最後の大仕事をして顧問に退くと云う、会社上部で中小企業的浪花節的無責任な人間関係が発生しているのである。この論理からいえば、現球団社長四藤は金本監督就任の直接の責任者ではないので金本が3年間成果があげられないばかりかチームを壊しても、球団社長としての責任の過半は回避される。
金本という人物が監督に相応しいかどうかの客観的な精査なく想い付きと情実で就任を要請した坂井は、村上ファンド字形以降、阪急阪神HDの準トップの役職を通じて任命責任の及ばない子会社阪神グループのワンマン支配を強化し、リアルな責任問題の浮上しない立場にある(この人物は全国民営鉄道協会の会長であり大阪朝日放送の役員を務めている典型的な経団連的経営者で、2016年の阪神球団の成績が低迷しても「阪神消滅」などととぼけることができる。究極のところ阪神球団などどうなっても良いのである)
 
>フォールディングス傘下の子会社になることで、当該経営者の経営責任が株主から直接問われなくなり、(球団以外のグループ他社はリストラが主題になり阪神グループの企業風土は変質した)、少なくとも阪神タイガース運営への恣意的経営姿勢が可能になった。
 
>タイガースを運営する阪神電鉄広島東洋カープ程の一貫した責任構造や根本的な球団経営への愛着は発生しない仕組みになっている。阪神球団は上から下まで無責任体制の会社である。
 
何処か無責任、何処か素人、何処かその場その場の思いつきが常態化する。
球団の大事な時期に金本のような監督不適格の人材にオーナー坂井が、期待するのは、上記のような環境から出てきたものである。
組織構造からくる本質的な問題なので、金本は契約に従って休養を申し出ない限り3年間務めるのではないか。
この点に関して、金本休養を推奨したWの記事は甘かった。
シーズン中の中日の谷繁休養のような荒技を主導する人材がいない。落合GMが泥を被ったのであって、サラリーマン球団経営の阪神に落合GMに相当する人物、職はない。現社長の四藤は動けないだろう。
 
カープ運営に関して、松田家は経験と人材、知恵を継承するプロだが、阪神電鉄の「ワンマン」経営者は球団運営に関して会社業務の行きがかり上の素人である。
こんな状態では新規参入者の新型球団経営も増えたプロ野球界ではファンの目先の耳目を集める工作はできるが、長期球団運営の展望に立てず、同じ個のの繰り返しで、他球団の後塵を拝するばかりである。
もっともドングリの背比べ状態のセリーグだから、旧態依然たる工作が問題点が浮き彫りならず助かっている。
 
2016年シーズン終了間際の阪神有利の甲子園開催が続く日程には驚いた
阪神超変革人気に便乗するリーグ当局に終盤に失速する阪神を日程で救う意図があり、金本等はこのスケジュールに合わせて、Bクラス上位を達成し何とか格好をつける戦略に立ち消化試合に来年を見越した選手起用をしないで、勝ちに行った。同時に、中日ヤクルトの失陥に恵まれた。
2016年阪神4位は中身の何もないものであり、2015年広島東洋カープ4位とは雲泥の差である(HR判定誤審がなければ、実質的に広島は3位、阪神4位だった。2016年阪神は訳のわからない2軍選手をとっかえひっかえ1軍に挙げて使わなければリーグペナントレース環境からして、横浜と良い勝負をしていたのではないか。
和田豊が監督であれば、使えない2軍選手を仕分けするのでその可能性は強かった。結果的に2017年構想は補強路線に走っているのだから、金本等の選手起用はチーム力の低下に結果しただけである。
 
第2。阪神電鉄村上ファンド事件遭遇前のような独立性のある企業集団であれば、(日本プロ野球球団の普通の親会社であるが)阪神電鉄は一頓挫し止むにやまれず他企業グループの、ソレも大赤字を抱えた会社と銀行支援によるTOBで非上場企業になった会社である。
 
