命、健康
○「諸君は、幸福の一致ばかり説くが、しかし誰も、不幸を一致しようとは言わぬではないか」 (信長と家康の関係をトゥーキュディデース『戦史』から引用して) 秋山駿 『信長』 新潮社 1996 まろまろ記より引用。 2018年度に身近で起こった事例を書き出…
孤族の国 朝日新聞取材班 ~ひとりがつながる時代へ~2012年 case 16 息子介護の本音、言えた 神奈川県川崎市 残業を終えて帰宅すると、母は出走直前の競走馬のような眼をしていた。明け方まで続く徘徊の前兆だ。「向こうに言ってろっ」。思わず頭をた…
今回の記事の最後に「孤族の国~朝日新聞取材班~CASE16 息子介護の本音、言えた」を持ってくる構成を予定していたが時間不足でできなかった。次回に予定。 反俗日記がこの間追求してきた露出しなければならない介護現場のリアリズムの好例がここにある。 …
裁判ごっこ 見沢「囚人狂時代」筆記引用は前回に続く 保護房とは、逃亡や暴行、自傷、自殺などの恐れがある囚人を「保護」するために拘禁する独房のことで、囚人がけがをしないようにというありがたい配慮から、床や壁はつるつるのリノリウム張り、首吊りの…
今回の記事はこれまでのこの方面の記事の問題意識を深める素材をそのまま提出したものである。 しかし、頭の中で観念を追い求めることと現場の実行にずれが生じているのは承知している。 引用文の参考資料 ①見沢知廉 - Wikipedia 「囚人狂時代」の著者 : ht…
いつもの神経の発作が出た。 本人の訴える症状や様子は今までとちょっと違う。原因を想像しても腑に落ちないところがある。何かオーバーアクションのような気がして自分も自然と軽く考えた。 まだ夕食後の薬を飲んでいない。聴くと例によって食事中に神経系…
認知症とは脳の老衰との認識を維持しているWは、当然ながら認知症は病気ではない、としてきた。 >次のような厚労省推薦のオレンジキャラバン教科書冒頭の認知症に対する認識はかえって偏見と恐怖心をあおるのではないか、という疑念や反発もあるし、科学的…
ビスタPCサービス停止以降、新PC(デスクトップ)のWindows10に慣れないまま、2年弱で突如、画面チラつきで購入先に廃棄処分の羽目に陥った。 今日、近所のあるおばさんに事情を一言しゃべると的確な答えが返ってきた。 「<機械運>がなかったんだねぇ~…
認知症高齢者の日常生活自立度とは? 各レベルにおける判断基準と、実例など 日常生活自立度の判断基準一覧 日常生活自立度Ⅰ) 日常生活自立度Ⅱb) 日常生活自立度Ⅲa) 日常生活自立度Ⅲb) 日常生活自立度Ⅳ) 日常生活自立度M) 判断基準で重要な点 いつ?ど…
>根本的には文中で太宰治の発する歴史的使命=理念そのものの在り方が問われるが、周回遅れの太宰治の私小説的ヴ、ナロードは挫折したという見方もできる。 詳しくは「反俗日記」の<ロシアの夜>~人民の意思党の監獄囚の日記を取り上げた記事を参照。 「…
第3回 姨捨 太宰治 W注釈 姨捨←おばすて 姥捨て←うばすて 前回に続く 酔っていた。笑い笑い老妻とわかれ、だらだら山を下るにしたがって、雪も薄くなり、嘉七は小声で、あそこか、ここか、とかず枝に相談をはじめた。かず枝は、もっと 水上 みなかみの駅に…
姨捨 太宰治 前回に続く 嘉七は立って、よろよろトイレットのほうへ歩いていった。トイレットへはいって、扉をきちんとしめてから、ちょっと 躊躇 ちゅうちょして、ひたと両手合せた。祈る姿であった。みじんも、ポオズでなかった。 水上駅に到着したのは、…
姨捨 太宰治 青空文庫より全文引用 「そのとき、 >「いいの。あたしは、きちんと 仕末 ( しまつ ) いたします。はじめから覚悟していたことなのです。ほんとうに、もう。」変った声で 呟 ( つぶや ) いたので、 「それはいけない。おまえの覚悟というの…
高齢社会における介護ストレスとその対策 服部万里子 立教大学コミュニティ福祉学部福祉学科 NPO 渋谷介護サポートセンター (ストレス科学研究 2011, 26, 1-7) Wの前説 W。この論文は学生さん執筆のモノと思う。第三者的支援者の立場が濃厚に出ている。…
引用 「昨年5月に12都府県で計38件の施工不良を公表した賃貸アパート大手のレオパレス21が7日、 >新たに33都府県にある1324棟の物件でW、注1 壁や天井などに施工不良が見つかったと発表した。 >入居者は計1万4443人で、天井の耐火性…
