反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

#政党、団体

2013年参院選挙。得票率52.61% 戦後3番目の低さ。史上最低1995年で44.52%(非自民の細川連立短命政権ー羽田内閣-自社さ政権)。次位92年、壁崩壊ー湾岸戦争ーソ連邦消滅、PKO法案。

2013年参院選。得票率は52・61%だった。投票会場に出入りする人の様になんとなく空虚感漂っていルように思えたのは気のせいか。 消極的一票、義務的(そんな義務など何処にも無いのだが)一票で投票所に行くのと、この一票で何とか世の中を変えたい…

第二回TPPを理解するために、日米、東アジア経済貿易投資構造。  <みずほレポート>2011年3月ー製造業の海外展開について~日本の製造業は空洞化しているのか?ー引用。

参院選、自民党圧勝が予測されているらしいが、 アベクロ経済政策実施後の貿易収支(輸出ー輸入)は財務省発表によれば、 「火発用のLNGや原油輸入数量の高止まりしているところに、円安が重なり、輸入額を押し上げて、貿易赤字は8ヶ月連続で、東日本大震災…

第一回。<はじめに>。TPPに至った事態を大づかみする日米、東アジア経済貿易投資構造。

<はじめに> TPPに至った事態を大づかみする日米、東アジア経済貿易投資構造を分析するアイテムと情報を収集できたので、分割して掲載する。 >各資料の評価。 「通商白書」の「我が国の貿易・投資の構造と変容」は現段階の到達点の中身を丁寧に解き明かし…

愛4回分。平成24年6月22日 財務省。 「国際的な資金フローに関する研究会」(財務総合政策研究所)の報告書に対する批判的検討と学習。

第5章 対外インバランスと評価効果の非対称性-「富の移転」に関する日米比較- 日米の国際投資ポジション(IIP)を比較すると、米国は双方向での対外資産取引を拡大してきたのに対し、 >>>>日本は一方向での対外資産取引を拡大してきた。 W。一方的な資…

A、カミュが「シューシュポスの神話」において描く、神々の怒りに触れて、無益で希望のない永遠の地獄の苦役の罰を受けた人間神シューシュポはコロントス都市国家共同体の実像をホメーロスが伝承したもの。

アルベール、カミユの「シューシュポスの神話」は高校生のときから、愛読している。 今でも文庫本を開いて読み返すことがある。 前々回のブログで再度ミルを取り上げた時点で、その直後に愛読書のカミュ「シューシュポスの神話」を続けるつもりだったが、や…

第9回。古代ギリシャの戦争と民主政。アテナイ部族制の民主的再編と課税、重装歩兵大隊、。都市国家全般の自給自足経済。

1、アテナイ帝国化と富者、貧者の利益と負担。 Wのまとめ。 A)市民への税金の課税の仕方。<アテナイの社会構造がハッキリする重要ポイント> 各部族ごとにまとめて課税され、部族から下に下ろされる。 財産や所得に対する直接税は原則的に専制的であると…

「民主主義ー古代と現代」Mフィンリー。名著であるが、イメージとしては対スパルタ、ペロポネス戦争(政、官、業、外、電の寡頭支配、時々選挙)のペリクレスのアテナイ城塞篭城(専門家の英知駆使)持久戦の如し。

前回の記事の末尾で日本の古代ギリシャ、ローマの学者センセイたちの論文集?「ギリシャ、ローマの世界における他者」の序論「ギリシャ、ローマ世界の他者との対話」を典型的な日本人限定の古代ギリシャ論であるとして、徹底批判を予告していたが、歴史家と…

古代ギリシャ関連書籍を読み込むと、古代ギリシャのリアルな世界は解らない、という限界を実感する。

ネット上の古代ギリシャ関連の記事をつなぎ合わせたような作文ではまずい、と大きな図書館から、これはとおもう書籍を借り出してきた。 次のような書籍である。 1、「ギリシャ文明」、フランシス、シュムー。 2、「民主主義ー古代と現代ー、M、Iフィンリー…

第二回。ホメーロスの『イーリアス』と『オデュッセイア』。<全ての書かれた歴史は支配層の歴史である>古代ギリシャ庶民は平らな生活形態のまま、粛々と生きて、死んでいった。暗黒時代という呼称は間違い。

以下の文は松岡正剛「千夜千冊」<オデッセイア>その他を引用し、持論を述べたもの。紛らわしいので、渾然一体とした。 紀元前8世紀末のアオイドス(吟遊詩人)であったとされる人物を指す。西洋文学最初期の2つの作品、『イーリアス』と『オデュッセイア』…

NO2。中国民衆反乱史の年表。民主制の帝国化、帝国の民主化と抵抗、決起、反乱について考える資料。

太平天国の乱の意義。 -------------- 太平天国の反乱は、清朝政府の弱体ぶりを明らかにしました。イギリス軍に弱いだけではなかった、ということです。 また、太平天国が、「滅満興漢」のスローガンを掲げ、民族運動的な性格を持ったことは中国革命の先駆け…