この特殊状態を経た会社が、はたして阪神タイガースを正常に運営できるだろうか
>米国の企業風土であれば球団を手放し、買い手も現れるが、日本にその環境がないので、阪神球団を取り巻くマスコミ依存体質の特殊環境に甘え、惰性で球団経営をしている側面が濃厚である。
********
 
>2016年シーズン広島<東洋>カープは2位に17,5ゲーム引き離して優勝した。阪神タイガースはそこからまたさらに大きくゲーム差をつけられた。
そして、金本は古い広島野球を漠然と手本にしているが、選手層の人材不足もあり、見当ちがいに足掻いている。阪神若手選手は1,2を除いて一長一短があり過ぎて、経験を積ませ鍛えてレギュラーポジションを任せられる選手はいない。これは首脳陣の結論でもあった。この現実に顔を当面そむけていたいのが大方の阪神ファンの心情であるが、そのうちに補強選手の針小棒大の情報洪水が始まると、ケロッと忘れてマスコミ報道に流されていくのである。
その直接的原因ははっきりしている。
2016年の入れ替わり立ち替わり仕分け作業なく1軍に登用された若手選手を個々として独自に評価する基準を持っておらず、一般論として若手選手の自然成長の立場をとっているからだ。闇雲な猛練習をすれば成果が上がる、なんて云うおとぎ話に満足できる気楽な人たちである。
 
>広島<東洋>カープ阪神タイガースの大差は、経営サイド球団運営サイドの上に発生し、野球現場に表れたリアルな現実であった。
 
>たった1シーズンの間に生まれ大差であるが、元から構造的に潜在し発生していたものである。
*なぜなら、阪神の功労者金本選手自身はカープの作った選手であった事実を指摘すれば一目瞭然だろう。
新井選手も同じである。
*さらに加えると阪神からの有力選手の流出はほとんどなかったが、広島カープは選手を見つけ育てては流出を繰り返しであった。
>この両チームの格差は元から潜在し発生してきたもので、たった1シーズンの突発的現象ではなかった。
 
>したがって本質的な問題の所在は一般的な若手育成などというところになくチームの経営、運営にある。
今の阪神電気鉄道では解決は無理との結論に達する。
 
村上ファンド事件以降の好調を維持したチーム成績と資本関係のタイムラグは、ようやく埋められようとしている。もっともドングリの背比べのようなセリーグ野球では順位の変動は常態化するので、野球のレベルで判断した方が良い。シーズン中に3時間以上も低レベルのプロスポーツ観戦に時間をかけるのは人性の無駄である。
2017年シーズンはセリーグ野球は無視する。
 
戦前からのマチュア甲子園野球の開催本拠という歴史的特権を持つ阪神球団
実体的腐れ縁利権関係にある朝日、毎日のマスコミ阪神一辺倒報道(主たる発信源は関西)、ソレを出し抜きたいがために、より一層の阪神偏重報道で関西スポーツ紙販売の65%を占めるにいたったフジサンケイグループの何が何でも阪神報道(針小棒大、あることないことの一方向の阪神報道の洪水)と
ソレに煽られ浸りきった新自由主義阪神<オタク>ファンノー天気のトライアングルは、
少なくとも、阪神ファンの一定の層が球団離れをすることによってしか弱体化しないが、個々の興味を持つ方向が細分化されるグローバル資本制ではなかなか達成できない。
甲子園球場に集まるファンの数はオタク大集合の障害は余りなく、成績低下でも急激に減らないが、地上波の視聴率は一般視聴者が分母になるから低迷傾向の入るだろう。
 
>現、阪神ファンの深層心理は、「いしん」やドナルド、トランプを支持して何かが変わるはずと実体をスルーして期待値を膨らませ、結果的に己の首を絞めつけている大衆の深層心理と同じだ。
野球記事を通じた新自由主義大衆への徹底批判に主眼があった。

