反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

2011-01-01から1年間の記事一覧

「楽園のつらい日々」急進的な公民権、反戦運動で大学を追われた教授一家が北カリフォルニアの僻地で小さな農園開拓。3人の息子は学校教育受けず、ハーバード大合格。アメリカには凄い人たちがいる。

評判のベストセラー本が手に取ってみると案外だったり、題名だけみると大したものでないと、想ってた本がページをめくっているうちに、その世界に引き込まれてしまう、そういうことはよくある。 日本の大きな書店の良く目の届くところに陳列されている本は概…

野坂昭如の旧制中学生時代の神戸大空襲体験記から福島原発事故を再考する。国家の都合、社会の事情、個々人の判断、行動は次元が違う、と認識すべきだ。

野坂昭如さんは脳出血で倒れれられ、懸命のリハビリの結果、言語、身体動作は不自由だが、夫人に口実筆記できるまで回復しておられる。 検索によれば、大震災、原発事故に関しても毎日新聞紙上のコラムで脱原発の立場から発言されている。 しかし、その発言…

「今昔物語集」中野孝次著は名著だが、歴史観が面白すぎて間違っている。

中野孝次さんの本はずっと前に「清貧の思想」しか読んだことがない。 その内容もすべて忘れてしまったが、その著書がベストセラーになった当時はバブル崩壊直後だった、と記憶している。バブル時代の日本は欲望を全開させていた。それが突如、終焉したとき、…

新帝国主義激動世界に投げ出された日本国民に必要なのはサバイバル術。

昨日の記事で今頃の過保護、ヤワ丸出しのガキどもについて、書いてみた。 大震災被災地、宮城県最北端の漁師まち気仙沼中学では窓ガラスに「自衛隊の皆さんがいてくれるだけで安心です」と大きく張り出されているとか。 私は憲法第9条擁護の反自衛隊主義者…

銭のない奴ぁ、俺んとこへ来い。おれもないけど、心配すんな。見ろよ、青い空、白い雲。そのうち、何とか、なぁ~るだろう。

彼女のない奴ぁ、おれん途へ来い。おれもないけど心配すんな。 見ろよ、波の果て水平線。 そのうち何とかなぁ~るだろう。 仕事のない奴ぁ、おれんとこへ来い。おれもないけど心配すんな。 見ろよ、燃えてるあかね雲。 そのうち何とかなぁ~るだろう。 <黙…

一つ山越しゃ、ホンダラ、ホイホイ。もう一つ越してもホンダラ、ホイホイ。越しても越してもホンダラ、ホダラダ、ホイホイ。

どうせこの世は、ホンダラホイホイ だからみんなでホンダラ、ホイホイ ホンダラ、ホンダラ、ホンダラ、ホダラダ、ホイホイ あの娘に会ったら、ホンダラ、ホイホイ この娘会っても、ホンダラ、ホイホイ 会っても会っても、ホンダラホダラダ どうせ女はホンダ…

大阪府知事橋下徹を批判する。大阪都構想は経済飽和状態が原因で停滞する大阪経済の中で住民から富を奪い去り、大企業富裕層のパイの取り分を増やす道を隠ぺい。

このブログで大阪毎日放送ラジオの「種まきジャーナル」という番組を原発事故関連で取り上げた。 しかし、あの番組はほとんど聴かない。 理由ははっきりしている。大阪府知事ハシモトに無批判で迎合しているからだ。 大阪のマスコミはほとんど、その様な傾向…

太平洋沿岸の地震、津波被害を実態を過去に遡って調べた結論。一つの不幸にもう一つの不幸、さらに危機的事態が重なってきたが、今まで上手くきりぬけてこれたが、今後はどうかな?

大阪中心部を流れる木津川にかかる橋のたもとに、1954年の安政、東海地震とそれにすぐ引き継ぐ、安政南海地震による津波被害の実態を当時の地元有力者が記した記念碑が立っている。 東日本大震災が発生する以前からその存在は何となくわかっていたが、3…

副島隆彦VS武田邦彦「原発事故、放射能汚染、ケンカ対談」-原発事故、放射能汚染で騒ぎを大きくしても世の中いい方向に変わっていかない。

6、11脱原発デモは全国で多くの人が参加した。私もデモにいったが、隊列には加わらなかった。 原発をなくすことは賛成するが、今すぐ全部廃炉にすることは賛成できない。 火発等々を全稼働すれば、真夏のピーク時の電力の需要調整さえすれば、いいという…

日本の電力、ガスのインフラ供給業者の高コスト体質は安定供給に名を借りた(総括原価方式)社会資本の民営独占化の悪事満開。

昔、資本主義経営方式と社会主義経営方式の中間をやれば、上手くいかないとよく言われていた。 その代表例としてユーゴスラビアの自主管理企業経営が取り上げられていた。 今の中国でも政治は独裁だが企業経営は市場に任されている。国営企業も未だにたくさ…

