2022-01-01から1年間の記事一覧
荘子 岡本かの子 紀元前三世紀のころ、支那では史家が戦国時代と名づけて居る時代のある年の秋、魏の都の郊外櫟社れきしゃの附近に一人の壮年=荘子が、木の葉を敷いて休んでいた。 彼はがっちりした体に大ぶ古くなった袍ほうを着て、樺の皮の冠を無雑作むぞ…
W。本文引用は必要の限り、アトランダムとする。 1思想詩 良寛の漢詩を読みますと禅の思想が仏教の中で一番根本的なものであり、禅の思想の中でも一番根本的なものは道元*1が開いた曹洞宗~W注2~なのだと述べています。」 <ここからしばらく仏教以前のイ…
小林一茶 - Wikipedia 宝暦13年5月5日(1763年6月15日) - 文政10年11月19日(1828年1月5日)) 良寛 - Wikipedia 宝暦8年10月2日(1758年11月2日) - 天保2年1月6日(1831年2月18日)) W。同時代の越後と信州在住の人だった。日本独特の近世、コメ年貢制度…
吉本隆明「良寛」 序(文)引用 W僧侶として詩文家として「近世の制度の堅い網目に絡まれていた」~後世になって評価が高まった。多分、明治の文士の評価によって良寛の詩文の評価はたかまったが、多分にその人生行路と表裏一体で過大評価された。 ただし、…
W。 災難に逢う時節には 逢うがよく候 死ぬる時節には 死ぬがよく候 是はこれ災難をのがるる妙法にて候 良寛 W。良寛没年74歳 1831年。 三条地震1828年に遭遇した知人にあてた手紙の一文。腰の据わった開き直り、というか禅問答的でもある。生きることは…
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WacWac。動画時間2時間15分。途中までしか見ていないが世界旅行記よりも面白かった。北海道は若いころ、バックパック背負って旅をした想い出の地。一般道からみた風景もほぼこんな感じだった。昔と大きく変わっていないよ。若いころ、日本全国ほぼ回っての感…
www.youtube.com HIU MO HUANG 8 か月前 這是最新版本,男主唱沒戴帽子好像還有兩段沒唱 W。グーグル翻訳 コメント引用 「これは最新バージョンで、男性のリードシンガーは帽子をかぶっていませんまだ2つの段落が残っているようです。」 W。基本、ドラムとギ…
twitter.com www.youtube.com 高橋真梨子ライブ ランダム - YouTube 2,869,874 回視聴 2014/04/20 sinobu akiyama チャンネル登録者数 1.5万人 W。バラードよりも軽快な唄が好み。フィナーレのグランパ。それまでの歌唱法とがらりと変わったソフトな軽快感を…
twitter.com 関口知宏の中国鉄道大紀行 W。1編~4編各1時間40分以上、全編見たわけではないがTV鉄道紀行番組の傑作だと思う。旅人の関口知宏は常に自然体、フレンドリー、この種の番組によくある騒々しさはない。口をぽか~んと空けて、よちよち歩き。し…
twitter.com W。前回の記事に挙げた参考資料(千夜千冊)をざっと読んでみたが、ピンとくるものはなかった。結局①910夜「神仏習合」に終わっている。だから、この記事の冒頭に挙げた大層な目標は達成できそうにもない。各専門分野の研究者はいてもこの辺…
W。以下8本。各々、作者の問題意識に沿って簡潔にまとめられている。こういう方面は黒田俊夫著作集、以来、接する機会がなかったが、「発心集」鴨長明を読んでいる際に、廃仏毀釈=廃仏棄釈の問題にぶちあたり、避けて通ることはできない、と感じて学ぶこと…
2.中世武士の出家と隠遁(西行) 武士の出家隠遁の原因を以下の三ーンに便宜上カテゴライズしておきたい1) 隠遁願望型出家―佐藤義清→西行2) 自己救済型出家―熊谷次郎直実→蓮生3)陰謀回避型出家―宇都宮頼綱→蓮生 1) 隠遁願望型出家とは、 ディレッタンティ…
wacwac (@wacwac05690282) | Twitter 中世武士の生死観(1)―中世武士の出家と隠遁の諸相― 大山 眞一 反俗日記、注目点抜き書き はじめに 「「来世的死生観(浄土教思想)→現世的生死観(西行・鴨長明)→普遍的生死観(卜部兼好)→倫理的生死観(武士)」と…
http://rp-kumakendai.pu-kumamoto.ac.jp/dspace/bitstream/123456789/1373/1/2405_matsumoto_29_38.pdf 鴨長明論~「方丈記」「無名抄」「発心集」を通して~松本勝子 W。所業が閉ざされ挫折するか(神職就任阻止、再就職固辞隠遁)中途半端なまま(殿上人…
twitter.com 出典 ↓ shikinobi.com 『方丈記』 心の章 この身の遍歴 おおよそ、あってはならない世の中だと堪えしのぎながら、心を悩ませること、三十年あまり。そのあいだ、折々に出会う不本意に、みずからつたない運命を悟る。そうしてついに、五十歳(い…
今回の記事は1月4日(火)に大幅に追加編集した。現時点の拙い意見をそれはそれとして記すことが反俗日記の立場を貫くことになると思ったからだ。 1つはプロレタリア文学がずっと気になっていたものとし旧文をそのままにしておけなかった。「ゴーストップ」…