反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

民主圧勝のマスコミ報道に惑わされず投票所に行って自公を打倒しょう!

 全国の3分の1ぐらいの投票所の閉所時間が繰り上がっている。例年だと8時までが慣例となっていたが、7時に閉所するらしい。その理由。期日前投票が浸透し多くの有権者が投票を済ませている。開けていても人件費の無駄になる。
 今回の選挙で多くの有権者が投票所に足を運ぶことは既定の事実となっている。
 本来ならキチンと今まで通り8時まで開所しできるだけ多くの人に4年に一度の選挙に参加してもらいたい、こう考えるのが筋なのに、ここで人件費節減を持ち出してくる。
 昨日、昼間の商店街で選挙管理委員会のおっさんたち10人ぐらいが肩にたすきをかけてだらだら歩きながらティシュと細かく折りたたんだチラシを配っていた。
 こいつら何無駄なことをやっているんだと。商店街の放送を利用すれば一発でできることを例年通りの慣行を漫然と踏襲している。その一方で全国3分の1の投票所が人件費節減を理由に1時間早く閉所するという。

 投票行動に参加させないがための自公の意向をくんだ悪だくみだ。いわゆる浮動票が民主党に流れるのを阻止する、この下心があるとしか思えない。

 自民党は今回の選挙で民主党に対しあらゆる手段を使って、汚いネガティブキャンペーンを展開している。小泉郵政選挙以来自分たちのやっていたことを覆い隠し人心の動揺を誘って民主党への反発を引き起こそうとしている。

 マスコミはまだ選挙が終わっていないのに民主党の圧勝を既定の事実であるかのように報じている。候補者の名前を書いて一票を投じるまで、何日もあるというのにわずかなサンプルから結論を引き出している。
 一種の予断、でありその報道事態が政治的発信である。またセンセーショナルな報道は営業効果を生む。事実、夕刊紙の売り上げは通常の2倍を超えているらしい。ずっと前からこういう報道をしているから営業利益は大きい。結果、予想に反して民主の圧勝ではなく自公の善戦であれば、民主の慢心とやらを報じればいい。

 自公の太鼓持ちそのものになり下がって久しいマスコミの民主圧勝報道には眉、唾ものだ。

 マスコミは自公の狗だ。利権癒着構造そのものだ。一部の者が富み栄える世の中ではマスコミを使った国民洗脳活動が不可欠だ。マスコミの報道部門いる人間は利権癒着構造の実体そのものでこうした要員にジャーナリズムを期待するのはスーパーの鮮魚売り場に果物を求めるようなものだ。

 相手にしない。これが一番いい。

 最後に確認する。

 今回、自公を完全打倒することは狗になり下がったマスコミに痛打を与えることである。

 その意味で二重の快挙である!
 さらに、選挙が終わっても世の中は変わらない。変えていくには長い時間がかかる。戦後の自民党長期政権、特に小泉政権以後、日本は合従連衡の時代に先進国の中で一番戦略的ぜい弱性を持った国になってしまっている。郵政民営化をめぐって自民党が分裂したのも基本は国家戦略をめぐってであった。その結果、自民党に残ったのは対米追従市場原理主義売国政治家、どっちつかずの日和見主義者。麻生がぶれるのは基本的によって立つ位置がはっきりしないからだ。こういう議員はは自民党の中にたくさんいる。立場のはっきりしない議員が多くいる自民党は無力だ。
 今後、どんな情勢になっても自民党の再生はない。日和見主義者のよって立つ政治的基盤は自民党という枠の中には見出せないだろう。民主党が屹立していれば自民党は瓦解する。

 自民党は多くの国民の利害に反する政党で、こういう政党を今後政権に近づけてはならない。
売族、売国の親米市場原理主義政党として特化してすればよい。

 二大政党制で自民党にも切磋琢磨してもらって云々とか絵を描く人がいる。
欧米の二大政党制を日本に当てはめようとしても無駄である。このような人は日本でなぜ自民党の支配が続いてきたのか、曲がりなりにもそれがある時期までは有効に機能してきたのか根本的に考えようとしないものだ。
 結論だけ具体的に。定額給付金12000円のようなことは今後絶対にあってはならない。
日本では目まぐるしい政権交代衆愚政治を呼び起こす可能性が高く、その挙句は全体主義に行きつく。
 自民党でなくても政党は育つ。自民党を再生させる必要などまったくない。