ひとたび紛争が発生し、現場で処置を誤ると国家間の問題に発展する可能性を常に秘めている海域のパトロールをこなせるだけの日頃の訓練、実践的思想教育が為されているか、疑問であると指摘しておいた。
その理由として過去に台湾側と現場判断レベルで問題を起こし、一触即発の危機を招き、最後には日本側が金銭保証をするような失態を犯している事などを具体例を挙げて疑問を提出しておいた。
もっと突っ込んで言えば、そもそも現状の自衛隊という軍事組織を信用していない。
果たして本当の戦闘部隊としてどれほど役に立つか疑問視している。増して海上保安庁はもっと疑問ということだ。
中国人民解放軍であれば、処刑に等しい処罰が待っているだろう。
幹部が勝手な事ができるのだったら、兵士にも当然、行動が保障されるべきだ。隊員が労働組合を結成して待遇改善を要求してもいいのではないか。彼らにも家族はいる。
話題が横道にそれているのは仕方がない。
私は43歳海保官には悪いが、その手のビデオにまるっきり関心がない。政治的無関心でない人間にも、こんな人間がいる事を43歳に解って欲しかった。少しでも理解できていたら、違った行動がとれていただろう。
熱い心はいいが、頭は冷めてなくちゃ。相当精神年齢が低いのではないか。
そんなビデオ見て何になるというのかね?過程を問題にするのではでなく、結果だよ、政治は。過程を云々できるのは小学校の学級会レベルだな。
悪い結果が出ないようにするのが政治。悪い結果が出ても早く収集するのが政治。
日本の政治は今だ甘ったれが治っていない。
43歳も同類のお人である。この問題に関する今後のマスコミの報道もだいたい想像できる。これも同類項。
<追記しておきます。11、11>
尖閣事件発生直後、ブログ記事にした時点では不勉強で海上保安庁の歴史(保安庁=自衛隊の前身への統合案への海上保安庁側の抵抗抵抗で現状のままに至る)は全く知らなかったが、直感的にこの組織はどこか根本的におかしいのではないか、と想った。
尖閣海域の海保の活動は事実上、制海活動(実効支配活動)なのにその体制が整っていないんじゃないか、と素朴な疑問があって文章にした。もちろんだから海上自衛隊に任せろとか、ましてや何処かのマヌケのようにやっぱり、在沖縄海兵隊は必要、アメリカ軍の抑止力云々なんて、さらさら思ってなかった。
現海上保安庁の歴史を一言で言い表すとこの役所は典型的な省庁間の縦割り行政の弊害を引きずってきている、ということだ。カネ、ヒト、モノに縦割り行政独特のダブツキがあるのじゃないか。その割にやってる事は結構キツイ。 現状 japan cuast guard なんて自称しているらしいが馬鹿じゃないか!
43歳にもなって*幼稚この上ない勘違い男*が出てきても何ら不思議でない組織体質、現状がある。
正直なところ、この男に私が何を見ているかといえば、小沢氏を市民目線とやらで起訴相当決議した検察審査会の面々だ。同じ体質で、顔の向いてる方向が180度狂っている。これじゃ、本当の権力とと戦えず、むしろ格好のその手先になり下がる。
この男はその道を歩むだろう。
小泉改革の典型は、中身がちっとも変ってないのに形の上だけ整合性をつけて、改革したつもりになっている。
改革したつもりでいる分だけ、実際は問題点が隠ぺいされている。改革によって中央の統制が利かなくなって組織が「独立」し、組織の独自の生命力を発揮し、自己展開する可能性も至る所に表れている。小泉改革は丸投げ方式だから、自己保存本能を生存条件にする官僚の都合のいい様な「改革」になった。
>>>次に自衛隊をこの際取り上げておく。
私は上記したようにこの組織を軍事組織として信用していない。
卑近な例を挙げておく。
あの男の姿を見て疑問に思わないのはいわゆる「平和ボケ」と自分を戒めた方がいい。
戦場の現地指揮官が立派な口ひげを蓄えているなんて、本当に戦争できる軍隊にはあり得ない!
野戦軍の現地指揮官が敵からすぐに識別される様な口ひげをはやしてたらどうなる?
格好の攻撃目標にされる。現地指揮官がせん滅されたら当該軍隊は大きなダメージを受ける。また仮に的戦闘勢力に身柄を確保された時、身元が識別され、強制力で軍事情報を聴きだされる。
アメリカ軍、韓国軍、中国軍。ひげを生やした現地指揮官なんかあり得ない。
ところで自衛隊は海外に出て行ったら、japan self-defense forces と、自称しているらしい。
ここにも海上保安庁と同じような誤魔化し、無責任体制が隠されている。ヒト、モノ、カネが野放図にダブついている。タモガミの様な輩はそういう土壌で生育してきた。無事、退職金まで受け取って、今ではその方面では英雄扱いで講演やら何やらで、物凄い稼ぎになると本人は自慢しているらしい。
私は持論として自衛隊は旧軍呼称に改め、階級呼称も昔に戻し、内外に責任体制を明確にし、本物の戦闘部隊目指して粛清、リストラする。戦闘部隊を中心に組織再編がなされるから、余計な組織的ダブつきは削ぎ落される。
今のままだと本当の戦争では弱い軍隊であり、成立に遡れば解るが、本質は国民を守るのではなく、米軍利権、戦後利権癒着勢力を守り、国民に銃剣を向けるために設立された軍事組織である。