第8章 虚弱な高齢者のアイデンティティと生活の質(QOL) 引用 虚弱になることへの抵抗 「幸福感が老衰(Wのキーワード)のよって弱まっていくことに対し、高齢者が抗う術はあるのだろうか。 『社会的に活動的であり続けられる人は、肯定的な自己像、社…
① 現在の制度では、老人を在宅で介護をしようとすれば、介護にあたる家族が一人以上存在しなければ無理である。 >逆に言えば、介護保険における在宅介護は、介護にあたる家族がいることを前提としたサービス給付となっている。 **そもそも、要介護度が3…
課題研究→在宅介護と介護保険制度。好論文発見。引用「無理大きい在宅介護制度全体を見直せ - 見えてきた様々の欠点 - 反俗日記 2019/1/16(水) 午後 1:12 現在の制度では、老人を在宅で介護をしようとすれば、介護にあたる家族が一人以上存在しなければ無…
「認知症のひとが集まると、不思議と会話が続いたり、役割分担ができて楽しく生活できることがあるそうだ。 多くの人はいつまでも家族と生活したいと思っている。 しかし家族の顔もわからなくなってしまったときに、グループホームにいるというのは本人にと…
二 無縁介護 ~在宅介護の現場から~ 引用 「なぜそうした死に方か。 背景に何があるのか。 社会と人、人と人とのかかわりとは何か、が問われている。 繰り返すが一人暮らしのライフスタイルは何ら気になる世帯ではない。 >といって『(孤立死や無縁死)す…
「家族同士で面倒をみるべき」という価値観 「ほんの3、40年前ぐらいまでは家族の単位も大きくて、親族のネットワークも機能していたから、今でいう『終活』もどうにかなった人が多かった。 >つまり、面倒臭さと表裏一体ではあるけれど、相互扶助のようなも…
老人の生活を社会でどう支えるか 介護保険の実施で、市民の間で介護が権利としてとらえられたことは評価してよいだろう。 なぜ保険料を払っているのにサービスがないのかを市民が考え始めるなら、それは一つの希望でもある。 もういちど、有料老人ホームか…
追悼、市原悦子さん 本物家族 VS 出前家族の争い - YouTube 続・本物家族 VS 出前家族の争い https://www.youtube.com/watch?v=A1PwXB0pZE0
W。在宅介護、施設介護現場の実情を踏まえた見解であり、Wも常々そのように考えて現場担当者を前に偉そうなことを言ったことが何度もある。 もっともWの生意気な意見は介護保険制度発足当時の方が今の行政、事業者サイドの利益、都合が表面化している状況…
12月16日(日)~手術前日~ 引用 「人間の頭は壊れやすいようにできているんです。 認知科学や精神医学を学んでみると 人間の頭がどれほど狂いやすいようにできているのかがわかります。 どれほど真実でないものを真実と思いやすくできているのかがわ…
高齢社会における介護ストレスとその対策 服部万里子 立教大学コミュニティ福祉学部福祉学科 NPO 渋谷介護サポートセンター (ストレス科学研究 2011, 26, 1-7) はじめに 介護保険が導入され 10 年が経過した。 >家庭における介護者の負担を軽減し,介護…
12月18日(火) 尿が出た。 手術はしない方がよかったのかも。 動悸がして脈拍速い血圧145。 階段上下運動でアブレーション仕立てのところが壊れたのか。 頭がさえて眠れず。息苦しい。 こんなことなら入院前の方がよかった。 何たることだ。 ↓ (1…
12月17日(月) 21:00 隣の患者さん(推定年齢80歳越え)、いっぱい薬を飲んでいて看護師が確認するも「わからない」と。 盛んに寒いと訴えている。空調設備管理が杜撰。吹き出し口のフィルターに埃が一杯くっ付いている。あちこちの部屋で寝具類…
12月15日 10:30病室到着 ① 薬剤師が来て持参の抗凝固剤の確認→12,17オペ当日 朝夕服薬中止 ② レントゲンと心電図 ③ 看護師が来て体温、血圧測定 入院患者IDバーコードを手首に着ける(簡単に外れない。退院の日、自分で切断) *病院側の要…
2017年 10月 9日 月 祭日、体育の日 野戦病院化した在宅 8時半 TELで起こされ朝食ともにする 人物誤認にこだわった質問を投げかけてきて陰気な雰囲気になった。 予想通り低血圧だった。 82 52 72 早朝、TELで呼ばれて朝食を食べたWと、…