地面近くに生い茂る雑草たち。(基本雑草)
オヒシバ(雄日芝) メヒシバ(雌日芝)
しろうと自然科学者の自然観察日記 引用
「イネ科の道端の野草。在来種のオヒシバ、メヒシバ、コメヒシバ」
「☆オヒシバは、本州以南に分布するイネ科オヒシバ属の1年草です。メヒシバやコメヒシバに比べると、茎や花穂が太くしっかりした印象です。」
W。細かく分類するときりがない。大体の感じ。公園の隅、道端で普通に見かける。この雑草が生えていても邪魔にならない。
スズメの帷子(かたびら) 大スズメの帷子(オヒシバと画像だけでは識別?)
名前の由来についてはよくわかっていない、だと。ウィキペディア。
カモジグサ(右、アオカモジグサ) よく見かける。
W。植物学的にはカモジグサとアオカミジグサは同じイネ科でも属が違っているらしいが、興味なし。
「和名のかもじ草は牧野によれば、女の子が若い葉を集めて揉み、女の雛人形を作ったことによるとしている。また、子供がこの株を取り、かもじ(付け毛)を作って遊んだことからともいわれている。」
チカラシバ(最近見かけないが、公園の片隅で発見) 力芝 こんな穂が出る。
「果実は先端の毛と共に外れ、これが引っ掛かりとなって大型動物の毛皮に引っ掛かるようになっている。いわゆるひっつき虫で、毛糸などの目の粗い衣服によく引っ掛かる。果実の先端から潜り込むようにして引っ掛かることが多い。」
W。確かに地上の葉の様子から、一見簡単に引き抜けそうだが、葉が千切れるだけで根は残る。軟らかい衣服に引っ付くとなかなか取れない。
*コレは本当か。葉が青々して見栄えがいい観葉植物なのか「欧米では園芸品種が作出されており、観賞用に屋外で栽培される。」
イヌビエ イヌビエのアップ
イネ科イヌビエ属 引用 植物生態研究室(波田研)のホームページ
「イヌビエは水田や放棄水田、路傍、荒れ地などに生育する一年草。水田雑草の1つとして嫌われる存在である。この仲間は田植え前後に芽生え、イネの出穂に先だって8月頃に開花結実し、イネが刈り取られる以前に種子を散布してしまう。草形はイネとよく似ているので穂が出る前にはわかりにくく、除草しにくい。イネに擬態し、稲作のサイクルに見事に適応した水田雑草である。
イヌビエの仲間は水田だけではなく、路傍や荒れ地、河原にも良く生育する。それぞれの場所に応じて多様な系統があるようで、形態も変異が多い。分類の基準も図鑑によって異なっており、混乱がある。」
W。史前帰化植物で稲作の普及と共に日本に渡来。長い間かけて適応力を身につけた。
ヒエはイヌビエを改良したもの。
カラスムギ カラスムギ
日本では麦自体が広まったためにカラスムギまで利用する必要がなかったとされる。但し飢饉の際は稀に食された。稲作以前は採集食物として、また原始的栽培食物として利用されていた可能性もある。」
果樹園に利用されるナギナタガヤ
[PDF]ナタガヤのメリットを検証 −経済効果を試算− - 雪印種苗
*実際のところ、ナギナタガヤってどう?
昔、一時期、新しく法面を作った土手に植えられていたようなきがする。斜面を滑って遊んだ記憶が~。
オオバコ(大葉子) オオバコの花?
目立たない。
あまり群生しないせいかもしれない。
右の花は公園、道端を注意してみると、たまに見かけるが、あくまでも地味
車前草ともいう。
ヘラオオバコ(最近ではこちらのほうをよく見かける。右上の画像と感じが似ている。
ヨーロッパでハーブとして食用や薬用に利用され、家畜用飼料としても栽培されている。
葉の部分に注目すると、食用、家畜飼料として栽培されている、を納得する。
白詰草(クローバー)
夏の七草→「1945年6月20日、日本学術振興会学術部・野生植物活用研究小委員会が、戦時中の食糧難の時節にも食べられる植物として、以下の7種類を「夏の七草」に選定している[2][3][4][5]。さらに、戦後の1946年9月10日、雑誌と同じ内容のパンフレットが出版された[6][7]。」
>今、普通に見かける雑草では、ヒメジョオン(この前の七草の記事のとき、知ったので、小さな白い花の茎や葉を手にとって触ってみた。意外に柔らかく、コレなら食えそうだと想った。群生する性質もある)
露草(紫の可憐な花を咲かせる。花期は4月ごろ?つる状に密生する。葉は濃い緑色をしているが、つる状の雑草にしては軟らかい。)
なかなかの優れものの雑草。
特徴、由来と歴史
特徴、歴史→「日本においては明治時代以降、家畜の飼料用として導入されたものが野生化した帰化植物。根粒菌の作用により窒素を固定することから、地味を豊かにする植物として緑化資材にも用いられている。雑草防止、土壌浸食防止等に利用。」
根粒菌。
「シロツメクサは根部及び匍匐茎の貯蔵養分に富み、再生力が強いことから刈り込みに対して極めて強く、刈り込み回数を増やすだけでは一時的な抑草は可能でも根絶することはできません。一度芝地に混入して繁殖してしまうと耕種的防除のみによる根絶は困難 ..」.
● シンジェンタからのおすすめ防除法
種子の寿命が長いためホルモン剤やALS阻害剤による化学的防除を毎年行ないます。花卉形成をする前の春季~初夏(4月~6月頃)の防除がお薦めです。
グーグル航空写真に当たってみると、ニホンの山野はゴルフ場の異型の痘痕がやけに目立ちます。
ビニールハウスと共にニホン国土の特徴です。
特徴を適切に掴むために、下記の転載リスト以外の画像を使用した場合もあった。転載禁止の画像は使用していない。