反俗日記

多方面のジャンルについて探求する。

#政界

第2回、その後の理研ー小保方事態。□主要文献 。理研スケジュールから処分の時期を予測。バカンティ関連。ミネソタ大STAP騒動参考資料。

)前回の続きの前に 1)主要参考文献リストを提示する。 元ネタにはザット、目を通しておく必要がある。 (2ちゃんねる、STAP細胞の懐疑点、PART325より転載)←親切に主要リストをまとめて切れている! 2)小保方博士論文概要のイントロの案内…

その後の理研ー小保方事態の考察、及び~博士論文の日本語概説の本文の検討。

理研ー小保方事案には、これ以上関わらないとしたが、中途半端に中断した、という思いがして、その後、折りを見て情報の収集をしてきた。 その結果、遂に小保方氏の博士論文の内容を仔細に検討するところまで至った。 まず、STAP細胞実存問題。 100…

4月16日笹井記者会見前の問題点

WACWAC→小保方研究不正事件の一連の記事は今回を持って終了する。 いつもの続き記事のときのような自分の腑に落ちるような成果は得られなかった。 ヤッパリ本件は初回に見積もったようにエンタ向きだった。一見複雑にして、実にあっけらかんとして単純な事…

細胞に「ストレスを与える」ことは、細胞の多くを殺すということだ。死にゆく細胞は自家蛍光】を発するものだが、【未熟な研究者がこれを幹細胞遺伝子の発現による特異蛍光と誤認】カルフォルニア大ノフラー教授

前回の記事で引用した藤沢数希さんの小保方事件真相究明の記事は【阿武隈裏日記】さんのブログからの引用でした。 膨大に積もったお気に入りを整理しようと想って、【阿武隈裏日記】を久しぶり閲覧したところ、藤沢さんの記事が載っていて、小保方の膨大な画…

博士論文で多能性幹細胞『Muse細胞』の追試。理研に移ってから、それが『分化しきった体細胞がリセットされてSTAP細胞という万能細胞になる』という論文に化けた。もとは黒田論文の真似。難波先生。

<論旨と関連性の薄い部分を削除した> 小保方の無断コピペの要因は二つある。 一つは本文は慣れ親しんだ専門用語の切り回しですむが、こなれた文体を必要とする本文の論旨の<紹介>は小保方の学力では無理だった。 もう一つの事情が小保方にはあった、と…

理研騒動は同じ穴の狢(むじな)のオゾマシイ揉め事!ー小保方記者会見は視聴する意味なしーSTAP細胞はES細胞にすり替わっていたと推断(どこかで聴いたことのある嫌な用語だが)する根拠。

小保方記者会見は時間がなくて、最後のほうしか視聴できなかったが、動画を視聴するつもりはない。ばかばかしいの一言だ!小保方のような人格は侮蔑の対象でしかないが、日本支配層にはあの類は満ち溢れる程存在し、増えていく一方だろう。 自分のなかで結…

理研騒動ーNO5、最終回ー

難波先生のSTAP細胞が存在するか否かを含めた関連科学の原理論に行き当たって、STAP細胞は存在しないという確信を持った。 生命科学の原理論はSTAP細胞の存在を否定する 《【体細胞と胚細胞】》難波先生 『WACWAC。生命生物学の常識によれ…

理研騒動ーNO3-『白いドレスの女』変じて『白い割烹着の女』

前回の記事の<追記>で、彼女には『白いドレスの女』を目指せ、という励ましの言葉を贈った。 エッ、!「白いドレスの女」じゃなくて「白いエプロン」の後姿。~ま、これ以上は止めておこう。 なぜこういう角度から見てしまうかといえば、この事案は物凄く…

理研騒動ーNO2-

W。中国メディアはどう見ているか。 参考意見としてあげておく。 この報道の文中に、ネイチャー論文に無断コピペされたドイツ在住の研究者Guo氏の論文は、名前からして華人であるとして、かなり長く、愛族的観点を前面に出して解説をしている。 そうした愛…

理研騒動についてーNO1-

OH事件については、理研の中間報告の記者会見の動画の視聴程度では、事件そのものへの関心は湧かず、また、ふれるとしても、専門分野の情報収集は多少必要と思ったため、故意に的を外した記述をした。 が、現時点でも、敢えて的を外した部分の指摘は、あ…

