反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

EU中心部、縁辺部の経済混乱とアフガン、リビア内紛への戦争介入。EUはミニ帝国だった。

全く、マスコミ報道との接触がないわけで、世間で承知の今現在の円高基調の訳知り解説にも、直接ふれたことが一切ないから、今頃になって、検索で、EU諸国の経済没落ぶりを知って唖然としている。 こんなことになっている。 2010年世界のGDPランキング …

自民党政権下の外務省、東アジア共同体模索からバブル崩壊後の米主導の韓国、中国不参加のTPP路線への急展開。この大枠に小沢弾圧=民主政権打倒、新市場原理主義、大震災原発事故、大増税、が埋め込まれている。

昨日に続き、東大教授、カン、サンジュンさんの「政治学入門」の東アジア分析をたたき台に持論をできるだけ展開していきたい。能力不足で識者の描いた絵を批判的に検討することしかできない。幸いカンさんは広い視野に立って公平に論じている。 彼は東北アジ…

3秘書反動判決に見られる小沢排除は東アジア新「冷戦構造」の妄想に国民を引きずりこむ日米支配層の政治軍事路線画策の一環。

東大のセンセイをしている、カンサンジュンさんの「政治学入門」をざっと読み終えた。 さすが東大に招かれただけあって、今の政治学者でここまで「仕分け作業」?をできる人はいない。 在日韓国人としての、アウトサイダーの目、アジアから見通せる目、自身…

小沢氏秘書3名に超反動判決。法匪栄えて、国民滅ぶ。大震災、原発事故、大増税TPP、先進国経済大混乱の基調は深まる中、日本社会の更なる閉塞に法匪が先頭に立って導いている。激動世界に頭あまりにも硬過ぎ

風がふくふく~ やけに吹きゃがると 風に向かって 進みたくなるのサ >>昨日の記事を書く前、考えました。 今日の小沢さんの秘書たち3名の裁判について書く事が常道だろうと。 しかし書けなかった。 秘書さんたちは逮捕され、裁判を闘っている。 その人た…

バブル経済を日常化し、恒常化し、制度化し、その中でしか生きられなくしている市場原理主義社会=格差社会、グローバル世界資本制の支配層とその使用人どもが煽るの国家主義。

山本太郎さんを検察に告発したのは27歳の京都在住の行政書士とか。 行政書士と云う資格にどういう特権が付与されているのか、そういう資格で現実に生活が成り立っていくのかどうかさっぱりわからないが、その程度の中途半端なキャリアのモノが支配層の巷の…

俳優、タレント山本太郎論と大阪のスーパーにおける福島産きゅうり。

山本太郎さんがやしきたかじんの番組に出演したとか。 太郎さんを知ったのはニューギニア奥地の現住人と共に真っ裸になって、同じ暮らしを体験する番組だった。 真っ裸だから、体をよく鍛えているのが解った。言動もきびきびしていて、体当たりで原住民の生…

「在特会」、「主権回復の会」は現代ドイツのネオナチやドイツ保守拡張主義者「主権回復協会」の猿マネ。特定外来種。

現在のザイトクの運動形式と「主権回復の会」との関係はドイツのネオナチと「主権回復の協会」の完全な猿まねである。 ネオナチは戦後ドイツ東西分割、ベルリンの壁崩壊、ドイツ統合などのリアルな歴史的経過に悪い意味で根付いている,下からわき起こった理…

日々雑感。放射線、食品暫定基準値。これさえ厳し過ぎると批判する人の判断基準は地元農家の「風評被害」、日本経済への多大な被害とか。要は理屈ではなく、個々人の日常生活のリアルな判断。

きっこさんのツィート、「政府と各自治体は海洋調査を許可しない。調査されて本当の事が解れば、困るのでしょう」から、自分としては未知の部分である、放射線基準値について検索してみた。 何度も書いている様に、仮に自分が福島原発事故の直接影響の及ぶ範…

大事に至ると、日頃の知識教養一杯の分析の底にある本当が暴露される。佐藤優、丸山真男。日頃の知識は商売道具。

世の識者の中には、日頃、イロイロいうが、一般的に、その底にある立場が解り易く透けて見える人がいる。 ネット上で批判されている識者は、この部類に属して、バカにされ、怒りを買っている。 日頃、変幻自在のち密な論理的思考、博覧強記を披歴する人がい…

日本の国民的ナショナリズムの今度の在り方によって、日本国民の多数の命運は決する。これが結論。

前日の記事の要点である、 <<日本の旧ナショナリズムも最も目覚ましい役割は一切の社会対立を隠ぺいもしくは抑圧し、大衆の自主組織の成長を押しとどめ、その不満を一定の国内外のスケープゴートに対する憎悪に転換することにあった>> の丸山真男195…

1951年、丸山真男「日本におけるナショナリズム」の認識から60年経過した現在。当時の問題意識、課題を再検討してみる。

「阿修羅サイト」において思想雑誌、月刊日本に発表された亀井静香さんの発言が採録されて、最近では珍しいほどの膨大ともいえるコメントが寄せられて居た。 ただ、気になったのは、亀井発言のトピックとでもいうべき彼独特の歴史哲学が披歴された冒頭部分へ…

