#政党、団体
2013年参院選。得票率は52・61%だった。投票会場に出入りする人の様になんとなく空虚感漂っていルように思えたのは気のせいか。 消極的一票、義務的(そんな義務など何処にも無いのだが)一票で投票所に行くのと、この一票で何とか世の中を変えたい…
参院選、自民党圧勝が予測されているらしいが、 アベクロ経済政策実施後の貿易収支(輸出ー輸入)は財務省発表によれば、 「火発用のLNGや原油輸入数量の高止まりしているところに、円安が重なり、輸入額を押し上げて、貿易赤字は8ヶ月連続で、東日本大震災…
<はじめに> TPPに至った事態を大づかみする日米、東アジア経済貿易投資構造を分析するアイテムと情報を収集できたので、分割して掲載する。 >各資料の評価。 「通商白書」の「我が国の貿易・投資の構造と変容」は現段階の到達点の中身を丁寧に解き明かし…
第5章 対外インバランスと評価効果の非対称性-「富の移転」に関する日米比較- 日米の国際投資ポジション(IIP)を比較すると、米国は双方向での対外資産取引を拡大してきたのに対し、 >>>>日本は一方向での対外資産取引を拡大してきた。 W。一方的な資…
アルベール、カミユの「シューシュポスの神話」は高校生のときから、愛読している。 今でも文庫本を開いて読み返すことがある。 前々回のブログで再度ミルを取り上げた時点で、その直後に愛読書のカミュ「シューシュポスの神話」を続けるつもりだったが、や…
1、アテナイ帝国化と富者、貧者の利益と負担。 Wのまとめ。 A)市民への税金の課税の仕方。<アテナイの社会構造がハッキリする重要ポイント> 各部族ごとにまとめて課税され、部族から下に下ろされる。 財産や所得に対する直接税は原則的に専制的であると…
「民主主義ー古代と現代」Mフィンリー。名著であるが、イメージとしては対スパルタ、ペロポネス戦争(政、官、業、外、電の寡頭支配、時々選挙)のペリクレスのアテナイ城塞篭城(専門家の英知駆使)持久戦の如し。
前回の記事の末尾で日本の古代ギリシャ、ローマの学者センセイたちの論文集?「ギリシャ、ローマの世界における他者」の序論「ギリシャ、ローマ世界の他者との対話」を典型的な日本人限定の古代ギリシャ論であるとして、徹底批判を予告していたが、歴史家と…
ネット上の古代ギリシャ関連の記事をつなぎ合わせたような作文ではまずい、と大きな図書館から、これはとおもう書籍を借り出してきた。 次のような書籍である。 1、「ギリシャ文明」、フランシス、シュムー。 2、「民主主義ー古代と現代ー、M、Iフィンリー…
以下の文は松岡正剛「千夜千冊」<オデッセイア>その他を引用し、持論を述べたもの。紛らわしいので、渾然一体とした。 紀元前8世紀末のアオイドス(吟遊詩人)であったとされる人物を指す。西洋文学最初期の2つの作品、『イーリアス』と『オデュッセイア』…
太平天国の乱の意義。 -------------- 太平天国の反乱は、清朝政府の弱体ぶりを明らかにしました。イギリス軍に弱いだけではなかった、ということです。 また、太平天国が、「滅満興漢」のスローガンを掲げ、民族運動的な性格を持ったことは中国革命の先駆け…
誰だってケリをつけたくなるときがある 。 では、思想にケリをつけたり哲学にケリをつけるということも可能なのだろうか 実のところは、ヴィトゲンシュタインはそれまで自分が学んできた論理や哲学の煩(うるさ)い言い分や言い方に、ケリをつけたくなったの…
2012/10/14(日) 「反俗日記」掲載記事では色川大吉の見解に対して、 >個人の主体を基準に思考する色川さんらしい鋭い指摘である、などと結論付けているが、 他方で、前半部分は承認するが、後半の日本、西欧の民主主義の基盤比較はそれていいのか、という強…
毎週土曜日22時25分からNHK教育ラジオは村上春樹を朗読している。以前放送した一回分を一挙に取りまとめた長時間の再放送だ。 村上にまったく関心が向かわなかった。 小説として態をなしていないものが芥川賞を受賞している。 エンターテイメント小説に…
う~ん。流石の変わり者の自分でもここまで、日本歴史の変わった見方はできなかった。 以前の記事で、幕末から明治初期にかけての暴力性を帯びた百姓一揆、新政反対一揆、困民党蜂起を辿って連載記事を書くつもりで調べていたら、急にモチベーションが萎えて…
>>A、カミユ。 「ヒトはこの世に生存していると云う事から要求されるイロイロナ行為を、多くの理由化ややり続けているが、その理由の第一は習慣と云うモノである」 「ひとりの人間が生に執着する、ここにはこの世のあらゆる悲惨よりもさらに強い何かがある…
