「執念」が泣いている…金本阪神、七回終了時ビハインドなら今季50連敗
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(この記録はつい最近潰えた。実に裏表はっきりした野球をしている。
相手の勝ちパターンのブルペン陣を打ち崩すだけの打力がなない、相手守備のミスや自軍の好走塁が絡まない限り、単打のつながりで追いつくことはできても、追い越すのは難しい、という証左。
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阪神金本監督批判を封印して、1年以上が過ぎた。
勝率5割そこそこでもペナントレースで上位をキープしていた去年批判しておけば、よかった。
先見の明があったということになる。
しかしできなかった。
その理由は単純。
阪神球団から心が離れウォッチしなくなったからだ。
現場主義なので批判しようがない。
一昨年批判的な記事を書き進めるうちに阪神球団の体質。
(カネ無し~金満は神話、阪急阪神の財務体質を見れば一目でわかる。目先のものに取りつかれた無駄遣い~、知恵無し~フロントに人材無し、器無し~社会人野球並みの2軍球場、隣接の寮などの施設状況で勝てというのは無理な要求。~ここへの批判は関西スポーツマスコミのタブー。本当にカネがあれば、球団経営の基礎に大型投資するなど、今まで何とか手を打っているのだが放置のままだ!)
ファン気質。
今の甲子園を賑わしているファンぱグランドで起こっている事態の内容にそっちのけでパフォーマンスを優先するファン、野球知らずで阪神びいきのマスコミ報道うのみのファン(野球をやったことがない若いファン多数、知れば嫌気がさす)、引退者の暇つぶし、などの混在で自分には異次元世界というほかない。
弱い球団を応援するファン気質はなくなった、下品な部分だけが拡大継承された。
>冒頭の記事のコメントによくある掛布監督待望(何の確たる根拠もなくムード)。
金本は監督の器でないといわれるが、掛布はもっと監督の器でない可能性が高い。
1度だけ見た2軍の掛布監督は、とても試合進行の指揮を執っているようには見えず、コーチ陣任せで(ロッテに行った今岡が先頭に立っていたな)、ベンチで暗い顔で座るおじいちゃんだった。
このヒト年齢以上に老け込んでいる。
2軍監督解任は妥当であり、ここに金本との対立点を見出すのは間違いである。
「夢」を見るのは自由だが、現場を見てからにしたらどうだろうか。
2018年の阪神のひどい実態を目の当たりにすれば、だれでも批判できる。
では一体、2017年の阪神2位とは何だったのか?
結論的に言えば、4位以下の球団、巨人、中日、ヤクルトのアクシデントに助けられ、阪神、横浜が浮上したと、云うことなのだが、それだけでは説明できない。
その底流には交流戦の結果、セパの実力差が勝敗にはっきり表れ、広島以外はドングリの背比べ状況になり、
(パの野球の進歩に停滞セの野球が凌駕された)
その年の主力選手のケガ、外国人選手の状態などの球団事情によって、順位がころころ変わるという実態がある。
その間隙をぬって、選手を無理使いし順位を上げた球団は、選手層が薄く、次の年勤続疲労によって翌年順位を下げる。←ドングリの背比べ!