マスコミ主導による大臣失言、簡単辞任劇は日本が右肩下がりになったバブル崩壊以降の傾向。なぜだ?丸山真男、政治学を適応して考えてみた。

「世に噛む日々」さんの9、11付けのブログは非の打ちどころのない、真っ当な意見である。 単なる怒りの表明に終わらず、、論証過程もしっかりしており、そこで彼の安定した政治観が披露されている。 政治のど真ん中には、正しい事と正しくないことの価値…

{1年半前からの反小沢キャンペーンはメディアの「新たな翼賛化」の始まり。3、11の衝撃はその翼賛化をさらに進行させて、この国の民衆を低劣で新たな閉塞に追いやってしまった}宮崎学オフィシャルサイトより。

宮崎学さんはサイトで第一次中国天安門事件(毛沢東、周恩来死去を受けての1976年、文革をリードしてきた4人組失脚の結節点)から1980年代後半の第二次天安門事件、ソ連東欧体制崩壊、北アフリカ民衆決起を一括して体制下の「サイレントマジョリテ…

丸山真男対談集(1946年、1960年)より無作為に抜粋。ー戦前と戦後の継承ー

<日本軍の最大の欠陥は劣悪な装備を人的要素でカバー> 作家、大岡昇平発言。 「アメリカ兵には無意味な軍規がない。収容所ぐらいならタバコを吸いながらほしょうしている。そういうことをうるさく言わなくて済むのは結局装備がいいからですね。 民主主義国…

国のかたち。国民のかたち。日本、中国、アメリカ。-丸山真男対談集(1946年、1960年)より抜粋ー論証過程は丸山の頭の中だけにあるのだが、識者が良く使うフレーズのネタ元満載。

産湯とともに赤子を流してしまう。日本の識者は今でも外来思想の紹介屋、輸入業者。オリジナリティに乏しい。 はやりの思想に飛びついて、過去にあったいいモノまで簡単に捨てる。 ドイツ政治の現状を調べていて、ドイツ人政治家の渋とさ、継続性に感心した…

東アジアの近代現代の歴史観の共有についてー原理原則、帝国主義段階、現状を区切って東アジア規模の歴史観をー

丸山真男の著作読もうとしたが、どうもピンと来なくて途中で辞めた経験がある。 在日東大教授のカンサンジュンさんが丸山真男の日本論を東アジアからの視点を含めて批判するのも解る様な気がする。 この前の記事で取り上げた彼の明治近代化論 ー列強植民地帝…

関東大震災と東日本大震災、原発事故。丸山真男対談集(1946年)を参考に比較してみた。

関東大震災発生時に(後のファッショのひな型)と東日本大震災、福島原発事故 高見順発言。 「震災さえなければ、日本は違った道をたどっていたわけだと想いますね。あの震災で軍部が民衆を力で抑えられると自信を持つと同時に、労働者階級の台頭にしはいか…

表層雪崩の如き政権交代時の変革拒否の岩盤層自公票38%は民主政権下で反動的拡張し、どこへ?好きなところに行くがよい!

問題意識としては 1)政権交代時の38%の自公票の保守岩盤の意味とは? 基本的に民主主義先進国?では戦後ほぼ、一貫して一つの保守政党が政権を担当することなどあり得ない。 しかもこの保守政党は単なる保守ではない。国家基本法=憲法を改変することを…

戦後民主主義「日本国憲法」と国民多数の労働生活、現場とのギャップ、二重性。丸山、福田、の著書をとりあえず、引用。

最近は自公政権時代の<B層>民主党政権交代経由、新市場原理主義次期政権<F層>誕生論を生煮えのまま展開しております。 テレビでは連日、日本人論、「がんばれ日本!」的番組が組まれています。 このような単純な宣伝扇動番組に相槌を打ち、その気になる…

世界陸上テグ大会の感想とサッカー、野球の国際試合の熱狂の内容について。ーマスコミ、政治家は日本の愛国心は取扱注意の自覚をー

世界陸上テグ大会。 素直に楽しめる。 競技者個人が能力の限界をストレートに発揮していて、清々しさを感じる。過程を素直に楽しめて、結果に公平感を感じ、納得できる。 競技としてモロに身体能力が反映する以上、民族人種のDNAを感じる。 日本人としていく…

宮崎学サイトの<3、11に思うこと>連載。懐かしい郷愁を覚える、庶民の猥雑なバイタリティー溢れる、失われたのカオス世界から市場原理主義が行き着いた先の3、11事態を照射。

宮崎学さんのサイトが3,11事態を何とか、深い根っこのところからとらえ返そうと連載を続けている。 もう第8回に及ぶ。 連載第8回ともなると、考えが沈潜し、ものカキとして、3,11事態を自分の自省の機会と志したがために、少なからず、煩悶してい…

2年スパンの政治過程の予測。ファシズム受容<F>層を政治基盤とする新市場原理主義政権誕生。民主暫定政権、党は壊滅的縮小。小沢氏の政治生命は風前の灯。

イロイロなブログ記事を見ると、小沢氏に近いとされる民主党輿石東の野田代表下の幹事長就任に、小沢氏の政治勢力の減退を危ぶむ立場からの危惧が載せられている。 輿石東は幹事長に就任しても 1)小沢氏の無期限党員権停止を解除できない 2)衆院選挙時に…