シカゴカブスが2016年Wシリーズまで優勝できなかったのには根本的な原因がある
 
シカゴ北部の住宅街のリグレーフィールドで、デーゲームに拘ってきたからだ。
いまでも市条例でナイトゲームの開催を制限しいるらしいが、このデーゲーム⇔他球団本拠地でのナイトゲームを1シーンを通して繰り返す事による選手たちのコンディション作りの困難性があったワールドシリーズ制覇まで一気に上り詰めることができたのはデーゲーム数の緩和が実現した事も大きかった、とおもう。そのくらいこの条件は厳しい。
 
他方阪神タイガースにも同じような低い野球環境偏差値の問題が横たわっている
春夏高校野球全国大会開催はペナントレースの肝心なとき、であるがゆえに、チーム成績に多大な悪影響を及ぼしている。
 
>しかしながら、カブス阪神の間には大きな差異があった。
 
1)歴史が古いMLBは、大空の太陽の下での野球という復古調の伝統を大切にしている、というかソレが野球を圧倒するアメフト人気に対する大きな切り札にしているので、古き良き伝統を犠牲を払ってでも守ってきたシカゴカブスへの潜在的支持者はアメリカ中に一定数存在するシカゴカブスはMLBの歴史を守ってきたという論理的優位性があった。
 
2)日本プロ野球には、そうした野球環境の伝統を守る精神が欠如、開催スケジュールや選手の体力維持、チーム成績優先でドーム球場を12球団中6球団が採用するに至っている。
 
3)同時に関東、東京圏に12球団中5球団のセリーグ3チーム、パリーグ2チームは集結している。セリーグのリーグ戦や交流戦のスケジュール調整において、どういう工夫をしても、これ等のチーム優位に傾くのは仕方がない。
言い換えると、関東東京地区、ドーム球場本拠地に野球環境偏差値上位の好条件に該当するチームで、チーム成績が長期低迷するチームは、チーム自身に大きな問題を抱える球団である。
 
阪神タイガースを支持する野球「文化」は、シカゴカブス支持の野球文化である1)の条件に潜在しているシカゴカブスの論理的優位性に匹敵する日本野球の独創的裾野であり、かつ全国的最高峰でもある甲子園を本拠地にする阪神タイガースの論理的優位性を堂々と打ち出すことができなかった。
 
>どうしてなのか?
阪神球団が読売巨人軍との対抗馬として、自己を限定した最初のボタンのかけ方が、上記の聖地甲子園のチーム成績の犠牲を払った論理的優位の必然性を薄めたからである。
 
読売側からみると、欲しくても手に入らなかったアマチュア野球の聖地を本拠地にする阪神ブランドは自己の優位制を補強する大きな手段だった。
伝統の巨人阪神戦は、阪神の側から一方的に発せられたものではなかった。
 
シカゴカブスの優位性にはそうした濁りはない
野球発祥の本物の伝統を守ってきた王道を行くモノとしての誇りがあった。
*そういう意味で阪神ファンとシカゴカブスファンは違う。
 
カブスの外野スタンドに集うファンのある層はスノッブ - Wikipediaではないか。
 
カブス試合の動画をみていて、外野ライト側スタンドのセンターより後方で、シカゴ独特の強風に髪をなびかせビール片手に観戦するそれなりのファッションを決めた若い女性ファンや長身の男性ファンの様相は、なぜこの人たちが野球場に、と想うような余裕のある風情だった。彼らは弱いが論理的優位性を誇るカブスを個人として支持することで個性的であろうとして強者ぶりを見せ付けているのである
シカゴカブス、オーナーの若き日のトム、リゲッツは、リグレーフィールドの外野席で妻と知り合った、という。
 
リグレーフィールドには年配のファンの姿が目立つ。
中継放送のカメラも意識的にその姿を映しているが、彼らにカブスが勝とうが負けようが、ビビッドに一喜一憂する感性はもう擦り切れてしまっているが、その風情は絵がら的に良い味を出しており、日本プロ野球中継にないスタンド風景である。デーゲームが多いと暇な老人が球場に集合する。ソレも微笑ましい。
甲子園球場に集うファンの中にも退職者の層があるが、老人とまではいかない。あの集団応援スタイルでは体調を壊すのではないか!?
 