続編。反俗日記2014/3/12(水)安部普三著「美しい国へ」・第3章 ナショナリズムとはなにか。

第三章ナショナリズムとは何か? W。天皇は日本歴史のタペストリーの縦糸論 前回記事の最後尾に配したカールシュミットの民主主義=同一性と比較してみるのも一考。 個々人がどんな思想を持とうがまったく自由であるが~。 「現代議会主義の精神史的状況」…

前回の<続き>。丸山真男「昭和天皇を巡るきれぎれの回想」-1989年、病床の昭和天皇と全国的自粛の中で、得意のジャーナリステックな視点から、天皇と自分史のエポックを語る。

矢継ぎ早のGHQ民主化直後の丸山の予想外だったこと。 「全く予想の外にある出来事もあった。東久邇内閣の総辞職の原因となった、治安維持法以下の思想取締法及び特高警察の廃止と、獄中18年を含む政治犯の即時釈放がある。 どうして治安維持法の廃止や思…

丸山真男「昭和天皇を巡るきれぎれの回想」-1989年、病床の昭和天皇と全国的自粛の中で、得意のジャーナリステックな視点から、天皇と自分史のエポックを語る。文句なく面白い。

丸山 眞男。ウィキペディア引用 「1914年(大正3年)3月22日 - 1996年(平成8年)8月15日)は、日本の政治学者、思想史家。東京大学名誉教授、日本学士院会員。専攻は日本政治思想史。 丸山の学問は「丸山政治学」「丸山思想史学」と呼ばれ、経済史学者・大…

日本では政治的基準としての右も左も真ん中も本質的に存在しない。ーグローバル資本制と日本国憲法意義ー

日本では政治的基準としての右も左も真ん中も本質的に存在しない。 端的な例を挙げると、日本国憲法を守る、は【純粋な理屈の世界】では、保守ということになる。 いや保守反動ということになるかもしれない。 国家機構のあり方が法制的な規定と大きくかけ離…

第2回「美しい国へ」安部普三著の検討。

・まえがき☆ ・はじめに ・第1章 わたしの原点 ・第2章 自立する国家 ・第3章 ナショナリズムとはなにか ・第4章 日米同盟の構図 ・第5章 日本とアジアそして中国 ・第6章 少子国家の未来 ・第7章 教育の再生 ・増補 最終章 新しい国へ☆ ※☆印が新たに…

3、11東日本大震災、福島第一原発事故を祈念。第1回。ー安部普三「美しい国」を検討するー

1)2012年、安部普三はどのような党内力関係から自民党総裁選出されたか? >現時点及び将来の日本支配層の政党、自民党内の政治状況をリアルに把握しておく必要がある。 イ、第一回総裁選。5候補者乱立のためで過半数を獲得した候補者はいなかった。 A)…

第二回、幕末甲州天保一揆への道。~一揆、騒動の理論編終了~

第二回、幕末甲州天保一揆への道。ー公的正当性と民衆の正当性ー 百姓一揆と変革 W.ここで佐々木潤之助の語っていることのキーポイントは理想とする変革運動のパターンが日本にあって初めて成立する話。 それがないならば、どうしたら、作っていけたのか…

第一回、幕末甲州天保一揆への道。ー公的正当性と民衆の正当性ー

本論の目的 佐々木潤之助著「江戸時代論」に沿って、幕末の村方町方の階層分解を基盤として戦われた暴力一揆、を 江戸時代論の真ん中に位置づける。 幕藩鎖国体制は、日本人を政治的経済的思想的に閉じ込めた長期停滞社会だったと総括。 日本が鎖国しなけれ…

IWJ軍事ジャーナリスト田岡俊次インタビューについて。尖閣、朝鮮半島を軸とする東アジア軍事情勢。

IWJ軍事ジャーナリスト田岡俊次インタビュー。 共感するところもあったが、消化しきれないところも多かった。 田岡氏の立ち位置は朝日新聞に昔からあった親中派の流れを組むものだが、日本的「左翼」とは関係が無い。 まず第一に、 それは朝日新聞の皇室…

歴史の現場の探訪。滋賀県石部町。兵庫県太子町。大阪府日根野町。伊勢神宮の風景。

ヨシッ!決めた。近いうちに滋賀県湖南市石部町を訪れてみよう。 グーグル航空写真の現地接近観察で大体の感触は掴んでおり、今風の無秩序開発の波をまともに受けたところのようだが、それはそれとして、興味は幕末、甲賀住民総決起のイリュージョンに向かう…