もっといえば、セパの実力差は、
打者、投手がちまちま野球になるのは当然である。
目先の補強に走るのが一番手っ取り早い。
統一球なので、セパ球団がまともにぶつかれば、ちまちま野球ではパの力とスピードの野球に対抗できるわけがない。
③ DH制導入は攻守走に乗数効果を生む。
そもそも、DH制は9人でやってた野球の長い歴史を1971年に、ナショナルリーグよりも後発ゆえに進行球団が多くフランチャイズにも恵まれず、観客動員数が低迷していたアメリンリーグがアメフトを参考に修正し、10人野球に、替えたもの。
9人野球よりも10人野球が分業制がはっきりしており、チーム編成上、有利で効果的なのは火を見るよりも明らか。
長くやっていると投手や打者に力がつくし、守れない走れないバット一本で勝負する選手にも活躍の場が与えられる。
④ ③のような本質的な野球の違いから生まれる実力差に、
NPBの場合は、①や②やらの物理的差異が絡まってくるのだから、本家のアメリカ野球以上に、セパの力差は広がっていく。
ということで来年以降も、セリーグ順位は、ころころ変わっていく。
2017年阪神2位は、ドングリの背比べからたまたま複数の球団のアクシデントによってたまたま浮上したに過ぎない。
>阪神監督金本自身は去年も今年も何の変化もなかったが、傍にいるものが矢野から片岡に替わった。
素人でも明らかな采配ミスが連発されるのは、不変金本なのにわきにいるものが変わったせいで、その意味でも金本の監督不適正は一貫性、普遍性であり続け、チーム破壊レベルである。
が、金本を選んだ坂井氏は経営の権限を失い、金本自身の監督業に嫌気がさし今年限りとしているが、このまま放置しておくと、選手たちを自らの置かれた立場に引きずり込み、壊される可能性もあり、この時は、経営者が途中解任や休養を通告すべきだと思う。
藤波投手、鳥谷選手への仕打ちを想うと、その可能性があると思う。
マインドの次元がかなり違ったところにあるからそんなことができる。
しかし、サラリーマン経営者の阪神のトップにその決断はできそうにない。
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伸びる潜在能力がないのに根拠乏しい期待値込みでムード的に使われてきた若手は切り、実力本位の固定メンバーで戦う必要がある。その他もろもろの整理をすればレギュラーか数えるほどになるがすっきりし、依怙贔屓や余計な期待値から解放されて力を発揮できる若手も出てくるが陣容を見渡すとやっぱり
結局、FA、外国人頼みだ。
解説者時代の金本から、う~んと納得する言を聞いたことががなかった。
監督に必要な戦略的展望など一度も聞いたことがなく、目先の出来事に対してちまちま批判に終始していたし、そもそも野球解説に必要な話術がなかった。
素人に毛の生えたような解説は聞き飽きた。
>(ということは監督になって選手を説得納得させる言葉を持たないということで、根性や筋トレ強制のような肉体派丸出しの指導しか方法がないのは当たり前だ。
猛練習をするにしても方法や方向性が必要で、戦略展望のできない金本にそのすべがあるわけがない。
だったら疲れ蓄積の練習だ。
2018年オープン戦2勝しかできない一方で、就任以来の最高のチームに仕上がったなどと金本の鼻息が荒かったのは、キャンプで練習はやったという自己満足からでないと説明できない。
不勉強丸出し、監督適正大疑問の解説に終始していたと断定し、はこんなのが監督になればろくなことがないと、その時から毛嫌いしていた。
それで、就任早々の公式戦を見て草野球と断定した。
もっとも選手時代の鉄人ぶりにも評価はなかった。
片岡は金本の上を行く酷い解説者振りで、前回の打撃コーチ時代の失敗もあって、実質的に首同然でマスコミからお呼びがかからないようになり、芦屋大学とかいうところで客員教授をしていて金本体制になって、失敗に懲りずにコーチを引き受けた。言葉をつかえないのは金本以上で、一言居士のようなところがあるから指導者に不向き。
今もだんまりを決め込んでいるが、阪神球団内外の環境を知っていれば、金本監督の末路など、事情通には以前からはっきりしてした。
マスコミが今ここに至っても金本監督批判に及び腰のままなのは、裏事情がある。