裁判所は国家暴力装置の重要な一翼を担う機関。小沢支持者は小沢裁判が政治裁判になるという現実を見据えよう。

石川氏など秘書三名の裁判において東京地裁が検事調書のうち小沢氏関与の部分を証拠採用しなかった、事実を持って、検察審査会のよる強制起訴という異常な政治裁判で小沢氏の無罪が確定的となった、様な楽観的見解が小沢熱烈支持者の間で流附されている。 こ…

大震災。復興に名を借りた土建政治の恐れあり。ゼネコン事情熟知の松本龍復興担当相は適材適所。

松本龍復興担当大臣が宮城県知事ほかに暴言を吐いたとかでマスコミにたたかれている。ネットの動画で少し確認した程度なので、テレビなどで報じられているリアルなところは全く知らない。 ネットの映像はテレビ報道の映像を張り付けたモノで、あれだけみると…

関電、姫路火発5号機事故運転停止ー供給綱渡りと騒ぐマスコミに煽られる庶民。全国の自家発電業者の総電力供給量は東電一社分、原発60機分に相当に達している現実を見よ!

今日も早朝、ウォーキングに出発。入念にストレッチ、ここしばらく、中止していた筋トレを軽くやって、階段1000段上りをやり遂げたが、さすが帰宅後、朝食をとってから、体と、いつもボォーとしている頭が余計ボッーとする。 横になって、ラジオを聴いて…

景気は良くなっている。原発事故も先が見えた。が、アメリカは今後とも世界に迷惑をかけ続ける。

早朝散歩。久しぶり、1000階段登りに挑戦した。空はどんより曇っていた。ひなびた港に早朝から出船入船が結構慌しい。 日銀は経済成長率を東日本大震災の影響を加味して0、7%UPから前半に下方修正したとネットニュースにあったが、この2011年度に…

天木直人氏が国民必読の書とまで推奨する「自主防衛を急げ」日下公人、伊藤貫は極東の中国脅威とアメリカ後退を前提とした核武装論。次元低く面白いだけ、がどうして国民必読書なのか?

天木直人さんは立場をいつも鮮明にした論陣を張っているので参考にしているが、私とは意見がズレテいることが多い。違うのではなくずれている。 今回、天木さんが国民必読とまで言う、「自主防衛を急げ」という対談集を読んで改めて、そのずれを確認した次第…

浜岡原発の3号機は停止中。4、5号は機運転中を政府の要請による停止、の事実を知らずに記事を作成。お詫びします。

重大な事実誤認から記事を作成していたことが今頃判明した。 大前研一氏浜岡原発停止はアメリカの要請との意見をネットで確認していたところ、冷温停止には3~4年かかる、というくだりになって、しまった!事実誤認をしていた、浜岡は運転していて中止され…

この期に及んで自民議員政務官起用。首相としての政治センス、限りなくゼロ。その場凌ぎの繰り返し、熟考なき管直人。こんな奴がどうして好き勝手できるのか?

管直人首相は自民党参院議員、浜田和幸を震災担当政務官に抜擢する、と決定。これに対して、浜田氏を引き抜かれた自民党は感情的な反発を強めている。 今国会で管政権は赤字国債発行のための公債特例法案、震災復興のための緊急追加予算を柱とする2011年…

こんなものイラナイ。ジュース類自販機、多すぎる。課税してはどうか。

福島原発事故を受けた電力不足の叫ばれていた当初、石原東京都知事はパチンコ店の過剰電力消費をやり玉に挙げていた。韓国ではパチンコが禁止されているのに日本では主に在日の方がパチンコ店を経営している、事を踏まえた、あの男らしい民族差別を煽る内容…

「もんじゅ」の運転再開の画策は病院行きのなせる業。

燃料引き出し装置、取り出しに成功し、運転再開を画策する福井敦賀、高速増殖炉、「もんじゅ」についてイロイロ調べ、自分の考えもある程度まとまったので書くつもりだったが、早朝のストレッチ、筋トレ、ウォーキングのやりすぎ、ここのところのアルコール…

できもしない汚染水循環冷却を諦めて、ダダ漏れ承知の地下ダムを早く作って、メルトスルーの核燃への冷却注水量を徐々に減らし、涼しい地下に潜らせてみたらどうだ?

