反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

保守論客の福田アリツネ、近代化主義者の丸山真男支持者、在日コリアンのカンサンジュン、等の明治近代化論を資本の原始的蓄積論を適応し、批判する。

昨日の記事の内容。 織田信長の桶狭間出陣前の舞唄「平敦盛」、当時の庶民の小唄「閑吟集」まで挙げて、戦国時代の武士と庶民の、この世、夢幻=永遠の時空、天上界への転生という、捨て身の虚無的行動主義の心魂を、今を生きるモノの立場から、とらえかえそ…

ニッポン沈国、原住民(ネイティブ)の現状。小泉竹中政権の市場原理主義を受容したB層国民は民主暫定政権下の激動、混迷に耐えきれず、<F層国民>に転化(日本的ファシズム受容国民層)

1)人間50年、化天の内に比ぶれば、夢幻のごとくなり。一度、生を得て滅せぬもののあるべきか。 ー幸若舞(敦盛)よりー 2)なにせうぞ、くすんで、一期は夢ぞ、ただ狂へ。 ー閑吟集よりー 1)は織田信長が桶狭間の戦いに出陣前にまった舞唄として、ド…

石原、橋本、河村、村井を圧勝させ破滅の道歩む日本原住民の暴走に民主政権は無力だが、今代表選を背水の陣とし、密集して民主主義の血路を切り開け!

前二回の記事で民主党代表選に間接的に言及する意図があった。 直接、予測も含めて取り上げることも考えたが、今の自分は足元を踏み固め、刃物を研いでいる段階で、そういう結果見え見えの表層的なことに心を煩わせるべきでないとしてきた。 回り道をしたお…

背伸びし、国民に無理をさせてきた日本支配層は大儲けの内外環境が厳しくなって国民をイデオロギー幻想で絡め取ろうと画策。

想えば、国民にとって、民主党が政権政党になってから、イロイロな事がありすぎた。短い期間に政治経済軍事の課題、問題が凝縮したように集約され、終いには大災害まで立ち至っている。 以上を一括して一連のリアルな厳しい政治過程の進行とみると、そのただ…

政治家、政党の基本的政治傾向は変わらない。大失敗、大間違い、したモノは何度でも繰り返す。自民、公明、管、前原の正体は明らか。騙されるモノにも問題アリ。

民主党の代表選挙が昨日告示され、海江田、前原、野田、等が立候補して、週明けの8月29日には早くも民主代表=次期首相が決定される。 有権者は国会議員だけ。運動期間も超短い。 東日本大震災復興事業、福島原発事故処理という歴史的な国民的課題を政権…

アジア通貨危機で国家破産の韓国はIMF管理下で、民主化と引き換えに、アングロサクソン、ユダヤ社会経済に換骨奪胎(IMFの優等生)され、民族としてのアイデンティティー喪失。日本の反面教師。

専門的な分野の本にもイロイロある。自分の主張を裏付けるため、ガセネタをコッテリし込んだ本。 近年ではこういう本ばかり。 しかし中には、読みやすくて、専門的な中身のある本がある。 「韓国経済の課題」と云う平凡な表題の本は実に面白い本だった。 何…

アメリカ帝国主義に食いものにされる半買弁層支配下の日本、中国、韓国国民。

アメリカ国債購入をキーワードに東アジア、レベルで考えを巡らせてみると、どうしても日本だけでなく中国、韓国の支配層の「半買弁化状態」とでもいうべき姿が目に付いてしまう。 支配層としての利害はもはや国民国家の枠内に収まっていない。自分たちのカネ…

震災復興の資金調達は米国債売却で補てんできず、増税。どうしてなのか検索してみた。

ネットニュースによれば、外国為替市場の円相場1ドル=75円台の戦後最高値突入を受けて、野田財務大臣は円売りドル買いの市場介入を示唆する発信をしている。 ここまで円高が進行すると、日本国内の外国貿易で潤ってきた中小企業の経営環境は苦しくなる。…