その事情もあって、重量級のコーチ経験者などに就てはあろうはずがなく、軽量級ばかりが周りを取り囲んだ。
片岡、矢野は男気を発揮し、監督金本というくじを引いた。
あるいはたいして事情を重視しなかった。
解説者矢野は片岡や金本よりもマシといった程度の認識しかなかったが、それでも金本にとって、片岡が傍にいるよりもましだった。
>>矢野2軍監督のウェスタン首位ということもあって、ファンの一部にポスト金本に矢野を押すコメントもある。
伝聞によれば、
矢野2軍監督のやっていることは、岡田1軍監督時代の木戸2軍監督の極め付きの勝利優先の野球と同じと想像する。
育成の場と各球団が割り切っている2軍リーグで勝利優先主義の野球をすれば、勝ちが拾えることは2軍の野球をじっくりと見てきたものなら、普通にわかることだ。
Wは木戸がバントや盗塁を連発し、勝利第一主義の選手起用をしているのを観察し、こんな野球を2軍でしてはだめと嫌気がさして見切りをつけた。
1軍に通用しそうにない素質の中途半端にまとまった選手、打撃さっぱり、向上の見込みなく走塁守備などの特殊能力に秀でた選手をうまく使えば、勝利が転がり込んでくるのは当たり前だ。
塁上の走者がいつもちょろちょろしていればじっくりと打者が打撃に専念できない。
こんな試合の繰り返しの中から、1軍でレギュラーを張れる選手は育たない。
その木戸の名前を聞かなくなってどうしているのかな不思議だったが、なんとフロントの要職(管理部長?)にがっちり食い込んでいるではないか。
阪神球団幹部の野球の見る目のなさに、どうしようもないなと思った。
繰り返す。
2軍矢野がやっているのは木戸と同じことである。
その人物をところてん式に1軍監督にするとろくなことがないといっておこう。
さらに付け加えると矢野は金本に匹敵する思い込みの激しい人物で、選手の依怙贔屓をする。似た者同士だから、相棒になったというべきだろう。
ということで、金本批判を繰り返した一昨年は岡田氏を監督に押していたのだが、只今現在の阪神の陣容を見ると将来的に明るい展望が見えないので、あえて泥をかぶる必要はない、監督要請があっても固辞した方が良いし、阪神事情に詳しい岡田氏は引き受けない。
将来の阪神の骨格をなすはずの若手選手は全部、金本によって再起の危ぶまれるような深手を負わされた。
>藤波晋太郎など明らかに、イップス状態。
投げることが専門の投手がイップスになれば、再起困難になるのは当たり前だ。
めったにないことだが、大リーグピッツバーグパイレーツに典型的な例がある。
藤波(インステップ)のように独特の投球モーションをする投手は、、壊れやすい。
パイレーツの投手はこのパタンである。
それにくわえて、彼の場合、プロの1流投手に必要な手先の器用さの真反対で手先が不器用。
リリース間際に問題があるようで、ここまで壊れると、今後、再起の道のりは険しい。
阪神ではだめというコメントは妥当なのではないか。
球界に必要な人材なので、パリーグにトレードしてあげた方が本人のためだ。
しかし、次のステージにステップアップする肝心な曲がり角に、上手くフォローできず、深手を負わせた金本らの指導の間違いが直接的原因であることに間違いがない。
指導者に対象の特徴をじっくり研究して、育てていく術がなかった。
>大きなけががないのに、二けた勝利を続けてきた高校出の若い投手が、藤波のような極端な事態に陥っているのを今まで長いプロ野球ウォッチで見たことがない。
マウンドの動作を見ると明らかにイップスで、かわいそうに思う。
金本等の罪は重い。
>一昨年の新人王高山外野手は全くダメになったが、これも金本等に大きな責任があるとみる。
結局この選手の高校大学時代の成績をひも解くと、早熟なのははっきりしているので、新人王以降の指導はそれを踏まえ慎重でなければならなかったが、首脳陣が弱点を矯正しようとして指導したことが裏目になった。
本人の自発性に任した方がよかった。
ワンステージ上に上がるのにものすごく時間がかり、苦しむ選手もいる。
高山選手がそれである。
6大学最多安打記録保持は、前の試合で1安打でも東大戦に3本ヒットを打っても記録に勘定できるわけだから早熟の欠点を目標のハードルを下げることでごまかしたのではないか。
打撃フォームをいじるべきでなく、本人が大学時代、そうしたたように、ハードルを下げればよかった。