自民党の憲法改定草案の注目箇所。 <前文> 「日本国民は、国と郷土を誇りと気概を持って自ら守り、基本的人権を尊重するとともに、和を尊び、家族や社会全体が互いに助け合って国家を形成する」 >ここで云う<和>の元々の意味を遡ると<和白>に辿りつく…
自民党の憲法改定草案の注目箇所。 <全文> 「日本国は、長い歴史と固有の文化を持ち、国民統合の象徴である天皇を戴く国家」 <天皇を戴く国家>!という位置付けによって、国民主権はけん制されている。 「日本国民は、国と郷土を誇りと気概を持って自ら…
前日の記事、「自衛隊に破壊措置命令=野田首相「万全な態勢を」―北朝鮮ミサイル。日米韓中、当局による師走、総選挙向けた<軟な日本国民への揺さぶり>。果実の一杯実った木は下から揺すぶると熟した果実は簡単に落下する」は必要な事実関係に踏まえない誤…
2011年3、11福島第一原発事故、当初から、作業現場に対して、二つの大きな視点があった。 >一つは云うまでもなく、具体的な作業の進捗具合である。 この場合、一番のキーポイントはメルトダウンした核溶融物の冷却水循環サイクルをキチンと確立でき…
マスコミ報道に一切、接触のない当方は、この間、ネット動画によって、自民党、TPP強固反対派、西田 昌司(にしだ しょうじ、1958年(昭和33年)9月19日 - )参議院議員(1期)、きょうと青年政治大学校事務総長、参議院憲法審査会幹事。から福島瑞穂社民党…
11月30日付の記事、坂口安吾「堕落論」より。 A)坂口安吾「堕落論」より。あの偉大な破壊(東京空襲)の下で、猛火を潜って生き延びてきた人たちは、燃えかけている家の側に群がって寒さの暖をとっており、同じ火に必死に消化に努めている人々から1尺 …
日本の社会、政治、経済は基本的な想定に沿って事が運んでいる様だ。 こうなってああなって、そういう処に着地する。そこからまた先が始まる。一つのヤマを越せばその向こうに又山がある。峠に立って行き先を見渡せば山又山で平たん地がない。 日本の基礎的…
1)カールシュミットによる新自由主義の政治リーダーシップ批判。「ワイマール共和国の憲法状況と国家学」 第5節。政治的統一体、民主主義及び多元主義。筆者パスキーノ。 「多元主義者は次の様に主張している。 イロイロナ忠誠義務の間で避けることのでき…
>さて、前回の様に寄り道をしないで今日は色川さんの自分史を辿っていこう。材料を広げてたたき台にする つもりで。 7、1960年安保改定闘争の政治過程(5月19日強行採決~6月19日新安保自動承認、6、23岸辞任表明)の時系列。 色川 「近代日…
タイトルの冒頭、「敬愛する」としたが、リベラリストとして筋が通っていると云う意味で、大橋巨泉さんの言葉に耳を傾けるのと変わらない次元。ネット上に巨泉氏の週刊現代に長く連載されている「遺言」が公開されているが、なかなか面白い。 好きこそものの…
時間もない事から、大げさなタイトルの内容は十分詰められないが、問題意識としては間違っていないと考える。 kim hanngさんの「帝国のイリ」の丸山真男論の部分は日本語が母国語でないにもかかわらず、スリリングな論理展開になっており、傑作である事に変…
ナント!ボクちゃん、ポンポンがイタイの、で政権を投げ出したアベちゃんがまたしても自民党総裁に返り咲いた、とな。 マスコミを相手にする時間が全くなく、政局情報とかけ離れた地点にいる自分にとって、このニュースは実に新鮮な驚きだった。 なぜなんだ…
上の図は<世界経済ネタ帳>の経済統計作成ツールを使っての記載。 トレンドグラフのネタ元はIMF世界経済データベース。 歳入とは税収と国債発行収入。 歳出は経費と国債利払い費、及び償還費。 こんな図を記載しアレコレ云い出すと時節柄、何か財務省の回…
第三回、民主党消費税反対残留議員の特別講師は経済評論家の上念某。 講演終後の質疑応答で当然、反論があるモノと期待したが、同じ次元にいるのか、補足説明を求める様な意見ばかりだった。 >>リフレ派の見解の紙幣増刷の実体経済に及ぼす影響力について…
参照する資料は「増税はだれのためか」。検討対象は収録の高橋洋一のトーク、<すぐ捻出できる200兆円を隠して、まやかしの増税に走る財務省の罪>。 高橋トークの内容は財政政策の専門知識と実務経験によって、、アメリカ制度の日本への移植に都合のいい…