無学なモノがマスコミや財界の喧伝する為替レートの日本の国民総生産に疑問を感じ、国民生活の実態を反映すると想われる「購買力平価」をネット上で検索しても次から次へと誤魔化しの難解な論説が。

私は自慢ではないが、ほとんどまともに本を読まず、社会問題を忌避してきた長い空白の期間がある。 元々が知識教養に自信のない肉体派。やっと時間ができて込み入った社会問題、経済問題を考えようとしても、肝心の脳細胞が激しく死滅に向かっている、と感じ…

右翼保守派の歴史観を批判する。

前々回の記事で広木さんの大著を取り上げた。右翼保守派としての歴史観をハッキリ全面に打ち出しており、参考になった。 彼らは自分たちを右翼だとは位置づけていない。日本思想?の正統な後継者を自認している。 彼の地元、九州で発行している同人誌のタイ…

靖国神社に大挙して国会議員が参拝しようが自由だが、アメリカに従属し覇権を内外に求める日本帝国主義支配層のイデオロギーとその体制の正当化は許さない。

靖国神社に国会議員が大挙して、8、15に参拝しようが、本人たちに政治的自由がある。 その行為を毎年薄っぺらなリトマス試験紙の様にマスコミが大々的に報道するから、問題点が矮小化される。 いっそ、無視したらどうだろうか?なにも報じない。 そうする…

親(アメリカ)に対する思春期の子(日本)の反抗のごとき、甘ったれ歴史観のある保守論客の大著「江藤淳の批評とアメリカ」を徹底批判する。

図書館で「江藤淳氏の批評とアメリカ」広木寧著なる480ページにも及ぶ大著を借りてきて、苦役の様に読みん込んだ。まさにネバならないである。吐きがするような本でも読まなければならないときがある。 イロイロナ立場の人がイロイロナ考えを持って、生活…

「五木の子守唄」「竹田の子守唄」を贈る。おどま、盆ぎり盆ぎり、盆から先ア、おらんど。盆が早よくりヤ、早よもどる。おどま、勧進勧進、あん人達はよか衆、よか衆よか帯、よか着物。

おどんが 打死んだ、ちゅうって 誰が泣いちゃ、くりゅきや 裏の松山、蝉が鳴く 蝉じゃござらぬ 妹でござる 妹泣くなよ 気にかかる おどんが打死んだなら 道端いけろ 人の通るごち 花あげる 「竹田の子守唄」 守も嫌がる、盆から先にヤ 雪もちらつくし、子もな…

イングランド暴動。童謡、赤い靴。中島らも。江藤淳、小沢一郎、日本の自立。

<イギリス暴動> 決起の背景に高失業率、財政削減、移民問題が挙げられている。大陸側のフランスにも移民居住区を中心にかつて暴動があった。 さらに先般、ノルウェーの90人を超える死者を出した爆弾テロがあった。 ネット上の記事で目に付いたのは、割…

なにせうぞ くすんで 一期は夢よ ただ狂へ!

日は東に昇り、西に沈むが、傾いた命の夕日が沈むと、再び東から昇ることはない。ヒトの生は一回限り。 宇宙、大地の永遠の輪廻からすると、ヒトの一生は瞬きのごとく、無きに等しい。瞬間の様な一生ならば、死ぬも生きるも大した違いはない。 前の記事、「…

「隠者の文学」石田吉貞は革命的名著。虚しくなって(無常)出家し絶対的孤独(サビしい)を選択するも、物的貧困(ワビしい)になる。西行、長明、兼好等はその苦悶の世界に、「ワビサビ」の原点を見出す。

大学で国文学とかその関係方面の学問を学んだ方はタイトルの様な観点を多少知っているかもしれないが、私が習った高校の古文の教科書では、タイトルの様な観点からの説明は一切なかったように想う。 グーグルで「ワビ、サビ」を検索してみるとさすが、「ワビ…