この選手の外野守備はお粗末で、打撃の足を引っ張る。
広く風の影響を受けやすい(飛球も見辛い)甲子園が本拠地の阪神入団が悪かった。
新人王に輝いた高山外野手や藤波投手ほど、大したけがもないのに極度のスランプに陥った選手が、同じ球団、しかも同じ監督のたった3年間で出た例は他に知らない。
金本監督を選んだ阪神経営者は将来のチームの骨格を壊した。
立て直しは厳しい。外国人選手、FA頼みしかないが、フロント無能でここも厳しい。
他の若手選手は、ファンやマスコミの買いかぶりすぎで、1流選手に育つ要素に疑問符が大きくつき、潜在能力に、限界がある。
去年のドラ1、大山選手は監督の偏った起用によって、逆にその経験がマイナスになっていると思う。
しかし、起用に答えるだけのモノがなかった。
そこを潜在能力とみる金本は、自分の成功(成長)物語にダブらせているから、しゃにむに努力すれば何とかなる、体を大きくしてパワーを付けたらと期待値偏重で見てしまう。
<追記>
大リーグの監督業では、ずっと前に当たり前のことになっていた。
シカゴカブスのジョー・マドン - Wikipediaを想えば納得できる。
超高額契約したダルビッシュやクリス・ブライアント - Wikipediaが故障で使えなくなっても、何とかやりくりして首位に躍り出ていることは、少ない情報からも手に取りようにわかる。(それでも終盤になって、地区常勝球団のカージナルスの追い上げが厳しくなった。~前巨人のマイコラスの活躍は多大なものがある。マイコラスいなければ今頃ギブアップ状態。さすが地区常勝チーム。フロントに力がある。)
その意味で名選手名監督ならず、とは大リーグでは死語であり、日本プロ野球でも、当たり前の古い格言となった。
当たり前のことをしたり顔でコメントする人は、狭い日本プロ野球しか知らない人である。
それでも馬鹿なことを繰り返している球団がまだある。
球団経営とチームマネージメントをまだ分離して考えられない、昔の職業野球の残滓を引きずった経営者、マスコミ、それに煽られたファンがいるためで、発信源は読売巨人軍のビジネス成功モデルであるが、ここにきてそれがようやく機能しなくなったことが現実のものとなったが、別コースの監督要請をした球団の成功例が多数にもかかわらず、ここはまた同じことを繰り返す。
東京に2球団拠点、経済地盤沈下激しい大阪に2球団。
こんな馬鹿なことはない。何らかの手を打たないと。
村上ファンド事件でTOB資金難に陥った阪神電鉄は巨額負債の阪急HDに吸収された。ということは結局、メガバンクに軍門に下ったということで株主総会で阪神球団の話題が上ってもしょせん刺身のツマにもならない一瞬のエピソードにすぎない。
官製メディアの特権をいまだに甘受している経営者はいまだに所有する球団人気をあおる情報操作の特権を有しているから変わる必要に迫られていない。
セリーグには古い流れから監督になった人が二人いる。
巨人高橋、阪神金本。
本人が就任の流れに抗してを躊躇しているのに、高額年俸提示して懇願さえしているという時代錯誤。
そんな事情に流されたものが、窮地に陥ったときに踏ん張り切れるわけがなく、心の中では就任を悔いた心が鎌首をもたげてくるのは当たり前で、そんな監督に率いられたチームは肝心な勝負所で勝ち星を落とすことになるのはこれまた当たり前だ。執念の出所が不明!から文句である。
パリーグのほとんどの球団は監督になりたかった人が監督になって腕を振るっている。
結論。
阪神の話題は今回限り、どうなっても関心はない。
選手への愛着もなくなった。
ポスト金本?
球団のリアルな内外事情に詳しい岡田氏は断る。
将来のチーム編成の骨格が破壊された阪神の監督を引き受ける実績ある人物はいない。
火中の栗を拾う行為そのものだ。
ということはこれまでの一連の流れの中から監督が決まる。
であれば2軍首位の表面だけをそのまま受け取って、矢野なのか?
まさかの金本続投はないだろう。
もともと自発的にやる気がなく、苦境に陥ってこんなはずじゃなかった、いややっぱりな、の自問自答の中で悶々としているはずの金本はやめる。楽になりたいんだ。責任回避を繰り返すマスコミ発言からよくわかる。
お粗末。そのころには、また記事を書く。