反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

1933年~1938年ナチス期の経済構造。数十年後の今読んでもイロイロな含みをもった情報。世界史的条件は変わったが、帝国主義、独占資本、金融寡頭制、ファシズムという基本概念は、今適用範囲、対象を替えて読み替えることができる。

 (2024年8月12日)から徐々に反俗日記の注釈を追加する。

マイクロソフト系のブラウザーを使用しているこのFDFは、グーグルブラウザーにコピーペーストするとき、文字化けするのでペイントを使用した。反俗日記の流儀である文中、の注釈挿入ができなかった。

@このPDFの今日的意義金利政策アベノミクス的金融政策の出口はない~~~と政府財政拡張=累積国債金利支払い、償還費は無視できない~~~関税障壁=市場覇権のある米国、EUには選択肢があるが日本は被害的従属の立場で輸入インフレ大、~~~世界規模の経済制裁政治課題になる世界資本主義の到達段階(金融寡頭制の強化~世界的な過剰資本過剰生産、資本輸出、階級格差拡大)、~~地政学的環境世界経済の不均等発展)において、軍需関連の財政拡張が先行してきた歴史がある

 今様のあらゆる形態の財政拡張論者財政拡張と軍需拡大=準戦時体制の間のハードル第二次世界大戦前の1930年代にリアルにどうだったかニューディールは1929年恐慌⇒1937年恐慌に対処できず、ファシズム(ドイツ、「ソ連」)は1937年恐慌回避の事実)。⇒1936年以降の日本は中国戦線拡大に国内生産力(労働力不足)が追い付かずモノ不足インフレ。1929年世界恐慌のときの日本の工業生産値はソ連の下、イタリアとほぼ同等。高橋是清の管理通貨移行、金融財政膨張政策によって1930年代半ばまで好景気。しかし、出口政策を模索していた高橋是清は2,26事態で斬殺された。財政拡張で経済をコントロールするのはそれに付随する生々しいヒトと政治の問題が出現するので難しい。

 これからの日本で国家財政を拡張する場合、政治のコントロールがどの程度リアルに効くのか(具体的な政党政治の問題である)、という問題意識が希薄であり、政権に対する机上の対案に終わっている。⇒素朴な原理論ばかりだ。結局、ケインズ有効需要の喚起の範疇を出ない。

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殊なプレートである。大阪万博は止めた方が良い。やっていることは天と地の人の摂理に反している。

 

 

 反俗日記⇒数十年後の今読んでもイロイロな含みをもった情報だった。世界史的条件は変わったが、帝国主義、独占資本、金融寡頭制、ファシズムという基本概念は、今適用範囲、対象を替えて読み替えることができる。