「江戸時代論」佐々木潤之助。ー明治維新の「王政復古」と兵農分離ー

日本(武士)・朝鮮(両班ヤンパン)・中国(郷紳きょうしん)の近世の支配層 >両班(朝鮮) 在地両班層は、文字通り農村居住者であって、彼らが社会的に分厚く存在するようになったことが、朝鮮社会のあり方に決定的な影響を与えたと想われる。 こうした…

佐々木潤之助「江戸時代論」及びウォーラーステインの世界一体化図式について

>ウォーラーステインは、フランクやアミンら「従属理論」の影響を強く受けながらも、それが「中心」と「周辺」の関係が固定的にとらえがちな傾向にあったことを考慮して、 下表に示すように、両者の垂直的分業関係W。?のあいだに中間(混合経済W。?)領…

佐々木潤之助「江戸時代論」を参照して日本型封建制と大航海時代について。ー先進イスラムとの内戦を通じた絶対主義王政の中央集権国家形成がポルトガルを先行させたー

今、集中している課題は佐々木潤之助著「江戸時代論」を読み解く作業である。 この著書の構成は冒頭に、教科書執筆者として、コレまでの教科書検定の限界内における江戸時代通史の内容に持論を加味して、江戸時代の歴史論を読む前に常識として抑えておいて…

キリスタン武将、高山右近(1552年~)の生涯。日本初の政治犯としてキリストに殉じ国外追放、マニラにて死す。1615年2月4日。下克上、戦国の乱世を近代的自我に目覚め駆け抜けた武将であった。

<高山右近>ーキリスト教に殉じる。日本最初の政治犯として国外追放、マニラにて死すーといいたいところだが、謎めいた一面のある人物。 以下ウィキの高山右近を引用。 >生い立ち 高山氏は摂津国三島郡高山庄(現在の大阪府豊能郡豊能町高山)出身の国人領…

2013年歳末から、改めて2011年3、11東日本大震災を想う。

2011年3、11東日本大震災で3万人弱の方がなくなった。勿論、被災はそればかりでないことはいうまでもない。 普段マスコミ報道に接しないので、被災現場は動画でしか知らず、想像するしかなかったが、亡くなった方々のその瞬間のもがき苦しみを想うと…

「日本軍事史」高橋典幸、山田邦明、保谷徹、一之瀬俊也著、吉川弘文館、2006年刊のキーポンをを引用、解読する。ー土一揆、応仁文明の乱以前は除外ー

鎌倉幕府の成立 反乱軍の頼朝側は、追討宣旨を利用した軍事動員はできなかったから自分に臣従を誓った武士のみで内乱を戦わざる得なかった。東国は河内源氏の勢力基盤であったが、それまでの主従関係は緩やかなものであったから、内乱を戦う武力としては期…

「将門記を読む」吉川弘文館を批評する。

1)日本の人口推移ー「歴史的に見た日本の人口と家族」より 奈良時代725年 平安初期800年 平安末期1150年 鎌倉幕府成立1192年 室町幕府成立1338年 451万人 551万人 684万人 752万人 818万人 江戸幕府成立 享保の改革 明治…

マル激。12月7日アップ。「秘密保護法が露わにした日本の未熟な民主主義とアメリカへの隷属」全文、書き起こし、と簡単な注釈。

>錆びたナイフ 石原裕次郎 http://www.youtube.com/watch?v=3fbzqrOSfgg >赤木圭一郎 霧笛が俺を呼んでいる http://www.youtube.com/watch?v=6waO8Y-EyMs >W。一つのたたき台として記載する。たたき台であるからにはは頑丈、柔構造でなければならない。 …

今昔物語集。巻二十八ノ三十八。信濃守藤原陳忠(のぶただ)が御坂に落ちること。

今は昔、信濃の守藤原陳忠(平安中期の官人)と言う人がおった。任国に下ってく国を治め、任期が終わって上京している途中、御坂峠を越えようとしていた。W。(長野県下伊那郡阿智村と岐阜県中津川市の境の<神坂>峠)古代の官道東山道が通る交通の要所で…

今昔物語集。本朝世俗部巻二十三ノ十五。陸奥前司 橘則光、人を切り殺すこと。

今は昔、陸奥前司(陸奥国の前長官)橘則光という人がおった。武人の家の出身ではないが、極めて豪胆で思慮深く、腕力などが非常に強かった。容姿も立派で、世間の評判も良かったので、人々から一目置かれていた。 ところでこの人の若い頃のこと、一条天皇の…