>いずれにしても、緊迫したプロ野球の試合を目の前にした観戦スタイルに俗も高貴も上品も下品もない全て俗に帰るのが、生き生きとした生観戦であるとおもうが、俗に帰ったところで<格好悪く>はありたくないものだ
広島ファン阪神ファン、ロッテファンは<格好が悪い>。全部、集団応援の度が過ぎている
>相手チームを威圧するような応援はいかがなものか!野球の好ゲームは自分たちだけで成立するものではない。支持するチームが勝つ確率は50%。その程度で良いではないか!所詮、プロの野球だ。
 
4)関東東京地区、ドーム球場本拠地に野球環境偏差値上位の好条件に該当するチーム。
埼玉西武ライオンズがソレに相当する。
かつて黄金時代のあったこのチームは、親会社の鉄道資本が20世紀中盤までの古い業態であり(阪神を除く鉄道資本の全ての親会社球団は撤退した、西武は新規参入資本だった)、オーナー創業者側の失態によるいざこざのどさくさに紛れて、経営権を簒奪した新経営者のプロ野球経営への投資意欲は消極的である。
パリーグ優勝の目は永遠にないどころか、日ハムはともかくチームの質量誇るソフバンの存在で、CS進出が精一杯と想う。パリーグの競争条件はセリーグよりも圧倒的に厳しく、その点で阪神のようないい加減なチーム状態でも最終4位になれる。5位のヤクルトが前年の優勝チームで、その前はシーズン2位の阪神日本シリーズ出場である。ドングリの背比べとはよくいったもので、やっている野球のレベルの低さは冷静に見ると素人目にも解る。
 
>コレは村上ファンド事件以降の阪神電気鉄道と本質はほぼ同じ位相である。
       ↓
西武鉄道のライオンズ運営と阪神電鉄のタイガース運営に大きな違いは、乱暴にいえば、たった二つしかない。
 
イ、新規参入の西武資本はプロ野球経営に圧倒的資本投下をし、高度経済成長期の巨人V9に匹敵する西武黄金時代を築いた。その残滓が広大な狭山丘陵地帯を利用した西武ドーム球場と周辺の練習施設である。
 
ロ、他方、阪神電気鉄道は、旧態依然たる高校野球の聖地のブランドによる朝日毎日マスコミ特権資本との癒着関係からくるマスコミとの実体的依存関係の特権に甘んじてきた。
西武ライオンズにはそうした要素はなかった。
 
ニ、しかしながら、そうした両者の大きな違いは、20世紀中盤型の重厚長大業態である鉄道資本の21世紀
のマネー情報主導のグローバル資本制における資本機動力欠如、人材、知恵欠如という共通性において、平均化され、ともにアザトイ他球団経営の試練に耐え抜けなくなった。
この現実が両チームの退潮の最深部に横たわっている。
実際に経営権を巡り旧態依然たる経営を不能化し会社の経営基盤を根底的に揺るがいざこざがあった
 

阪神が右の大砲三塁手ドジャース・セゲディン獲得へ
日刊スポーツ 11/9(水) 14:35配信
提灯持ち記事に見える。
2016年の若手育成路線の結果がコレである。阪神超変革都市伝説批判を繰り広げる当初から、次の年はこうなるという筋書きは織り込み済みだった。阪神球団が監督交代の翌年に繰り返してきたファンの目先を変え、関心を繋ぐ古い手口である。
>その気になって若手選手一般に期待を膨らませた阪神ファンはヤラセにのせられたのである。
もっとも構造的現実から、このパターンを繰り返すしかないのであるが、軸になる投打の選手と補強選手の両輪は、ぜい弱である。以前の【成功】はチーム内外の様々な要素が合致した偶然の産物だった、いえよう。成功体験に値しないものである。
******
 