松岡正剛「千夜一冊」、ヴィトゲンシュタイン「論理哲学論考」の自己流解釈。世界金融経済はカオス支配だが、限界の明示なき政治によって、世界日本のカオスは深化。

誰だってケリをつけたくなるときがある 。 では、思想にケリをつけたり哲学にケリをつけるということも可能なのだろうか 実のところは、ヴィトゲンシュタインはそれまで自分が学んできた論理や哲学の煩(うるさ)い言い分や言い方に、ケリをつけたくなったの…

2012/10/14(日) 「反俗日記」掲載記事の反省。色川大吉のオランダ、フランス、イギリス各国史のイイトコ取り、得手勝手な民主主義論=ヨーロッパ中心史観への同調を修正する。

2012/10/14(日) 「反俗日記」掲載記事では色川大吉の見解に対して、 >個人の主体を基準に思考する色川さんらしい鋭い指摘である、などと結論付けているが、 他方で、前半部分は承認するが、後半の日本、西欧の民主主義の基盤比較はそれていいのか、という強…

NHK教育ラジオPM10、25~11、30。村上春樹の紀行文「遠い太鼓」朗読を聴いていたら睡魔が。気がつくと朗読はギリシャの同じ心象投影風景のままだった。

毎週土曜日22時25分からNHK教育ラジオは村上春樹を朗読している。以前放送した一回分を一挙に取りまとめた長時間の再放送だ。 村上にまったく関心が向かわなかった。 小説として態をなしていないものが芥川賞を受賞している。 エンターテイメント小説に…

ホッー、そうか。「革命(民主政権交代)には反動が付きもの」で、第二維新とは西郷隆盛や後藤新平を目指せ、と云う意味だったのか。空疎、安っぽいお説教だが、士族反乱は根絶やしにされてまっせ。

う~ん。流石の変わり者の自分でもここまで、日本歴史の変わった見方はできなかった。 以前の記事で、幕末から明治初期にかけての暴力性を帯びた百姓一揆、新政反対一揆、困民党蜂起を辿って連載記事を書くつもりで調べていたら、急にモチベーションが萎えて…

注目箇所、とりあえず、要約。A、カミユ。正宗白鳥。大岡昇平。椎名麟三。水上勉。「オランダを知るために」。

>>A、カミユ。 「ヒトはこの世に生存していると云う事から要求されるイロイロナ行為を、多くの理由化ややり続けているが、その理由の第一は習慣と云うモノである」 「ひとりの人間が生に執着する、ここにはこの世のあらゆる悲惨よりもさらに強い何かがある…

自民党憲法改正草案の前文にある<和を尊び>の<和>の用語を辿れば、古代朝鮮半島を統一した新羅の<和白>の<和>に至る。

自民党の憲法改定草案の注目箇所。 <前文> 「日本国民は、国と郷土を誇りと気概を持って自ら守り、基本的人権を尊重するとともに、和を尊び、家族や社会全体が互いに助け合って国家を形成する」 >ここで云う<和>の元々の意味を遡ると<和白>に辿りつく…

自民党憲法改正案の中身の検討、及び、日本の歴史的地政学的特殊とヨーロッパ型民主主義。

自民党の憲法改定草案の注目箇所。 <全文> 「日本国は、長い歴史と固有の文化を持ち、国民統合の象徴である天皇を戴く国家」 <天皇を戴く国家>!という位置付けによって、国民主権はけん制されている。 「日本国民は、国と郷土を誇りと気概を持って自ら…

前日記事<自衛隊に破壊措置命令=野田首相「万全な態勢を」―北朝鮮ミサイル>は事実関係を踏まえない誤りがあり訂正。<カンタンな答え>さんの最新記事の「リフレによる経済の”韓国化”」について。

前日の記事、「自衛隊に破壊措置命令=野田首相「万全な態勢を」―北朝鮮ミサイル。日米韓中、当局による師走、総選挙向けた<軟な日本国民への揺さぶり>。果実の一杯実った木は下から揺すぶると熟した果実は簡単に落下する」は必要な事実関係に踏まえない誤…

12月3日毎日新聞ネット配信情報より。「東電調査。福島原発現場の下請け作業員半数、偽装請負の疑い」-事故現場で働くの最前線労働への労務供給業者の重複する不当、過酷収奪の実態明白。

2011年3、11福島第一原発事故、当初から、作業現場に対して、二つの大きな視点があった。 >一つは云うまでもなく、具体的な作業の進捗具合である。 この場合、一番のキーポイントはメルトダウンした核溶融物の冷却水循環サイクルをキチンと確立でき…

2012年師走衆議院総選挙への意見。

マスコミ報道に一切、接触のない当方は、この間、ネット動画によって、自民党、TPP強固反対派、西田 昌司(にしだ しょうじ、1958年(昭和33年)9月19日 - )参議院議員(1期)、きょうと青年政治大学校事務総長、参議院憲法審査会幹事。から福島瑞穂社民党…