タイトルの様な馬鹿な仮説も理屈の上では成り立つ。 ズット当初から、溶融核燃はメルトスルーし、チァイナシンドロームの様に鋼鉄の原子炉を溶かして、落下すると、断言し続けてきた。原子炉主要構造物の各溶融点、比重、重量を勘案すると、そういう結論に達…

原発事故現場の現状と展望。岩盤まで到達する壁で覆う海洋汚染対策。チャイナシンドローム状態に防戦一方、成り行き任せ。海藻の汚染度を計測すれば、汚染実態明らか。

昨夜の大阪毎日放送ラジオに出演した京大の小出さんは福島県沖の海洋汚染度を計測する確実な方法は事故現場から順次、海藻の汚染度を調べたら、一番はっきりとすると語っていた。 なるほど、海藻は海底に定着して、核種を吸収しやすい。 ところが小出さんは…

櫻井よしこ「何があっても大丈夫」新潮社。アジアで従属覇権の道歩む日本帝国主義の欲望に応えただけの従軍慰安婦。

櫻井よしこを検索すると保守主義者と規定しているようだが、甘い、間違っている。 正確には国家主義者であり、戦前の日本帝国主義の歴史的歩みに何の批判もなく肯定し、敗戦後の日本資本主義の歩みが日本人民全体に少なくとも平和と物的安定をもたらしたこと…

「ある朝鮮の女の子」ヤン、英子。近代文藝社、2010刊。坦々とした飾らない語り口だが、個性的文学世界提示。傑作現代私小説。映画化したら面白い。

著者の略歴。1953年生まれ。神戸市出身。1980年東灘バプテスト教会にて洗礼。 1986年ノルウェー移住。1989年スウェーデン移住。 1991年ニッセエリック高校成人学科入学。4年後卒業。 その間、3年連続スットクホルムマラソン参加。 1…

村上春樹カタルーニャ国際賞受賞スピーチは大震災、原発事故、受難中の日本人に贈る言葉。考える素材が満載。

作家、村上春樹は6月9日スペイン、バルセロナでカタルーニャ国際賞受賞スピーチを行った。 スピーチ原稿は「毎日JP」で全文公開されている。 村上春樹さんの小説がどうして読者を獲得するのかこれまで理解できなかった。近頃の日本の文学界の事情からして…

明治天皇、玄孫で自称、皇統保守、竹田常泰著「原発はなぜ日本にふさわしくないか」小学館最新刊はある意味、脱原発の決定版。毛並み良すぎて、若いがこの人、腰が据わった本物。

明治天皇の玄孫って、ひ孫の上ぐらいと解っているが、検索しなければ特定できない。 「きっこ」のブログで有名な?きっこさんは原発事故直後、放射性核種降り注ぐ、都内世田谷で布団かぶって振るえる「母さんは守る」と東京を後にしたそうだが、あの方の父系…

全国民はハシモト大阪府知事=維新の会府議会単独過半数、大阪都構想=ミニ中央集権国家、巨大開発=不可能な経済発展夢想の新市場原理主義で転落の道を歩む大阪を他山の石とせよ。

私の基本的な考え方として、選挙でだれがどこのモノに投票しようが関知しない。それぞれが投票箱の前で決めることだ。選挙に行かないからといって、悪いとは思わない。そういう政治の世界と次元の違うところの生活と意見もある。世界戦争と革命が差し迫った…

原発推進、経済幻想。それじゃ、体にいいわけないよ。わかちゃ、いるけどやめられない。愚痴は言うマイ、こぼすマイ。これが日本人の生きる道。「がんばれ日本」てか?

阪神淡路大震災の被災地が大変なことになったのは、一体いつごろなのか? 歴史的昔の範疇に入れるには、その記憶は余りにもリアルで鮮明すぎる。 その時点で東京に住んでいた自分としては関西で発生した大災害に周囲があまりにも無関心なのに驚いた。 関西出…

アメリカンバブル崩壊の歴史的意味を直視せず、アメリカ神話に溺れる日本国民は原発安全神話の自縛と同じ。やがて災難は自分に降りかかってくる。

イロイロな情報をに接しても、総合して生き生きとした全体像をイメージできないと現状と将来が見えてこない。 自画自賛しているようで申しわけないが、直近に起こった野党提出の管内閣不信任案をめぐる民主内の政変劇。 私は政変前の記事で確か、「管を辞め…

グーグル検索のアメリカ現状分析は原理原則なき株や議論に終始。エマニュエル、トッド「帝国以後」に立ち返り、、アメリカ分析の基本視座を再確認する。

今日、ようやく、筋トレの強度を以前に戻すことができた。 最近のアメリカはどうなっているのかな、と想って検索して見たが、株やさん的記事ばかりだった。 もっとも、株やさん的需要ばかりだから、その観点からの記事ばかりになる。 大学の研究室の基礎議論…

話題の著、経産省現役官僚、古賀茂明「日本の中枢の崩壊」。アナタも壊れの一部。タカが高級事務屋じゃないか。身の程をわきまえよ。

何かえらそうなタイトルになった。身の程を知らなければならんのは自分だとわかっていながら、今日はこの論調で行くことにした。 ホント、つまらん本だった。全部読まなくても、大体のことはわかる本だ。個別の事実を具体的に書いているので情報収集にはなる…