引用。
「FAだけじゃなく助っ人補強も万全だ。阪神が新助っ人にロブ・セゲディン内野手(27=ドジャース)を有力候補に挙げていることが8日、分かった。補強ポイントの三塁が本職で、今季は3Aで打率3割1分9厘、21本塁打。若さもあり、金本阪神2年目の主軸となる可能性を秘める存在だ。また元楽天ケーシー・マギー内野手(34=タイガース)もリストアップしていることも判明した。
 
>元楽天マギーの調べは省略する。
(34歳タイガース)としているが、タイガース40人拡大ロースターにも載っていない現状である。
********
 
ロブ・セゲディン内野手(27=ドジャース)の項目を開く。
ドジャースはショートに2016年新人王(多分!)20代前半の コーリー・シーガー (Corey Seager)という絶対的存在ができて、その他の内野手の布陣も強固なので、25人枠から外れた4人のマイナー待機の内野手の出番は少なくなった。
 
イメージ 1その中で、ロブ・セゲディン内野手(27)の項目を<ロサンゼルス・ドジャース ロースター>で調べると
ウィキペディア日本語版には載っていない。
 
 
←W。この打撃フォームの絵面と威勢の良い煽り記事を両にらみしてどう感じるかが肝心!
 
1メートル87センチ。 99.79 キログラム。
典型的なマイナーリーガー風情。身体を大きく見せない。
 
ベースボール、リファランス COMがこの選手の数字から見える全貌を明らかにして入れている。
     ↓
 
           ↓マイナーの成績と経歴をクリック
 
 
この選手はニューヨークヤンキースドラフト3順目指名2010年の21歳ルーキーリーグデビュー以降、2014年(25歳)、ヤンキース傘下のマイナーリーグトリプルAAA球団に昇格するまでも4年間は良くて2A留まりの選手だった。
>2015年シーズンに一度、2Aに降格し、打率303だった。
 
2015年(26歳)ヤンキースAAAScranton/Wilkes-Barre
W。プロ入り5年もかかって26歳でAAAに辿りつく野手に大きな潜在能力があるとは思えない
>W。典型的なマイナーリーガーであり、提灯記事はキャリアハイの2016年ドジャースAAA以前の長いAA時代に一言も触れていない。
W。日本の野球に適合するためにも様々な潜在能力は、必要である。
 
経歴からこの選手はマイナーレベルの選手でAAAレベルでも何年も好成績を残せる器ではない。
どうして突然、27歳の2016年AAAでパフォーマンスが上がったのか正直わからない。
が、それまでのAAAに昇格するまでの回り道は、日本野球適合度と解釈する
 
46試合出場 181打席 162打数  45安打 4本塁打 打率278(2塁打8 3塁打1) 打点15 四球15 
三振34 出塁率350 長打率414 出塁率長打率764 盗塁2 ←W。大振りで三振が多く足の遅い凡庸なこの成績ではメジャー昇格はあり得ず、ヤンキースの40人拡大ロースターにも入っていなかった、とみる。
 
>2015年冬はドミカンリーグでプレーしている。先のある若手選手はドミニカンリーグに出場しない。
 
>そして2016年(27歳)ドジャース傘下のAAA球団にトレードされた。マイナーリーグのシステムはよくわからないが、多分、マイナー飼い殺し防止ルールでドジャース傘下のAAAチームにトレードされたものと考えられる。
 
>ソコでのキャリアハイの成績の一部を膨らませて、阪神情報針小棒大の記事が書きたてた。
細かい数字の翻訳は時間の都合で止めにする。
*ドミニカウィンターリグ帰りのAAAシーズンに突然、目覚めた様なパフォーマンスである。
 
*この選手の特徴を一言でいえば、
ボールを見極めることができて(四球は意外に多い)荒っぽい打撃をしないが、決め打ちをする打者(三振が多すぎる)で、足は遅い方の部類。
*メジャー昇格後、40試合 73打席 17ヒット 2HRで、22三振もしている。四球6 打率は233であった。
*************
 