橋下徹+竹中平蔵(高橋洋一)+山田等松下政塾出身首長+石原+安部晋三+公明カルト集団は日本収縮過程を速める絶妙コンビ。やはり、日本歴史の曲がり角に政治三流国の本性全面開花。

11月30日付の記事、坂口安吾「堕落論」より。 A)坂口安吾「堕落論」より。あの偉大な破壊(東京空襲)の下で、猛火を潜って生き延びてきた人たちは、燃えかけている家の側に群がって寒さの暖をとっており、同じ火に必死に消化に努めている人々から1尺 …

司馬遼太郎風に云えば、日本は街道沿いの間口広すぎ、奥行きない大きな商家。主人番頭店員は店舗の2階に住んでいる。

日本の社会、政治、経済は基本的な想定に沿って事が運んでいる様だ。 こうなってああなって、そういう処に着地する。そこからまた先が始まる。一つのヤマを越せばその向こうに又山がある。峠に立って行き先を見渡せば山又山で平たん地がない。 日本の基礎的…

国家、政党、民主主義、政治的同質性、民族主義、中間団体(共同体、個人の置かれた現状について。シュミット、丸山真男、小沢一郎、加藤紘一より抜粋。

1)カールシュミットによる新自由主義の政治リーダーシップ批判。「ワイマール共和国の憲法状況と国家学」 第5節。政治的統一体、民主主義及び多元主義。筆者パスキーノ。 「多元主義者は次の様に主張している。 イロイロナ忠誠義務の間で避けることのでき…

第2回、色川大吉の自分史より。60年安保改定、浅沼社会党委員長刺殺テロ、中央公論事件、高度成長経済、東京五輪、大東塾、日韓条約、60年代後半の学生青年反乱、欧州旅行記。

>さて、前回の様に寄り道をしないで今日は色川さんの自分史を辿っていこう。材料を広げてたたき台にする つもりで。 7、1960年安保改定闘争の政治過程(5月19日強行採決~6月19日新安保自動承認、6、23岸辞任表明)の時系列。 色川 「近代日…

敬愛する近藤勝重、毎日新聞責任編集委員の「正しい、と云う言葉が世間に声高に叫ばれる世の中になっているが、100人、人がいたら、100人の正しさがあっていい」と云う言葉について考えてみる。

タイトルの冒頭、「敬愛する」としたが、リベラリストとして筋が通っていると云う意味で、大橋巨泉さんの言葉に耳を傾けるのと変わらない次元。ネット上に巨泉氏の週刊現代に長く連載されている「遺言」が公開されているが、なかなか面白い。 好きこそものの…

敗戦、1918年ドイツ革命の内乱からワイマール憲法政治へ。世界不況を背景とするドイツ共産党、ナチス台頭の時代状況から日本国憲法、戦後民主主義、丸山真男を照射する。

時間もない事から、大げさなタイトルの内容は十分詰められないが、問題意識としては間違っていないと考える。 kim hanngさんの「帝国のイリ」の丸山真男論の部分は日本語が母国語でないにもかかわらず、スリリングな論理展開になっており、傑作である事に変…

緊迫政局に耐えかねストレス性胃炎発症で重責を放棄したモノ(安部)の総裁、返り咲きの自民の実態は極右、ファシスト政党に純化。橋下維新と連携の日本劇場開幕。が、陰の主役は懐かしいB層国民復活。

ナント!ボクちゃん、ポンポンがイタイの、で政権を投げ出したアベちゃんがまたしても自民党総裁に返り咲いた、とな。 マスコミを相手にする時間が全くなく、政局情報とかけ離れた地点にいる自分にとって、このニュースは実に新鮮な驚きだった。 なぜなんだ…

経済統計ツールから日本の歳入、歳出の構造を米英独仏と比較してみる。

上の図は<世界経済ネタ帳>の経済統計作成ツールを使っての記載。 トレンドグラフのネタ元はIMF世界経済データベース。 歳入とは税収と国債発行収入。 歳出は経費と国債利払い費、及び償還費。 こんな図を記載しアレコレ云い出すと時節柄、何か財務省の回…

リフレ派批判。小沢一郎さんたちの<国民の生活が第一>の意義。

第三回、民主党消費税反対残留議員の特別講師は経済評論家の上念某。 講演終後の質疑応答で当然、反論があるモノと期待したが、同じ次元にいるのか、補足説明を求める様な意見ばかりだった。 >>リフレ派の見解の紙幣増刷の実体経済に及ぼす影響力について…

昔、小泉竹中、安部側近元財務官僚。今、大阪市長橋下の特別顧問の売族、高橋洋一の騙しのテクニック。関連記事、第一回。

参照する資料は「増税はだれのためか」。検討対象は収録の高橋洋一のトーク、<すぐ捻出できる200兆円を隠して、まやかしの増税に走る財務省の罪>。 高橋トークの内容は財政政策の専門知識と実務経験によって、、アメリカ制度の日本への移植に都合のいい…