W。今回の記事はロシアウクライナ戦争のリアルな実態をソ連邦崩壊以降の混乱期まで遡ってロシア側から明らかにした。
W。過剰資本と過少消費、貧困化、階級格差の矛盾大拡大に成す術のない英米日、EU帝国主義支配層はロシアのソ連邦崩壊以降の弱点を突き切って中国支配層を市場分離でけん制し(戦争長期化)ウクライナ国民を血の盾にしてソ連邦崩壊時の混乱を再現し獲物の分け前に預かろうとしている。世界経済はインフレ進行し貧困と階級格差が拡大する。
「ロシア連邦第2・4代大統領(2000年 – 2008年、2012年 – 現在)、ロシア正教会首席エクソシストである。 また、1999年から2000年まで、2008年から2012年まで首相を務めた。」
W。こんなハチャメチャな奴が長期に政権を担当しハチャメチャ経済政策を断行しソ連邦の国富を破壊できたのはなぜなのだろうか?
「1992年1月2日、首相を兼任したエリツィンは貿易・価格・通貨の自由化を命じた。同時にマクロ経済安定化の経済政策を採用し、厳格な緊縮財政を行った。
財政均衡を実現するため、エリツィンは金融を引き締め、産業への補助金や福祉支出などを大幅に削減した。
しかし、この急激な市場経済への移行は市民の貯蓄、資産に打撃を与え、ソ連時代の生活水準は破壊された。⇒w。ハイパーインフレで市民の貯蓄大減額。価格自由化と国債乱発、国有企業の株式保有券(特定商品引き換え金券)国民配布=国際金融と繋がったユダヤ人がドルで買い占め。
>ソ連邦崩壊時のロシアは改革開放の中国と違って、スターリン主義体制の老成国家。短期の資本主義化は無理、大混乱が発生する。
国際通貨基金 (IMF) 等の国際機関の助言に従って「ショック療法(英語版記事)」と呼ばれる急進的な経済改革で完全な資本主義の導入を図った。
市場経済化への一環として行われた価格自由化と国債濫発は1992年に前年比2510パーセントものハイパーインフレーションを引き起こし、1992年の国内総生産 (GDP) は前年比マイナス14.5パーセントとなってしまった。1990年代を通じてロシアのGDPは50パーセント減少し、不平等と失業は激増し、収入は劇的に減少した。
W。日本も危ない要素がある。
企業物価上昇からの価格転嫁が加速する!!
2022年12月の企業物価指数は119.5と前年同月比では10.2%上昇し9月の10.3%以来の高水準になっています。
エネルギー価格の高騰を転嫁する動きが長期化し、電力や都市ガスが全体を押し上げる状況が続いているわけです。そして22年の年間ベースの企業物価指数の上昇幅は9.7%と1981年以降過去最高でした。
メーカーの価格転嫁はまだ36%という状況の中で、企業物価指数は大幅に上昇
パンや麺類の原料になる輸入小麦の価格を据え置く政府の物価高対策は3月末で期限を迎えます。
これが終わればやはり食品価格に転嫁されることになりますのでインフレは止まりません
一部のエコノミストは、1990年代にロシアが経験した経済危機は1930年代にアメリカやドイツで起きた大恐慌に匹敵するとも評した。
>10月から国民一人ひとりに国有企業の株式を与えて自由に売買をさせるバウチャー方式による民営化も行われていたが、これを上手く利用して国有資産だった会社を手に入れ、莫大な富を築き上げる新興財閥(オリガルヒ)も出現した。
W、参考資料
日本の今後のインフレをトルコ・ソ連・第一次大戦後のドイツを例に考えてみると? |AI TRUST|賢く生きるための経済金融メディア
ソ連崩壊後のロシアのハイパーインフレ
「ソ連崩壊後のロシアでは、1992年の物価上昇率は、前年比で26倍となりました。1992年のインフレ率は2150%を記録しました。
物価上昇率は1993年には10倍、
「1992年1月2日、首相を兼任したエリツィンは貿易・価格・通貨の自由化を命じた。同時にマクロ経済安定化の経済政策を採用し、厳格な緊縮財政を」
「>10月から国民一人ひとりに国有企業の株式を与えて自由に売買をさせるバウチャー方式による民営化も行われていたが、これを上手く利用して国有資産だった会社を手に入れ、莫大な富を築き上げる新興財閥(オリガルヒ)も出現した。」
1994年には3.2倍と沈静化しましたが、3年間のインフレ率の合計は3,500%弱ですから、35倍ということです。ラーメン1杯が1,000円だったものが3年で35,000円になったということです。
一時的にインフレは鎮静化しますが、そこで収まったわけではありません。
1998年のアジア通貨危機の影響を受け、外貨が大量に流出し財政が危機的状況となり、通貨切り下げと対外債務の支払いの延期を宣言、再び深刻なインフレに陥いりました。」
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>「1999年NATOがコソボに地上部隊を配備した場合のロシアの介入の可能性を警告し、「私はNATO、アメリカ、ドイツに言った。軍事行動に向かわせないでくれと。さもなければヨーロッパで戦争は確実に起き、世界大戦の可能性もある」と述べた。
「9年8月16日にはエリツィン大統領の汚職を追及していたユーリ・スクラトフ検事総長を女性スキャンダルで解任に追い込んだロシア連邦保安庁(FSB)の長官でプリマコフと同じ
@KGB出身のウラジーミル・プーチンを首相に任命し、31日のロシア高層アパート連続爆破事件をきっかけにして勃発した第二次チェチェン紛争の制圧に辣腕を振るったプーチン首相は「強いリーダー」というイメージを高めて後の大統領当選を支える国民からの人気を得ることとなった。」
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