 ロブ・セゲディン内野手(27)<守備>  解らない指標が載っているがこの機会にチャレンジしてみる。
引用
三塁手は通算において投手や外野手も含めた全ポジション中で最も低く、2000守備機会以上で.970以下の選手が多数を占めている。」
 
>今回は込み入った指標は省いてベースボール、リファランス COMに載っている指標で検討してみる。
 
 
同じ野球なのになぜ違う? 数値から見たNPBMLBの「内野守備」【広尾晃の「ネタになる記録ばなし」】
引用
 MLBの極端な守備シフトが、数値に影響?
イメージ 2「これまでは、NPBMLBの守備環境の違い(人工芝、土と自然芝)や、打者の足の速さ、走者のアタックの強さなどがNPB内野手を苦しめているとされたが、もっと根本的に内野で行われているプレー異質」なのではないか。
例えば内野に飛ぶ打球のスピードや飛ぶ方向、打球の質などがNPBMLBでは異なるのではないか。それに伴って、内野手が打球が飛んできたときに求められる体の動きや守備の判断なども大きく違うのではないか、という疑念を抱かせる。
NPBでは打球は正面で捕って丁寧に送球すべきだとされるが、MLBではどんな体勢でもいいから打球を止めて、少しでも早く投げるべきだとされる。
そうしたスタイルの違いも、「内野で行われているプレーの違い」に行きつくのではないかと思う。」
はっきりした結論には至らないが、このデータを見て、日米の野球の「段差」は案外大きいのではないかと想った。」
 
ロブ・セゲディン内野手(27)<守備>の指標の読み取りに遠回りしているが、この選手の守備に関する指標は良くもないが悪くもない。
ヤクルトの3塁手川端慎吾などと比べても悪い数字ではない。
レフトを守る機会も多いが、その時期の守備率はほぼ100%を記録していることからも守備に不安のない選手である
 
そもそも、守備不安のある選手であれば、27歳までAAA留まりであった選手を(上記に指摘した三振が多いなどの欠陥はハッキリしている)リーグ優勝争いをするドジャースドジャース内野手の成績は悪くない)拡大登録枠40人から、~~大リーグ契約選手でマイナーでプレーする15人~野手枠は実質的に7人8人上に呼ぶはずがない。
ヤンキースドジャースの経歴は悪くない。来日する選手の前歴は、スタメンに起用される機会の多いリーグ下位低迷球団が多い。
傘下のマイナー球団で3B、LFポジションでは打撃力のある競争相手が多く、どうしてもとびぬけたところのない選手の存在感は薄れる。回り道の一つの原因かもしれない。

ということで、結論。
まず前提事項。
この選手に対して球団は、まだ3シーズンオプション制を使い切っていない。
>金満球団ドジャースは少しでも2大リーグ25人登録枠に可能性のある選手は抱え込むことができる訳で、阪神に放出しない可能性がある。従って、来日するかのような記事の信ぴょう性を疑う。
ヤンキースドジャースの選手が来日しない要因でもある。
 
この選手が阪神入りした場合、カギを握るのはボールを見極めができて(四球は意外に多い)荒っぽい打撃をする打者ではないが決め打ちをするところを(三振が多すぎる)、どう折り合いをつけるかに尽きる。
そもそも、AAA昇格に5年もかかっている潜在能力では、日本野球への適合性に疑問がある
AAは日本プロ野球1軍レベルより下で、5年間も2軍生活を送っていたと云う事になる。
 
器用な選手は、AAAに昇格するのは早い。もっとも所属球団の競争環境の事情もある。
ストレート系に的を絞って持球する打撃が染みついている打者と想像する
>緩急をつけられたり、落とされたりしたら(日本の投手は鋭く落ちるフォークボールを決め球にする投手が多いがアメリカ野球では少ない)バットが空を切りあっけなく三振!このパターンで、悩んでスランプに陥る。
三振が多いことから、スイングの軌道も問題になる。
テイクバックの大きなスイング、アッパースイングはダメで修正も効かない。